丘の上から通信

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2018年 06月 09日 ( 1 )


2018年 06月 09日

はじめて護国寺へ

六月のお茶会に誘っていただいた。

五月の茶会と違って、袷にすべきか単衣にすべきか迷う必要もなく、堂々と単衣に袖を通せるね♡
そう思って前日にうきうきと紬地の付下げを箪笥から出しておいた。

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夜、大雨が降りだした。えっ!・・・雨なの?・・・もしかして明日も雨なの?

じゃあ、単衣無地にしておこうかな。
まだお茶を習っていたころ、縞の地紋が気に入って自分で誂えたもの。
私にはめずらしく明るめに染めてもらい、繍いの一つ紋を入れてもらったもの。

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朝起きてみたら、なんのことはなく、前の晩から一転して晴れて蒸し蒸し状態。

もう今さら元に戻すのも面倒になって、そのまま無地単衣に袖を通す。
まあね、これならガード加工してあるから汗もへっちゃら〜♪
帯は今回このお茶会に誘ってくださった方からいただいた絽綴れをあわせた。

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が、残念ながらお誘いくださった方はご都合でいらっしゃれないとのことで、
急遽別のお友だちにピンチヒッターで一緒してもらい、
待ち合わせて向かった先は音羽の護国寺。

むかし友だちのCちゃんがこの近くに住んでたから、入り口の立派な門は何度も見てたけど
素通りするばかりで境内に足を踏み入れたのはこれがはじめて。
なんてまあ、立派なお寺さん?!へえ〜、へええ〜、知らなかったなあ〜。
(ちょうど骨董市も開かれてた。毎月第二土曜が骨董市の日なんだそう)

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若かりしころ、私が最初に茶道の手ほどきを受けたのは江戸千家だった。
でも、先生はすでにご高齢で除籍(って言い方でいいのかな?)されていて、
後から入門した私はお茶会というものにご縁がなく、
よく老先生と姉弟子さんらが護国寺でのお茶会の思い出話をされていたっけ。
とにかく芋の子を洗うみたいにすごい人数なんだと聞かされていたせいもあり、
待ち時間の長さを覚悟して行ったら案に相違して、お客様はさほど大勢ではなく、
どのお席もちょっと待って次の回におするすると席入り出来たというスムーズさ。

ゆったりと座っていただいた点心もとっても美味しかったし、
どのお席のお菓子も美味しかったなあ〜♡三席ともペロリと食べちゃった♪

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お家元のお席もよかったし、飄々とした男性宗匠のお席もよかったけど、
最後にまわったお席の先生は、偶然ながら私が住まいする丘の上の同じ地縁で
今日この帯をくださった方を通してつながったご縁だった。
お話すると、なんとも気さくて優しい先生でいらっしゃった。

面白いことに、そのお席で、これも偶然隣り合わせに座った美しい女性は
(モデル時代には雑誌やTVCFでご活躍されたのを拝見してもいたけれど、
清野恵里子さんのきもの本でも美しいグレイヘアでちょこっと登場されていらっしゃる)
これまた私が以前恩師と仰いだ方にお世話になったというご縁で繋がった方で、
私からお声をかけてちょこっと恩師の思い出話をさせていただいた。

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なんだろう、自分に繋がるいくつもの見えない糸を
あらためてたぐるような感じで、ほのかなご縁を感じさせてくれる人たちと
「さあ、ここでご一緒に一椀のお茶をいただきましょう♪」
そういざなわれた、とでも言おうか、私にはとても面白くて
興味深いお茶を味わわせていただいた。こういう一期一会もあるんだなあ・・・。

お誘いくださった方、ご一緒してくださったお友だち、ご同席の方々、
このご縁につながるみなさまに、感謝♡


by team-osubachi2 | 2018-06-09 19:34 | 着物のこと | Comments(10)