丘の上から通信

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2015年 11月 10日 ( 1 )


2015年 11月 10日

丘の上の吹き寄せ

若いころにくり返し読んだ有吉佐和子さんの『和宮様御留』で
忘れられないシーンがある。

うろ覚えだけども、たしか橋本実麗と観行院(和宮の生母)兄妹の会話に
時雨どきの道で紅葉が散り敷かれた様子を外で見てきた実麗だったかが
「とんと憲法小紋のようでありましたなあ」という場面。
雨に濡れて地面にツヤツヤと色鮮やかな散り紅葉の様子が目に浮かぶようで
すっかり頭に焼き付いてしまった。

吉川英治の『宮本武蔵』で読んだあの吉岡一門の流れから
なんとこんな憲法染めなんぞが登場し繋がっていることにも驚いたことだった。

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昨日、南からの強い風が吹いて少しむうっとする空気でいっぱいだったけど
ちょいとひとっ走り、お昼前に牛乳を買おうと長屋を出たらば
玄関先の足元にみつけたきれいな色いろいろ・・・。

思わず口をついて出た。
「とんと憲法小紋のようですねえ〜♡」

京風の繊細な散り紅葉とはだいぶ趣きも違うけどネ。w



by team-osubachi2 | 2015-11-10 09:04 | 日々いろいろ | Comments(6)