丘の上から通信

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カテゴリ:着物のこと( 510 )


2019年 07月 31日

洗って〜仕舞ってェ〜♪

今年の梅雨は長くて、しかも東日本の太平洋側は北東からの冷たい風が
連日のように吹いて肌寒い日も多かったから、
薄物を着ることもなく気がつけば七月ももうおしまい。ヒャ〜〜〜!

昨日、そんな長梅雨の間に着た近江縮を洗濯した。

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独身時代は二槽式洗濯機だったから金盥で手洗いしてたけど、
全自動洗濯機でなら、袖畳みして、ネットに入れて洗濯機へ。
洗い方はドライモード。脱水はちょっとだけ。簡単でいいなあ。
(とは言っても、夏は水いじりが出来る二槽式の方が好きだけど〜)

いま発売中の『七緒』さん。

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ちょこっとだけご協力したページ。

この縞には博多帯か、無地の科布の帯を合わせて着るのが好み。
春にかまぼこ板から彫ったツバメと団扇の帯留めを合わせてみたら
自分でも思ってた以上に気に入って・・・♪
(写真じゃ判別できないけど)

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思えば三十代終わり頃から着ているせいか、ゴワつきもなくなってきたかも。
一手間ではあるけれど、まだ生乾きのうちに軽くアイロンをかけて干し直し、
乾ききったところで丁寧に畳めば、押しのしもしなくていい感じ。

この夏はもうこれきりで仕舞っちゃってもいっかな〜。
どれも着古しになりつつあるけれど、他のものも袖を通したいしネ。


by team-osubachi2 | 2019-07-31 08:26 | 着物のこと | Comments(4)
2019年 07月 26日

麻の足袋を繕う

まだお天気は不安定なようだけど、それでも今朝は
久しぶりにお日さまを拝み、青空を見られて嬉しかった。
やっと「盛夏」になったって感じかしら。

そうそう、白麻の足袋、とうとう傷みがではじめたので繕っておかなくちゃ。

キャラコ木綿の足袋のほころびを木綿糸で細かくかがる方法もやっているけれど
白麻の補修は白麻の端切れでカバーしてみようかな。

長年着ていた白麻のシャツ。
もう着られなってたけど、これは捨てられずにとっておいた。

その端から矩形を小さく切り出しておく。

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私の足袋が最初にほころびるところはいつも同じ。
親指の付け根と、足裏の外側の曲線のところの二箇所。

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切り出した端切れを裂けた部分に当てて(片側を狭くして)
底布との境い目に沿ってしっかり縫いとめる。

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折り返して、余分はカット。

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余分をカットした部分を内折にちょこっと折り込んでおいて、
そこをかがって・・・と。
(端切れの両端は切りっぱなしのまま、そっとかがっておくだけに)

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はい、出来上がり〜。

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続いて、足裏の外側曲線のところ。

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これも端切れを当てて(同じく片側が狭くなるようにして)から

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底布の境い目に沿って縫い付けて

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折り返して、余分があればカット。

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カットしたところを折り込んでおき、

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かがって縫いとめて、これも出来あがり〜♪
(これも端切れの両端は切りっぱのままをかがっておしまい)

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私が持っている白麻の足袋はこの一足だけ。
もう一足あればいいけど、ひとまずこの一足をもう少し履けるようにしておく。
さあ、これで真夏も足下だけは涼しいわ♪
でも、猛暑はなるべくごめんこうむりたいなあ〜。


by team-osubachi2 | 2019-07-26 15:18 | 着物のこと | Comments(12)
2019年 07月 23日

絞りに惹かれて

冷え冷えして暗かった長梅雨も、もういい加減去っていただきたい。
ここんとこ朝から夕方のようなお天気が多かったのも、
合間にはわずかに晴れ間も見られるようにはなった、かな?

今日は所用で少し外歩きした。
蒸し暑かったけれど、日焼け止めも塗らず、
体が足りないと訴えていた日照時間を少しだけ取り戻せた感じ。

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絞りの浴衣が某所でたたき売りされていたのを見つけた。
わずかなお小遣いで買えはしたものの、
実は寸法が小さくて、浴衣としてはとても着られない。

だけど、模様が気に入ってしまった。
絞りの浴衣地の手触りって好きなんだ〜、柔らかくてフワンと空気を含んでいて。
思わず撫でまわす。おお、よしよし・・・。
ちょっといじっただけで、染められた藍色が爪の先に着いてしまう。
まだ新しいんだね。何にしようかちょっと考えてみたけど、
これもまた部分的にお直しして、まずは「なんちゃって琉装」にして着よう。
ま、袖を通せるとしても、早くて来年の夏ね、たぶん。

梅雨明け宣言、出るのかな?
七月もあと少しで終わってしまう。


by team-osubachi2 | 2019-07-23 23:42 | 着物のこと | Comments(10)
2019年 07月 12日

そして、布は残る

昨日、友人や知人のグループ展や個展、そして物産店での買い出しなど
銀座界隈だけで数件ハシゴしてまわった最後に、
交通会館で開催していた「出羽の織座」さんの自然布展を拝見してきた(会期は終了しました)。

お昼どき、何人ものお客さまでにぎわっていたけれど、
展示物の一角に今年身罷られた田中昭夫御大の正藍型染の作品も
(だいぶお嫁入りしたあとながら)まだ少し残っていて見ることができた。

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その帰り道、御大ひとりで染めてきた大量の布の行方に思いをめぐらせた。

それぞれにお求めになった人たちのもとで、大切に扱われる布もあるだろうし、
やがて着古されて使命を終える布もあるだろうけれど、
その中から、持ち主が変わり、時代も変わっても生き残る布がかならず出るのだと思う。

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そういう一途で懸命な仕事をしてきた中で、
どれほどの苦労や、どのくらいの失意があったかなんて外野の人間には想像もつかない。

人からうかがったところによれば、ずっと以前、御大が交通会館で個展を開いたとき、
お客さまがいらっしゃらない会場に御大が一人でポツンといたなんてこともあったそうだけど
昨日(その時と同じ交通会館での)展示会場にいらした着物姿のご婦人たちが
「ネットで知ったんですけど、こうだったんですってね、ああだったんですってね」と
御大の仕事ぶりについておしゃべりしながら見ていらした。

晩年になって、思いがけず何人もの人の助けを得て、
大勢の人が御大が染めたものを求める様子をその目でじかに見たときの気持ちは想像するに余りある。
「俺は運がいい」と口をついて出たというのも、
ふたたび染めようと熱量があがったのも自然なことというか、無理もないという気がする。

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もう何百年もの昔から、時間と空間も超えてなおも
人を強く惹きつける布を生んできた幾多の名もなき職人たち。
田中昭夫という人も、職人の中では数少ない名前が出たお一人だと思うけれど、
たとえ名前は時代とともに忘れ去られても、染めた布そのものは後世までずっと残るんだと思う。

彼岸の向こう側に渡って、御大は、そういう仕事をしてきた
古の職人衆の仲間入りをなさったのだなあ〜・・・と、そんなことを思った一日だった。

羽ばたいていった布たちに幸いあれ。


by team-osubachi2 | 2019-07-12 12:50 | 着物のこと | Comments(4)
2019年 07月 07日

梅雨のあいまに『初屋』さんへ

*7月6日(土)雨のち曇り

冴えないお天気が続くし、午後、ちょっと気分転換に
今回は自由が丘で三日間だけ開店の『初屋』さんへひとっ走り出かけていって
マダムの絵理ちゃんとお手伝いのKさん、いらしたお客さま方と着物談義を楽しんできた。

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単衣ものや盛夏ものの着物や帯、
行くと何かしら面白いものを見つけては羽織らせてもらう♪

何点も着て散らかした後、お手伝いのKさんが甲斐甲斐しく畳んでくれる。
畳む仕草にも風情がある人なの。

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ちょこっとお茶とお菓子もいただいて・・・。まゆ最中って食べるの初めて♪

市販のミントティー、水出しにすると色も濁らず爽やかで美味しいことを教えてもらう。
へえ〜!今度やってみよっかな♪

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お客さまの一人が大人向きな有松絞りの浴衣を羽織っていらして、
(その浴衣はそのままそのお客さまのもとへ)
私は仮に合わせていた半幅の博多帯に目がいった。

ピカッ!・・・って、私に訴えても、いま無理だから。

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ん?あれ?・・・無理じゃ・・・ない、かも?
映画一本に電車賃足した分より下。結局うちのコになった。

いい色だね。あれだ、ほら、「葡萄色」と書いて「えびいろ」と読む色。
和色大辞典

キュッと締め良くて、半幅帯好きには嬉しい博多帯♡

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絵理ちゃんとは長い付き合いになるよね。
初めて会ったのってもう30年近く前になる?
はて、いつの間にそんなに経っちゃったのかね。

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次はどこでやるの?
横浜のキヤ アンティークスさんで9月に・・・。

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今回も楽しいひとときをありがと♡

初屋/Facebook


by team-osubachi2 | 2019-07-07 09:52 | 着物のこと | Comments(6)
2019年 06月 28日

会津もめんの帯

十年以上も前に着付けを教えた友だちから帯を頂戴した。

彼女が贔屓にしていたお店で出会った、着尺の会津もめん。
ひと目見て気に入ったものの、着物にして着た場合の縮みなどを思案した末、帯にすることに。
悉皆屋さんで相談したところ「二本できますよ」と言われたとかで、
二本仕立てて貰い、そのうち一本をなんと私にプレゼントしてくれたのだった。
まあ〜!いいの?帯そのものも、君のそのあったかい太っ腹もステキ〜♡

さっそく箪笥の引き出しから弓浜絣を出して帯を乗せて見る。

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わ〜、好きだ〜♡
カラコロと白木の下駄をあわせてお出掛けしたくなる〜♡
(とは言っても舟形下駄がいいとこよね。
日和下駄を合わせたいところだけど二本歯で歩くには階段が怖くていけない)

帯締め、どんな色がいいかな?・・・がさごそ、がさごそ。

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私の好みだとこんな感じかなあ。

じゃあ帯留めはどんなのあわせよう?・・・ごそごそ。

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やーん、楽すい〜〜〜♡

九寸の仕立てなので、盛夏ではもう閉められないけれど、
秋になったらさっそく登場してもらおうかな♪

友だちの気持ち、かたじけなし。どうもありがとう!


by team-osubachi2 | 2019-06-28 14:21 | 着物のこと | Comments(8)
2019年 06月 22日

門出の日

*6月22日(土)雨のち曇り

朝、着物に着替えようとしたら・・・ぎゃっ!土砂降りになっていた!

でも、気にしない。
雨ゴートを着て、草履はやめてカレンブロッソの良い方のに爪革をかけて
相方とともに家を出た。

横浜市の山手に着いたら小雨になっててちょっとホッとした。
坂道をあがって、はじめて訪れた横浜のカトリック山手教会。

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今日は私たちのダイビング仲間(新郎)のめでたい門出の日。

聖堂の空間で、神父さまの祈りを聴いていると、空気がすーっと透明になって、
聖堂の中いっぱいに荘厳さが満ちてくる感じがするから不思議。

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日本のジューンブライドは、雨によって祝福されるのだわ。
K君、よかったね!いいお相手にめぐり逢えて。

音楽とサックスが二人の縁を結んだそうで・・・

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披露宴会場でふるまわれたのは、サックスを吹く新郎新婦と
プロアマ入り交じって彼らの音楽仲間の皆さんによるジャズライヴ♪

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そして、その生演奏を聴きながらのフレンチフルコース♪

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オマール海老だの、フォアグラだの、季節野菜に、平目のナントカに、
ナントカの牛フィレ肉・・・美味しいレストランウェデイングっていいね〜♪

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どのお料理も、特に野菜の下茹での加減の上手さに唸ってしまった。
こんなのご家庭じゃ無理!よね。当たり前か。

ケーキにも五線譜飾りと楽器盛り♡

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ライヴの後半、コーラス部の指揮をなさっているという新郎K君のお母様が
『見上げてごらん夜の星を』を独唱なさって二人を祝していらしたのがまた素敵だった♪

ご親族、来賓の皆さま、(私以外は)皆さん洋装でご参加だったけれど、
よく見れば、新婦のご親族の中に、小紋の着物からツーピースのドレスや
黒留袖から作られたロングドレスをお召しのご婦人方がいて、
教会での挙式とレストランでの披露宴という場には相応しいなあと好ましく映った。

私はといえば、瓶覗色の単衣の縞無地に、黒地の絽綴れの帯。
新郎側の年上の友人としては、もろ古典的な模様の礼装着物(←持ってないけど)より、
いっそ単純な無地の方がレストランウェディングにはちょうど良かったかも。

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結婚式に出席したのはいつ以来かな?
久しぶりに会うダイビング仲間とのお喋りも楽しくて、いい日だった。

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この度はご結婚おめでとうございます。お二人の末永い幸せをお祈りしています。

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しかし、横浜はいいね〜。
いつ来ても、何回来ても観光気分が味わえて大好きだ♡

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帰り道はもう朝のような雨降りではなく、静かに雨雲が横たわってた。

帰宅して着物を脱いだらすぐ浴室へ。
今年もいよいよ夏着物を着た後に浴びるシャワーが「ご馳走」という季節になった♪


by team-osubachi2 | 2019-06-22 23:53 | 着物のこと | Comments(8)
2019年 06月 17日

着まわす絣木綿(後編)

*6月15(日)雨

朝からザーザー降りの雨。しかもちょっと肌寒い。
夏風邪もわずかに咳が残ってる身には要注意な一日。

昨日サボしておいた弓浜絣をまた着ることにする。
手持ちが少ないし身の防ぎもあるけど、まあ、単にズボラともいう・・・か ( ̄▽ ̄)

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帯はおふくろさんの形見になった博多帯。
赤というよりは、濃いピンクに近い三本独鈷。
(仲居さんのアルバイトもできそうな帯!と言われた時代もあったけど)

いくらでも地味に着こなせる紺絣に、
いまどきこんな帯合わせはぜーんぜん流行らないけど、
帯合わせによっては明るい印象になると思うのよね〜。
「若く見せる」のではなく「明るく見せる」ことは、この年代には大切なことだと思う。

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月に一度通うお茶のお稽古もやっと四回目。
大雨でも着物で行くことになんの躊躇もないけど、お稽古場が家から近いというのは、
こんなお天気の時はことにありがたいことだなと実感する。

お軸は、千宗旦の写し。
ーーー瓢箪の達磨になるも道理なり 芦の葉に乗るほどの身なればーーー
(瓢箪の達磨耳成もとふ利な利 安し能葉耳能る程の身奈礼八)

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花は沙羅樹、常盤露草など。

「蕾が開き切ってしまったわー」と先生は残念がっていらしたけど、
茶人にはあらねの私は、これはこれで爽やかで好きであります。

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花入の籠に蓋が添えられていたので、これは?と訊ねると、
「鵜飼の籠を模してるものですよ」って教えていただく。ああ、へええ〜!なるほど〜♪

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主菓子・・・あ、名前を完全に失念してしまった。
ほらね、味は思い出せても、所詮はこの程度の浅はかさ。w
でもいーの。忘れたらまたお訊きすればいいだけのこと。
(追記:このお菓子の名は「藻の花」でした)

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若い姉弟子さんが炭点前をなさって、登場した香合は欅の傘。
ひゃ〜、よく出来てますね〜♡

今回は前回よりもきっちり濃茶を教えていただく。
四方さばきするの、何年ぶりかしら?
先生のご指導でこちらの流派の点前を教えていただきつつ、
体で覚えているところは体が自然に動くように任せる。
この、自分なりに覚えている部分が
勝手に表れる(思い出す)瞬間がとても好きなんだ。

教えていただいたように濃茶を点ててみる。
以前習った流派と違って、こちらは重くない濃茶なので加減がムツカシイ〜。
(ましてや細身の茶杓で掬う分量がまだまだわかりまっせん)

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吹き込まない側の窓も大きく開け、茶室に響く雨音を聴きながらのお稽古は
心の中までもしっとりしてとても心地いい。
湿気を吸って木綿の着物はしっとりと柔らかく、けれど身体は温く着心地もいい。

雨の日は、雨を楽しむに尽きる。


by team-osubachi2 | 2019-06-17 11:32 | 着物のこと | Comments(4)
2019年 06月 17日

着まわす絣木綿(前編)

*6月14日(晴れのち曇り、夜は雨)

風邪の治りも若いときほどじゃないなあ、と思いながら着物に着替える。
午前中は晴れているけど、だんだんお天気は下り坂になるというので、
大丈夫とは思うけれど、一応用心して弓浜絣の単衣に袖を通す。
梅雨でもうっすら冷える日に着る私の鉄板。
自分で洗って手入れしてる着物だから、汗も気にしないでいいし、
もしも夕方雨になっても、小雨くらいなら降られても大丈夫!

帯は自分で八寸名古屋帯を半巾に直した紬地の型染め。
その半幅帯をカラテア結びにする。

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このごろは半幅帯も「結ぶことはしない」で、
帯端を見せるようにただグルグルと巻いて、
帯締めやビーズのサッシュベルトで留めるだけという装いもあるけど、
その場合、背中側のお端折りなどきれいに整えないと着こなしが難しそうだなあ。

個人的には、半幅帯でもやっぱり結んで背中に安定感を持たせたい方だから、
カラテア結びのひだを決めたあと、浅葱色の三分紐で結んで、
帯留めは鎌倉彫の朱い金魚をあわせる♪

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今日はサクッと入谷から上野方面へ。

まずはこだわりの皮革ものの工房店『と革』さんで「ジビエ展 自然の恵みを頂く」を見る。
(展示は終了しました)

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お店のバッグ、軽いし金具も洒落てるし、かなりツボ♡

加藤キナさんの革のブローチや財布が繊細で素敵〜♡
好きな白いシャツやセーターにあわせたい。
(写真は全然色味が出ないので、こちらで↓ご確認ください)
加藤キナ/Facebook https://www.facebook.com/kina.kaban

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元は山野を駆け回っていた生きものの革や角は、
こんな風に形を変えても生命力が強いね。

そのあと、歩いてすぐ近くで最終日だった『カタコトの会展2019』を見に行く。
(展示は終了しました)

吉澤 朋さんや田中敦子さんの公開取材を拝見したかったのだけど、
夏風邪のせいで最終日にようよう見られた。

一番気になったのは妹尾直子さんの紙布♡
作品の帯はもちろんだけど、私が見入ったのは糸。
自分なんかが持ってる紙布の着物や帯とは比べものにならないくらい
縒られた糸が繊細で細くて、その美しさに目が吸い寄せられちゃった。

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今回ようやく見に来られたカタコトの会のメンバーが発表する各作品も、
最終日で会場に顔を出していらした敦子さんが
何点か簡単に説明してくださるのを聴きながらじっくりと見られてよかった〜♪

階下ではすでにお片付けに入っていたワークショップの机の上にあったお手本を見て、
う〜ん、次回もしも機会があったら、型染めのワークショップに
参加して見るのもいいなあ♪なんて思ったりしてね。

夕方帰宅するころには空はすっかり雲が重そうで、吹く風もどことなく肌寒く感じられたけど、
こんな時は木綿の単衣は温もりを逃さずにいてくれて、本当に心丈夫な着物だ。
今日は出かけてよかった♪


by team-osubachi2 | 2019-06-17 09:53 | 着物のこと | Comments(0)
2019年 05月 26日

風炉の季節になって

昨日のお昼すぎ、サッと着物に着替えて、公園の向こうにあるお茶のお稽古場へ。

先生のお宅の玄関にはいつも目がいく。
下駄箱の上にはちょこんとウツギの白い花。そして、壁にはこんな団扇がかかってた。

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青邨の文字が見えるから、前田青邨画伯の絵の写しの団扇・・・素敵♡
昭和のころの日本橋の百貨店の夏のお配りものだそう。

茶室に入って、実際に風炉を見て、あ!そうだ。
また忘れてたけど、もう風炉の季節だ、と思い出した。

昨日の生徒は「年若い姉弟子」ちゃんと私の二人だけ。
お稽古が始まって先生が部屋の灯りを消したら、
開け放した窓際の青楓の葉の照りか、新しい畳表のイグサの色か、
茶室全体がサアッと緑色に変わったのが私たちの目にも鮮やかで、
ときおり吹き抜ける風もなんだか青かった。

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昨日はもう真夏の暑さ。拵えは、麻足袋に、汗取りを兼ねた短めの晒しを巻いて、
着古した小千谷縮をリメイクした二部式襦袢を下に着て、
着ようと思って出した紬の単衣は着つけた途端に「暑っ!」となったのでやめて、
紙布の着物を出して袖を通す。

紙布は決して糸が細いわけでもないのに、風が抜けるし、
そのくせ冷えることもなく、本当に賢い布で大好きだ。
(洗い張りもして仕立て直し、今では自分で手洗いもするくらい丈夫なの)

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帯は小千谷産の平麻に、もう亡くなられた知念貞男さんが染められた琉球紅型。
微妙に柄だしが難しかったのを、思いきって自分で二部式に直して正解。

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年若い姉弟子ちゃんは、クリーム色とペパーミントグリーンの綿麻らしき単衣に、
牡丹の帯という出で立ち。私たちの着物姿が「楽しみだわ♪」と先生。

のんびりペースの私は月に一度だけのお稽古。私もお稽古場のしつらいが楽しみであります♪


by team-osubachi2 | 2019-05-26 13:21 | 着物のこと | Comments(2)