絵葉書セット、発売中!

昨年描きあげた「はがき絵シリーズ」が、この春から
青山の骨董通り傍にあります『青山 ゑり華』さんにて発売となりました。

青山 ゑり華HP

オンラインショップでもご購入いただけます。
12枚セットで648円(税込)です。

青山 ゑり華オンラインショップ/岡田知子 絵葉書12枚セット

季節のお便りやお見舞いはもちろん、
菓子折りなどにメッセージカードとして添えていただいたりして
お使いいただけましたら嬉しく思います。

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描きあげたものについて、季節ごとに一枚ずつ紹介しております。
まだすべてのはがき絵の紹介できておりませんが、
これまでのものとあわせて、ご覧いただければと思います。

*カテゴリ/仕事をする/https://okakara.exblog.jp/i2/

今後も引き続き一枚ずつ紹介してゆく予定でおりますが、
お使いいただける時期の目安とともに
ここではひとまず夏向きの三枚を載せておこうと思います。

*以下は原画の写真ですので、
刷り上がりとはちょっと発色が違っています。

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*千鳥(四月〜八月)

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*紫陽花(五月〜六月)

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*金魚(五月〜八月)

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イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

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また、『青山ゑり華』オンラインショップでは
きくちいまさんの絹と綿の交織着物や、長襦袢地を使った二部式襦袢、
カジュアルな装いに使えるさまざまなお洒落半衿などもお求めいただけます。

青山ゑり華オンラインショップ(トップページ)

もしもご興味のある方は、ぜひ一度ショップをご覧いただいて
(ぜひ絵葉書セットも!)ご購入いただけましたらさいわいです。
どうぞよろしくお願いいたします ♪

# by team-osubachi2 | 2018-04-27 09:54 | 仕事をする | Comments(4)

ラピスラズリの羽織紐

なんかもう梅雨ですか?へ?・・・って気分になるような朝の雨降り。
暦をみたら、そうだよ、まだ四月ぢゃん!なんだかね〜、せわしない春だなあ。

そんなせわしない春先に決めた今年の目標のひとつは、
洗い張り済みの反物を「頑張って仕立てに出すぞーっ!」ってこと。

押入れに突っ込んである洗い張り済みの反物を仕舞った箱を見ると、
記憶から失念したままの反物たちが、まるで巣穴でジッと待ち続けて、
親鳥と見るなり黄色い口を大きくあける雛鳥よろしく「まだですか〜?」って云う。

・・・云うワケない、か。
いや、たとえ口はくかなくても、いい加減待ちくたびれてきてるかも。

中に一反、かちん色(黒っぽい濃紺というか藍色というか)の
平織りと紗織りとが段になった薄物を羽織に仕立てようと思いつつはや数年。
まずは羽織紐を手に入れれば、きっと仕立ての順番がくりあがるに違いないと考え、
ラピスラズリを使った羽織紐 by 白洲千代子・・・買っちゃった♪

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浅はかねえ〜。
ついこの間、ようやっと紬の袷を一枚お仕立てに出したばかりじゃない。
次は秋に着たい縮緬の小紋を出すんでしょ?
じゃあ、この薄物は二の次ってことね?・・・ね?

これからの日本の春は(とくに関東から以西)、
単衣着物に薄物の羽織ものを着合わせて調整する時代だって思うもん。
ま、来年の春に向かって心積もりしておきましょか。

だけど、そう、悩みの種は、お仕立て代をどう工面するかってこと。
いまだ、相変わらず、そこなのよ、問題は〜。

でも、いざお仕立てに出すまでに、ああしようかな、こうしようかなと
あれこれ考える時間も着物時間の愉しみってものよ。
かちん色の薄物さん(写真の色、ラピスの蒼に負けてぜんぜん出てないね)、
もうちょっとの間、待っててちょうだいよ!

# by team-osubachi2 | 2018-04-25 09:48 | 着物のこと | Comments(4)

単衣考

日本の夏は長くなっている・・・と、
今では大人の大半の人たちはそう感じているに違いない。

先週末、関東は真夏になった。
気温28度とも30度とも予報ででていた午前中、着物に着替えた。
本当は着たい袷の小紋があったのだけれど、かわりに着たのは細縞の単衣の結城縮。

去年の春、やはり急激な暑さが続いたとき、軽い熱中症にでもかかったのか
普段は感じたこともない頭痛がして、目眩がしているようなキモチ悪さで
一日中具合が悪かったのを経験したせいか(途中で水分摂取が足りなかったと反省)、
まだ身体が暑さに慣れていないことに用心して無理に袷を着るのは止めた。

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襦袢は着古したお気に入りの小千谷縮を自分で二部式襦袢に直したもの。
肌襦袢はやめて、素肌に巻いた晒の上にその二部式襦袢、そして単衣の着物を着る。

帯も予定のものはやめて、軽くて通気のよい紙布の染め帯に変更。
午後の日差しを考慮して早々と日傘をさして出かけた。

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この日訪問した先での気軽な稽古茶会で、
友だちが一服点ててくれたお茶を喫してきた。

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着物好きの友だちがお招きしたご連客のみなさんはいずれも着物好きの方ばかり。
なので、服装は「平服で」とあった稽古茶会ではあっても、
薄暗さが心地よい小間の茶室の中は本式の茶会とかわりない華やぎがあった。

友だちが心入れの主茶碗で、胸がスーッとするよな美味しいお茶をいただいたあと、
それぞれ着ている着物や帯の話題でしばし着物談義を愉しみながら、
こういう陽気の日に着る着物の今後の参考にさせていただこうと思った。

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亭主方となる友だちや社中の方々は袷、客方は袷の人あり、単衣の人あり、だ。
事前に問い合わせて、断りは入れておいたものの、私だけかたものの単衣だった。
もちろん正式な茶会には着られないとされる類いの着物であるのだが、
着物のルールは充分に知ったうえで、けれども
この日の自分の体調と相談して決めた、これが我が意に沿った装いなのだった。
とかく人の着るものに意見する人もいるらしいとウワサに聞くが、
その日その時の自分の体調が他人さまにわかるはずもないのだから。

これからの日本は、式服でもない限りは
今までの衣更えのルールに無理にこだわらない方がいいと思う。
もちろんそこは自由だから、こだわりたい人はこだわってもいいけれど、
(南北に長い日本列島だもの、従来の衣更えにふさわしい気候になる地域もあるわけで)
自分のこだわりを他に強いるのはやめていただきたい。
万が一のことで倒れてしまっては元も子もない。

もしも教えや参考になる以外のキツいご指摘を受けてしまったら、こう思えばいい。
自分は今日一日を着物を着て心地よく楽しく過ごせたのだから、この装いで正解だったのだ、と。
嫌なキモチになるのは避けられないかもしれないけれど、
倒れるほど難渋な目に遭うことに比べたら、人の視線や陰口など何ほどのこともないではないか。

とはいえ、親しくおつきあいをしている先達のアドバイスやTPOについては
自分なりにちょっとは考慮したいものだが、考慮を愉しみに変えることが出来たら上々である。

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今回の着物思案でひとつ気がついたことがある。
紬好きの自分の箪笥にはなんと単衣の小紋が一枚もない?!
(無地ならあるんだけど)
一枚か二枚、普段着っぽいのと、よそゆき感のある単衣小紋は
今後ますます必要になる・・・というより、着る機会がグンと増えるだろう。

それを理由にして、ちょっと探してみようか?
「買ってもいい・・・?」
結局そこにたどり着くのである。w

# by team-osubachi2 | 2018-04-23 22:37 | 着物のこと | Comments(13)

今年草木はなべて駆け足でせわしなく育ち、春の日がどんどんとすぎてゆく。
スーパーで最初に筍を見たのはいつだったろう?
あれ?もう出てるんだ・・・と思う間もなく
見るなりその姿の小ささと値段の高さにガッカリして通りすぎた。

もう少し大きいのが出回りはじめたところで、もう一度値段を見る。
う〜ん、これじゃあ皮を剥いたら水煮のより小さいんじゃない?
・・・という大きさのものしかないので、またもやスルー。

ああ、筍ご飯が食べたいなあ〜。
うちの山椒の鉢の新芽はまだまだ豊富に芽吹いてるのに、
肝心の筍が買えないんじゃあねえ〜。

で、先週のこと。
相方の実家案件で浅草へ行き、雷門すぐ斜め向かいにあるスーパーへ寄った。

おりょりょー!!
福岡産だというドでかい筍がなんと500円台で
何体も段ボールの中でゴロゴロと身を横たえておるではないか?!

連れて帰るべき?・・・お、重い。
が、このさい、しのごの言うておる場合ではない。
ここで買わぬと「もう今年は筍ご飯が食べられないかもしれない」恐怖にからめとられた私は
そのスーパーでは平均的にドでかいひとつを選び、買って帰った。

重い思いをして持ち帰った甲斐あって、
翌日筍ご飯に若竹煮、かたいところは小口にそぎ切りにして炒め物に、
さらに翌々日はハヤシライスに入れて、今年はたっぷりと食することが出来たのだった。

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都心で買う筍の方が高いと思い込んでいたけれど、なんのことはなく、
郊外のこの丘の上界わいのスーパーはいずれも価格競争で完全に敗北を喫した。

しかし・・・。

うちのベランダの目の前にある隣家の竹薮を見るたびに思う。
この時期、有料でいいから筍掘りをさせてもらえないものだろうか。
一定の間引きは、健やかで美しい竹の成長のためには不可欠だと思うのだが、
駄竹でお構いなしの竹薮には無駄に筍がぼこぼこと生えてきていかにも窮屈そうだ。

ホーーーホケキョ♪
今日も朝からその竹薮で、このあたりを徘徊するウグイスが見事な美声で鳴く。
そのたびに竹薮に視線を移して思う。

嗚呼、もったいない・・・。

# by team-osubachi2 | 2018-04-22 20:57 | しみじみご飯 | Comments(2)

三枚の産着

春先、お姑さんに、若い潜り友だちに、大杉蓮さんと
自分の好きな人たちが軒並みこの世からサヨウナラとなったころ、
入れ違いのように、若い着物友だちのYちゃんのおめでたを知った。

ある時期からドクターのもとへときおり通っているのをSNSで知って
ちょっと気になっていたのだけど、
そっかあ〜!おめでただったんだね〜♡

と、SNSでの彼女の言葉の中で、目に留まったのは、
「ひとつの体に心臓が四つ」といった意味のことが記されていた。
え?・・・・・・あら!なんと、三つ子?!
まあ〜!ひとつの体に心臓が四つだなんて!!
胸がキューーン♪ってなった。

そして、人間という生きものひとつだけでみても
とってもおおきな「生命の循環」があるんだってことを
彼女のおめでたを通して感じることが出来た気がした。

回遊魚のように(?)活発で、いろんなイベントはもとより
着物は着付けも日本髪の結髪も和裁も出来ちゃうYちゃんはいま
生まれてくる三つ子ちゃんたちのために勢力的にチクチクちう♪

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Photo by Y.O.

そして縫い上がった真っ白い産着は三枚。

まあ〜!な〜〜んて綺麗♡

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Photo by Y.O.

さらにはネルウールの一つ身も現在進行ちうみたい。
今からもうちいさな一つ身を着たところを想像しちゃう。
かわいいだろうなあ〜♡

遠からず三人のベビーさんのおかあさんになるYちゃん。
みーんなで、無事「身四つ」になるよう祈ってるネ!!

# by team-osubachi2 | 2018-04-21 15:33 | 着物のこと | Comments(4)