葡萄文様の帯

世に葡萄唐草文様の帯はたくさんあるけど、いざ探すとなると、
自分の好みと予算(←これ大事)に当てはまるものってなかなかないの。
あるとき古手を物色していて「あ、これ好きだな ♪ 」と思って手に入れたのは、
海老茶の地に漆箔で葡萄唐草がゆったりと織り出された袋帯。

いまどきこんな海老茶色を喜んで締める人なんていないわよね〜。
私は好きよ。好きだから買ったんだもの。
(実物はもっと抑えめの色なんだけど、写真じゃ出ないなあ)

でもね、ひと目で見て分かるように、だいぶくたびれて古いのよねえ、これ。
好きで手に入れたはいいけれど、ん〜このままじゃあ締められない。
さて、どうしたものかしらん。

葡萄文様の帯_f0229926_1713460.jpg

・・・と、そのまま押し入れに仕舞いっぱなしにしていたのを
先日ようやくお直しに出してみる気になった。
このくたびれたような帯、はたして見事よみがえることが出来るかしらん?
ものは試し、またいつもの悉皆屋さんにお願いしてみようかな。

でも出来上がってくるころは、、、もう冬だわね、冬。
となれば、締めるのは来年の秋ってこと???
気づくのが遅いというか、気が早いというか・・・相変わらずよね。


Commented by 香子 at 2014-09-20 20:29 x
は〜い、ワタシも葡萄唐草柄大好きです♪
ドンピシャな秋色ですね (^-^)b
ステキに再生されて戻ってくる事を楽しみにしています。
Commented by 神奈川絵美 at 2014-09-20 21:33 x
こんにちは! 確かにTomokoさん好みな感じがします。来秋、帯も体調もばっちりな状態でお召しになれますね☆ メンテナンス…と言えば私、もう袋帯を自力で締める気になれなくて、二部式にしちゃおうかななんて考え中でーす。
Commented by team-osubachi2 at 2014-09-20 23:24
香子さん
見ればたくさんある中から、といいますか、いっぱいあるから
その中で「これ好き」ってなかなか出会えないときもありますよね。
(って、探してないときに限って出会ったりも/笑)
私も蘇ってくるのを今から(まだ送ってない)楽しみにしてまっす〜!
Commented by team-osubachi2 at 2014-09-20 23:41
絵美さん
袋帯、どういう部分が締める気になれないところなのか興味あります。きっと、ちょっとしたことなんですよねえ。
私も、もし今のやり方を先生に教わってなかったら、もう面倒くさくて袋帯締める気ナシ子になってるかもなあ〜って思うコトよくあります。洗濯バサミで留めるやり方ですが、ほとんど名古屋帯と同じ感覚で締めてます。
二部式に直すことで、自分なりに心平らかに、楽に締められるようになるのなら、それはやっぱり直す方がいいですよねえ。そういう記事もいつか拝見したいです。
Commented by sachiko at 2014-09-21 12:31 x
Tomokoさんカラーの葡萄帯拝見し
地味目葡萄帯 登場させねば・・・ シーズン帯ですものね

来シーズンのコーディネイトイメージ楽しみながらのお手入れ
わくわく・どきどき・いそいそ(^_-)-☆
Commented by team-osubachi2 at 2014-09-21 22:41
sachikoさ〜ん
はい、いかにも昭和な漆箔の帯です。
漆箔ってけっこう好きなのですが、それでもわざわざ買うに至るまでには
やっぱりそこまで好きか否か、よ〜く吟味しちゃいますね。そしてお直しして大事に着るのであります。
先日も人さまから譲っていただいた大島紬の単衣、いまちょこんとお袖を直していただいていて、10月あたまにもし蒸すような日があれば
秋色の縞の帯と葡萄の帯留めで袖を通したいなあ〜なんて、お直しのタイミングがやっぱりズレてるかもしれない私です。笑
by team-osubachi2 | 2014-09-20 11:03 | 着物のこと | Comments(6)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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