ガツン!とくる言葉

イラストレーターとして独立してもうあと1〜2年ほどで30年になる。
ある程度、ではあるけれど、そこそこ長く歩いてるなあ〜と思わないでもない。

飽きもせず歩いている道は、一向に変わりないようでもあるし、
ある時期を境にして変わってきたようでもあるし、途中途中で道草しつつも、
でもやっぱりこの道しか進む気がない自分がいる。

年明けに仕事の報酬が少しだけまとまったおかげもあり、
また時期が巡ってきたようにも感じられ、
来月から短期でプロ向けのある画塾へ通うことにした。
50代も半ばにさしかかって、この先あらためて向き合いたい世界があり、
自分では気がつかずにいる伸びしろを見つけたいキモチもある。

その塾がはじまるまでに、そこそこの枚数の作品を用意せねばならず、
そろそろお尻に火がついてなくちゃいけないハズなのだが、
どういうワケか描くペースはあまりあがらない。
(無理にペースをあげて粗い仕上がりになるようでは意味がないのである)

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そんなこんなで今日も筆を持って制作中、
絵の具が乾くまでの間、ネットをぷらぷらと見ていたらこんな記事にぶちあたった。

無能だった私を変えてくれた凄い人たちー女優樹木希林さん/Forbes(松尾卓也)

「あなた、クリエイティブを名乗る仕事してるなら、自分の感性を信じなさいよ!
情けない!そんな仕事の仕方してたら、これからあなた、
強い表現なんてつくれないわよ!」(文中より)

ガツーン!とこめかみのあたりに一発くらったような感じだ。
以前の私なら強烈に参ったかもしれない。
今の自分は若いころのようなことはないけれど、
「自分の感性を信じなさいよ!」・・・これは響く。
心の中の道のところどころにある指標に貼っておきたいような言葉である。
樹木希林さん、肚が座ってるなあ〜。

さあ、塾の開始までに、追い込みでもうひと頑張りしないと!

Commented by sogno-3080 at 2018-05-30 06:57
プロの仕事場、のぞかせてくれてありがとうございます。
うん、さすがって感じ。

樹木希林さんの記事も読ませてもらいました。何だか知らないけど、私も
ガツンと希林さんにやられた気がしています。詳しくは説明できないのだけど・・
今仕事を続けるかどうか迷っていましてね。そんな事も含め、考えさせられました。

Commented by 香子 at 2018-05-30 11:00 x
希林さんはデータや世論なんて関係なく
自分の信ずるままに生きてる人な気ですよねぇ。。
データなんてどうにでもなるような・・・(^-^;;
イワシの群れや、羊の群れの中に紛れるのは安心ですが
クリエイティブなお仕事はそれじゃダメですもんね。
Commented by team-osubachi2 at 2018-05-30 17:01
sognoさん
パレットの横の壁に絵の具のハネよけパネルを置いて、
お気に入りの葉書やカードなどぺたぺた貼って楽しんでいます。
樹木希林さんの言葉は、このクリエイターさんにどんだけ響いたかなんだかわかるような気がして・・・。
もちろん言われた瞬間の衝撃は大きかったでしょうけど、それがどれほどおおきな糧になっているかがわかってくるのってもっと後になってからなのですよねえ。
お仕事にしろ家内の事情にしろ、どっちにするかは自分の本音に従った方がよかったりしますよね。タイミングってあると思いますが、読みだとか、見積もってとか、よりも自分のキモチに正直に従う方が後悔がありません。もし近いうちにやめたとしても、またいつか再開なんてこともあるかもしれませんし、未来ってそこが面白いし、それもまたよし、ですよね〜。
希林さんの言葉って、そういう意味でクリエイターだけでなくいろんな状況において響く言葉だと思いました。
Commented by team-osubachi2 at 2018-05-30 17:06
香子さん
>希林さんはデータや世論なんて関係なく 自分の信ずるままに・・・
まったくそんなイメージのまんまですよねえ。
あ、もしかしたら、こんな風に生きていらっしゃる方の方が、
かえって本音と建前って上手に使い分けできるのかもしれません。
若いクリエイターさんにガツンと言ってくれる人がこれからも現われますようにって思います。
私も筆で頑張りたい!って思う間は、年齢が下であってもいい、叱ってくれる人、いて欲しいなって思います。
Commented by ベル at 2018-05-31 08:49 x
惹きこまれる記事でした。希林さんのモノトーンの羽織・着物から見える可愛らしい半襟も素敵。あんな風にゆったり着たいです。
昨日、阿部龍太郎氏の「等伯」を読み終えました。
国宝になった松林図を生み出す件からそれを観た歴史の証人者たちの反応に思わず涙。バスの中でした。/// 直観を表現する生みの苦しさから逃げず、愚直に画道を極める姿を描いた著者もまた、求道者でした。今日のブログのお題に通じるものがあると感じた次第です。
Commented by team-osubachi2 at 2018-05-31 13:02
ベルさん
着物の組み合わせや好みはそれぞれではあっても、樹木希林さん(だけではないですが)の着こなし、憧れますよね♡
阿部龍太郎さんの「等伯」、読んだことがありませんが、ベルさんの感想を読んでリストに入れておこうと思いました。
たしか七尾の出身なのですよねえ。松林図屏風、何度か拝見していますが、いちばん最近観たのがやぱりいちばん心に浸みました。
もう理屈抜きで惹かれてその道を行くしかないというのは、なにも芸術や手造りのものだけではないのだと思うのですが、医術だとか工業だとか、身近には菜園とか庭いじりとか家事のものだとか、すべてにおいてその人それぞれに歩く道すじがあるのですよね、きっと。大小長短関係なく、ああ、自分にはこの道って思えるときが訪れたら幸いなことだなと思ったりします。

ベルさん、ベルさんのお名前のところをクリックすると「フィッシングサイトであると警告が出て、警告を無視してベルさん記入のサイトを見ようとするとヤフーのトップページが出るだけなのです。もしもブログなどベルさんの連絡先がありましたら鍵付きコメントでなり、またはこちらの連絡先/team-osubachi2@excite.co.jpへお知らせいただければと思います。
いつもコメントをありがとうございます♡
Commented at 2018-06-01 11:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by team-osubachi2 at 2018-06-01 12:31
ベルさん
強要してしまったようで恐れ入りましてゴザイマス(^^;;。さっそく伺ってみました♪
タイトルの写真表示のところに「仮設」とありますので
設定からいくのかもわかりませんが、本設定なさればOKかと思われます。
おいおい使い慣れしながら、ご自分の日記をしたためてゆかれるとよろしいかと思います。
(ごくプライベートなことなら、記事を書いてあげる前に非公開にチェックを入れておけば良いですし)
今後ともよろしくお願いいたします。
Commented at 2018-06-01 14:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by team-osubachi2 at 2018-06-01 23:53
ベルさん
そうでしたか。仮設って出来るのですね、知りませんでした。
一切承知、今後ともよろしくお願い申します♪
by team-osubachi2 | 2018-05-29 23:22 | 日々いろいろ | Comments(10)