丘の上から通信

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2019年 02月 12日

テオドール・クルレンツィス指揮のチャイコフスキー

*2月11日(月・祝)曇り(地域によって雪のち曇り)

去年、相方が「聴きたいとずっと思ってた」と言ってチャイコフスキーの交響曲第4番と、
ヴァイオリン協奏曲を演奏するコンサートを見つけて切符を取ってくれた。

曲目以外は、どなたが指揮して、どちらの演奏か調べることないまま
いたって呑気にすみだトリフォニーホールへ出かけたのだけど、
コンサートの数日前になって、今回の東京公演、オーチャードホールも、
トリフォニーホールも、サントリーホールも東京公演の切符がすべて「SOLD OUT」と知った。
この日のトリフォニーで「若干名の立ち見席を販売いたします」というご案内があって
「へ〜、めずらしいね〜」なんて知ったかぶりしても、
クラシック音楽業界にとんと無知・無頓着な人間にはなんのことやらだ。

普段とは違う活気は、ホールに向かう人々の多さにすでに感じられた。
会場入り口の宣伝ボードを撮る人も多い。
入場の時に後ろにいた女子が「チケット取るの大変だったんだから」という声が聞こえた。
・・・そうなの?そんなに話題の人なの?

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指揮:テオドール・クルレンツィスさん
ヴァイオリン:パトリツィア・コパチンスカヤさん
演奏:ムジカエテルナ(ペルミ オペラ座)

今回初来日なんだそうな。

聴いてびっくりした。鳥肌がぼぼぼぼぼーーっとたった。

最初の『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35』。
気がつけば、コパチンスカヤさんは靴を脱いで、裸足でこの名曲を弾いていた。
野趣あふれる音色はすごいエネルギッシュで、なんと演奏最後の音色が消える瞬間、
客席全体からドッとステージに向かって大きな息をつくのをはじめて聞いた。
そしてその直後、ブラボーの声と拍手の大喝采。
コケティッシュなコパチンスカヤさんのアンコールだけで3曲もあって聴衆は大喜び。

後半は『交響曲第4番 へ短調 作品36』。
まず「へえ〜」と思ったのは、ムジカエテルナのメンバーが
(立って演奏出来る楽器の演奏者は)みんな立って演奏してたこと。
クルレンツィスさんの指揮は、さっきのヴァイオリン協奏曲以上にものすごいパワフル。
これも鳥肌ぼぼぼぼぼっときて、演奏後の大喝采のあと、アンコール演奏が始まった。
これもチャイコフスキーの『ロミオとジュリエット』。
しっかりと演奏してくれたアンコールで、またまた会場を湧かせていた。

ツアーパンフレットかCDお買い上げの人にサインをしてくれるというので、
終演後の行列も凄まじく、階段から廊下を大勢の人がぐるぐると三階、四階まで並んでいた。
(相方も開演前にしっかり買い物してこの列に並んでサインをもらっていた。w)
そんな様子を見て、この初来日の期待がどれほどだったかをようやく理解したのだった。
大勢のファンの人たちすべてにサインをするこのタフで精悍な指揮者は、
いま世界中の公演でSOLD OUT旋風を捲き起こしてるらしい。・・・知らなかったなあ。
そんな指揮者と演奏家たちの音楽を聴けて本当によかった。

それにしても、バレエ音楽以外ではじめてチャイコフスキーをナマで聴いたけど、
やっぱりチャイコフスキーは天才だ!
調べて見たら、今の自分と同い年で亡くなってると知ってびっくり。
あのヒゲをたくわえた肖像画のイメージから、もっとお爺さんだとばかり思ってた。
この天才の人生もまた苦悩に満ちていたようだけど、
素晴らしい音楽を残してくれて本当にありがとう♡・・・どうぞ安らかに眠りたまえ。


(今回の顔合わせで録音されたアルバムより『交響曲第4番 へ短調 作品36』第二楽章)





by team-osubachi2 | 2019-02-12 12:08 | 出かける・見る | Comments(0)
2019年 02月 10日

映画『ファースト・マン』

三連休の週末のお楽しみは夫婦二人でサクッと行くレイトショー。
昨夜のお題は『ファースト・マン』。

“ That's one small step for man, one giant leap for mankind.“

ーーーこれは人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍であるーーー

ちょうど50年前の夏、あのお月さまに初めて人間が降り立った。
残念ながら、この月面着陸の様子が世界中に中継されたフィーバー、
当時保育園児だった私にはまったくその記憶がない。

でも、小学生になってから目覚めた宇宙への純粋な夢と憧れを持ち続けてこられたのは
アメリカのNASAと宇宙飛行士の皆さんのおかげだと思っている。

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どちらかといえば、地味な作品だ。
だけど、その分、すごく通好み♡・・・かも。

冒頭のシーンから見ていて肩にチカラが入ってしまった。
カメラのポジションによって、まるで操縦室に一緒に入ったみたいに思えたり、
打ち上げ後の船体内の揺れや軋みの音ももの凄かったし(そゆとこIMAXって凄いわ)、
転瞬、宇宙空感の無音になったり、視覚・聴覚への刺激が凄くて
見終わったあと、体がガチガチになってた。ふう〜。

アポロ11号の船長ニール・アームストロング役のライアン・ゴズリングさん。
『ブレードランナー2049』でも思ったけど、この人は目でお芝居する人ネ♡
彼の顔に光が当たるだけで、その瞳が、今どんな世界を見ているのか、
こちらにまで伝わってくるようだったもの。

実写とCGの融合も素晴らしかったわ〜。
月面のシーンは鳥肌もので、おかげで、初めて宇宙飛行士に“憑依”して
擬似体験させてもらったような気分にもなった♪

とは言っても、いいことばかりじゃないね。
NASAののちの実写映像で、ミッションに成功した良いところばかり見てきた
ただの宇宙ファンには到底想像もつかないような危ない局面もいっぱいあって、
宇宙飛行士とその家族にとっては、潰れてしまいそうな心理ストレスや
ものすごいプレッシャーもあるんだってところもしっかり描かれてて、
生身の人間が宇宙や月へ行くってどんだけ、もうどんだけ大変なことかを考えさせられる。

アポロ計画で、月面に降り立った宇宙飛行士は12名だけ。
あれから50年。まだ誰も彼らの後に続いて降り立てずにいる。
平和で穏やかな時代では、人類は宇宙へと飛び出すことはないんじゃないかなあ。
だって、必要ないんだもの。
あるとすれば、軍事的緊張や経済競争、地球の破滅的危機からまた月へ行く人が出てくるのかも。
だけど、それってあまり想像したくない事態。

今でも夜空のお月さまを見るたびに、
一体どうしてあんなところまで人間が行けたんだろう?・・・って思う。
不思議でならない。

『ファースト・マン』公式HP






by team-osubachi2 | 2019-02-10 23:06 | 出かける・見る | Comments(6)
2019年 02月 08日

『ピアニスト』 向井山朋子展@銀座メゾンエルメス

昨日銀座で所用を済ませたあと、気が向いて
銀座メゾンエルメス8階にあるフォーラムへ寄った。

今週はじまったばかりの向井山朋子さんのインスタレーション展で
オランダに活動拠点を置く向井山さんのライヴ・パフォーマンスでピアノの演奏を聴けるという。

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いやあ〜、行ってよかった〜・・・♡

フォーラムに着いたのは、演奏開始の20分くらい前。
立ってる人、座ってる人、好き勝手な場所に居ていいみたい。

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コツ、コツと靴音を響かせて会場に現れた向井山朋子さん。
ラフなカットのグレイヘアに鼠色の素敵なドレス姿は男前な雰囲気。

その日の気分で演奏する曲が違うみたい。
一台のグランドピアノの前に座った。

偶然にも私が座ったのは、そのピアノのすぐそば。
おかげで、演奏中、穴があくほど、向井山さんの左手の動きをジッと見ていられた。



昨日、その手が奏でるピアノから聴こえてきた音色は・・・なんていえばいいのかなあ、
なんかちょっと、北欧の森にある朝霧でもやった湖面の音を聴くような、
音楽以前の音を旋律にした・・・みたいな?

「美しい」

ボキャブラリーがひどく乏しいけれど、そういう感想。

前に見たショパンコンクールの調律師を追うドキュメンタリーで初めて知った
SHIGERU KAWAIのピアノの音も美しかった♪

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期間中、毎日フォーラムの開場時間と開演時間がズレていくとのことで、
なんと深夜や夜明け前、早朝という日もある。
演奏も手前のピアノでだったり、奥のピアノでだったり。
観客は移動して見るもよし、同じ場所で聴くもよし。

仕事帰りなら行けるという人には嬉しいインスタレーションとパフォーマンス。
ご興味のある方は是非♪
(*お間違えのないよう開場時間と開演時間をご確認のうえお出かけください)

『ピアニスト』向井山朋子展/2月28日(木)まで/
銀座メゾンエルメスフォーラムにて(8F)/入場無料(←素敵!)


by team-osubachi2 | 2019-02-08 13:39 | 出かける・見る | Comments(2)
2019年 01月 31日

映画『オール ユー ニード イズ キル』と、SFと、エミリー♪

数日前、テレビでこんな映画を見た。
トム・クルーズさん主演のSF映画『オール ユー ニード イズ キル』。

そういえば、劇場で予告を観たかもしれないね。
ミッショニンポッシボーの公開と近かったせいか、
「またアクション?しかもSF戦闘モノ?この歳でホントよ〜やる〜」って思った気がする。





何気に見はじめたら、引き込まれて最後まで見ちゃったよ、の類い。
物語ね、宇宙からの侵略者との戦闘ゲームに似てるかも?
ゲームやる人ってこんな感覚あるのか?やらない人間にはよくわからないけど。
お話の中での時間の行きつ戻りつの描き方が面白かったな。
(この↑予告じゃ物語の中に見え隠れするユーモアが全然伝わってこないね)
原作は日本人の作家(桜坂洋さん)だそうだ。

話は変わるけど、今朝の国際ニュースを見ていたら、
フランスの報道でこんなものを紹介してた。

Drone Shield社のドローンを操作不能にできる銃「DroneGun」/FNMNL

便利なドローンが、使い方によっては国家や社会の脅威になるとわかってから開発したのかな?
それ以前からかな?軍がらみの対応は民間のそれよりも早くて凄いねえ〜、いやはや。

去年ラジオで海外からいらしたSF作家さんがおっしゃってたことだけど、
「SF小説を書く人が減っている」って聴いた。
世の中の機器もシステムも、凄い勢いで「フィクションではなくなっている」からだっていう。
・・・そうかも。
でもまだどこかに目のつけどころってたくさん残ってるんじゃないのな。
何も派手なアクションなんてなくたっていい、穏やかな中にもSFは描ける。
SFは、どうかこれからも魅力的な分野であって欲しい。そう願ってる。

ま、それはともかく。
『オール ユー ニード イズ キル』、最後のシーンってば、
やっぱりトム・クルーズさんだからこそ、の一瞬かね?やりよる。w

ちなみにこの映画でハードな女戦闘員を演じてたエミリー・ブラントさん。
『プラダを着た悪魔』でミランダの秘書役演ってて知ったこのお顔。





そうそう、鼻かんでたね。w
あ〜、こんな動画観てたら、また見たくなっちゃうよ『プラダを着た悪魔』。
なんかすっかりアカ抜けたわね〜、エミリー!(役の名前もエミリーだもんだから)

この何年かよく見かけるようになったし、この間も何かで見たような・・・なんだったかな?
で、次回公開作品はこれなんでしょ?





持ってるね〜。これからもますますのご活躍を!


by team-osubachi2 | 2019-01-31 11:06 | 出かける・見る | Comments(2)
2019年 01月 27日

オペラ映画『トスカ』

昨日は相方とオペラ映画の『トスカ』を観に行った。

オペラ映画『トスカ』/楽画会

グランドオペラは観たことはないし
(引っ越し公演ともなるとクラシックバレエ全幕物の比じゃないくらい高嶺の花ですもんネ)、
『トスカ』も有名なアリアのひとつふたつ知ってるだけで、物語についてはまったく無知。
でも、昔の映画でだと気軽に、しかも往年の歌手の映像で見られていいね。

主演のお三方。
歌手トスカはライナ・カバイヴァンスカさん、
画家カヴァラドッシはプラシド・ドミンゴさん(40年前のね)、
警視総監スカルピアはシェリル・ミルンズさん。
歌はもちろんだろうけど、オールロケのローマの風景も屋内装飾も衣装も素晴らしかったなあ♡

物語の終盤、流れから行っても結末はもう想像できてしまうのだけど、
へええ〜、そうかあ、『トスカ』ってこんなお話だったのか、知らなかった・・・。

物語を知ってから聴くこのアリア↓は、今まで聴いてたのとはちょっと違って響くね。
(ここはマリア・カラスの歌声で)





見終わって、上映会場からほど近い喫茶店『樹の花』さんへ移動して珈琲ブレイク。
昨日は私は友だちとの夜の飲み会を控えていたので珈琲だけ。
相方はチーズケーキのセットを注文。

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ジョン・レノンとヨーコが訪れたということでも有名な『樹の花』さん。

東銀座界隈に来ると他にも気になるカフェや喫茶店があるのに、ついこちらに来ちゃう。
気取らない店内の雰囲気に気分が落ち着くせいかもね。
ここのシナモントーストも大好き♡それはまた今度。


by team-osubachi2 | 2019-01-27 12:35 | 出かける・見る | Comments(8)
2019年 01月 12日

その道に入らむと思ふ心こそー正午の茶事ー

*1月11日(金)晴れ

風は少しあるけど、晴れ晴れといいお天気だ♪

お茶の世界で尊敬する先生から茶事のお招きを受けた。
先日届いた招待状に「諸先輩をお招きして御茶一服差し上げたくご案内申し上げます」とあった。

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席入りは11時。・・・あら!ゾロ目ね。

二、三年前から、不思議なことに、キッチンの時計でも、スマホでも、
車のナンバープレートでも、買物のレシートでも、
なぜか「11」という数字が頻繁に目につくようになったんだけど、そのせいか、
1月11日11時からって、なんだか良いことありそう♡是非お受けしたいわ!と思った。

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朝、すべて前の晩に用意しておいた一つ紋の色留袖に袖を通した。
正午の茶事だなんて、もう十何年間もご縁がなかったものだから
忘れ物しないよう持ち物も昨夜のうちにすべてチェック済み。
今回は茶道の大ベテランの先生方がお三方と、お若いお詰の方に挟んでいただき、
こちらはいたって呑気にしていられるのでありがたい。

寄付(待合)で身支度を整え、掛けられた色紙を拝見し、お庭の路地に出て腰掛け、
程なく現れたご亭主が寒い時期ならではの湯を汲んだ桶を持って蹲の水を改め、
ご亭主とお正客とが無言で挨拶を交わすのを見て、茶事って良いなって思った。

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お正客さまは、ご高齢ながらとてもチャーミングな方で、
以前こちらのお茶会で、ひょんなことから言葉を交わしたときに
たった一言で人を和ませる雰囲気を醸すお人柄に私はすっかり感じ入ってしまい、
いつか是非またお会いしたいと思っていた方だ。

大ベテランでいらっしゃるけれど、ひとつひとつうかがうように「お勉強」なさるのへ
これまた大ベテランのご次客さまが、合いの手をいれるように教えていらっしゃる様子が
何とも面白く楽しく私もお勉強させていただきながら初座の茶事は和やかにすすみ中立となる。
(手作りの懐石も主菓子も美味しゅうございました♡)

膝を伸ばしたり、ちょっとひと息入れてから寄付で聴く銅鑼の音を合図に後座へ。
午後の日差しが入って明るくなった茶室で、皆して静粛にご亭主の点前を見守った。
黒織部の茶碗によく練られたお濃茶の緑がとても綺麗だ。
口に含むと、ほんのりとした温もりとともに苦味と甘味が広がる・・・美味しい♡

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この日のお軸には、利休百首から一首が書かれてあった。

ーーーその道にいらんとおもう心こそわが身ながらの師匠なりけれーーー

お正客さまとご亭主の問答で知ったことには、
この春からご縁を得て、うちの近所でふたたびお茶のお稽古通いを再開する私のために
この日ご亭主が心にかけて選んでくださったお軸だそうで、お正客さまが
「それは何よりのはなむけですねえ」とおっしゃったのを聞いて感激してしまった。
濃茶、続き薄茶で茶事が終わるまで、茶室にいる間、
その一首を胸に刻むべく、何度も何度もそのお軸を眺めた。

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相変わらず知識のない私には、お道具のことは聞いても脳ミソをすり抜けてしまうばかりだ。
でも、色や形、棚や畳の上にある佇まいは記憶に鮮やかによみがえる。
そして、手に持ち、肌触りや重さを身体で感じることの方が私の記憶には残りやすいみたい。
(いわゆる右脳型の典型ね)

この数年ずっと考えていた。
私にとってのお茶ってなんだろう?
美味しいお菓子やお茶をいただく喜びはもちろんあるけれど、
お免状やお名をいただくことではまったくないし、そうだなあ、
その場に身を置いて同じ動作をすることに気持ちを集中させたい。
そして、この年齢になった今だから感受できるものは何であるかを知りたい。
春になったら再開させるお稽古で、まだ知らないお茶の何かを一つでも汲み取れたら嬉しい。

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さすがに足はもう若い時ほど言うことをきいてくれないなあ〜と実感したけど、
新しい年の初めに(お茶だけでなく、仕事においても)
大きな励ましをいただいた気持ちで家路についた。

この度の心尽くしに感謝いたします。
お招きどうもありがとうございました♡


by team-osubachi2 | 2019-01-12 16:04 | 出かける・見る | Comments(10)
2019年 01月 05日

映画『パッドマン』

私にはインドってまったく未開拓のまんまの地。
インド映画もまったく未開拓のまんまの世界。

だけど、公開前から話題になってたので、これは気になってたの。
昨日やっと観に行ってきた『パッドマン』。
5億人もの女性を救った男よ?・・・さすがはインド、ケタ違いだわ。

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例によって、詳しいことはほとんど何も知らないまま映画を観た。
・・・おや、意外。
単なる情熱と発明、無理解と苦節、そして成功するってだけの話かと思いきや
想像もしてなかった展開もさらりと見せてくれちゃって♡

インドのことは、綿布と更紗とタラブックスと、
あとは多少の近代史以外ぜーんぜん知らないことだらけ。
女性特有の習俗と衛生環境のことももちろん知らなかったけど、
長年の慣習と固定観念を打ち破るのって本当に大変なことだね〜。いやはや。

日本でも昔は大変だったんだろうなあ〜。
この映画ほどじゃないけど、私の世代は
パッドの改良が大きくなされた時代だったんだな〜って思ってみたり。
あ、でも、もうそういう生理現象からもいつの間にか解放されて、
そんな時期もありましたっけ?って、すっかり忘れてしまってる。w

行ったことはないけど、映画にちらっと映る大河と太陽の景色は雄大だなあ〜。
そして、更紗綿や絹のサリーを纏ったインドの女性たちはみんな美しいネ♡

『パッドマン』5億人の女性を女性を救った男






by team-osubachi2 | 2019-01-05 15:37 | 出かける・見る | Comments(2)
2019年 01月 03日

はじめて三保ノ松原を歩く

*1月3日(木)晴れ

早朝4時に起床。それから支度して家を出たのは5時過ぎ。
東の空に低く青白く地球の反射光(地球照)を受けた三日月と、
明けの明星と、木星とが近くかたまって輝くロマンティックで夢のように透明な空の下、
いつものように相方の運転で出発。今回向かった先は三保ノ松原。
いいね、私まだ訪ねたことなかったんだ、三保ノ松原って♪

足柄の峠で富士山頂がピンク色に染まるのを仰ぎ見て、
相模湾から駿河湾へ抜けたころ、伊豆半島の天城山の向こうから日の出を拝む。

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で、朝8時頃に羽衣の松近くの無料駐車場に到着。

そこで、いつもの山歩きのお仲間と合流し、浜辺へ歩きに行った。

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さすが、三保のクロマツは立派で長寿な樹がたくさん生えている。
そこはかとなく松葉の香りも漂ってるね♡

松林を抜けようとするあたりに、ひときわ立派で美しい「羽衣の松(二代目)」があった。
そりゃあ、こんな風光明媚な浜辺に手頃な松があれば、
天女さんもこれは便利♪と、羽衣をそっとかけておきたくなるかもね?

そして、浜辺を歩くこと数分。

見えてきた・・・。おお〜〜・・・おお〜〜!
これが誉れ高き三保ノ松原から見はるかす富士山の眺め♡・・・ですかあ〜!
やんや〜やんや〜!!

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そりゃあね、松林のところにはコンクリートの堤防は築かれているし、
浜辺には波消しブロックがゴロゴロと置かれたエリアもないわけじゃない。
(日本海育ちには、浜辺に住み暮らす住人にとって、この色気のないテトラポットが
荒れた海に襲われないための大事な役割を果たすものであることはよく知っている)
でも、その残念さを抑えて、霊峰の御姿の眺めは本当に素晴らしくて、
いくら眺めても見飽きることがない。

オッケー!それじゃあ、この見事な風景でまずは「一富士」決まり!

「二鷹」はコレよ!・・・って「鳶」だけどさ。いーのいーの、タカ目タカ科だし。w

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それから、ええっと、どうしようか?「三茄子」。

なすび、なすび、なすびや〜〜い。どうする?・・・・・・あ、描く?

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・・・・・・しょぼいけど、しょーがないわね。w

さあ、これで、今年の初夢セットが揃ったわ!
元旦の夜に何か夢をうっすら見た気もするけど、それは忘れてしまったから、
三保ノ松原でのショット3枚で賄ってみた。
今年の初夢がわりに、ここに貼り付けておこう。

薩埵峠とかも行こうとしたけど、さすがに三が日のたいそうな人出を見てキャンセル。
清水市内でお昼ご飯を食べた後、早々に帰途についた。

穏やかでお天気にも恵まれたお正月ウォーキング。
いつも声をかけていただいてありがとうございます♪


by team-osubachi2 | 2019-01-03 23:54 | 出かける・見る | Comments(4)
2018年 12月 24日

映画『アリー/スター誕生』

*12月23日(日)雨のち晴れ

平成時代最後の今上天皇のお誕生日。
記者会見のご様子にこちらの胸まで静かに熱くこみ上げてくるものがあった日。
お昼すぎに横浜へ出かけた。
まずは相方の買い物に付き合ったあと、この日の主題映画を観に行く。

お題は『『アリー/スター誕生』。
(ちなみにジュディ・ガーランド版も、バーバラ・ストライサンド版もいまだ見たことがない)

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主演はレディー・ガガさんとブラッドリー・クーパーさん。
いやあ〜素晴らしかったーーー!本当に素晴らしかったわー!!

いつからだったろう?お騒がせなナマ肉のドレスなんて纏う必要がなくなった頃から
レディー・ガガの歌声はうんと肚の底から響くようになった気がする。
今この映画が彼女の元にやってきたのは、まさに満を持してってことなのかな。
歌はもちろんだけど、ドすっぴんで真っ向勝負しているレディー・ガガの芝居は
アリーそのものでとても素晴らしかった。
(私や相方はこの素顔のガガの方が好きだったりする)

IMAXで観たこともあってか、どんどんスターダムに上がってゆくアリーが歌うシーンは
レディー・ガガのライヴを聴きに行ってるみたいだったなあ〜、ファンタスティック♪

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方や主演と監督を務めたブラッドリー・クーパーさんの歌も負けてない♡
技量の問題じゃなくて、持って生まれた声(天からの贈り物の一つだね)で、
魂の底から発して、こちらの魂に直接届くような歌って感じ。
(蛇足だけど、アルコールとドラッグに溺れるジャック・・・
私の中で、いまドキュメンタリーで公開中のクラプトンともダブるなあ)

この春にテレビで『アメリカン・スナイパー』放送してたの、見ようか迷ったんだけど
米兵のイラクやアフガンの戦争ものって、個人的に辛くてやっぱり見ないで終わったんだけど
今回のこのミュージシャンであるジャック役を見てたら、
あ〜や〜っぱり『アメリカンスナイパー』見ておけばよかったなあ〜って思った。
この人、インテリジェンスな雰囲気があって、どことなくクレバーな匂いがする。
ちょっと辛そうだけど、機会があればレンタルで見てみよっか『アメリカン・スナイパー』。

お話はアリーとジャックの愛の物語。
二人の芝居と歌に引き込まれて、気がつけば後半はぼっろぼろに涙垂れ流しで観ていた。
ああ、カタルシス・・・。

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泣き眼で劇場を後にして、焼き鳥を少しつまんでから
せっかくなので桜木町からみなとみらいの夜景を見ながら駅までブラブラ歩き。
クリスマス飾りにあふれた街中を歩くと、うちにはツリーは要らないな〜って思う。

見上げれば雨上がりの夜空にまあるいお月さまと日本丸。

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どこも人混みで賑わってたけど横浜のベイエリアって窮屈な感じがしないから好き♡

コンビニで小さなケーキを買って帰宅して、薄めのコーヒーを淹れ、
夜遅くちんまりと気持ちだけ今上天皇さんの平成最後のお誕生日と、
プチクリスマスを気分だけお祝いしてチョン!・・・良い休日だった。


『アリー/スター誕生』オフィシャルサイト





by team-osubachi2 | 2018-12-24 00:55 | 出かける・見る | Comments(8)
2018年 12月 06日

『二代目 中村吉右衛門 写真展』@ミキモト銀座四丁目本店

昨日美容院へ出かけたついでに銀座の街中を数カ所まわってきた。

銀座は大好きだな〜♡
たとえ手前の懐事情がどんなに寒かろうとも、
そういうこととは無関係に、いつ来てもワクワクする街だ。
クリスマスシーズンの銀座はウィンドーも人もいつもよりさらにキラキラしてるしね。

銀座四丁目のミキモト本店へも足を運ぶ。
よかった。間に合った。
今月九日(日)まで開催中の『二代目 中村吉右衛門 写真展』へ。

私が歌舞伎に夢中になれたのはこの方のおかげ。
二代目中村吉右衛門丈♡

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もっとも、追いかけるほどに盛んに観に行ってたのは、
吉右衛門さんがまだ四十代から六十代になるころで、
今じゃ年に一度も歌舞伎座へ足を運べたらいい方なのだけど、
「贔屓でいる」とか「好き」という気持ちって、
そういうこととは無関係に自分の中にちゃーんと在るものなんだなってこと、
この写真展を観てあらためて教えてもらった気がする。

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個人的には、鳥屋揚幕越しに見える熊谷直実のショットがシビレた〜・・・。

亡くなられた稲越功一さんの吉右衛門さんを捉える視線も素晴らしかったけど、
今回の鍋島徳恭(なべしまなるやす)さんの吉右衛門さんの姿の切り取り方も素晴らしい。

そうよね、もっと今のうちに舞台を観ておかねば・・・という気持ちになる。嗚呼。

『二代目 中村吉右衛門 写真展』
ミキモト銀座四丁目本店ミキモトホールにて12月9日(日)まで/入場無料

『二代目 中村吉右衛門 写真展』のお知らせ/歌舞伎美人


by team-osubachi2 | 2018-12-06 09:17 | 出かける・見る | Comments(4)