2017年 03月 31日
さよなら三月、またきて四月
もっとも、同じ時間は二度とないんだし、毎日が初体験だから何度でも驚いてもいいんですけど。
数日前、ちょいといい動画を見たので貼っておこうか。
いよいよ年度末も最後の日。ほんと、働くっていいもんだ。
お勤めの人も、新社会人も、居職やフリーランスの人も、とりあえずひと区切り。
そして明日は新年度初日。どなたさまもいい日をお迎えくださいますよう♪
あ・・・れ?・・・って、明日は土曜日かっ?!w
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by team-osubachi2
| 2017-03-31 07:07
| 日々いろいろ
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2017年 03月 30日
春の土手ラー・シーズン
今年は年が明けてから極端に雨が少なくて
日当りがよく風通しがいいうちの土手の野草の芽吹きが遅かったけど
この間降った雨でようやく目を覚まし、めきめきと育ちはじめたみたい。
今日は春らしい陽気でポカポカだから
お昼前に小一時間ほどドテラーに「へんしーん!」して草むしり ♪
テントウムシが一匹、元気に草むらを移動してた。
まだまだ背の低い草々も彼(彼女?)にはなかなかのジャングルだ。
いっそ飛んでいけば?・・・と思ったら、草の先から羽根をひろげて1mほど移動してた。
あ、もしかしたら、お腹空いてるのかもネ?
さあ!今年もいよいよ春の土手ラー・シーズン到来!!
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by team-osubachi2
| 2017-03-30 13:39
| 生きものの世界
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2017年 03月 29日
近江米「みずかがみ」と土井善晴さん
箱をあけたら、中にお米が少し入れてあって、
メモには滋賀県の「みずかがみ」っていうんだって書いてあった。
あらまあ〜、なんてきれいな名前 ♪
・・・で、さっそくその晩に炊くことにした。
ちなみに我が家はゆっくり食べられる夕飯時にご飯を炊く。
おかずはたっぷりめにこしらえる。
そしてお弁当には取り分けておいたものを
冷蔵庫でしっかり冷まして詰めることにしている。
(その理由は「ぎりぎりまで寝ていたいから」なんだけど・・・(^ ^;;)
普段は白米に押麦を混ぜて炊くんだけど、
せっかくの「みずかがみ」は白飯に炊き上げた。
う!・・・美味すい〜い・・・♡
おかずには、シマホッケの干物、コンニャクのたらこ炒め、レンコンのポン酢焼き。
お弁当には市販の煮豆とゆで野菜とか添えるけど、我が家は基本は一汁二菜。
で、最近話題の料理研究家・土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を思い出し、
あらためて「ほぼ日」さんでの対談を読んで、面白いな〜この人、と思った。
ほぼ日2017新春対談「家庭料理のおおきな世界」
このごろ言われる古きよき日本の大家族像や良妻賢母像なんてのは
実は時代的には近年確立した価値感で、
現代はそれに縛られてしまっているとかいう話がそこここで出てきてるけど、
土井さんと糸井さんの対談を読んでると、
なんてゆーか「“〜ねばならない”ことからの解放」って思えてきちゃう。
そりゃあ、たしかに時間もお金も豊かに賄える人はね、
出汁もきっちりひいて丁寧にお料理すればいいんだろうけど、
あれもこれもはどだい無理。出来ることだけやればいーの!って誰か言って〜!!
・・・・・・みんなそう思ってた、よね?よね?
土井善晴さん、キテます。本、読んでみたいかも。
『一汁一菜でよいという提案』土井善晴さんがたどりついた、毎日の料理をラクにする方法
by 生協パルシステム・KOKOCARA
ま、それはともかく、おいしいお米、どうもありがとう♡ ごちそうさまでした。
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by team-osubachi2
| 2017-03-29 12:25
| しみじみご飯
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2017年 03月 27日
雨の日の茶室
朝から冷たい雨が降っているけど気にしない。
紫の和傘をさして出かけるにはとってもよい処へいくのだから。
向かった先は「都筑民家園」。
公園の脇を進んでいくと、傘越しに見えてきた茅葺きの大屋根・・・あれがそうかな?

あらま〜!思った以上に良いところじゃない?!
うちからそう遠くないところにこんな良いところがあったとは!
年明けに葺き替えられたばかりだというまだ清々しい茅葺きの母家の手前に見えた
木々の枝先には可憐な山茱萸(サンシュユ)の黄色い花が盛りだった。
私がたどりついたのは民家園の裏手。
どこに茶室があるのかな?と、ちょっと右往左往して、
ひと気のない母家の広い土間を抜け、横丁にあった事務所で茶室がある場所を訊いた。

何の事はなく、茶室「鶴雲庵」「輪亭」は母家の奥隣りにあった。
今日はこちらでS先生がお茶の稽古をつけられるというので、
茶室の見学がてら、お弟子さんらのお点前で一服頂戴しにうかがったのだった。
勝手口から入って広間の「輪亭」で身支度して、水屋で一席お稽古が終わるのを待った。
S先生と皆さんにご挨拶し、次のお弟子さんが準備される間、
小雨になったのをさいわいに皆さんに混ぜていただき、にじり口から入ってみた。

床の間にかけられていたのは紫野の雪山が筆の「應諾々」という書。
S先生が禅語の「主人公」と「応諾々(おうだくだく)」についてお話されるのを聴きながら、
「お〜い、自分、どうだ〜?しっかりやってるか〜?大丈夫かあ〜?」
「おうよ、自分、どうにかやってるよ〜、まあ、大丈夫さ〜」
・・・なーんて一人で対話する情景が心に浮かぶ。
(*禅語に親しむ「主人公(無門関)」/http://www.jyofukuji.com/10zengo/2005/02.htm)
禅のことも禅語もな〜んにも知らないし、
自分と対話するなんてことはこの方四十をすぎるまでやったことがなかったけど、
いまは毎日のように自分と向き合う、というか向き合わざるを得ない日々だもの。
「応諾々」・・・なるほどなあ。心にとめておこうっと。

花は連翹(レンギョウ)と雪起し(クリスマスローズ)。
富山の日本海育ちには「雪起し」ときくと、
日本海の沖からやってくる冬将軍と呼ぶ嵐のなか轟く雷鳴のことなんだけど、
この「雪起し」はなんて可憐なんざましょ♡
「鶴雲庵」と名付けられた小間は三畳台目。
準備のときは照明をつけたけど、点前の稽古のときには消し、
障子あかりだけの薄暗い中、お弟子さんが濃茶と続き薄茶の点前稽古をなさっていた。

客側は小間にふさわしく、五人だったり三人だったりの少人数。
茅葺の屋根や木々から垂れる雨滴の音、ほの暗い中に浮かぶ茶器や点前する人の手の動き、
釜から立ちのぼる湯気の白さ、練ると漂ってくる茶の香り・・・。
普段は眠っている五感が一分一秒ごとにゆっくりと開いてゆく感じがなんとも心地よくて、
時間も空間もとても豊かに、贅沢に味わわせていただいたなあ〜と思った。
子どものころから馴染んだ鋸や、とんかちや、鉋がけの音が懐かしく、
各々の分野を任されて働く職人さんらの仕事は見ていて飽きない・・・。
これらの技術がこれからも継承されてゆくことを願うばかり。
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by team-osubachi2
| 2017-03-27 23:42
| 出かける・見る
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2017年 03月 26日
昭和な大島紬で
いいネ ♪ 今月は雨が少なかったし、キモチもしっとり潤うかんじ。
起きて軽くお腹をみたしてから着物に着替えた。
ひさしぶりに箪笥から出したのは、おふくろさま譲りの昭和な大島紬。
麻の葉に雲取り模様なんていかにも昭和の好みかも。

いまどきは赤い着物や帯は人気がないらしく、なかなか売れないんだそうだ。
そうね、こんな泥の地に赤い絣の大島紬なんかもとんと見なくなったもんね。
でも私はこの大島紬が大好き♪
流行りではない赤い色?このくらいはもうぜんぜんOK!
最初からついてた少し黒みがかった濃い赤の八掛けもそのままだし、
洗い張りしたさいに袖裏にわざわざ紅絹をつけたくらい。
(とはいえ、どんな着物にも赤い八掛けをつけることはしないけど)
外は真冬のような寒さだったけど、雨ゴートを着てストールをぐるりを巻き、
カフェ草履には爪革をかけ、紫の和傘で出かけた。
雨の日は、雨を楽しむのがいい ♪
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by team-osubachi2
| 2017-03-26 23:14
| 着物のこと
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2017年 03月 24日
バティックを・・・
独身時代、たぶん十数年くらい前に
ネットショップで購入した鑞描きの線が素敵なバティックが2枚。
1枚は呉服屋さんにお願いして名古屋帯に仕立ててもらった。
布端の三角ギザの模様がたれ先と手先にくるようリクエストして・・・。
もう1枚は、赤紫蘇の葉っぱのような地色の小紋柄のバティック。
どうしようか考えもまとまらず、
転居後も押入れにずっと仕舞いっぱなしにしていたのを、この間ようやく心を決めた。

コットンだけど、薄手でサラリとした手触り。
計ってみれば、ちょうど単袖が二枚と裾よけが充分とれる長さ・・・。
うん、襦袢袖と裾よけスカートにして、二部式襦袢にするわ。
(このまえひと組お釈迦にしちゃったし)
この縞帯なんかを締めるとき、紺絣の袖口にちらりと見えるのもよからん ♪
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by team-osubachi2
| 2017-03-24 11:42
| 着物のこと
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2017年 03月 23日
主婦の友100年『ニッポンの主婦 100年の食卓』
前に買った主婦の友100年記念発刊の『きもの宝典』(田中敦子編著)に加えて
先日もう一冊資料として買った本『ニッポンの主婦 100年の食卓』がとても面白い。
(『きもの宝典』過去ログ/http://okakara.exblog.jp/25917608/)

雑誌「主婦の友」が創刊されたのは大正6年だそうな。
それぞれの時代の記事やカラーページの絵図や写真資料をふんだんに用いて、
食卓まわりだけでなく、衣食住も含めた主婦がらみのこの100年の変遷をわかりやすく紹介してあって、
なんだか子ども時代に手にした雑誌の付録を見るように面白くてたまらない。
「人気料理の100年史」というコーナーで紹介されている
カレーだのパンだのサラダだののほか、洋菓子のところに
まだオーブンが普及してない昭和30〜40年代は蒸し器などで作るスポンジ地に、
バタークリームを使ってこしらえるデコレーションケーキが紹介してあって、
うわあ〜懐かしいなあ〜♡って思っちゃった。
うちのおふくろさまもある時期、蒸し器でスポンジケーキを作り、
クリスマスや誕生ケーキなんかを出してくれたことがあったけど、
(冷蔵庫が普及してたから、たしかホイップクリームが塗ってあったかも)
子ども心にもケーキ屋さんで売られてるものよりは段が下がってるなあなんて思いつつも
その蒸したスポンジの味が案外気に入って、また作ってくれないかな、なんて思ったものだった。
当時の絵図を眺めていたら口の中にあの素朴な味が蘇ってくる気がする。
同じくこの手の本が大好きな相方にも見せてあげたら、
ページをめくりながら「なんか昔の雑誌の方が夢があるね」と言った。
あ〜、そういえば、そうかも・・・。
時代が下って現代になるにつれ、誌面の作りも記事の中身もどんどん変わっていくけれど
不思議と夢が感じられなくなっていくのはどうしてかなあ?
自分が大人になってしまったせいもあるかもしれないけど、それだけじゃなく、
物がない時代の方が雑誌の中には夢がいっぱいつまってた気がするね。
紹介されている材料通りには揃えられなくても、作り方を工夫したり、
代用品は何で賄えるかを考えたり、想像の余地がいっぱいあったかも・・・。
貧しかったけれど、ほんと、夢だけはたくさんあったよね。
夜ベッドに入ってカラフルな食べものの絵図や写真を見てると、
いろんな食べものをいつも妄想していた子ども時代の自分に戻っていくみたいだ。
妄想じゃお腹は膨れないけど、もう大人だし、いーのいーの。
そしてそのままコテンと心地よい眠りにつくのであ〜る♪
『ニッポンの主婦 100年の食卓』/主婦の友社刊
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by team-osubachi2
| 2017-03-23 13:30
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2017年 03月 22日
マロンおばあちゃんと白いぎん・ゆき
マロンおばあちゃん、14才。
生まれて間もないときに瀕死状態だったところを、釣りに出かけた兄貴と出会って救われ、
さいわい回復に向かい、途中でダメになってた片目を失ったけど、
持ち前の生命力かなあ、おばあちゃんになったいまも元気そうだった。
わりとまだ若いときからマロンを何回か見てるけど、二泊もしたのはじめてだったし
私のことを「このシトは誰?」と思いつつもどうにか受け容れてくれたみたい。
いっぽう、そのマロンとともに育った兄宅のひとりムスメは去年短大も卒業し
いま九州にいるのだけど、その姪っ子がこの春二匹の猫きょうだいの里親になったというので
写真をLINEで見せてもらったらビックリしちゃった!

ちょ、ちょっと、なあ〜にーー?!チミたち、きれいすぎやろ〜〜〜っ!!
真っ白で、お耳とお鼻がピンクなきょうだいは、
(仮に)お姉ちゃんがやや青い目のゆきちゃん、
弟はお目目がやや黄色くて、ぎんちゃんと名付けられた。いまともに1才。
最初ゆきちゃんだけトライアルで連れて帰ったら落ち着きがなく、
里親探し処に残されたぎんちゃんもスタッフさんが手を焼くくらい不安定だったそうで
二匹一緒にしたら落ち着いたんだそうな。
もうしょうがないね、だから二匹一緒に引き取ることにしたんだって。
あら、ゆきちゃん、ピンクをまとって、なんかお姫さまみたいに見えるわ。
・・・って、なにそれ、姪っ子のジャージーやん?!笑
ピンクならアタシのとこにもあるわ。
だね!マロンちゃん。
うすく胸毛にピンク色が反射してかわいい、かわいいわあ〜♡
・・・・・・。
こんなふうにときどき送られてくる写真が楽しみだ ♪
岡田家の猫さんたち、これからも健やかにお過ごしあれ♡
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by team-osubachi2
| 2017-03-22 12:05
| 生きものの世界
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2017年 03月 21日
雨の日の朝
二年ぶりくらいで着付けに行ってきた。
今日は都内の百貨店にある劇場で、東日本大震災の
チャリティー長唄演奏会にお出になるそうな。
「そういえば、前回河東節で歌舞伎座にお出になってましたけど
今月はいらっしゃらないんですか?」とお訊きしたら
「今月はやめておいたの」というおばあちゃまは
きけばこの数年で10キロほどもお痩せになったそうで、
袋帯の前柄の出方が以前とだいぶ違っていた。
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by team-osubachi2
| 2017-03-21 12:15
| 日々いろいろ
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2017年 03月 20日
藍、清らかに
つっと新しいカードケースを手にとり、名刺を仕込んで胸のポケットへ。
一瞬「おや?」と思ったけど、すぐに
そうだ、御大の藍染めはとても清々しくてチカラもあるから、
こんなにちいさなものでも、どこか “身の防ぎ” になるのかも・・・。
同じく御大の藍染めのファンである着物友だちの一人が言っていた。
「藍染って、土着の重苦しいものもあるでしょ?!
田中御大の布にはそういうのが感じられないのです」
津田さんもだし、けろさんも言っていた。
「次第に気づいたのは、邪気のない染めの清々しさです」って。
ほんとそんな感じ、する。
田中昭夫さんの藍染めの布に接した人はみんな異口同音にそう言う。
この名刺入れが案外不祝儀からデビューするのも、
ある意味、その清々しさの現れかも?
黒と白に栄える藍色に、思わず手をとめさせて一枚パチリ!
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by team-osubachi2
| 2017-03-20 16:09
| これが好き
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