丘の上から通信

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2019年 04月 27日

同じ袖を振り合うもご縁かな

元号が変わることで発生した十連休の今日は初日。
昨日からにわかに寒の戻り。冷たい雨もちょこっと降ったりして・・・。

そんななか、着物の輪で知り合った知人が、森下典子さんの『日々是好日』を読んで
茶道に関心を持ったそうで、「一度見学に伺ってみたいのですが」とリクエストをいただき
私が月イチで通うお稽古場へご案内した。

で、今日、お稽古場に伺い、先生の着物姿↓を見てびっくりした!!

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あらーーっ?!先生、そのお召し物は・・・?!ええ〜〜っ?!

先生がお召しの小紋、私が去年手に入れた桜小紋↓とまったく同じでびっくりした〜!
(私自身は今日は紬で伺ったのだけど)

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灰色の地に、ほんのり桜色の枝垂れ桜小紋・・・。
先生曰く「これ、そうなの?柳に桜、あなたのもそうなの?」
そうです、そうです、この柄です。ああ〜、柳に桜、ですか。
そう言われるとそんな柄にも見えてくる。

先生のは一越縮緬の生地、私のは上代の生地。
布はこそは違えど、型はおそらく同じで色目もほぼ同じ。
「もう四十年くらい前のなんですけど、大好きでよく着ます」とおしゃっていた。
私のも、もしかしたら同じ頃に同じ工房の職人さんによる染めだったりしてね?

八掛けの色が違った。
先生のは表地の灰色に合わせた無地。(スマホの写真だと、ほんと、色でないね〜)

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私のは、桜茶色のぼかし。(やっぱり色、全然でないなあ)

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(スマホで撮った色目についてはここでは置いといて)
さらにお話をうかがえば、私と同じ曜日に通う大姉弟子さんも色違いをお持ちだそうで、
同じ稽古場に同じ小紋を持つ人間が三人もいるとわかって、
まあ〜、こういうことってあるんだなあ〜!と
思いがけない偶然に改めて面白いご縁を感じた一日だった。

ま、それはともかく。
土曜のお稽古にいらっしゃる若いお弟子さんのお点前で、
初めてお濃茶も経験した知人は満足げに帰ってゆかれた。
新しいお仲間が一人増えると嬉しいけれど、
茶道の道に入られるか否かはこれからゆっくりと思案なさることだろう。
本日も好日だった。


by team-osubachi2 | 2019-04-27 23:58 | 着物のこと | Comments(6)
Commented by sogno-3080 at 2019-04-28 05:54
まあ、こういう偶然ってあるのですね!!びっくり~
やはり先生とはご縁が・・・?
そして八掛で印象ががらりと違うことにさらに驚いた次第。
お連れしたお友達、今後が気になりまする。
Commented by team-osubachi2 at 2019-04-28 12:43
sognoさん
時間も空間も違えて同じ型小紋を持つ人間が遭遇するって、知り合いと知り合いが偶然出会う確率よりもっと低くて
まず滅多にはないことですが、ときに面白い事っておきます。
そうそう、同じ模様でも八掛けが違うとちょっとした動作で見える色が違ってきて印象も変化する、、、袷の面白さです。
知人さん、お勤めもなさって休日もお忙しい人で、近々娘さんの結婚式が控えていることもあり、
そういうのが一段落してからどうなさるか考えられるのかもしれません。何事もタイミングってありますですね。
Commented by 香子 at 2019-04-29 13:55 x
洋服だと結構あり得ることが
着物ってなかなかないですよね。
そんな中、ご一緒の柄とは…魂が似てるってこと?
合わせる八掛や帯や小物や着方の特徴で
みなさん別々の着姿になるんですよねぇ。
ふっしぎ〜 (^-^)
Commented by team-osubachi2 at 2019-04-29 22:06
香子さん
今日お茶会に先生はこのお着物でいらっしゃったので、改めてうかがえば、贔屓のお店を通して京都に誂えに出した小紋だそうです、何十年も前に。
伊勢型紙でも江戸小紋でも加賀小紋でも同じ型でカブる確率って本当に少ないと思うので、珍しいことだなあと思いました。
よく古典芸能の社中で表地も裏も揃いで誂えるのと違って、八掛けの色選び方次第でホント個性の違いって出ますですね〜。面白いです。
Commented by fuko346 at 2019-04-29 22:10
柳さくらをこきまぜて、、、
こちらのお教室には ご縁があるのですね。
そういうことって 不思議だけど ありますよね。

お二人のお袖がそれぞれにきれい、です。
Commented by team-osubachi2 at 2019-04-30 09:32
fukoさん
時にこんな偶然も起こるものですよね。笑
ちなみに、先生が染めをオーダーなさったあと、先生の古くからの仲良し(大姉弟子)さんが
後追いで臙脂色の色違いにして同じ小紋を染められたのお持ちだそうで、
ゆくゆくは先生のお孫さんみたいなお身内の若いお弟子さんの元へゆくことになるでしょうと仰ってました。
そんな風に受け継がれてゆくのって良いですねえ。


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