丘の上から通信

okakara.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2019年 08月 12日

羽根

いつもの道、いつもの通りを歩いて、
ふと、いつもとは違うものを見つけると、たとえ小さくとも新鮮な驚きがある。

よく落ちている花や葉っぱを見ればその時々の季節を知らせてもらい、
またあるときは鍵だったり、ハンカチだったりした場合には人の顔をイメージするけれど、
今日は丘を下ったところで、空を飛ぶ鳥の落としものを拾った。

f0229926_18062922.jpeg

長さ73ミリのこの小さな羽根は、体のどの部分の羽根かしら?

子供のころ、羽根ペンに憧れたっけ。
残念だな、羽根ぺんにするには小さすぎる。

中学高校生時代から遠く富山市内にある老舗の画材店へ出かけて
羽根箒を買った時は、いっぱしにデッサンが描けそうな
そんな錯覚を覚えたくらいに嬉しかった。

今は、茶道のお稽古場で見かける羽箒や座箒などに親しみがあるかな。

どちらにしても、落とし主がわからないこの羽根、
しばし鉛筆箱の隅にでも置いて、時折眺めて楽しむことにしよう♪


# by team-osubachi2 | 2019-08-12 23:24 | Comments(0)
2019年 08月 11日

薬効

今季二度目の夏風邪は、私にはめずらしく
くしゃみ、鼻水、喉の痛みに咳、頭痛、と、能書き通りの症状に難儀して
めずらしく夜も寝られなかった。
で、騙されるつもりで、何十年ぶりに市販の総合感冒薬を飲んでみたら、
効果はてきめん!スカッと効いて、その夜からグッスリと寝た。

風邪薬とは「しっかりと睡眠をとって体を休める」ために飲むものであることを
はじめて知り得た。
症状を緩和して、また仕事に戻ったりするためのものではない。
えらい思い違いをしていた。

先月台風のせいで日延べになったお茶のお稽古。
前日まで無理かなあ〜と思っていたのだけど、その日の朝はさらに体調も落ち着いてきて、
先生にお届けしたい干菓子もあったのでお電話したところ、
「お点前しなくても、一服だけでもあがっていったら?」ということに。

それじゃあということで、マスク顔でうかがった。

f0229926_17452008.jpeg

やわらかなお濃茶、薄茶、これも良薬のように身体に沁み入る・・・。

f0229926_17454303.jpeg

床の間の滝の絵、白い木槿の花。お庭の蝉しぐれを聴きながら見入る。

f0229926_17453257.jpeg

茶はもともと薬として用いられていたことを思うと、
風邪の治りぎわに頂戴してちょうど良かった。
お道具の取り合わせも夏らしくて、拝見するだけでキモチがすう〜っとした。

もうここらで風邪も打ち止めといきたいものだ。


# by team-osubachi2 | 2019-08-11 23:30 | 日々いろいろ | Comments(6)
2019年 08月 10日

夢は夜ひらく〜♪

たとえ風邪をひいていようとも、
自分への水分補給と同時に欠かせないのがベランダの草木への水やり。

今年浅草の植木市(お富士さんと呼ぶむかしっからの浅草の植木市)で買って帰った夕顔の苗。
あまりにお天気が悪くて、なかなか蔓が伸びてゆかないながらも、ついた花芽がふたつ。

だんだん大きくなった蕾も、昨日の朝はここまで育った。

f0229926_10245683.jpeg

夕方には白い部分が見えてきたので、
「ひょっとして今夜?」と思っていたら・・・

f0229926_10251367.jpeg

宵の口に見てみたら、花はすっかり開いていた。
あらら!

ひらく瞬間を見逃してしまって残念なキモチ。

f0229926_10253173.jpeg

平安のころの人々でなくとも、ゆっくりと暮れてゆく夏の宵、うっすらと星々が輝くころに
白く清楚に咲く夕顔の花に華やかさと、明け方には窄んでしまう儚さを見れば
源氏物語に出て来る夕顔のような女性を想像してしまうのも自然なことかも。

今朝見たら、もちろんのこと、花はクルクルと萎んでしまっていた。
くう〜、残念!もう少し長く花を愛でたかったわあ〜!

あ、光源氏もこの気持ちと同じような惜しさで
夕顔との時間をもっと持ちたかった、かしら?・・・なんてね?


# by team-osubachi2 | 2019-08-10 18:07 | 生きものの世界 | Comments(4)
2019年 08月 09日

夏の甘味、和菓子帖

慌ただしい中、ちょっと油断したのか、
したたかに夏風邪をひいてしまいました。今夏二度目の夏風邪にやれやれです。

すでに立秋を迎え、お盆休みも間近です。
すっかり遅くなってしまったなあと思いつつ、
私の和菓子帖には夏のお菓子を描き溜めています。

若かりしころ、夏の京都でいただいたお菓子の一つが忘れられません。
(ひょっとして毎年祇園祭りの頃に祇園の街中で開かれる大寄せの茶会のお席ででしたか)

透明で綺麗な琥珀色の中に、思いもかけない黒いお豆の味覚に衝撃を受けました。w
その独特な風味から、一瞬浜辺を思い出しました。

なるほど、『浜土産』と書いて「はまづと」と読むネーミングも、
菓子の容れ物も、色も、デザインも、そして包みまで抜群のセンスの良さを感じます。

f0229926_19153448.jpeg

大人になって、はじめて知る和菓子の味の数々は、
子供の味覚から大人の味覚の世界への扉をいくつも開けてゆくようなイメージがあります。
知っているようで、ぜんぜん知らなかった、または気付かずにきた和菓子の美味しさ。
葛切りを口にしたのも、京都でだったように思います。

そのせいか、葛切りは、できることなら、どこか夏旅に出て、
小体な茶店の奥で、簾越しに蝉しぐれを聴きながらいただきたいと思う甘味です。

f0229926_19154618.jpeg

他にも、夏柑糖や麩まんじゅうなども描いている最中なのですが、
暑さにも飽きがくるころには、もう秋のお菓子を描きたくなることでしょう。

はやくこの風邪も治してしまいたいものです。
そんな風邪っぴきが言うのもなんですが、w
どなたさまも夏風邪、夏バテ、熱中症にはお気をつけていただき、
どうぞご自愛くださいますよう。


# by team-osubachi2 | 2019-08-09 09:47 | らくがき帖
2019年 08月 06日

八月六日に

何日か前にテレビで放映していたのを録画しておいたので、
今日午前中に一本仕事を送り出してから、そのあと昼間に再生して見た。

映画『この世界の片隅に』。





ゆっくりとじっくりと見直す。
公開時に一回見ただけじゃ把握しきれなかったところ、いっぱいあった。

あ〜・・・しんしんと沁みるなあ。
また今日はことのほか。

毎年この季節になったら、繰り返し見るかも。


# by team-osubachi2 | 2019-08-06 21:25 | 出かける・見る | Comments(2)