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白百合祭

台風13号は、どうやら関東を僅かにかすって去りつつある。
大事にいたらず何よりだ。・・・でも、ホッとしたのもつかの間、
またぞろ猛暑復活で、ああ、まだ夏は終わっていないんだなあと思う。

さて、今年も丘の上のこの長屋のゴミ捨て場を取り囲む土手のシロバナタカサゴユリが
ひとつ、ふたつ、みっつと花が咲き出した。
おほほほ、「白百合祭」でございます♡
・・・と、勝手に命名して、ひとり悦に入る。w

この白百合が、草木には関心がなく清掃をきちんとなさる歴代管理人さん達によって
ときどきキレ〜イに草刈りされてしまう姿がなんとも残念に思ったことがきっかけで
土手の草むしりのボランティアを買ってでて数年。
ことさら密集しないよう、多少バランスを考えて間引きもしたんだけど
今までで一番たくさん花をつけてくれた〜♡
(写真ではとても全体を撮れず残念)

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とはいえまだまだ経年浅い茎ばかりだから、花はせいぜい一本の茎にひとつかふたつ。
背丈も二年目三年目のものは大きいけれど、初年度のものは背もうんと低いまま、
それでもちゃんとつぼみをつけるからえらいものだなあ〜って思う。

昨日の午後、台風がくる前にと早めに買い物へ行くとき、
花が咲き始めたばかりの茎が風にあおられてか、二本ばかり倒れているのを発見!

放っておけば花がダメになるのは目に見えていたので
ここぞとばかり「土手ラー」特権(?)を駆使して、
雨の中救い上げて部屋へ持ち帰った。

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とくにこれといった花器もないので、
昔お茶の先生のお形見となった唐銅鶴首花入を出して、
ベランダで繁らせているチガヤの葉っぱと一緒に差して飾り棚へ・・・。

花屋さんで花を買わなくなって何年にもなる。
こんな機会でもないと花を飾ろうともしないズボラぶり。
でもいーの。たまに手に入る草花を活ける程度が自分のペースに合ってるから。

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ふと、この二月に旅立った姑どのを思い出した。
長年生け花を習い続けていた姑どの。
対してお花を一度も習ったことがない私はいつもテキトーな無手勝流。w

すでに新盆の法要は先月のうちにお寺さんで済ませてはいるけれど、
この野の白百合、旧盆シーズンに飾るにはちょうどよかったかもネ♪

by team-osubachi2 | 2018-08-09 09:31 | 生きものの世界 | Comments(5)

セミのいる世界

暑中に入ってるだけあって、さすがに毎日暑い。
昨日の夕方、ベランダでそよそよとそよぐ草々に水遣りしていたら、
にわかに羽音がして何かと見てみたら・・・。

あら?!とってもちいさいセミが一羽、側溝にいるのを発見!

そっと真横に定規を置いてもぢっとしていてるところが健気ね。
体躯は親指の先ほどしかなくて、翅先までいれても30ミリほど。

まあ、なんて可愛らしいチミは誰?
チッチ?ニイニイ?

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調べてみたら、このコはどうやらニイニイゼミらしい。
そういえば、先月梅雨明けしたその日にもう近くの公園で鳴き出したのは
ニイニイの声だったかも。こんな小さな躯でよくあんな大きな声が出せるもんだ。

数日前からヒグラシももう鳴き出した。
この界わいでは立秋かお盆のころから鳴くから
秋の到来を告げるセミのように思ってたけど、
自然界は、ちょっとばかり時計の針が早く動いてたりしてね?

もう恋のお相手は見つかったのかな?
セミの世界も楽じゃないかもだけど、暑さはまだまだこれから。
うるさいほどの大合唱になるのはそろそろかな。
夏の風物に欠くべからざるもののひとつだね♪

by team-osubachi2 | 2018-07-13 13:29 | 生きものの世界 | Comments(6)

受難の花・トケイソウ

買い物へいこうと丘を下っている途中、
あるお宅の玄関先にトケイソウが咲いているのを見た。

もぞもぞとオンボロの我がアイポン(iPhone6)をバッグから取り出し、
すぐ電源落ちするのを気にしつつ、思わずその花をパチリ!

頭のなかで

いま何時?
そ〜ね、だいたいね〜♪

・・・と歌が流れる。
しゃーないなあ〜、そんな世代だもんだから。w

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トケイソウ・・・よく見てみれば、5進法の文字盤に3針。

これじゃいったい何時なんだかわかんないじゃん!
などとつまらぬことを思いながらネットで調べてみたら、
パッションフルーツの仲間の花と知ったのも「へええ!」だったけど、
このパッションが「情熱」ではなく「受難」のパッションと知って
なおさら「へえ〜〜!」であった。

時計に似ていると考えたのは、
文明の利器として時計というものが誕生してからのことなんだろう。
可憐さとは別ものの、奇妙とさえ映る花の造形に、
それ以前はキリストの受難と結びつけたというのも、
名付けた人の想像力のたくましさだろうかと感心してしまった。
花言葉は、だから「信仰」とか「聖なる愛」だって。

とまあ、そんなこと、まったく意に介さず咲いて、
その不思議な魅力で人間をぐいと惹き寄せるトケイソウである。

by team-osubachi2 | 2018-07-05 13:10 | 生きものの世界 | Comments(4)

夏は昆虫!

*昆虫の話題です。苦手な方はスルーしてください

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来月から国立科学博物館で始まる特別展『昆虫』。

特別展『昆虫』/国立科学博物館

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我らが(?)カマキリ先生のナチュラル・ボーン全開なお姿は、
いまや世間も周知で、ご子息もその偏愛ぶりを認めるほどの昆虫大使である。

行きたいな〜!・・・行くよね?ぜったい行くわ!

さて、この丘の上周辺でもすでに昆虫ワールドは全開である。
今日は3カットだけ日記として記しておこう。

いまはもう咲き終わってしまったけど、この間、近くの公園の一角から
クチナシの甘い香りが馥郁と漂ってきて、私も引き寄せられて近づいてみれば
シロテンハナムグリさんがうっとりと花に埋もれていた。

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梅雨寒のある日、うちの長屋の廊下では、
一匹のアリがコガネムシの亡骸を片付けてくれていた。

・・・重そうねえ。巣まで運ぶのも相当な苦労だろうけど、
でも大変だからって絶対に諦めないのが彼らの素晴らしい能力のひとつ。

うちの長屋では、管理人さんに次ぐ働きぶりである。

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そして我が丘の上山椒ホテルでは、
現在14匹のナミアゲハのお子さまたちがすくすくと育っている。

今期は最終齢の腰の黒筋模様に違いが見えるので、
どうも2匹のママ蝶が当ホテルにベビーカプセルを産みつけていったようだ。

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蛹化にむけて、すでに旅立ったのは2匹。
・・・ということは、この夏は16匹がおみえになったことになるのだけど、
ここにきて葉っぱがかなりハゲハゲになってきていることから、
いい加減大きいコらは旅立っていただかないと正直困る。
今朝最終齢の青虫に脱皮した一番ちいさいコが
満足に食べられないことになりそうで、私は少々気をもみはじめている。

でも、野の草と同様、彼らに催促してみたところで、うんともすんとも言わない。
こればっかりはどうしようもない。

毎日朝に夕にお粗相を掃き掃除しながら、
(ときどき発生するアブラムシも濡れティッシュで拭いて清掃除去しつつ)
支配人ははらはらドキドキ見守るばかりである。

ところで、今朝相方は出勤する途中、近くの樹木でノコギリクワガタムシを見たらしい。
私はまだクワガタムシが木にいるところって見たことがない。残念だわ。

さあ!夏は昆虫!
行くよね?昆虫展!?私らはこれからもカマキリ先生についてゆくわっ!w

*業務連絡
ご同好、ご同輩のみなさま、来月のカマキリ先生の授業は
『特別編 実録 完全変態!』です。再放送情報もぜひご確認ください♪

香川照之の昆虫すごいぜ!/NHK for School

by team-osubachi2 | 2018-06-25 18:00 | 生きものの世界 | Comments(4)

ごま粒ほどの花

この春空き地となった鉢にあらわれた、まだ名も知れなかった草のこと。
https://okakara.exblog.jp/29852247/

今朝、めでたく赤いミズヒキと確認できた♪

花はまだたったのふたつぽっきり。

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ごま粒ほどのつぼみがひとつと、ごま粒ほどの花がひとつ。

こんなちいさな花へやってくるのはどんな虫だろうか。

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細いひも先に向かって、これからまだまだ連なって咲きそう。

初お目見えの赤いミズヒキさん、ようこそ、わが草むら園へ♡

by team-osubachi2 | 2018-06-19 13:13 | 生きものの世界 | Comments(6)

チミの名は・・・?

丘の上の山椒ホテルはいまナミアゲハチョウのお子さま方で大賑わいである。
全部で十匹以上はいるだろうか。
三鉢とも今年はよく繁ってくれたので、おそらく賄えると思うが、
お粗相が日に日に増えるので、朝に夕にベランダを掃き掃除をしなくてはいけない。

でも、梅雨の間にベランダの掃き掃除をするのって嫌いじゃない。
はるか遠くの横浜の海から吹いてくる風になびかせたくて育てている雑草の類いも
日照時間が少ないわりには元気にしている。

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春、先住の草が枯れて放ったらかしていた鉢に、何か新芽が出て来た。
抜かずに見守っていたら、途中シャクトリ虫に派手に食われてはしたものの、
その後どんどん育ってきて、最近その先端にひょろりと細長いものが出て来た。

・・・なんだろう?どことなくタデの仲間かと思っていたのだけど
もしやこれは・・・ミズヒキ、では?!

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うちのベランダの草木のほとんどは近所から採取してきた草や
飛ばされた種なのか、勝手に生えてきたものだったりするのだけど、
でも、たとえば猫じゃらし(エノコログサ)ひとつとっても、
無理に根つきの株とか種を採取してきて移植したところで、
うまく育たなかったり越年できなかったりするくせに、
古土にもかかわらず自分から生えてきたものはどーしてだか本当に元気に育つのよねえ〜。
そういうところ、ちょっとばかし憎たらしかったりもするけど、
自分の意のままにならないところが好きなんだもん、しょうがないわねえ〜。

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で、チミの名は何ていうのかい?
もしミズヒキだったら、そうだったら嬉しいなあ〜♪
何年も前からうちの草むら園にも欲しいと思ってたんだよ、ミズヒキさん。

この先の成長を見守ろうと思う。

by team-osubachi2 | 2018-06-14 16:19 | 生きものの世界 | Comments(2)

本日梅雨入り

今日、近畿、東海、関東甲信などが梅雨入りしたそうな。

小雨模様で風もなく、空気は少しヒンヤリとして、
そのくせ動くと汗が吹き出てくるという風もない、いかにも梅雨らしい一日。

そこここで咲くアジサイはやっぱり日照りの陽気よりも
こんなお天気の方がきれいに見えるね。

アジサイの本当の花は実はとってもちいさい。

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昨日したためた日記で、紫陽花の萼片(がくへん)のことを書いたせいで
ヤマアジサイの写真を探していて、懐かしい日記をみつけた。

過去ログ:「ひとつの終わりと始まり」https://okakara.exblog.jp/17647491/

同じ写真だけど、あらためてここにあげておこう。

丘の上に越して来てから、観察する視野が広がり
ちいさくて身近な自然がいっぱい見られるようになって嬉しい♡

by team-osubachi2 | 2018-06-06 14:40 | 生きものの世界 | Comments(4)

今年もネジネジと♪

鉢植えで野の草を育てるのって難しい。

単純に私の手が園芸に向いてないだけのことかもしれないけど、
いったんは咲いた野の草も、土のことや肥料のこと、
ちゃんと調べてそのように対応するほどの熱心さがないせいもあって
翌年か翌々年には鉢から消えてしまうのが多くてね〜。

移植がムツカシイなら、もともと生えてるものを
その場で活かして増やしてあげられるかもしれない、なんて思って始めたのが
うちの長屋の敷地にあるゴミ捨て場の土手の草むしり。

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六月に入ってすでに三日。
一週間ほど土手の草むしりを怠けていたら、あれ?
今年もネジバナが咲きはじめていた。

ざっと見た感じ、花芽はすでに去年よりも多い気がする。楽しみだなあ〜♪

うっかり抜いたり摘んだり踏んだりしないように。
虫除け帽のネット越しに見る足元、しばらくの注意しないとネ。

by team-osubachi2 | 2018-06-03 07:44 | 生きものの世界 | Comments(6)

あと少しで大型連休も終わるのね。
夕方からまた風が吹き始めたけど、今年の連休には何日もこんな風の強い日があったね。

連休後半はめずらしく三日続けて朝の「土手ラーごっこ(草むしり)」をやったんだけど、
その甲斐あって、パッと見、だいぶさっぱりしたわあ〜♪
(今年は春先の雨が少なかった上に風が吹くせいか、芝の成長が悪いのか気になる)

土手にはいままだシランの花が咲いている。
ある時期から勝手に咲き出した赤紫色したシランと、真っ白いシロバナシランは、
こんな風に咲き分かれていてお互い交わることがない。

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土手ラーの特権を活かして、数年前に間引きしたシロバナシランを育てていたのが、
去年、植木鉢が根っこでぎゅうぎゅうになったのを見かねて、
花芽がついていたにもかかわらず無理矢理植え替えをしたら、
なんと植え替えた株の最後の花芽は、
白い花ではなく赤紫のスタンダードなシランの花に変身した?!
・・・ええ〜?!どして?どして?

で、来年このシランはいったいどういうことになるのだろう?
興味津々で植え替えた植木鉢を一年間見守ったところ、先月半ばにこんな結果が出た。

なんと・・・↓

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れれれれれ〜〜?!・・・赤勝て?白勝て?

てゆーか、知らない人が見れば、赤紫と白との“寄せ植え”と思うだろうが、
この親株は、れっきとした(土手の)シロバナシランである。

いったいどゆコト?誰か説明して〜っ!

「花の色は移りにけりや いたづらに 我が身の鉢を 植替えする間に・・・て、
せやし云うたやろ〜、わしゃシランてえ〜!」

うう〜む・・・うう〜む、どこかに植物学者さんはいないかしら?
シランのおおいなる謎はまだ続く。

by team-osubachi2 | 2018-05-06 21:37 | 生きものの世界 | Comments(6)

青紅葉の季節

まだ春だというのに、早くも真夏になってみたり、
かと思えば急に花冷えみたいに寒くなってみたり、青嵐のような強風が吹き荒れたり、
春のお天気ってこんなに忙しかったかしら?

ついでに草木も花も「今だ!」とばかりに芽吹いたり
花を咲かせたりして、植物も彼らなりに忙しい季節だ。

うちのベランダの紅葉さんも採取してからもう何年たったのだろう?
今年も季節をむかえて勢いよく繁りだした。

先週末のこと、うっかり水やりを忘れた次の日の朝、
細くてちいさな手の指先みたいな葉っぱがしなだれているのを見て、
あわててバケツに水を汲んできて、そこへ鉢ごと沈めてたっぷりと水を吸わせてみると、
なんと一分もたたないうちに枝下から上にむかって葉っぱがみるみるピンと張ってきたので、
その早さにちょっとビックリした。

・・・生きものなんだなあ〜。でもごめんね、ちょっとモサモサに繁りすぎたから
床屋よろしく「なんちゃって剪定」させてもらうわね。

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で、切り落としたいくつもの青紅葉をまとめてゴミ袋に入れようとしたら、
そこで急に捨てるのがもったいなくなったので、
いただきものの洋食器に水をはって浮かべてみた。

あらま〜♪ちょっといい感じじゃない♡

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葉の色とカタチのきれいなこと!(まだ虫の害にも遭ってないし・・・w)
花を活けるようにはいかなくても、こういう楽しみ方もありよネ。

by team-osubachi2 | 2018-04-10 22:13 | 生きものの世界 | Comments(4)