丘の上から通信

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2012年 11月 16日 ( 1 )


2012年 11月 16日

イカットの帯をグルグル巻いて

バブルがはじけてしばらくたったころだったか、
インドネシアを旅してきた友だちが
現地で買ってきた大判の綿布をベッドカバーにしていて、
「これなあに?」と訊いたら「イカットっていうのよ」と教えてくれ、
他にもいろんなイカットやバティックの布を見せてくれた。

見るからに土着的な力強さを感じる不思議な絣模様が印象的で、
こんな帯があったらいいな〜♪・・・と長いこと夢みていたら
何年か前、おそらくどこかのメーカーが現地で織ってもらったのか、
イカットの名古屋帯地をいろいろと見かけるようになった。

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ある年、仕事などでもお世話になっている某呉服店に
その名古屋帯がでていて、とてもリーズナブルだったので
ひとついただくことにした。
何本かひろげてみると、布端にちゃんとフリンジがあるではないか。
・・・で、ひらめいた。チャラ〜〜ン♪
これ、三尺帯みたいに締めよ〜っと!!

「お仕立ては?」というのをお断りしてそのまま持ち帰り、
手先にする四寸ほどだけ半分に折って自分でかがって縫って、
あとはぜんぶ帯地のまんまでマイ三尺帯の出来上がり〜!

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気楽な外出のときには半幅帯を愛用しているが、
さすがにもう文庫や蝶々結びはしないのに、
このイカット三尺帯だけはグルグルと巻いて、
ふんわりと蝶々結びにして出かける。

地がしっかりした木綿だからか、芯なんてなくても
三巻きするのでお腹まわりはしっかりするのだが、
外出中に前帯がへたらないようメッシュの帯板を入れておく。
でもって、結び目が下がらないよう帯揚げも使う。

そんな風にして一日着て出歩いても背中が軽くて疲れない。
遊び着だからこんな気軽さがちょうどいい。
秋から初冬にかけて出番が多いお気に入り帯のひとつである。

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おまけ。
おととい一緒に出かけた着物友だちの装い。
アンティーク裂を活かすことで有名な某店で見つけたという
大人可愛い小鳥の帯♪(写真、クリックで拡大できます)

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私のまわりには、とても美しい着付けをする友だちが何人かいるが、
彼女もこの日映画館で1時間半座りっぱなしのあとで
この着姿の美しさである。んん〜・・・惚れ惚れ ♪

by team-osubachi2 | 2012-11-16 00:08 | 着物のこと | Comments(8)