祝・新成人の振袖姿前撮り祭り

*10月7日(日)晴れ、気温32度のあっつ暑の日

若いときに知り合って、なぜか不思議と気が合って、
でもってお互いの良いところも悪いところも知っててなおずっと長く付き合っている
我が「生誕祭(お誕生会と称して年に四回ほど集まる)」メンバー四人。
そのうち同級生のKaとHa二人それぞれのひとり娘YちゃんとMちゃんが生まれておおよそ二十年。

赤ちゃんの時から見てきたお嬢二人も、生まれ月が近く、お互いの母親の仲を通じて
幼い頃からまるで従姉妹みたいにして育ってきた。
そんな二人がもうじき成人式を迎えるというので、今日はその新成人の記念の前撮り日。

カメラマンはこれも我ら生誕祭メンバーには昔から馴染みの武藤奈緒美さんにお願いし、
着付け師さんも我らの昔馴染みである友だちMさん、
ヘアメイクさんも武藤さんや私には馴染みの木村智華子さんでかため、いざ!!

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まずはYちゃんの番。

あらま〜!白地のお振袖、なーんてきれいなんでしょ♡
黒地の帯に少しばかり抑えた赤の小物がまたピッタリね!

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最初は緊張して堅かった表情も、武藤さんの話しかけで徐々にほぐれていって・・・。

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先にYちゃんが撮影されている間、 Mちゃんがヘアメイクをして貰って、と。

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あらま〜♪ ほっぺのピンクがまるで水密桃のよう。

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肌が白いMちゃんには若々しいピンクの振袖、ピッタリね〜♡
白地に金の錦帯も品格があって綺麗だわ〜〜あ♡

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あら〜綺麗♡まあ〜可愛い♡・・・なんつー感嘆台詞を連発する自称「偽叔母」のYoと私は、
この日メシスタント兼雑用係を買ってでた。
若い二人のみずみずしい姿を私達も愛でるためであ〜る♪

だって、赤ちゃんの時からずっと見てきたんだもの、いつも話に聞いてきたんだもの。
晴れて成人を迎えようとする二人のこんな素敵な前撮り祭りよ?
偽叔母としては絶対見なきゃ駄目ぢゃんよ?!w

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荷物の多さにくたびれた母親二人と偽叔母二人に囲まれて記念撮影もして、
まだ十代おしまいの二人は機嫌よく被写体になって撮影は無事終了。

私自身は新成人の当時、美容院で仕立て上げられる振袖姿がとても老けて見えると思っていたし
また、まだ着物に目覚める以前で、あの当時は振袖なんか着たいとも思わなかったのよ。
そんな私から見ると、美しい古典柄の振袖を着て、
ちゃんと前撮りに臨んだ二人はなんてエライのかしら・・・と思ってしまう。

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最近ねえ、てゆーか、この年齢になってみてよ〜くわかったのよ。
自分が若かりし頃、周りのおばちゃん達に散々言われた事。

まだ若いんだから綺麗な振袖を着てね、可愛い着物を着なきゃもったいないわよ、云々かんぬん。

なんで幾人ものおばちゃん達がそう言っていたのか、今はよ〜くわかるの。w
そんな風に思うようになった、感じるようになった、口にするようになった、
これってつまりは自分もようやく一人前の偽叔母ちゃんになった・・・てコトか?!

まだちょっと早いけど、もうじき新成人、おめでとう♡
これからますます綺麗になってゆく二人の将来が楽しみだわ。
結婚するなら早くても良いからね〜?!・・・て、ウザイ偽叔母にもなってしまいそうだ。w

何はともあれ、今日は暑い中、みんなお疲れさまでした♪

Commented by セージグリーン at 2018-10-08 08:14 x
お二人のお嬢様のちょっと早いご成人、おめでとうございます。
それぞれの個性に合った振り袖に帯、お見立てのよいこと、
素晴らしいですね。襟も抜きすぎず、ヘアメイクも作りすぎなくて、初々しく清楚な姿に、他人ながらじーんときます。

私も成人の当時は、皆こぞって振り袖で撮影、、、というほどではありませんでしたが、ほぼお仕着せ気味の振り袖にまるで興味がわかず、さっさとその分を海外研修の費用に宛てるため、現金で貰いました。

>まだ若いんだから綺麗な振袖を着てね、可愛い着物を着なきゃもったいないわよ、云々かんぬん。

同感です。一時、お煮しめみたいな色も流行りましたが、
若いときしか似合わない可愛い、きれいな着物を選んだお二人とお母様に拍手です。
Tomokoも相談に乗られたのではないでしょうか?
ともあれ、楽しそうな撮影の様子がビンビン伝わってきますよ。
Commented by team-osubachi2 at 2018-10-08 11:35
セージグリーンさん
母親二人はそれぞれお友達からこの振袖を借りました。
どれも古典柄で、その上偶然ながらお嬢二人それぞれに似合う一揃いでとても良かったです。
母親の一人が、前撮りどこでやったらいいか探してる矢先、彼女とは旧知の武藤さんを私から提案しただけですが、
それが上手くいって、ついでに私も楽しめる撮影会になりました。
十九、二十歳、、、二度と時間は戻らないという事すら考えもしなかったですねー。笑
Commented by セージグリーン at 2018-10-08 14:21 x
あー、上のコメントで、Tomokoさんを呼び捨てに
してしまいました、、、。大変失礼いたしました。
ごめんなさーい!
やっぱりキーパースンでいらしたのですね(*^_^*)
Commented by 香子 at 2018-10-09 08:02 x
あ〜、ワタシも今だからそう思います。
二十歳の時にはその時にしか着られない柄行きを♪
でも当時は赤やピンクなんか…って思ってましたからねえ (^-^;;
でも用意してくれただけでも有難いですね。
おかげさまで娘にも着せる事ができましたから。
Commented by team-osubachi2 at 2018-10-09 09:09
香子さん
はい、自分もその年になってみてよ〜くわかった事っていくつもありますけど、若い時には大人の助言など反発や耳スルーもいいとこですよね。
時間は決して戻らない、、、二十代のうちに着物を着始めてからは二、三度振袖を着たので、自分の中ではもう振袖への想いって何もないんですけど、ぼちぼち周りには「還暦で振袖を着たい」という声をたまに聞くようになりました。ええ、ええ、どうぞお召しくださいって思います。私は振袖よりも、コックリと深い茜染めの無地紬が着たいですねえ。まだ何年も先ですが、積もって思うかな〜♪ w
Commented by fuko346 at 2018-10-09 11:02
ああ なんとお譲さんたちのきらきら 輝いていることか。
お振袖も素晴らしいです。
お母さんのお友達に囲まれて なんと幸せなことでしょう。
この恵みが続いていきますように。

(赤いの着たい、、、です 笑)
Commented by team-osubachi2 at 2018-10-09 13:26
fukoさん
なんとも楽しい前撮り祭りでした。どちらもとても良いお振袖で、それが似合うこともあり、スタッフの気もあげあげでした。w
スタジオに入って4時間ほどで終わりましたが、こちらもずっと立ちっぱなしで動いてにぎにぎワイワイ♪w
しかし、子供って子供でいられる時間って本当に短いのですね。なんだかあっという間に大きくなっちゃってビックリです。
今のうちに好きなことは存分にやっておかないとね。
どうぞ、赤いの、お召しください♡ fukoさnならお似合いの美しい赤を選ばれること間違いないですから。

Commented by ベル at 2018-10-13 20:29 x
もうそろそろいいかしら。
馴染みの呉服屋さんに、「まだ若いのだから…」と、注文していた振袖の地色と柄色を明るくされてしまい
せっかくのニュアンスを台無しにされた苦い経験があります。
3つ上の姉は、紅色から三度黒と丁寧に染めた黒地に大ぶりの花の裾模様の振袖でした。
私も黒地にしたかったのですが、母が娘二人とも黒の振袖では面白味がないと思ったのか反対されまして、
不承不承、深い藍色で発注しました。ところが「まだ若いのだから…」と呉服屋さんが明るい青色に変えてしまったのです。
出来上がるまで、私はその変更を知りませんでした。2年働いて貯金したお金で作った自分の振袖が、私はどうしても好きになれませんでした。
今思い出しても胃がキリキリするほど腹立たしい思い出です。
そんな私も今年還暦。
お写真の瑞々しいお嬢さんたちを見ていると、まぶしく素敵と思います。
Commented by team-osubachi2 at 2018-10-13 23:43
ベルさん
なんと!まあー、せっかく誂えたお振袖、それも自分で稼いで誂えたものがそんな結果になってしまって
なんとも無念で無惨なことでしたねえ、お察しいたします。
「よかれと思って」やる事、やられる事って、十中八九は間違いなく駄目な結果を招きますですね。
今思い出しても胃にくるほどの悔しさ、、、その経験からくる悔しさが、ベルさんの人生において、
自分を支えてくれる、自分に力を与えてくれる「本当に美しいものと出会う」ための
バネになっていたり糧になっているといいですね。
出来ることなら、お墓にまで持って行くようなことなく、どこかで手離すことが出来るようお祈りしています。



by team-osubachi2 | 2018-10-07 21:22 | 着物のこと | Comments(9)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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