少しずつ少しずつ

夕べの雨も未明にはやんだのか今日は曇りの一日。
午後になって少し陽も差したりしてるので
ベランダと廊下側の窓をあけて空気を入れ替える。

とはいえ、まだ湿度がけっこう残っているせいか
近くの公園に毎年やってくるウグイス君(同じコだと思ってる私)や
他の小鳥たちが鳴き声が、丘と丘の間に爽やかにこだまして響いているので
テレビもラヂオも音楽も消して、しばし聞き入りながらこの日記をつけている。

少しずつ少しずつ_f0229926_15484456.jpg

溜まった疲れをとるべく、今週は毎朝相方を送り出したあと、
二度寝を決め込んでぐっすり寝ているのだけれど、
午後は少しだけある仕事の合間に、それこそゆったり読書でもすればいいものを
貧乏性ゆえか以前から気になっていた家事などを少しずつ少しずつ片付ける。

昨日は引っ越してきて最初に仕組んで以来、
ろくに掃除もしなかったキッチンの引出しをちょいちょいと掃除して整理した。
調味料や乾物の引出しもこれで使いやすくなったかな?

鷹の爪を切らしていたので、スーパーへ買い出しに行ったついでに
買ってきて小瓶に必要な分だけ移して、調味料の引出しへ。
(絵のモチーフとしても赤いとうがらしは大好きだ)

ゆっくり体を休めつつ、ゆっくり体を動かして
家の中を少しずつ整理するとキモチ的にもすっきりしていいネ ♬
読書は・・・まあ、また今度にしますか。
# by team-osubachi2 | 2014-05-15 15:59 | 日々いろいろ | Comments(2)

うちの草むら園

どちらかといえば身体的なタンク(胆力)は小さい方で
無理が効かない体質のように思う。
連休中の忙しさの後遺症か、
今ごろになって疲れがドッと出てしまったみたいだ。

うちの草むら園_f0229926_8201621.jpgネコマンマの花

そのうえ気象が不安定で気圧も気温も変化が激しい。
おかげで昨日は午前中寒気までしてきて、
あわてて葛根湯を飲んでヨコになった。
「へばる」というのはこんな状態のことでなないかしらん?

うちの草むら園_f0229926_825121.jpgコバンソウ

お昼頃に起きて、体が少し楽になったところで
仕事にかかろうと思ったものの、気が萎えていたので
リビングを少し片付けてみたり、ベランダに出て
うちの草むら園の様子を眺めたりしての〜んびり過ごした。

うちの草むら園_f0229926_8273454.jpgアカバナ
ユウゲショウ

うちのベランダにはそこいらに生えている
野の草(雑草)を移植したものが大半で
そよそよと風になびくタイプのイネ科の草を好んで植えている。

夏の暑い最中、ベランダにこのそよそよ草が
風に揺れるのを見るのが好きなんだ。

うちの草むら園_f0229926_8485167.jpgチガヤの花

去年種を取ってきて蒔いてみたチガヤ。
芽が出てるのかさっぱりわからずにいたら、今年一本だけ花を咲かせ始めた。

外に出ればそこここに生えているのに
うちの草むらにたとえ一本であっても生えてくれたコトが嬉しかったりする♬

うちの草むら園_f0229926_8444246.jpgセダム系

そんな地味な草むら園の中、わずかにピンクや白い花が
ポツッと咲いているのを見るのもとても愉しい。

あれ?そういえば、一昨年さか去年だったか咲いてくれたアマドコロ。
うちでは向かなかったのか、今年はとうとう姿を消してしまったようだ。

うちの草むら園_f0229926_913194.jpgトキワ
ツユクサ

野の草といえども、手元で育てようとすれば
これがなかなか思うようにはいかなくて手強い。

園芸について勉強したことはないけれど、草花をいじっているうちに
うちのベランダには半日陰に強い植物が適しているということも
草花から自然と教わった気がする。

うちの草むら園_f0229926_911152.jpgニワゼキショウ

そんな風に野の草をいじっているうちに
くたびれて冴えなかった気分も和んでくる。

なにかと体調がころころと変化するお年頃ではあるけれど
今週はもう少し時間をかけてこの疲れの根っこを取り除きたいものであ〜る。
# by team-osubachi2 | 2014-05-14 09:19 | 生きものの世界 | Comments(10)
五月ももう半ばになった。
俳句のことはよくは知らないけれど青嵐とはよくいったものだ。
先日も今日も強い南風や、急激な北風の来襲のときなど
気象の大変化のときに、いつもこの言葉が浮かぶ。
が、連休中の忙しさで疲れた身体に、
こんな急激な気圧の変化はことのほか堪える。

・・・なんてそんなコトを感じる年齢になったのかな?
単に疲れた風をブッてみてるだろうか?
いずれにしても、今週はこの疲れをとることを目指そう。

さつま揚げと焼き大根のサンド_f0229926_1335432.jpg

夕べのしみじみご飯は、白飯に厚揚げのお汁、
さっとあぶった子持ちししゃもに、モヤシと小松菜の油炒め、
それとさつま揚げと焼き大根のサンドで
いたってあっさり簡単にすませた。

フライパンにごま油をたらして、5〜6ミリに薄切りした大根を強火で焼き、
火が通ってきたらさつま揚げも一緒に焼いて、
最後にポン酢(酒と醤油でも)をちょこっとふりかけて味付け。
さつま揚げと大根をサンドにして半月に包丁を入れたらおしまい。

ま、おかずというよりは、肴と言った方が正しいかもだけどネ♬
さつま揚げの旨味とシャキシャキと大根の歯触りが好きなひと品である。
# by team-osubachi2 | 2014-05-12 13:43 | しみじみご飯 | Comments(4)
一昨日の午後の大荒れしたお天気の名残りで
まだ少しヒンヤリとした空気が残っていた昨日の午後、
上野の東京都美術館へ『バルテュス』展を観に行ってきた。

バルテュス(と節子夫人)の名前やお顔は
生前からグラビア雑誌などで見聞きはしてても
実は一度も作品を観たコトがなかったので、今回とても興味を持って見学した。


初めて『バルテュス』展へ_f0229926_23194319.jpg


絵が上手いのは言わずもがな。
画面に描かれた光の感じとそれに伴う色彩がとっても綺麗で
人物や静物などくっきりとした存在感がある。

・・・と思っていたのに、それが観ているうちにだんだんと、
ただ光と影というものだけではない
あの世とこの世の間(あわい)とでも言いたくなるような
ふたつの世界を行き交う妖しい夢を見ているような気分になってきた。

はっきりしている男性の顔に比べて、
女性たちの顔がこの世じゃないところへ半身を置いてるみたいで
なんだか透けてしまってるような気がしてきた。
美しくて妖しくて摩訶不思議な世界・・・。

初めて『バルテュス』展へ_f0229926_23475317.jpg

例によって会場をまわりながら無茶な妄想をして遊ぶ。
ーーーもしもこの中でひとつだけ作品を貰えるとしたらどれがいい?ーーー

私なら、バルテュスが11才のときに猫と少年のお話を描いた「MITSOU (ミツ)」か
20代に描いた「嵐が丘」の挿し絵が断然いいなあ〜〜!欲しいっ!

どだい無理な妄想はほどほどにして、ショップコーナーに行ったら
さいわい「MITSOU 」が一冊の本として売られていたのでそれを買ってきた♬
(本だけじゃなくクリアファイルとかポストカードとかもミツばっか)
いやあ〜それにしても、だ。
11才で描いたとはいえ、これは“子どもの絵”なんかじゃない。
すごいなあ〜!バルテュス。

初めて『バルテュス』展へ_f0229926_001547.jpg

美術館を出ると、外はもう夕暮れ時だった。
ずいぶんと日がのびたものだ。
初夏の心地よい風に吹かれながら上野公園を後にした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*追記
買ってきた書籍「MITSOU (ミツ)」は復刊版。
(2011年5月30日初版発行/河出書房新社)
これ、図録よりも私的には嬉しいお買いもの♡

初めて『バルテュス』展へ_f0229926_139328.jpg

「MITSOU (ミツ)」と「嵐が丘」のポストカード集(6枚組)は
出来が良すぎて使えない・・・。

初めて『バルテュス』展へ_f0229926_1310016.jpg


『バルテュス展』/東京都美術館にて6月22日まで
http://balthus2014.jp
# by team-osubachi2 | 2014-05-11 00:15 | 出かける・見る | Comments(14)

シシャモの素揚げ

この頃、魚はイワシだのメザシだのサンマ、サバだのといった
青魚系をよく食べていたので、
たまにはシシャモ(海外漁の子持ち)もいいかな?と
ずいぶんとご無沙汰で買ってみたまではよかったけれど、
ただ焙り焼くだけではなんだかつまらなく思えたので、
少量の醤油を酒で溶いてふりかけ、薄く小麦粉をつけて素揚げにしてみた。

うん、これならわずかにコクもでて、お弁当のおかずにもピッタリ♬

シシャモの素揚げ_f0229926_9581697.jpg

富山の高校を出て東京に来たあと、何年かの間、
魚はもっぱらアジの干物かシシャモばかり食べていたら、
急にアゴが長く伸びたような時期があって
シシャモのせいかな?と思ったこともあったけど
今思うと、単に体重が落ちて顔が痩せてしまっただけのコトだった。
あの当時から5kgほど増えた今も
人さまより若干長いと思われる私のアゴである。

・・・ん?シシャモの話がついアゴの話になってしまった。w
# by team-osubachi2 | 2014-05-09 10:10 | しみじみご飯 | Comments(4)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


by team-osubachi2
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