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どうぞよいお年を♪

三十代のころ砂漠へ行くのに、はじめてハイブランドの小物を買いました。
エルメスのスカーフ「カレ」・・・。

黒地にレモンとオレンジの枝が描かれた一枚目を砂漠で毎日頭と顔まわりに巻いてすごしましたから、
二週間後には砂埃と皮脂(汗はかかない土地なので)まみれになりました。
けれども、一度クリーニングしただけでピカピカになって戻ってきました。

それに味をしめて、翌年中東へ行こうとして、もう一枚だけ「カレ」を買いました。
数ある中から選んだのは、赤いふちどりの中にグレーハウンド犬の素描が描かれたもの。

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白いシャツの衿をたててこれを首にふわりと掛けたり、
細く折りたたんでデニムのベルトループに通して前で結んでみたり・・・。

丘の上にきてからは出番のないままでしたが、来年はまた活躍してもらおうかな♪

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まだ仕事は終わってませんし、年賀状もいまだ宛名もなく絵面描きの途中・・・。

あいかわらずせわしないのですが、それでも、
以前にくらべて元気にすごせることがなんともありがたい今年の暮れです。

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今年も一年、ブログを読んでくださってどうもありがとうございました♡
心よりお礼を申し上げます。
どなたさまもどうぞよいお年をお迎えください。

感謝。

岡田知子

by team-osubachi2 | 2017-12-28 13:48 | 日々いろいろ | Comments(12)

お正月をまたいで、とある着物本に載せる線画のお手伝いをしている。
いただいた資料のほかに自分でも確認事項として書棚の着物本を物色していて、
ついと指が引っかかって出したのは・・・やあ!懐かしいなあ♪
大橋歩さんの『どきどき着物』と、その続編ともいうべき『きものでわくわく』。
転居する前からしばらくページを開いてみることもなくずっと仕舞われたまんまだった。

『どきどき着物』の初版は1989年。
いっときデザイナーズブランドなどから大正ロマンなる着物がでて
パッと流行った瞬間はあったものの
あの当時はまだまだ着物を着る若い人はとても少なくて、
自分が通いはじめた歌舞伎座でさえ、三階席はいつも空いていて(一階は知らない)、
まわりを見渡しても着物など着て観劇している若い人なんてまずいなかったように思う。
ご年配はいらしたけど・・・。

この翌年だか翌々年にイラストレーターとして独立したさいに
着付けを十回だけ行政区主催の無料講習で習い覚え、
一冊の着付け本のほかに買った着物の本がこの『どきどき着物』だった。

当時いくつか昭和の香りがする着付け本や、老舗看板的な着物雑誌はあったけれど、
こんなにポップで可愛くて愉しくてファッショナブルさを感じさせてくれる本は
大橋歩さんのこの一冊くらいしかなかったんじゃないかしらん?
のちに着物エッセイ本なども出された大橋さんの記念すべき最初のご本だ。

もうどんだけ眺めて、眺めて、眺めまわしたことだろう。
そして、私もこんなのが欲しいな、こんなのが着たいな、こんな組み合わせしてみたいな、
時代裂の「池田」さんって目黒のどこにあるんだろう?(パソコンが普及してない時代だったし)
石川あきさんってあの着物本でコーディネート載せてた人だわ♪・・・などなど、
めくるめく着物世界を妄想しながら日に夜に見ていたせいか
しまいにはボロボロにしてしまったので、引越ししたときにいったん処分して、
でものちにまた見たくなって(たしか古本で)
もう一度手に入れたこれはだから二代目ということになる。

1997年にでた『きものでわくわく』はさらにグラフィカルな見せ方で、
大橋歩さんの好みもはっきりと反映された一冊だ。
(この頃になると、趣味的な着物の本も何冊か世に出ていたかもしれない)

すでに友だちに頼まれて着付けを教えたりしていた私は、
着物を着られるようになってどっぷり深みにハマった友だちと、
お互いに買ったこの本のページを双方でめくりあいながら電話で
「これいいよね〜、あれも好き〜♡」としゃべくりタイムを楽しんだこともいまは懐かしい ♪

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そんなこんな記憶がよぎって机に運び、ページを開いてしまったらもうそれまでよ?!
ああ、暮れのせわしないときについ読みふけってしまった・・・。

『どきどき着物』の文中にでてくる大橋さんのお母さまは当時七十五歳とある。
えっと、それじゃあ大橋さんがこれを出されたときの年齢って?
・・・・・・隔世の感ありあり、である。

by team-osubachi2 | 2017-12-26 18:20 | 着物のこと | Comments(8)

クリスマスが終わると、いよいよ正月飾りの出番ですね。
さあ!今年も残すところあと六日間のみとなりました。
今年はどんな一年だったかな?などと振り返っている暇もなく、
新年を迎える準備で大わらわになる一週間のはじまりです。

・冬のはがき絵「酉の市とえべっさん」(http://okakara.exblog.jp/28469281/

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by team-osubachi2 | 2017-12-26 00:25 | 仕事をする

牛蒡と長芋のポタージュ

世間でいうところのクリスマス・イブの昨晩。
我が家ではチキンではなく、お手頃オージービーフでハヤシライスにした。
毎度これもおなじみの人参サラダに、サラダ菜やプチトマト、竹輪キュウリで
お皿にぐるっとデコ盛りのサラダと、ピクルス。
スープは今回はじめて牛蒡と長芋のポタージュをつくってみた。

牛蒡に、長芋に、押し麦を少々と、ちいさなローリエを一枚、ブイヨンを一個。
いつものようにクタクタになるまで煮て、牛乳と一緒にミキサーにかけ、
金ザルで漉して、湯煎であっためて、ほんのひとつまみ塩を加えて味を調えるだけ。

白っぽく仕上がるところが、気分的にクリスマスっぽい?

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なんとも優しいお味で、五十代二人だけのしみじみ洋食にはちょうどよかった。
長芋はもう少し減らしてもよかったかもだけど。

夕食の後、年賀状を描いていたら、予報に違わず夜半から雨が降り出した。
どうりで空気がふっくらしてるはずだわ。
あ〜よかった。この半月ほど、ずっと雨が欲しい!と思っていたところだよ。
草も、木も、土も、お肌も乾いてパサパサだったんだもん。

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一夜明けて、窓をあけたら、たっぷりと雨を落とした雲がちょうど去ってゆくところだった。
空気がピカピカに光ってるね。おかげでお肌もしっとり。化粧水のノリがまるで違う。

さすがはサンタさん!雨のプレゼントをありがとう♡

by team-osubachi2 | 2017-12-25 15:31 | しみじみご飯 | Comments(8)

向じま『志”満ん草餅』

浅草から吉原方面へ出かけたので、松屋浅草の一階奥にちょこんとある
下町名物店のお菓子を集めたちいさなカウンターに寄って
ひさしぶりに向島の名物のひとつ『志”満ん草餅(じまんくさもち)』を買って帰った。

「餡入り」もあるけど、今回はあえて「餡なし」をひと折。

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先日失敗からなんとか救済できた手前のつぶ餡を解凍し、折りに付いてるきな粉と白蜜、
それからサッとこしらえた焼きあおさ入りのかき玉汁を添えて昼時のおしのぎに・・・。

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寄る年波かなあ、いまやケーキよりもこういうお甘の方がうんと好ましい♪

向じま『志”満ん草餅』

by team-osubachi2 | 2017-12-24 00:14 | 買う | Comments(8)

よい週末を♪

今日は天皇誕生日。
平成で12月23日が天皇誕生日となるのもあと二回だけとか。

丘の上は今日もよく晴れています。
クリスマスにキモチが浮かれることもなくなった大人二人には
年賀状書きや仕事や雑事に追われるばかりの週末です。w

でも、どちらかというと無宗教に近い自分でも、夜にはそっとお祈りしましょうか。

苦境にいる人たちが、どうかあたたかい食事と、心安らぐ眠りと、
そして、穏やかな暮らしを一日も早く得られますように、と。

それくらいなら、いまの自分にも出来ます。

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どなたさまも、どうぞ素敵な週末をお過ごしください ♪

by team-osubachi2 | 2017-12-23 12:42 | 日々いろいろ | Comments(2)

はがき絵「南天」

今日12月22日は冬至。
一陽来復・・・冬至は太陽が生まれ変わる日なのだそうです。
冬の寒さもいよいよ本格化する時期になりました。

この夏から秋にかけて『青山 ゑり華』さんのご依頼で制作してきたはがき絵は、
先日、印刷屋さんの手にわたりました。
まだどういう形になるのか相談の途中ですが、
もしかしたら一般の方々にもお手にとっていただけることになるかもしれません。

いずれにしてもカタチになるのは来年のお話ですが
もしも正式に決まりましたら、またお知らせさせていただきます。

描いたのは全部で12点。おいおいブログでもアップしてゆきますので、
よろしければ制作最中の日記とともにお目通しいただければさいわいです。

・冬のはがき絵「南天」(http://okakara.exblog.jp/28432218/

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by team-osubachi2 | 2017-12-22 00:34 | 仕事をする

柚子の皮

明日は冬至である。

スーパーにいくと、ここぞとばかりに柚子とカボチャが棚に居並ぶ。
安くはない。歳時に弱いお客は足下を見られているしネ。

ふと離れた場所にあったおつとめ品の中に、
少しばかり「中年顔」した柚子が四つ袋に入って売られていた。

そりゃ若くてピンピンのお肌のコたちに比べて、
ちょっと時間が経過してシミだのそばかすだのが浮いた中年のコたちはいかにも安売りである。

でも、いいの、いいの、こういうコたちで♪ 私は拾う神。
(捨て魔でもあるけど・・・w)

さっそく買って帰って、皮を小口に削いで瓶に詰めて冷凍庫へ。

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一昨年だかテレビで柚子の産地の人が
「こうすれば保存できますから」と言っていたのを聞いてから実行している。

瓶だけでなく、ジップロックの袋も便利だろうな。

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冷凍の皮なれば、解凍してすぐ浅漬けに混ぜたり、
煮物やお吸い物なんかの彩りに活躍してくれる。

皮をはがされて全身丸裸(?)にされた柚子は、朝の白湯に絞って飲む♪
爽やかな酸味から元気をもらえる気がしてくる。

寒さはこれからが本番でキツくなるけど、お日さまの光はひと足お先に折り返し。
光と熱のタイムラグに、地球と太陽との距離を想う。

by team-osubachi2 | 2017-12-21 09:30 | しみじみご飯 | Comments(6)

先週末のこと、たまたま二軒ハシゴでギャラリーをめぐろうと予定していたところへ
急な打ち合わせが入ったり画材を買ったり、さらには出先の近くへも顔を出したり。
どこかでお昼をと思いつつ、そんな時間もとれずに
新宿区〜渋谷区〜港区を結局六軒もハシゴしてまわった。

打ち合わせ先でいただいたプリンと、持ち歩いていた白湯だけで夜まで無事に過ごせたので
「たまにはこんな充実した日もあってもいいよ」と思ったりした。

数年前に手足がおおきくトラブルを起こしたとき、
それはもう何年も前からそうであったように、
自分の心の中にある小さな時計のねじまき車輪がくるくるくるくると常に回っているみたいだった。
そして、本当に心身疲れ切って身動きがとれくなって、
そこでようやく忙しない車輪をキチンと「止める」ことを学んだように思う。

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なんだかんだ言ってる間に、忙しない暮れはもう始まっている。

頭も心も、ついでに体も慌てそうになると、
おっとっと!気持ちだけでもいったんその場で止めて、
そしてまた静かに歩きはじめる。
そんな風にして、やるべき事をやっていきたいな。

ときどき「ぜんぶ出来なくてもいいからね」って自分に言い聞かせながら・・・。

by team-osubachi2 | 2017-12-20 13:38 | 日々いろいろ | Comments(0)

師走のお出かけ

朝、相方を送り出したあと、あらかじめ心積もりしておいた着物を箪笥から出す。
スマホで写真を撮ってみると、障子越しにさす明るい朝日のせいで、
全体が黄色寄りになってしまったけど、本場結城紬は灰色の無地。

帯も前もって合わせようと思っていた(昔々の布団がわだったという)名古屋帯を出して、
着物の上に置いてみる・・・・・・うん、好きな組み合わせだ。
三十代のときより、四十代のときより、
五十代になってようやく似合うようになってきたようで嬉しい♪

帯締めは迷うことなくすぐにこれと決まった。何色っていうのかな、赤茶色の冠組。
帯揚げはふたつみっつ悩んで選んだのは、赤土の色を淡くしたような色の縮緬。

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出かけた先は横浜の百貨店。
会場入り口で着物友だちと待ち合わせて、池田重子さんの着物展を観る。

隙のないコーディネートをあんまりたくさんぎっしり詰め込まれると
見ていてちょっと息苦しくなるのだけど、今回はほどよく間がとってあってとても見やすかった♪

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お友だちの着物姿もいつもながら美しい。
無地の八丈織の「まるまなこ」の光沢が素晴らしかった♡もちろん間道のおみ帯も・・・♡

残念ながらこの布の色合いの微妙さは
とてもスマホ写真なんかじゃでないのはわかっているけど撮らせてもらった。

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見終わって軽くお饂飩でお昼ご飯をいただきながらお喋りし、
「よいお年を」と言葉をかわしてサッと右と左とに分かれて帰宅。

午後も早い時間に帰宅して、そのあとすることをして今日一日はあっという間におしまい。
これからますます忙しなくなる師走のお出かけは早い時間に済ませるのが良いね。

by team-osubachi2 | 2017-12-19 23:47 | 着物のこと | Comments(10)