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*7月18日(水)晴れ

玄関を一歩出て熱気に襲われる。
溶ける〜〜。今日も朝から溶けるような陽気だよ〜〜〜!

そんな暑さの中、ちょっと早めの夏休みの相方と一緒に、
朝も早よから上野の山へ・・・。

まず向かったのは、科学博物館で開催中の特別展『昆虫』展へ。

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なんだ、大人の人、いっぱいきてるじゃん?!
みんな好きなんだね、昆虫のこと。

はじめは虫のことについてことさら新しい発見はなかったようにも思ったけど
いやいや、見たこともない種や部位や標本の数々には目を見張るものがあって、
なんやかや2時間かけてみっちりと見学したあと、
お腹がすいたので地下のカフェで軽食(ロコモモ風)で腹ごなし♪

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当初はそれで帰る予定だったのが、この科博で偶然相方のご同僚夫妻にバッタリお会いし、
シャンシャン見ました?いえまだ。そうですか20分ほど待って見れましたよ
・・・という話を聞いたため、急遽「まだ見た事が無いシャンシャンを見よう!」
ということになり、科博のあとは上野動物園へ移動♡

午後2時半ごろ、入園してすぐのパンダ舎へ。
待つこと25分ほど。いざパンダ舎の中へGO!

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まずはお父さんパンダのリーリー♡
噂に違わず(?)カメラに対して愛想がいい〜っ!

ガラスのとこまで移動してきて、さてっと、竹、
どれから食べようかな〜って顔して(?)右手左手持ってるのを見比べてた。

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続いていっとき全国の話題をさらったシャンシャンとシンシン母子♡

これも噂に違わず(?)・・・寝落ち〜〜〜〜♪

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そりゃあねえ、午後も3時ころのクーラーのきいた部屋で
母子して寝てないほうがおかしいでしょ。
本場中国の成都の子パンダ園行った人にいわせるなら、
「子パンダは(見るなら)午前中!」なんだそうだ。

ま、でも、初めて見るシャンシャン。
寝てる姿もめちゃくちゃ可愛いからいーのいーの。
ライブで見られただけでシアワセさ〜♡

その後、相方をゴリラ園に案内した。
上野動物園は何年か前から日本のゴリラ繁殖と飼育に本腰を入れることにしてから
ゴリラ園を改装してもうずいぶんになるんじゃなかったかな。

そういえば、シャンシャンのフィーバーで影が薄かったけど、
別嬪ゴリラのモモコが昨秋オスの赤ちゃんを生んだんだってね。
名前はリキ。

もう遊びたい盛りで可愛いのなんのって♡

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うだるような暑さの中、日陰でくつろぐゴリラたちの姿にジッと見入る。
・・・見てて飽きない。ぜんぜん飽きない。

なんだけどあまりの暑さに、(パンダ舎とゴリラ園以外はサラリと近場を流し見して)
ほどほどのところで離脱することにした。

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死にそうな暑さから私たちを救ってくれたのは、上野広小路「みはし」の甘味♡
相方は抹茶アイスのあんみつ、私は杏入りクリームあんみつ♡

・・・もうね、見事に生き返ったワ♡

そうは言っても、ソフトクリームよりはちょっと遅れて溶けてしまいそうな中、
お昼寝なしにあちこち見てあるいてくたびれたのか、
帰りの電車は前後不覚に寝入ってしまったけどね。

でも、愉しい夏休みの一日だった♪

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昆活の興奮覚めやらず。
備忘録として、最近見つけたお気に入りの動画を貼っておこう♡

Real Transformers/Insection"THE WINGS" by FUMIHIKO HIRAI




by team-osubachi2 | 2018-07-18 22:11 | 出かける・見る | Comments(4)

ミュージカル『EVITA』

*7月14日(土)晴れ

中学生のころだったろうか、
傾倒していたオリビア・ニュートン・ジョンさんのアルバムから
歌詞カード片手に一所懸命覚えた歌のひとつが『Don't cry for me Argentina』。

アルバム版のものかな『エビータ』からのその楽曲を聴いたオリビアさんが、
ぜひカバーしてアルバムに入れたいと望んだと書いてあったように思うけれど、
いま思うと、アンドリュー・ロイド=ウェーバーという人は
よっぽど凄い人なんだという気がしてきた。
その当時発表した楽曲のひとつが、はるか遠く日本の片田舎の小娘の耳に届き、
通学の途中田んぼにむかって歌われるなどという情景を想像し得ただろうか?w

その歌を、何十年もたった今ごろになって、本物の舞台で聴く機会がめぐってきた。
しかもオリジナル演出版で初来日だというではないの。
いつもの金欠もなんのその、この舞台だけは観ておきたい!と思ったのだった。

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いやあ〜、素晴らしい歌の数々に酔いしれた〜〜♡

とくにチェ役のラミン・カリムルーさん、素晴らしかったなあ〜♪
しょっぱなからピカーッ!と光ってた。
エヴァ役のL J ニールソンさんも上手かったー!(ってあたり前か)

前置きの間、そして終幕の間、無駄な余韻は無用とばかりに
スパッと物語に入ってスパッと物語が終わってカーテンコールになったのには
こちらの気持ちが少々おたおたしてしまったけど、ま、それはいっか。

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かの名曲『Don't cry for me Argentina』のシーンは二幕はじまってほどなく登場。
いってみればここがこの物語のクライマックスかな。
あ〜〜〜・・・沁み入る〜・・・♪

他に知ってる有名曲も、こんなシーンで歌われるのかと興味深く観たりして・・・。
個人的には一幕おしまい近くに登場する上流社会人男女8名によるコーラスも
聴いてて心地よかったけれど、歌が上手いってなんて素晴らしい能力かしら。

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しかし、アンドリュー・ロイド=ウェーバーね、そっか、やっぱり天才。
この人以前のミュージカルってどんなのがあったのかなあ。
ボブ・フォッシーもほぼ同時代?
ミュージカルはもっぱら映画やDVDで観るばかりだったけど、
なんかいろいろ観てみたくなっちゃったな、舞台も・・・年にひとつくらいとかネ♪w

ミュージカル『エビータ』/東急シアターオーブ

『Don't cry for me Argentina』、懐かしいオリビア版を貼っておこう♪





by team-osubachi2 | 2018-07-16 09:48 | 出かける・見る | Comments(0)

都内へ水彩紙や絵の具を仕入れに出かけついでに
さくっと渋谷で途中下車して松濤美術館へ立ち寄った。

かねてから見たかったダイアン・クライスコレクション「アンティーク・レース展」。
当然のことだけれども、現代人の私たちが日常見たり、
触ったりして知っているレースとは次元がまるで違うものであった。

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16〜18世紀の王侯貴族や高位の司祭や豪商らが愛し、保護し、
奨励して制作させたレースの数々。
中にはものの良さがわかる人らもいて、さぞかし大事にして着てたんだろう。
展示してあるものはどれも特上の上質さで、その上コンディションも素晴らしく、
よく見える方のローガン鏡で二時間かけて
たっぷりとコレクションの数々をガン見してきた。

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・・・いつも想う。
かなうことなら、透明人間になって(必ず往復切符で行く)タイムマシンに乗り、
その時代の、このレースを作った村なり人なりを訪ねて見てみたいものだなあ、と。

当然のことながら、すべての素材を作る職人さんらがいてこその仕事なわけで、
これらの古のレースでいえば、そもそも糸の細さからして凄いのだけど、
和洋を問わずよく言われる超絶技功、眼鏡も拡大鏡もない、
さらに手元を照らす照明もない時代、いったいどんな暮らしぶりの中、
どんな修行をして、どんな技法を駆使し、
どんだけこのひと目ひと目に心血注いでものを作っていたのか、
一枚一枚のレースが発する美しさと、
持っているチカラのようなものに引き込まれるようにして
ただただ見入るばかりであった。

海外ドラマ『女王ヴィクトリア』で見たような衿につけるレースや手に持つハンカチ。
ルイ王朝や中世ヨーロッパの王侯貴族らの肖像画の衣装などで見るレースなど
本物はこういうものだったのね〜・・・♡
会場には、私のものだけでなく、いらしたお客様のため息が
いっぱいいっぱいこぼれ落ちていた。

それにしても、だ。毎度ワンコインでこういう展覧会を見られるってところが
この松濤美術館の素晴らしいところである。ありがたい♡

ダイアン・クライスコレクション「アンティーク・レース展」
松濤美術館にて、7月29日(日)まで

by team-osubachi2 | 2018-07-11 10:31 | 出かける・見る | Comments(6)

*6月12日(火)くもりのち晴れ、一時雨

民藝好きの友だちに誘われて、ひさしぶりに日本民藝館へ行く。
『柚木沙弥郎の染色 もようと色彩』展へ。

午前中だったけど、入り口にはすでに何人ものおじちゃん、
いや、おばちゃんたち(の方が多いかな)で溢れそうになっているではないか。
(自分もおばちゃんの域に入ってるかもだが・・・自分のことは棚にあげておく)

普段の民藝館に似合わず(?)大盛況である。
日曜美術館で紹介されて以来この賑わいだそうな。

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私自身は、この展示を観てから録画してある「日曜美術館」を見ようと思い、
まだ放送内容を見ていないのだけど、柚木さんの作品は三十年くらい前から
都内の民藝品店やギャラリーなどで、帯や暖簾、
(あの当時ちょっと頑張って買って帯をおけばよかったなあ〜)
団扇だのといった小物を拝見してきてはいたけれど、
柚木さんの染色のおおらかさとダイナミックさは、そんな小空間におさまるハズもなく、
こういう民藝館のような舞台の広い壁にドドーンと展示されるのこそふさわしい(て思った)。

無邪気で、枠におさまらなくて、あっちこっちはみ出して、
矢印が四方八方に走っているようなイメージがする。
御歳95。こんなエネルギーはいったいどこから来るのかな?

チラシにメインに掲げてある小袖・・・写真なんかじゃ表わせない色とニュアンス。
元禄のころの華奢で細面の若衆に着せて歩かせてみたい・・・♡
自分が着るんじゃなくて、このごろ見る展示の着物は
そんな風にひとりでこっそりと楽しむことが増えた。

見終えて、友だちに案内されて、東大キャンパス内にあるビオ・カフェへ移動。

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午前十一時半から午後三時までのランチタイムメニューは三種類。
日替わりA定食(タイ風チキン)、日替わりB定食(ハンバーグ)、それとカレー。
(夜は六時から十時までとなってて、そっちもどんなのがあるのか気になるわ)

野菜の総菜二種、メインのおかず、ご飯とスープ、
そして珈琲か紅茶のフリードリンクサービス付きでなんと680円也!
さすがキャンパス内のカフェ飯はなんともリーズナブルで懐に優しいね♡

窓辺の長テーブルに並んで腰掛け、友だちともぐもぐしながら、
お互い長くフリーランスの仕事をしてきた今だから感じる課題だとか
これからのことだとかをあれこれ話しながら、
のんびり食べて喋って、なんだか梅雨時の部屋を風通ししたみたいに
自分の中に溜まっていた湿気を払った気分で帰宅した。

『柚木沙弥郎の染色ーもようと色彩ー』展/日本民藝館にて/6月24日(日)まで

by team-osubachi2 | 2018-06-13 16:57 | 出かける・見る | Comments(2)

はじめて御岳山を歩く

*4月30日(月・振替休日)晴れ

家を出たのは朝五時よりも前。
でも空はもう充分に明るく、すぐに太陽がのぼってきた。
今日は山歩きのおじさんたちに誘われて、はじめて御岳山へ行った。

独身時代は京王線沿線に住んでいたこともあって高尾山へは何度か行ったけど
御岳山はちょっと遠いイメージがあってご縁がなかったなあ〜。

いったいどういうところか知りたくもあり、
な〜んにも知らないまんま相方とともについていった。

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京王のケーブルカー滝本駅の足元に到達したのは朝まだ7時前だったけど、
早くも駐車場が開くのを待ってる車列にビビるも、どうにかこうにか
夜明け前に到着していたおじさん達の車のすぐそばに駐車することができて一安心。

支度をするその間にも、JR御嶽駅から登山客を乗せたバスが次々とやってきて、
ケーブルカーもどんどん出発しはじめた8時すぎになって私たちもようやく出発。
山好きのおじさん達も徐々に高齢化しつつあるし、
私なんぞはへなちょこトレッカーなので、登り口までの往復はケーブルカーを利用。

京王御嶽登山鉄道

まずは御岳山の武蔵御嶽神社へお詣り〜。

武蔵御嶽神社

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そういえば、登りのケーブルカーの運転席に張られていたお札シール。
見てすぐ気がついた。あら?へえ〜!
ここはオオカミ(大神と書く説も)をご信仰なさってるところなのね?!

オオカミさん、阿。

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オオカミさん、吽。

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ここではワンコたちのご祈祷もなさっておいでのようで、
どうりで犬連れの参拝客が何人もいらっしゃるハズだわ。

神社のお社の裏手にあったちいさなお社の狛犬がまた可愛かったんだけど
おや?・・・そのお股の下で一羽のモモスズメガがお休みちう。w

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お社の裏手にある真宮遥拝所から拝みたくなるようなお山は奥の院のあるお山だそう。

その神々しい姿に、何かは知らねど・・・と、自然と頭を垂れて感謝したくなる。

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で、てっきり「このお社近くで遊んでゆっくりご飯など食べて帰るのかな〜♪」
・・・な〜んて思った自分はよっぽどおめでたい抜け作である。
いったい何しに来たんだっけ?ここからがホントの山歩きじゃないの!?

先達のおじさん達に連れられてえっちらおっちら、
ときには急勾配を上がったり下がったりして、ようよう見晴し台に到着。

まだ朝10時すぎってゆー時間の早さだったけど、
私、もう糖切れ寸前!ぜひここでお昼にしたい!ってことで、
だいぶ早いけどランチタイーム!!

おじさん達の携帯コンロとヤカンでお湯をわかしてもらって、と。
ああ〜、何かしらおかずもあったらよかったなあ〜。
ま、おかずがなくても、はるか東京都下を見渡しながら食べる携帯食は
もう充分美味しかったりするけどネ。

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こういうアウトドア用のコンロを自分たちも買って、
いつかお山での〜んびりと珈琲やお薄で一服するという
ひそかな野望を持ってるんだけど、今はまだお預けだ。

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で、食後の山歩きはここからが本格化した。

ケーブルカーでも、御岳山の急勾配ぶりがよ〜くわかるけど、
こんな険しいとこ、私みたいなへなちょこトレッカーにはキツい〜っ!
ってことで、持ってきてよかった〜!のストックと手袋の出番であった。

さらにえっちらおっちら与太郎みたいに歩いて、途中滝なんぞも見ながら
そしてたどりついたロックガーデンなる沢のほとり・・・♡

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まあーーー・・・・・・♡
なんてきれいなところですか〜、ここは〜・・・?!

流れる水の美しさと、せせらぎの中の岩に生える苔や艸や羊歯の様子は
まるで日本画の、それも風景画のお手本を見るよう♡

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息を吸うごとに、まるで自分のぜーんぶが、
若々しい黄緑色に染まってゆくみたい♡・・・なところだった。

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いろんな植物も、虫も、私たちを愉しませてくれるし・・・♪

いやあ〜、いい季節にご案内いただいたなあ〜♡

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先達のご案内のおかげで、帰り道は緩やかなコースで戻った。
つまり、結構歩くから、緩いコースから沢に降りて、
戻りにどえらい急勾配を登る羽目にならずに済んだ、ということである。
コース選びって大事だね。

神社まで戻っての帰り道、門前の茶店で一行はお蕎麦で「お八つ」にした。
残念ながらお蕎麦はアウトの私。
手打ち蕎麦に対抗するにはもはやこれしかあるまい!
・・・てことで、クリームあんみつ♡

寒天ね、個人的にはもうちょっとある方がいいかもって一瞬思ったけど、
朝から炭水化物強化飯ばっかだったから、これくらいでちょうどよかったかも?

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御岳山ってまったくはじめてで、何も知らないことだらけだったけど、
神社の門前に御師集落があるということもはじめて知った。

そのうちの一軒、東馬場家御師住宅は、最近屋根の茅を葺き終えたばかりのようで、
まわりの景色に溶け込んで見惚れちゃうような美しさだ。

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いやあ〜、いっぺんこの界わいの宿坊で一泊して
ゆっくり御岳山を歩くのもいいなあ〜って思っちゃった♪
それこそ、珈琲かお薄を岩沢のほとりで
ゆっくり愉しみたいなあ〜っていうようなときとか・・・。
(調べてみたら、東馬場家の茅葺きは石巻の職人さんによるものだそうで、
三年かけて建物も保全修理されてたそう。もう営業再開してるのかな?)

御岳山商店組合(商店、宿坊など)

忘れられないような素晴らしい景色と美味しい空気。
ご案内いただき、ありがとうございました。ぜひまた行きたいかも〜〜♡

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おりから連休の真っただ中。
スニーカーに軽装でハイキングする犬連れやご年配、幼児もたくさんいたけど、
「険しいコースに行かなければ OK!」って感じ?
岩沢のロックガーデンあたりへ行くなら、最低必要なものを携帯することと
中高年から上の世代はやっぱりしっかりしたトレ靴でいく方がいいかもね。

*マップをクリックすると原寸大まで大きく表示されます

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御岳山・人気コースと宿坊&温泉情報/YAMA HACK

by team-osubachi2 | 2018-05-01 14:34 | 出かける・見る | Comments(8)

若かりしころ一番最初に見た写真展がサラ ムーンさんの作品展だった。
たしか銀座のプランタンで・・・。

おさえたトーン、深い陰翳、
そして霧を吹いたような湿り気のある空気感でいっぱいの写真がとても印象的で
もうずっと忘れられずにいたのだけど、
彼女の作品展としてちゃんと観るのはこれがやっと二度目。

きのう銀座のシャネル・ネクサスホールで開催中の『巡りゆく日々』を観てきた。
(こんな機会でもないと、シャネルなんてまず足を踏み入れることはないし〜♪)


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真っ白い空間に展示されたモノトーンのオリジナルプリントの作品は、
どういう技法なのか、幕末のころの写真を見るように時空を越えてきたかのよう。


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まるで白昼夢を見てるかのような、どこか既視感のあるような、
重くたっぷりと湿気が漂うような、でも吹く風は乾いているような・・・。

文学に疎い私でも「詩」を見ているような感覚になる。

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ああ・・・やっぱり素敵♡ 私、来週も観に行ってしまうかも。

サラ ムーン写真展『巡りゆく日々』/CHANEL NEXUS HALLにて
5月4日(金)まで、12:00〜19:30、無休、入場無料

by team-osubachi2 | 2018-04-12 08:33 | 出かける・見る | Comments(6)

先日GSS7でゲットしてきたEXPO'70の半纏を見て、
相方はおもむろに暗黒部屋的図書室に潜入し、
奥からしれ〜っとこんなものを取り出してきた。

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は?・・・えええーーーっ?
いったいいつの間にそんなものを買って持ってたん〜?!

なんと公式長編記録映画『日本万国博』のDVD?!

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十年ほども前に買ったものの、一度も見ないままだったらしいのを、
たまたま今月、太郎ちゃんの太陽の塔は復刻するわ、私が半纏を買ってくるわ、
テレビで放送もするわで、まさに機は熟した?さあ!今こそ見るべし!?

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いや〜〜、開幕式のご臨席たまわったご来賓や招待客がスゴイ!
昭和天皇陛下と皇后陛下、皇太子殿下と妃殿下(美智子さま♡)、
(おそらくこどもの日にあわせてか、幼い浩宮さまと礼宮さまもご来場)
それから首相は佐藤栄作でしょ、もちろん設計の丹下健三氏にかの岡本太郎氏でしょ、
思いがけず川端康成センセのお顔もあって・・・。

参加国のコンパニオン女性らのご挨拶・・・着てるコスチュームがなんとも
70年代に描かれた近未来的コスチュームはおされだし、
フォークロアはあくまでベタな民族的衣装でとっても可愛いんだ〜♪
日本の着物もすごい素敵なの。
私好みの、もろ昭和的好みが見てとれる着物で、晴れ着の色合いの美しいこと!
当時人類の叡智と科学の最先端を謳った万博ではあっても、
オープニングのショーは今のものとは違い、手作り感満載ってところがなんともイイの。
世界の国々がはるか遠くの見知らぬ国々だったころの万博・・・。

映像に残されたあっちこっち各国のパビリオンの様子や、
何より来場した観客みんなの様子の面白さったら、書きだしたらきりがない。

じつに正味137分の感動巨編(?)である。
面白い、とても面白い!
当時の私はといえば、富山の片田舎に住み暮らすまだ保育園ひよひよの小児で、
そもそも「日本万国博』というもの自体が何なのかわからなかったのだから、
クラスメイトに一人か二人行った子がいたように思うけれど、
それが羨ましいとも何とも思っていなかったんである。
何十年も後になってこんな記録映画を見ることになるとは思いもしなかったなあ〜。
カバーにある通り、これってまさに見るタイムマシーンだわ。

そうそう、これが話題だったのは、子ども心にも記憶にあるわ!
「月の石」・・・?!

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太郎ちゃんの太陽の塔の内部のオリジナル映像もある。

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・・・・・・行け?
やっぱり?この半纏着て行け?
でも、すでに4ヶ月先まで予約でいっぱいらしいよ。
ま、この映像を堪能できただけで私はいっかな〜♪

それにしても、なんだろうなあ〜、そりゃ公害とか汚職とか社会的な問題は
今と変わりなくいーーっぱいあったろうけど、元気がなくて覇気もない今現在の日本より、
この1970年の映像からは、夢と希望がいっぱいで、
はち切れそうな勢いみたいなものを感じるのはなんでかなあ〜?

ちょっとしたタイムカプセルを発見したようなキモチになる記録映画である。
いいもの見せてもらったな。ありがとさん♪


by team-osubachi2 | 2018-03-22 23:40 | 出かける・見る | Comments(4)

あれえ〜〜?
あんなに一世風靡した作品だけど、
ワタシちゃんと見たことなかったのかあ〜?これも?

昨日の夜、テレビで録画しておいた映画『サタデー・ナイト・フィーバー』を見て
思い出した感覚は・・・「熱き昭和の町の盆踊り大会!」だった。
その町で生まれ育った若い衆にとっては、盆踊り大会は燃えるのよ〜!・・・なんてね。

当時のブルックリンの街の雰囲気や、何気なくも深いところに根ざしてる人種差別、
敬虔なカトリックの教えのもとで生きる若者の閉塞感とかも見てとれるけど、
個人的に感じたお話の物足りなさや主演女優のショボさは置いといて、
全体を通して何が素晴らしいって、やっぱり主役のトニーを演じたジョン・トラボルタよ!

“死語”の賛美はふさわしいかわからないけれど、
とにかくイカしてるわ!ナウいファッションだわ!ディスコダンスもキマッテルわーー♡
23歳の彼の蒼い目から発射されるオーラ光線がスゴイのなんのって!!
このビームに悩殺されたアメリカ娘がどんだけいたかってゆー・・・。
アメリカだけじゃなかったんだろうな。
こりゃ彼一人を世界へむかって押し出すスター誕生の映画だわ。

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日本公開は1978年だって。
洋楽ばっかり聴いていた当時の私には映画よりもまずビー・ジーズの音楽ありきだった。
相方が買った輸入サントラ盤を聴きながらこの日記を書く。
うわあ〜!たまんないわ〜♪ ビー・ジーズ全盛時代の音楽♡
いま聴いても新鮮で、自然に身体がウズウズ踊りだしたくなる〜♪

そのジョン・トラボルタさんもいまや63歳。すっかりふくふくに丸い演技派俳優さんだ。
今夜はサタデー・ナイト。この映画の時代からともに年取った私にも
リビングに響くディスコサウンド以外はしごくおだやかな土曜の夜である。





by team-osubachi2 | 2018-01-27 20:35 | 出かける・見る | Comments(10)

年が明けてからも、あっという間に日が過ぎてゆく。
正月休みも最後の週末に放送していた二本のドラマをとても面白く見た。

一本は『平成細雪』。
あの名作を平成仕立てのドラマで・・・ほお〜、どんな感じになるん?
出だしを見て、設定が上手いなあ〜と思った。
昭和も終わって数年。ついに時代の波に揉まれてもちきれず没落したものの、
まだまだそれまでの栄華を引きずる蒔岡家の四姉妹。

配役もうまいこといってるなあって感じ。
個人的には、あの中山美穂さんがいつの間にこんな大人になってらしたのでしょう?って印象で
堂に入った長女鶴子の芝居に良い驚き。
高岡早紀さんはまたこれまでの女優さんらとは別の雰囲気を醸す次女幸子。
そして、いまやったらあんたらちょうどええがな、ぴったしや!という雰囲気の
三女雪子の伊東歩さんと四女妙子の中村ゆりさん。他脇で登場する人らもなんだかとてもしっくり。

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1983年の市川崑監督の作品を彷彿とさせる部分をあえて含ませてる気もする。
でも現代の事情もうまいこと混ぜ込んで、見ていて物語にすんなりと入ってゆけるし
なによりドラマとしてもとても面白いのは、やっぱり原作のチカラと、
映画に舞台にと磨かれて踏襲されてきた演出ってこともあるのかな?

名作の主人公ってみんなそうだけど、作家・谷崎潤一郎もまた
時空を越えて永遠に老けることなく生き続ける女姉妹四人を生んでしまったのね・・・なんて思ったりして。
お話の筋はわかってても、この先の展開がとても楽しみ ♪

プレミアムドラマ『平成細雪』/NHK BSプレミアム

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もう一つのドラマは去年の暮れに亡くなられた脚本家の早坂 暁さんの追悼で放送の『夢千代日記』。
何度か部分部分では見たことがあったけれど、通しで見るのは
私にはこれがはじめてじゃないかなあ。物語の結末の記憶がない。

もはや昭和のドラマは時代劇なんだなあと思う。
いまはもう聞かれなくなった「表日本」という言葉も出てくる。
戦後の哀しみとかやるせなさとかが画面いっぱいにあふれてる。
日本海側(当時で言えば「裏日本」ね)の冬の気候ともあいまって、
昼間でも薄暗く重く湿った空気のなかに血の通ったやわらかい人情の味がする・・・と、しみじみ。

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主演の吉永小百合さんはまるで風間 完さんの画から抜けでてきたかのような風情だ。
出演の俳優さんら皆さんお若いけれど、ああ、いい芝居だなあ〜って見ていて思う。
でもって久しぶりに聴いた林隆三さんのお声・・・とてもいい心地になる♡

こちらは今夜(草木も眠る丑三つ時に)最後の二回分を放送して終了。
録画しておいて、あとでじっくりと見よう。

追悼 早坂暁さん『夢千代日記』/NHKドラマ

『夢千代日記』脚本家・早坂暁が三谷幸喜に投げかけた「疑問」/エキレビ!

by team-osubachi2 | 2018-01-09 13:40 | 出かける・見る | Comments(4)

*1月5日(金)くもり

間に合った!・・・という感じだ。
去年から気になりつつも行けずにいた展覧会へやっといくコトができた。
板橋区立美術館で開催中の『世界を変える美しい絵本 インド・タラブックスの挑戦』展。
(1月8日月曜/祝日まで)

板橋区立美術館へ行くのは実はこれがはじめて。
『ボローニャ国際絵本原画展』が有名だから、いつか一度は行こう!と思ってはいても
遠いところへわざわざ行くほどの気持ちの高まりがなかった。
でも、今回はぜひ観てみたい!という気持ちが勝った。

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インドの民俗絵画は、ものによっては、日本の昔の、たとえば室町時代の絵双紙だとか
朝鮮の民俗画ともどこか共通する土着の匂いがする。
土地土地の風土に育まれた線の描き方や色使い、
その地域で生まれ育った人の遺伝子に深く入り込んだような表現方法・・・。
描こうと思って描ける絵ではないよなあ〜と思う。

タラブックスさんのお手製絵本はまるで民藝的手工芸品のような輝きがある。
儲けには走らない。小規模のまんま、ひとつひとつのご本を大切に生み出す。

手漉きの、これはコットン紙だろうか、ふっくらと風合いのよい紙に、
美しいインド民画の絵が一枚一枚シルクスクリーンで刷られてゆく。
それをさらに手作業で一冊一冊製本して生まれるご本が醸す美しさと優しさ。
なんでこうも人の心を穏やかだのに愉快な方へともっていくのかなあ?

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たまたまうちの隣り駅から電車に乗れば、
美術館がある駅(終点)まで一本で行けるという長い道中、
いしいしんじさんの『且座喫茶』を読みながら、
文章による茶の湯の宇宙に浸っていたのだけど、
タラブックスさんの絵本も観ているうちに、なんだか壮大な宇宙が
これらの絵本の中にも広がっているんだなあ〜と感じたのだった。

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紙の本は無くならないと思う。
電子書籍と紙書籍はきっと共存する。
ただ、紙の本が生き残るための良い形のひとつが
タラブックスさんのやり方にあるんだろうという気がする。
仮に主催側がそういうことを挨拶文や解説に記さずとも、この展覧会を見た人たちは
みんなその可能性を感じとったに違いない。そんな気がした。
いい展覧会だった。





『世界を変える美しい絵本 インド・タラブックスの挑戦』展/板橋区立美術館にて今月8日(月・祝)まで
(*春4月21日から愛知県刈谷市へも巡回予定)

by team-osubachi2 | 2018-01-05 21:05 | 出かける・見る | Comments(2)