2022年 07月 04日
映画『ドンバス』
昨日は午前中にお寺さんでパパの新盆の供養をしてから、
いったん帰宅し、軽く夕飯の支度をしておいてから、
あらためて大森へ出かけて行って、映画を一本観た。
2018年のセルゲイ・ロズニツァ監督作品『ドンバス』。
2014年からはじまったというウクライナ東部の、
ロシア、親ロシア派、ウクライナのアゾフ連隊との戦争状態の中での
いくつものエピソードを、ドキュメンタリータッチで描いた作品。
(予告にあるような音楽は、本編にはないので)
予告も見ずに行って、しょっぱなから出てくる映像に、
頭の中で戸惑うくらい、この2月からのウクライナ侵攻のニュースと被る。
(コロナよりも以前に制作された作品)
こんなことが、もう何年も前から繰り返されてたのかあ。
世界は知らないことだらけだ。
ミニシアターだけど、それでもテレビと違って、
音が・・・リアルに見える爆撃音が大きくてビビる。
でも、田園や樹々が多いし、日本では聴かれないような鳥の声もよく響いてて・・・。
ああ、戦争って、人間って、って思わされる出来事の数々に中、
しんどくて辛辣でも、ユーモアの欠片をかませるところで、
やっぱりこれは映画だなあって思う。この監督、上手い人なんだろうな。
紛争や戦争が起きた時、プロパガンダに惑わされないって、
大事なのはよくわかるけど、どうしたら見極められるのかな・・・?
国際報道なんかを見てても思うけど、本当の本当には何が起きているのか、
私が知るハズもないんだってこと、自分でわきまえておきたい。
映画『ドンバス』公式サイト
Tomokoさま
本当にそうですね、日本なんて正しく報道している方の国だと思うんですが・・・でも、真実は分かりません。
最後はそんなものなのだろう、と諦めにも似た境地になります。そんな中で人は食べて眠って泣いて笑って感動して怒って、不条理にも慣れて・・・で、やっぱり生きていかなきゃならない。おかしなものですね、人生って。
結局は「今、ここ」しか自分にはないと思い知ります。
本当にそうですね、日本なんて正しく報道している方の国だと思うんですが・・・でも、真実は分かりません。
最後はそんなものなのだろう、と諦めにも似た境地になります。そんな中で人は食べて眠って泣いて笑って感動して怒って、不条理にも慣れて・・・で、やっぱり生きていかなきゃならない。おかしなものですね、人生って。
結局は「今、ここ」しか自分にはないと思い知ります。
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team-osubachi2 at 2022-07-05 11:08
朋百香さん
コロナ禍で、定額見放題を提供してたアップリンクの映画に、パレスチナの美容院での女たちを描いた映画を見て、あれと似たような空気感を感じた映画でした。または、アニメ映画「この世界の片隅に」みたいな。
紛争が起きていても、壊れた家に、地域に、シェルターに住み、日々暮らしていくんだなあ、と。
どうして、その時代の、そこに生まれて、そして生きていくのか。「人生」って不思議ですね。
コロナ禍で、定額見放題を提供してたアップリンクの映画に、パレスチナの美容院での女たちを描いた映画を見て、あれと似たような空気感を感じた映画でした。または、アニメ映画「この世界の片隅に」みたいな。
紛争が起きていても、壊れた家に、地域に、シェルターに住み、日々暮らしていくんだなあ、と。
どうして、その時代の、そこに生まれて、そして生きていくのか。「人生」って不思議ですね。
by team-osubachi2
| 2022-07-04 11:10
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