零式艦上戦闘機(零戦)

今週夏休みの相方と共に、
今日は上野の科学博物館へ出かけてきた。

特別展『深海』を見学したあと、地球館の2階へ行き
宇宙科学のコーナーで展示されていた
「はやぶさ」号が小惑星イトカワから持ち帰った粒子を
光学顕微鏡で一人ひとり見せてもらった。
(わあ〜〜!感激ッ!!)

そのあと、ついでに2階の奥へ進むと、
一昨日見た映画『風立ちぬ』にも最後に登場する
零式艦上戦闘機(零戦)が展示されていた・・・!
(これは昭和47年にラバウル北西の
ニューブリテン島沖から引き上げられた実物だって)

零式艦上戦闘機(零戦)_f0229926_18371378.jpg

映画『風立ちぬ』は、登場人物の名前以外はファンタジックな作り話だけれど、
この零戦が生まれてから末期までを辿るドキュメンタリー・ドラマが
NHKBSプレミアムで来月放送されるようなのでチェックしておこう。

太平洋戦争のことなど、大人になってほんの少しずつ関心を持つようになった。
この8月は、零戦の生みの親・堀越二郎さんのことや、
ファンタジーのかけらもない飛行の厳しい現実を知るいい機会になるだろう。

『零戦〜搭乗員たちが見つめた太平洋戦争〜』
NHKBSプレミアム 8月3日(土)/10日 (土)
午後 9:00〜10:30 放送
Commented by セージグリーン at 2013-07-25 20:17 x
零戦もいち早く米軍に旋回能力が分析され、戦争の後期にはすでに零戦を上回る機能の戦闘機が現れましたね。もう技術だけの問題ではなく、資金、国力の差ですけれども、、、。
亡父が「飛燕」のエンジンの設計に関わったので、辛くてもどうしても、戦争物は観てしまいます。
Commented by team-osubachi2 at 2013-07-26 00:21
セージグリーンさん
なんと、お父さま、そうだったのですか?!以前セージグリーンさんからいただいたコメントでも(ダイビングの記事にでしたか)、なんとなく感覚が違う印象を持ちましたが、そういうコトだったのですね。
お父さまは優秀な方でいらしたのでしょうね。太平洋戦争、なんでこんな国力の日本が勘違いをしてしまったのか(こんな国力だったからかもしれませんが)、せっかくの技術も人材も間違った方向に用いてしまったなあ〜と思うことがあります。・・・って、あ、それはなにも日本だけの問題ではないですね。
まだまだ知らないことばかりですけども、8月は若い時より徐々に終戦のことに関心を持つようになりました。この夏もちょぴっとですが目を向けたいと思っています。
Commented by 朋百香 at 2013-07-26 11:34 x
tomokoさま
すごーい、セージグリーンさんのお父様。(人のブログですみません)飛行機のエンジンの設計なんて、
凄すぎます。日本人て真面目だし優秀だから・・・。
でも今思えば、子供が大人に喧嘩うってるみたいな
国力の違いですよね。なぜ戦争に突き進んでいって
しまったのだろう・・・て時々思います。驕りでしょうか?

父が初めて羽田から外国に行く時は、皆んなで
万歳三唱して見送ってました。確か赤い絨毯も敷いて
あったな〜
まだ、パンナムがあって 金髪にブルーの制服の
スチュワーデス(当時はこう呼んでました)が 子供心にも、カッコ良かった。

飛行機って特別な乗り物ですよね。
暗い歴史と「空を飛ぶ」という人の夢から出来た
不思議な乗り物。

Commented by team-osubachi2 at 2013-07-26 11:57
朋百香さん
あの時代に飛行機のエンジンや設計に携わるっていうのは、もうどういう学校を出て、どういう頭脳や技量の持ち主かをいうことがハッキリしていた時代だったと思うんです。
今よりも経済も勉学にも大きな格差があった時代ですが、努力する人は貴賎に関係なく一所懸命生きてた時代だったような気がするコトがあります。便利になりすぎると、人間楽な方にそりゃ転びますよねえ。昔がヨカッタとは言いませんし、あんな戦争に突っ走るような思い上がった時代はご免だと思いますが、ただ、なんだか今とはやっぱり違うなあ〜と実感するばかりです。
朋百香さん、昭和当時のスチュワーデスの格好、似合いそう!!
by team-osubachi2 | 2013-07-25 18:57 | 出かける・見る | Comments(4)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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