丘の上から通信

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2017年 10月 25日

はがき絵を描く−8

今日も朝から雨降りの一日です。今年の十月はずいぶんと雨の日が多いですね。
自分の中では五月と十月が日本のいちばん爽やかな晴天の季節・・・というイメージがあったのですが、
これまでの雨の降り方とは目に見えて違ってきているように思う人は多いことでしょう。

ちょっと別件に取り組んだあと、先週からはがき絵の制作を再開。
先週は梅雨のころに使っていただけるよう、紫陽花などを描いていました。
調べてみると、四季のある日本には季節風の影響もあって
梅雨を含め年四回ほども雨が続く時期があるのですね。
春は菜種梅雨、それから日本に欠くべからざる初夏の梅雨。
秋の長雨は秋霖とかすすき梅雨という言い方もするところがあるようです。
そして初冬のさざんか梅雨。さらには台風の雨も・・・。
ちょっと調べただけでもこんなに雨降りの時期があるのですから、
日本って本当に雨が多い国なのだなあとあらためて思ったのでした。

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紫陽花の花に傘を組んで描いてみようとしましたが、下図を起こすうちにちょっとつまらなくなり、
傘を差した狩衣の公達を立たせて、かすかに柳もそよぐ雨の風景に見立ててみましたが、
この人物は小野道風ではありませんし(一応ね)、ちなみに人物の足元には蛙もいません。w

余談ですが、なぜ花札に小野道風が登場するかを調べてみると、歌舞伎好きにはこれがなかなか面白い話なのですが、
まあ、それはご興味がある方おのおのにお調べいただくとして、
これは花札ではなく(しかも柳のものはなぜか十一月の札だそうですね)、
梅雨時期の絵はがきとして使っていただくために描きあげました。


*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます


by team-osubachi2 | 2017-10-25 10:34 | 仕事をする


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