丘の上から通信

okakara.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

2018年 02月 05日 ( 1 )


2018年 02月 05日

老婦人の華やぎ

昨日の朝、以前から知り合いのおばあちゃんから着付けを頼まれて
多摩川沿いのおうちへ行った。

Mさんとは独身時代にひょんなご縁で着物の着付けのことで知り合って、
私が結婚して丘の上に越してきた(つまりおうちが近くなった)ことを機に、
年に一度か二度ほど着付けを頼まれるようになった。

長年長唄をなさっておいでで、昨日も都心のホールでおさらい会があるので
そのための着付けだった。

長襦袢を着付け、続いてMさんのお母さんがお召しだったという
濃い水色地に白い小花が染め抜かれた小紋を着付ける。
「ここまでが大変なのよね。要所要所きちんとできないから
自分で着るとあとで崩れちゃうのよ」

続いて梅の柄の袋帯を締める。・・・痩せられたのか、帯の前柄が奥へまわっちゃった。
小物は薄桃と灰色の段ぼかしの縮緬の帯揚げ、淡い杏色の道明の帯締め。

最後に末広をさして、すっきりと江戸好みの装いの出来上がり♡

f0229926_00564882.jpeg

背縫いには赤い糸で繍い紋がひとつ。
齢八十を越えて、おさえた季節感と華やぎのある装い・・・う〜ん、なるほど〜。

年をとっているから灰色だの茶色だのである必要もないし、
また、派手な柄や明るい色彩を着るだけが華やぎじゃないんだってことを
教えていただいた気がするなあ・・・。覚えておこうっと!

f0229926_00572731.jpeg

いただいたお駄賃を懐に銀座に出て、いまグループ展に出品中の友だちを陣中見舞いへ。
一緒にランチしておしゃべりして帰宅。はあ〜、楽しかった♪

自分に出来る範囲でだけど、お年寄りに接して過ごした週末だった。


by team-osubachi2 | 2018-02-05 09:17 | 着物のこと | Comments(4)