着物がらみの新刊のお知らせ

丘の上界わいはすでに初夏のような陽気の日が続いていますが、
三月と四月は卒業式や入学式だけでなく、
結婚式などのハレの日が多いこともありますし、
寒さから抜けてでた季節は心身のびやかになって
着物のお洒落を楽しむにはちょうどいい季節なので、
このシーズンに着物デビューを果たす方も多くいらっしゃいます。

そんなビギナーさん向けでもあり、
またあらためて着物のことよく知りたいと思う着物好きの方々に向けて
和装がらみの新刊を二冊ご紹介いたします。

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ひとつは淡交社さんの月刊『なごみ』四月号。
先日発売されたばかりの四月号は帯の大特集です。

帯の種類から(帯の締め方そのものは出ていませんが)、
身長、年代によってお太鼓の形のバランスの取り方についてのアドバイスなどは
とても参考になると思います。
(帯の図でイラストを担当いたしました)

着物を着はじめて習いたいお稽古事の筆頭にあげられることが多い茶道ですが、
ベテランさんはもとより、これから着物でお稽古をしたいなと思い始めているビギナーさんに
ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

月刊『なごみ』/淡交社

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そしてもう一冊は日本文芸社さんから発刊の『あたらしい着物の教科書』です。
シックな着物をお好みな方々にはよく知られる「木下着物研究所」さんの
木下勝博さんと木下紅子さん夫妻がこのたび出されたご本です。

教科書と銘打っているだけあって、着物や帯の種類から着方(帯結びは前結びを提唱しています)、
組み合わせ方、始末の仕方、手入れの仕方まで着物に関するすべてのことを
木下好みの和装を紹介しながらおさえてあるご本です。
(各所補足としての線画イラストを担当いたしました)

こちらもシックな着物好きの方はもとより、
ことにいま着物をこれから着たいと思われる方や着はじめたばかりのビギナーさんに
おすすめする一冊となっています。

『あたらしい着物の教科書』木下着物研究所 木下勝博・木下紅子 著/日本文芸社

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ともに発売中です。
ご興味のある方は、ぜひお手にとってご覧いただければと思います♪

by team-osubachi2 | 2018-03-30 09:30 | 着物のこと | Comments(0)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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