丘の上から通信

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2018年 03月 08日 ( 1 )


2018年 03月 08日

固有種と外来種

Facebookを流し見していたら、「ナショジオ」こと
「ナショナル・ジオグラフィック」のサイトで面白い記事を見つけた。

『「研究室」に行ってみた。』
第三回 外来種の駆除を保全の目的にしてはならない理由
研究者 川上和人さん/NATIONAL GEOGRAPHIC

田舎にいたころに読んだもので、たとえば尾瀬という場所に
何万から何十万という観光客がやってくるたびに、植物の外来種が人と一緒に入り込み、
固有種が徐々に駆逐されていってしまうといった話などを通して、
いつの間にか「固有種は絶対に守るべきもので、それを脅かす外来種は敵!」
などというステレオタイプな考え方で世の中を見ていたけれど、
それはいかにも外部の刷り込みで頭でっかちだったなあ〜と思う。
(でも、もちろん尾瀬を歩いたときは、
入り口でよ〜くトレ靴の泥などを擦り落としてから入ったけど)

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それが、この丘の上に越して来て、
ごく身近な自然観察を通して考え方が変わった。
人間や物の往来とか、環境の変化だとか、生物の世界に起こるどんな出来事も、
生命(種)の存続をかけた競争の最中なのだろう・・・と思うようになっちゃった。

たまたま人間の営みにのっかって移動したさまざまな動物や植物たち。
そういう彼等の生存競争を、たまたまそこに生きてきた人間たちの都合で
どうにかなるものではないんだろうな。

考えてみれば、もともとの大自然にとっては
人間も外来種以外の何者でもないワケで、
そういう自分たちのことはすっかり頭から抜け落ちているのに、
固有種だの外来種だのと単純に良い悪いを決めつけることは
もうやめる時代にきているのかもしれないね。

とはいえ、危害を被ることや伝染病の媒介は
やっぱり困るなあ〜って思っちゃうけど・・・。


by team-osubachi2 | 2018-03-08 08:57 | 生きものの世界 | Comments(2)