丘の上から通信

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2011年 08月 13日

もういないよ

数日前、実家から連絡があった。
10日の夕方、17年近く実家で愛嬌をふりまいていた
犬のサチが逝ったということだった。

これまで実家に飼われた犬4匹のうち、はじめてのメスだったサチ。
「やっぱりメスはオスよりもしっかりしとるわ」という家族の感想以上に
人への思いやりを表すのが上手な子だったと思う。
ハスキーも混じってる雑種であったせいか、
樽のようなボディを細い足で支えるはなかなか大変だったろう。
晩年は白内障もすすみ、この1年ほどは
夜などほとんど見えていない状態だったけれど
食い気だけは立派なものだった(?)。

この夏を越すのはムズカシイだろうと思っていただけに
6月に帰省して、私もなんとか散歩に連れ出せてよかったと思った。
もっとも、サチにしてみれば、彼女が誰より大好きなうちの弟と比べて
私の扱い方を「下手ねえ」と思ったかもしれないけど・・・。

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小さいときから動物が大好きで、小学生のころ、
どれだけ「犬を飼いたい!」と願ったことだろう。
それが中学生になって、兄貴が子犬を飼うと言い出してから30数年。
その兄貴も私も高校卒業とともに家を出て、
ずっと面倒をみてきた両親もさすがに歳をとった。
弟が実家にいてくれるけれども、おそらくもう新しい犬はやってこないだろう。
これまで実家が飼った犬たちは、初代以外はみんな長命だったから
長いこと私たち家族とつきあってもらったなあ〜と思う。
これまでホントにありがとうね、みんな。

指先でなでる鼻づらや、ワシワシと掻いてあげる首から耳のあたりや
手のひらいっぱいに触れるしなやかな体の毛。
そして、思ったことをストレートに伝えてくる大きな瞳・・・。
ああ、次に実家に帰っても、犬たちはもういない。

by team-osubachi2 | 2011-08-13 00:03 | 日々いろいろ | Comments(4)
Commented by すいれん at 2011-08-13 11:07 x
tomokoさん
よ~く分かります、tomokoさんのお気持ち。主人の実家でも代々、犬を飼っていました。(コリーが多かったんですけど)
うちでも16年、プードル飼いましたけど、あの犬臭いにおい、好きでした。特にお日様にあたった後の・・・日向臭いというのかな。
一度飼ってしまったら、家族ですから、先のことを考えるともう飼えませんね。 今は楽しかった思い出だけです。 生きものは死ぬ時が辛いからいやですね~。 
Commented by team-osubachi2 at 2011-08-13 15:02
すいれんさん
ね、生きものは(私たちも)必ず死にますからねえ。上京して以来ペットの飼えない住まいにいるというのは、はじめから諦めるぶんだけ気が楽なところがあるかもしれません。今はよそのお家のペットや近所の虫や野鳥を愛でることにしています。(笑)
ご主人のご実家でコリーを?むかし流行ってましたよね〜!小さかったころ、近所の網元さんのお家で飼っていて、学校の帰りにいつも門のところで鼻づらなでていました。懐かしいです。
Commented by 神奈川絵美 at 2011-08-13 21:54 x
家族として当たり前のようにいたワンコとの別れは辛いものですよね・・・この暑さもあってか、うちの近所でやはり17年生きたシーズーもつい先日、亡くなりました。
でもきっと、Tomokoさんのご両親のもと、幸せな生をまっとうしたと思いますよ。
Commented by team-osubachi2 at 2011-08-14 12:51
絵美さん
3代目4代目のわんこたちは、年に何日かだけ(お盆と正月、また両親の入院・手術などで帰省するときに)登場する私のことを、だんだん彼らなりに「この人はどうやら家族らしい」とわかるにつれ、彼らが私を受け入れてくれて嬉しかったものです。離れてくらしていても家族でしたから、寂しくなりました。
どんな動物もですが、かわいい子供のさかりから大人になって、いつの間にか自分と同年代になり、追い越し、老いて死んでゆくさまに教えられるのですね。


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