丘の上から通信

okakara.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:着付けノート( 25 )


2011年 05月 07日

名古屋帯の結び方(一重太鼓)

着物を自分で着るとなれば、これはもう必須で(必死で?)
覚えなくてはいけないのが名古屋帯の結び方でしょうか。

うちの母親くらいまでの世代は、帯を背中でひと結び、つまり
縛り上げるのが当たり前だったようですが、
今は仮ひもを使って、ねじったり、折り畳むようにして
おたいこの形を作るのが主流のようです。

ここでは、私が教わったやり方で、腰ひも2本を仮ひもとして使い、
折り畳むようなやり方でおたいこを作る結び方を紹介します。
仮ひもを要所要所で押さえに使うことで、
初心者が陥りがちなおたいこのおおきな歪みを防ぐことができます。
疑問や質問がありましたら、team-osubachi2@excite.co.jp へ。

ビギナーさんはひたすら練習あるのみですが
これさえマスターすれば、着物の世界が一気に広がります。
楽しみながら、練習してもらえたら嬉しいです。

f0229926_12133050.jpg

f0229926_1214365.jpg

f0229926_12222152.jpg

f0229926_12153299.jpg

*イラスト画面をクリックすると大きく表示されます
*イラストの無断転載を禁じます
*個人使用に限りプリントアウト可

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

備忘録:手が短い名古屋帯の締め方(ただし総柄/全通柄に限り)


by team-osubachi2 | 2011-05-07 12:27 | 着付けノート | Comments(15)
2011年 05月 07日

帯締め・帯揚げの結び方

むかし着付けの要は、着物を着るときは腰紐、
帯には帯締めと教わりました。
帯締めの結び方がマズいと、締めた帯が崩れます、と。

ときおり、着物姿の方の平組の帯締めの結び目が、
妙にとんがって出っ張っているのを見かけることがあります。
平組は、どんなに幅が広くても結び目は
折り畳んだようにキレイにおさまるもので、
その結び方がまた一番緩みがこないという合理的な仕組みになっています。

帯揚げの結び方や始末の仕方もいくつかの方法がありますが
ここではごく基本的な結び方を載せておきます。

若い方や、礼装の場合、結んだあとの帯揚げの端布を
(帯上に見える胸側の中に)肉付けとして詰め込んでおいてから
帯に仕舞い込むと、絞りも綸子も胸元がふっくらと立派に見えます。

すでに出来る方々には、なんていうコトもない結び方ですが
初心者には会得するまでちょこっと練習がいる要部分です。

f0229926_1152042.jpg

*イラスト画面をクリックすると大きく表示されます
*イラストの無断転載を禁止します
*個人使用に限りプリントアウト可

by team-osubachi2 | 2011-05-07 11:54 | 着付けノート | Comments(0)
2011年 02月 08日

半幅帯「矢の字」

*この結び方は「吉弥」とも呼ばれており、
正直なところ、いまだどちらがどちらなのかわからずにおります。
ひとまず暫定として、ここでは「矢の字」と呼ぶことにして
話をすすめたいと思いますので、ご了承ください。

半幅帯が好きで、紬や木綿などにあわせてよく締めます。
私がよくやるのは、帯締めと帯揚げも使って結ぶ
「矢の字」や「吉弥(立て矢の字とも)」という結び方ですが
同じ半幅帯姿でもこうすると
そう普段着すぎない格好に見えて便利ですし、
羽織をはおってしまえば、
それなりにシャンとして見えて、重宝この上ない帯結びです。

f0229926_8163545.jpg

「着物は着たいけど、今日はちょっと疲れ気味かも・・・」というときなど
おたいこを背負うよりも格段にらくちんですし、
また、いまどきはみんな腰の位置が高くて、
身長が160cm以上あるような人が、半幅帯で貝の口や文庫をやると、
お尻が大きく見えて、下半身が間延びして見えてしまうことがあります。
そんなときにも、この帯結びのたれ部分がお尻のぽっこり部分を
上手にカバーしてくれる帯結びです。
よろしかったら、ぜひ練習してみてください。

*私の結び方だと「や」の字が左右反対むきの字になってしまいますが
イラストと逆手に結べば「や」のカタチになるかと思います。


f0229926_23185410.jpg

f0229926_23382667.jpg

*イラスト画面をクリックすると大きく表示されます
*イラストの無断転載を禁止します
*個人使用に限りプリントアウト可

by team-osubachi2 | 2011-02-08 00:12 | 着付けノート | Comments(6)
2011年 01月 19日

お団子ムスメの着付けノート(はじまり)

20代半ばでフリー稼業になったのを機に、着物を着はじめた。
それより前に歌舞伎を見だして、3階席でたまに見かける
いぶし銀のようなカッコイイ着物姿のおばあちゃんに憧れた。
あんなカッコイイおばあちゃんになりたい!
そう思ったのが着物を着るそもそものキッカケだったのだが、
そのころ仲良くしてもらっていた年上の友だちに誘われ、
当時住んでいた杉並区の成人向け無料着付講習(全10回)に
二人して申し込んで、その年の夏から浜田山の公民館へ通った。

必要なものを揃えるよう、区の係からハガキで通知が来たとき、
当時の私は、着物と帯と足袋以外は
和装に必要な物の名まえを何一つ知らなかった。
なので、実家の母親に電話して、すでに以前から箪笥に用意されていた
私のためのひと揃いをそっくり送ってもらったのを思い出す。

講師の先生二人は「装道」の教師として活動なさっている方々で、
最低限必要な紐だけを使うシンプルな着付けを旨としておられた。
習ったのは、浴衣で半幅帯を2回、織りの着物で名古屋帯を4回、
よそゆきの柔らかい着物で袋帯を4回・・・の計10回のレッスンだったが、
はじめ30数名で始まった教室は、回を重ねるごとに人数が減ってゆき、
最終回は20名ほどで礼装の着付けまでを無事習い終えたのだった。

一回習うごとに、着付けそのものの仕組みに感心し、
先生がじかに教えてくださるちょっとしたコツも、
目からウロコ気分で楽しかったものだ。
そうして、まだ袋帯を教わらないうちから、ひとりで大島紬に名古屋帯を締め、
喜びいさんで歌舞伎座へと出かけていった着物デビューの日を思い出す。

大島紬のすべりの良さに辟易して、巻いた帯が下がってきたり、
なぜか帯の間から帯板がのぞき出てきてしまったり、
帰宅してバッサリ脱いだあと、血行の加減か、
身体についた赤い紐あとが痒かったことも今は懐かしい・・・。

f0229926_22124667.jpg

そうして間もなくのこと。
自分で着物を着るようになった私を見て、
友だち姉妹が「私も習いたい!」というので、
自分が習った通りのことなら教えられるかもしれない、と
着付けを教えてみることにした。
以来20年近く、私の「ゆる趣味」として、
あくまで自分の友人・知人に限って着付けを教えてきた。

会社勤めやフリーランスでバリバリ働き続けている人、
結婚する人、離婚した人、子育て中の人、
出産や病で中断した人、海外へ行った人・・・。
決して大人数ではないものの、これまでいったい何人の人に教えてきただろう?
生徒さんの一人が名付けた「岡田着付け道場(?)」を卒業しても、
なんだかんだ忙しくて着たくても着れないままでいる人や、
着付け自体すっかり忘れてしまった人もいることだろう。

そんな卒業生やこれから習う人たちのために、
着付けの手順や帯結び、ちょっとしたコツや工夫だとかを
私のお〜ざっぱなイラストや文字で、手直しも加えたりして
あらためてブログにのっけておきたいかな〜・・・と思っていた。

ここで近年の岡田着付け道場の生徒さんにはすでにおなじみの
“お団子ちゃん”のブログ版の登場である。
気ままに、思いつくままに、のんびりマイペースで
ページを増やしていけるといいな〜と思う。
願わくば、どうか途中で投げ出したりしませんように〜!

(下記「すそよけのペチコート」に続く)

by team-osubachi2 | 2011-01-19 00:09 | 着付けノート | Comments(14)
2011年 01月 19日

すそよけのペチコート

まず最初にカラダに着付けるものは、肌着と足袋からですが、
個人的にすそよけの紐が細くて食い込むのがどうも苦手でした。
洗濯後、その細い紐は洗濯機でよれて、ますます細くなったりしますよね。
そして、紐は一本でも少なく着た方がラクチンです。
なので、すそよけをちょこっと手直ししてペチコートにしてみました。

単衣シーズンからは、麻の裾除けを
こんな風にペチコートにして身につけています。
薄物も着物の腰をキュッと着付けても
ペチコートのギャザー分が布の余裕になってか、
足を動かしやすくて助かっています。
最初は古い裾除けなどで試しに縫ってみるといいかもしれませんね。


f0229926_21382163.jpg

*イラスト画面をクリックすると大きく表示されます
*イラストの無断転載を禁止します
*個人使用に限りプリントアウト可


お腹に巻く晒(さらし)部分だけを縫うので、
波縫いが出来ればカンタンに作れるんである。
幅1.5cmほどのパジャマ用のゴム紐で、足からすぽ〜んと履く。
紐のついていない肌襦袢の裾も中に入れて着てしまう。

真夏用には、麻や綿クレープのすそよけで作ってみた。
微妙なギャザーの分だけ腿のあたりに適度なすき間ができるせいか、
着物の裾をキュッと締めて着付けても、
汗ですそよけが足に張りついて歩きにくいこともなくなった。
(以来、夏のステテコははかなくなった)

もっとも、体型によってはこれは有効ではないかもしれない。
ぽっこり膨らんだ下腹部を引き締めて着るなら
やっぱり紐つきのすそよけが有効だと思う。
また、ラクチンを優先すると、どうも色気に欠ける(?)きらいがある。
紐つきでまったく問題ない方は、
このページはすっ飛ばした方がいいだろう。

by team-osubachi2 | 2011-01-19 00:07 | 着付けノート | Comments(2)