『鉄道員』(ぽっぽや)の小説も読んでいないし、映画も見ていない。
だからどんなお話なのか知らないのだけれど、
去年買った坂本龍一&大貫妙子のアルバム『UTAU』で
『鉄道員』(Poppoya)の歌をはじめて最後まで聴いた。

聴いているうちにふつふつとイメージがわいてきて、
何度となく絵に描いてはみたものの、
映画の宣伝で見ただけの高倉健さんのイメージが
ついつい重なってしまって往生した。
(それだけ高倉健さんの存在感ってスゴイんだなあ〜)

何枚か描き直すうちに、・・・そうだ、
私が郷里で見てきた旧国鉄時代の駅員さんたちは、
みんな田舎のおっちゃんらしい顔だったけど、仕事をする姿は
やっぱりシャンとしたものだったよな〜というコトを思い出した。


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ある友だちが、奥田民生の歌詞によるこの歌を、
長年の民生ファンであるにもかかわらず、私同様こないだ初めて聴いて
「なんか、ゴスペルみたいだね〜」と言っていたけど、
うん、これはそんなカンジの歌かもしれない。

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます

UTAU
http://www.skmtcommmons.com/utau/
# by team-osubachi2 | 2011-02-07 00:39 | 人を描く | Comments(6)

花が咲いた

草々の花もいいけれど、どちらかといえば木々に咲く花が好きだ。
先日、下町方面へ出かけたさい、通りかかった花屋さんで
つぼみがい〜っぱいついた小さな木瓜の鉢がお安く売られていたので
そのつぼみの愛らしさに惹かれてひと鉢買って帰った。

それから数日、ここのところの暖かさでつぼみがボンボコとふくらみ
昨日、最初の花がひらいた。
まあ〜!な〜んて美味しそうな色をしているのだろう!!
食べちゃいたいくらいに(?)可愛いらしい。

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ひ〜らいた、ひ〜らいた ♫♩
なんの〜は〜ながひ〜らいた〜♪
この木瓜は「長寿楽」という品種らしい。
木瓜の類いは、その花の愛らしさに比べて、
どういうワケかご老体みたいな名前がつけられている。
木瓜という木のめでたさはなんとなくわかる気もするけど、
でも・・・なんで?

園芸センスのない我が家に連れてきて、
果たしてこの先もちゃんと育てられるのかわからないけれど、
見ていると、花がぜ〜んぶ咲きおわった後もお世話をしてあげたくなる〜!
・・・そう思わせる「何か」が花にはあるんだね。
# by team-osubachi2 | 2011-02-06 00:46 | 日々いろいろ | Comments(0)

「時代布 池田」へ

立春の日の昨日は、まるで3月になったみたいな陽気だった。
そんな中、朝の家事をすませてから、
いそいそとリサイクルものを直した結城紬にミンサーの半幅帯をしめ、
絞りの羽織という軽めのいでたちで、
ブログ仲間の絵美さんと目黒へサクッと出かけてきた。

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お手頃なランチを楽しんだあと、
レストランの道をはさんで向かいにある「時代布 池田」さんへと移動。
こちらへ来たのは何年ぶりになるだろう?

むかし着物を着始めたころ、めったにプロパーで着物を買えない身には
とっても頼りになったお店で、着物友だちと何度も通い
そこで買ったベンガラ色の格子紬や、新古品だった太子間道系の袋帯などは
今も大事に着続けている。

残念ながら、こちらの懐事情がただいま緊縮財政発令中につき、
着物や帯はほとんど見て見ぬふりをして
あえて紐類などの小物をあれやこれやと物色したのだけれど、
それでもああでもないこうでもないと時間をかけて悩み、
(この無駄なようにも思える悩みの時間がまたなんとも楽しかったりする)
やっとのことで絽の帯揚げ一枚と、三分紐一本を選んで買ってみた。
絵美さんも一枚型染めの着物などを見たあと
春らしい帯揚げや洒落た帯留めや三分紐などを選んでいた。

お店の奥の、時代ものの赤い振り袖がかけられた仕切りの奥が
池田重子さんの定位置だが、だいぶお年齢を重ねられたとはいえ
この日もお元気そうに、針と糸を持ち、
帯の手直しをなさりながらそちらに腰掛けていらした。

お会計のとき、その池田さんとちょこっとお話をさせていただいた。
ただいまは池田重子コレクションシリーズの次の本を準備中だそうで、
取材、文章の担当はもちろん熊本在住の着物ライターの安達絵里子さんである。
どうぞこれからもお元気でご活躍くださいますように、
そう思いながら、夕方早めに家路についた。

時代布 池田
http://ikeda.6.ql.bz/top.html
# by team-osubachi2 | 2011-02-05 01:09 | 着物のこと | Comments(12)

みんな一緒に

我が家の玄関のシューズラックの上には
相方の好きな宇宙開発もの、怪獣もの、
ダイビングものに昭和の家電ものといったフィギュアと一緒に、
私のイエメン土産のミニハウスが一緒に飾ってある。

もの云わぬフィギュアたちは、めちゃくちゃな取り合わせだけれど、
全体をこう眺めてみれば、まあそれなりに
ひとつの調和をもって一緒に存在している。
(・・・ような気がしている)

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ここのところ、北アフリカと
中東に吹き荒れている嵐を注視している。

在日のイエメン人の友だちに聞いたところによれば、
チュニジアから来ている女子留学生二人の家族や、
去年、某大学で農業における研究を終えてエジプトに帰国したばかりの
知人一家も現在のところ無事でいるとのこと。
そしてイエメン人の友だちの家族も無事にいるようだが
「家族や友だちと国のことがすごく心配」と不安でいっぱいの様子。

どんな為政者のもとであってもいい。
それぞれの国の人たちが、まっとうに暮らしていけて
違う意見の人たちも平和的に一緒に生きてゆける
そういう世の中へと動いていってくれるといいなあ・・・。
そんな願いを抱きながら、この嵐の行方を見守っている。
# by team-osubachi2 | 2011-02-04 21:19 | 日々いろいろ | Comments(0)

豆ひろう鬼

今日3日は節分の日。
年賀状を出した友だちから、節分の便りが届いた。
嵩山堂製のハガキにお多福さんの絵が刷られていて、
それを見ていたら、浜田廣介原作の「泣いた赤鬼」を思い出した。

子供のころ持っていた「泣いた赤鬼」の絵本が大好きで、
いやしんぼの私は、ことに赤鬼さんが人間のお客のために用意するお菓子が
美味しそうに思えてたまらず、
出来ることなら自分も絵本の中に入っていって
赤鬼さんのお菓子を食べたいものだと熱望していた。

また、それまで見たこともないくせに、
鬼というものは怖いものだと思っていたけれど、このお話を読んでから
なんだ、鬼にもいい鬼がいるんだ〜!というコトが
子供心にも目からウロコだったのを思い出す。
そして、去っていった青鬼さんの優しさに
ついつい(今でも)泣いてしまうんである。


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「なんと、このように豆を散らかしてしもうて。
そなたたちも早うひろうてたも」

「へーーーーい」

お多福さんと仲のいい鬼たちって、どこかにいるかもしれない。
お多福さんがこぼした豆をひろう鬼たちがいたっていい。


*画像の無断使用および複写・転載を禁止します
# by team-osubachi2 | 2011-02-03 00:06 | 時代もの画 | Comments(6)