丘の上から通信

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2018年 10月 06日

一年目、五十年目

私は自分の結婚がとても遅かったので、結婚一年目にして
自分たち夫婦はすでに中年の顏をした新婚カップルでした。

若いときには結婚したいとは露ほども思いませんでしたが、寄る年波でしょうか
四十代も半ばになって結婚すると決めたそのころに思ったことは、
人間余計なことは何も考えず、ただ好きで一緒になるというというのは、
生命循環のうえでも案外大事なことかもしれないなあということでした。

良くも悪くも結婚後の暮らし方は夫婦の数だけそれぞれあるのでしょうが、
(たとえ馬には乗れずとも)人に添うてみるのは人生面白いのではないかと思うようになりました。


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結婚して五十年が大きな節目かもしれませんが、今年五十年どころか
結婚六十周年を迎えるはずだった舅殿と姑どのが最初に知り合ったのはさらに古くて
互いが高校生くらいの年ごろだったんだとか。
戦後の東京で出会い、青春時代から人生の終わりまでの連れ合いを一人の人に決めて
苦楽をともに生きて来たというのは、想像するとこれはなかなか大した事だと思うのでした。

今年の二月に先に旅立った姑どのの、なんやかや後の手続きを
今もゆっくりとこなしている舅どのです。


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上段「一年目」 下段「五十年目」(c)Tomoko Okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます


by team-osubachi2 | 2018-10-06 16:44 | 人を描く


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