雑誌の付録めあてに

丘の上にある我が大長屋のまわりはのどかな住宅街で
商店街というものがない。もちろん本屋さんもない。
丘を下ったところにあるコンビニで売っている女性誌は
どれも若い女子向きのものばかりでつまらない。

たま〜〜にいま欲しいと思う本や雑誌は、仕方がない場合には
相方に頼んで会社からの帰宅途中書店に寄ってきてもらう。
(本好きの彼には苦でないらしいのがありがたい)
そうして夕べ買ってきてもらった雑誌は『和楽』3月号。

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雑誌も以前ほど買わなくなったけれど、
いったい女性誌における付録が流行り出したのって
何年前からだったろう?
面白いなあ〜と思う反面、いったん読者に付録つきのクセをつけてしまうと
雑誌の制作はさらに大変になるだろうなあ〜と
余計なコトを考えてしまう。

とはいえ、私も単なる一読者にすぎないので、
こんな付録目当てについ買ってしまった。
「雪佳はんの懐紙」・・・制作サイドの思うつぼである。w
でも、その思うつぼにハマる人は多いようで、
今号は大好評の売れ行きだそうだ。
そりゃたとえ正式な茶事/茶会の席には不向きでも、
だってこれカワイイんだもん ♪

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和文化にしぼって創刊した『和楽』さんも登場してもう何年になるのだろう?
相変わらず美しい写真と詳細な文章が豊富で、眺めて楽しい雑誌だけれど、
(経験もないのに知識ばかりで頭を膨らませることは気をつけたい私・・・)
ほどほどのところで流し読みするだけだ。

一カ所、どなたがお話なさっているのか、ページの中に
ーー「もてなし」と「おもてなし」はまったく違うものなのですーー
とあって、ハッとした。・・・でも、どうしてハッとしたのだろう?

すぐに答がみつかるはずもないけれど、
そんな風に気に留めた箇所がひとつでもあると
千数百円払った甲斐があるなあ〜と思う。
貧乏性である。
Commented by sogno-3080 at 2015-02-05 13:02
付録付きの雑誌、大好き!
めったに買いませんが(笑)、一応気になるので付録は
チェックします。お懐紙、うーん悩みますね。
以前、トートバッグがついていた時は「和楽」買った記憶が
あります。
大昔の話でなんですが、田舎の子どもだったので、付録は
宝石に思えましたよ。「りぼん」「なかよし」や
「科学」ね。科学は付録だけが楽しみだったような。
3Dプリンタで作ったような顕微鏡が一番嬉しかったです。
「鉱石セット」は全然興味なかったですけどね・・・
Commented by team-osubachi2 at 2015-02-05 17:52
sognoさん
うふふ、楽しいですよね付録♡たま〜に買えるときは買うことがあります私も♪
懐かしいなあ〜「りぼん」や「なかよし」。「りぼん」だったかなあ、内田善美さんの絵だったかタロットカードが付録についてて、絵が本当に綺麗で大事に眺めてましたけど、生意気にもよくクラスメートなんかの恋占いなんかやって遊びましたっけ〜。
「学習」や「科学」も。両方買ってもらえるお宅が羨ましかった〜。相方も私も「科学」の方でした。鉱石セット、相方は好きかもです。でもコレクターじゃなくてよかった!笑
by team-osubachi2 | 2015-02-04 10:06 | 買う | Comments(2)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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