おむすびランチ

週末など、お休みの日は朝ゆっくりと起きるので、
少し遅くなるお昼ご飯は
前の晩の残りものですませることが多い。

おむすびランチ_f0229926_10494185.jpg

どうしてだか、ご飯の残りはおむすびにすると
普段以上にパクパク食べられるもの。
先週末は、玄米ご飯にゆかりと塩昆布を混ぜて・・・。

実家で家族が集まったときなんか、
炊き過ぎたご飯もおむすびにするとぺろっとなくなっちゃう。
おむすびランチは手軽でいいネ ♪


# by team-osubachi2 | 2015-02-23 11:08 | しみじみご飯 | Comments(2)

大和屋さん

ついさきほど、訃報をききました。
嗚呼、坂東三津五郎さんまでもがお亡くなりに・・・。享年59。
先代が亡くなられたあと名を襲われて十数年ほどでしたか。

大和屋さん_f0229926_21403076.jpg

新しい歌舞伎座になって、
いったい何人、人柱をたてたのでしょう。
この方にも、ぜひにも戻ってきていただきたかったのに・・・。
江戸前の達者な踊りが好きでした。

心からご冥福をお祈りいたします。
合掌。


# by team-osubachi2 | 2015-02-22 21:43 | 日々いろいろ | Comments(4)
ときおり物議を醸すこともある局だけど、
基本的にNHKマニアといっていいくらいにこの局のテレビをよく見る。
正確には、NHK制作のドキュメンタリー番組のファンである。

先日放送の「地球イチバン」
『世界一スカートを愛する島/エストニア・キヒヌ島』はとてもよかったなあ〜。
見ていながら、とても豊かでシアワセな気分になった♡

©NHK 地球イチバン
エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_12491599.jpg

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_12493980.jpg

旅行会社のパンフレットの写真か何かで見たことがある気がする。
老いも若きもはく赤いしましまのスカートは・・・
そうか、「クルト」っていうんだ。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_1250260.jpg

この赤いしましまスカートは島の女たちの手による毛織物。
知らなかったけど、この島は世界文化遺産になっている
エストニア国のバルト海の沖にある周囲15キロほどの小さな島だそうな。

600年ほど前から北海の漁師たちが住みはじめたというキヒヌ島。
男たちは一年の大半を留守にしてたそうだから
女たちが島での暮らしを支えて、自然と女社会が強くなったんだろうね。
ガチョウや羊を飼い、夏草を刈ったり土を耕してジャガイモを育てたり、
寒くて気温がマイナス30度にまで下がる長い冬の間には
家の中で手仕事に勤しんだ女たちの暮らし。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13225232.jpg

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13241523.jpg

毛綿から糸にして、誰が最初に見つけたのか、
マダラという草の根で毛糸を真っ赤に染めるんだって。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13245399.jpg

マダラはひょっとしてアカネの仲間かなあ?
とってもキレイな赤に染まるのね〜♡

あるおばあさんは、その人のお祖母さんのだという130年ものの織り機で
手織りを60年やってるって番組の中で言ってらした。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13382572.jpg

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13253383.jpg

普段着には少し抑え気味の赤だけど
若い人や晴れがましい礼装用には鮮やかな赤い色。
キヒヌの女性たちにとって赤い色というのは美しさと幸福の色なんだとか。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13404490.jpg

うん、そうだよね。ことさらな説明なんて要らないくらい、
赤はあったかさと元気さ、美しさと目出度さの色だもの。

でも、お弔いのときにはくのは、赤ではなくて青い色のスカート。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_1341680.jpg

亡くなった娘にかわって孫四人を育てあげたという
あるおばあちゃんは93歳だったそうな。
お葬式に訪れた女性たちはみな青いスカートという姿でお別れしていた。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_1341467.jpg

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_14215452.jpg

50年連れ添った夫を一年前に亡くされたという奥さんは
まだまだ青いスカート姿で毎週ご主人のお墓へお参りに・・・。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_13421259.jpg

全島民数百名の中に、5年前カナダから移住したという女性がいた。
お祖母さんがこの島の出身だったのだとか。
第二次大戦中にソ連の占領を逃れてカナダへ亡命したお祖母さんも
クルトだけは手放すことはなかったそうで、
スカートは孫へと受け継がれ、お祖母さんの想いと共にキヒヌ島に戻った・・・。

クルトというスカートは、この島の女性たちにとって
たましいともいえるほどの深い意味をもつものなんだなあ〜。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_14264348.jpg

どうしてだろうなあ、環境は厳しいのだろうに、
よそ者には分からない苦しみもあるのだろうに、
この島の暮らしがどこを切り取っても絵本に出てくる絵のような美しさで
女性たちのキモチが豊かそうに見えるのは・・・。

でも、心の豊かさって、きっと哀しみとか優しみとか、
苦しみもぜんぶひっくるめてのことなんだろう。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_16115363.jpg

よく見れば、薄型テレビも無線LANによるネット環境も普通に取り込みつつ
昔ながらの手仕事を活かすキヒヌ島の暮らしの美しさ・・・。

エストニア・キヒヌ島の赤いスカート♡_f0229926_16205056.jpg

かつて日本にもあっただろうこんな暮らしは
もう自分の国で蘇らないものだろうか。
羨むだけでなく、こういう暮らしをひとりひとりが
そして地域のみんなでやるのは・・・無理なのかなあ?
そんなことを考えさせられた番組だった。

NHK 「地球イチバン/世界一スカートを愛する島 エストニア・キヒヌ島」
*再放送のお知らせ
NHK「地球イチバン/世界一スカートを愛する島エストニア、キヒヌ島」
26日(木)真夜中の午前2:15(水曜の夜あけて木曜) より再放送です。
以下のサイトでご確認下さい。
http://www4.nhk.or.jp/ichiban/x/2015-02-25/21/10910/


# by team-osubachi2 | 2015-02-21 16:51 | Comments(4)

花かんざしの花

三寒四温の季節になったのだろうか?
昨日一昨日は寒かったお天気も、
今日は少し風はあるけれど日差しがあってあたたかい。

ベランダに洗濯物を干そうと出たらば、
先月スーパーで百円で売られていたのを連れて帰った
ハナカンザシのつぼみが開いているのに気がついた ♪

花かんざしの花_f0229926_15485989.jpg

私の手はどうも花を咲かせる能に欠けるようで
なかなか花を増やすことが出来ない手なのだけど
つぼみを持った苗や鉢ならかろうじて咲いてくれるのだった。

可憐なお花だなあ〜・・・嬉しい。素直に嬉しい♡

花かんざしの花_f0229926_15573239.jpg

ひらきかけた花のひとつを見ていたら、
この間手に入れた本『更紗』の中に
こんな花のカタチもありそうだなあと思った。

文様のお手本はいつどんな時代で本物の花にあるんだネ。


# by team-osubachi2 | 2015-02-19 16:02 | 生きものの世界 | Comments(4)

サザエさんちのタマ

先日、相方は仲のいい友だちと横浜へカメラショーを見に行った。
そのあと、二人して日本橋へ足を伸ばし
某デパートで開催されていたサザエさん展へも寄ったらしい。

『みんなのサザエさん展』
http://www.sazaesan45.com
*東京会場は終了しましたがまだまだ全国巡回中

で、帰宅した相方からこんなお土産をもらった。
・・・ご当地タマのストラップ?!

サザエさんちのタマ_f0229926_841531.jpg

↑私の出身地である富山は「ますの寿司」が有名なせいか、
「ますの寿司」を容れ物から持ち上げるタマ・・・であ〜る♪

原作ではごくイレギュラーにしか登場しない?らしいタマだけど、
アニメ版ではワカメにひろわれてきてからサザエさん一家の一員になったというタマ。

サザエさんちのタマ_f0229926_8395215.jpg

来月にはなんとか着物を着てお出かけできそうだし(そう願いたい)、
それじゃあ、サザエさんの手ぬぐいを持って出るときは、
このタマを提げものにしようかな〜 ♪ www


# by team-osubachi2 | 2015-02-18 09:03 | これが好き | Comments(0)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


by team-osubachi2
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31