柿ジャーキー

丘の上に越してきて一年。
ご近所の庭木にどんな花が咲くとか、どんな柑橘類が実ってるとか
道を歩きながらチラッと眺めるのが楽しみなのだが、
先月のこと、おおぶりな渋柿ふたつを知り合いの人からいただき、
「へたのまわりに焼酎をちょちょっとつけて置いておくと甘くなるよ」
と言われて、その通りにやってみたのだけど、
どうも甘くはならなかった。・・・なんでかな?

柿ジャーキー_f0229926_18171237.jpg

なので、皮を剥いたついでに、干し柿にすることにした。
まる干しでは時間がかかりそうだから、あえてスライスにして干してみた。
ちかごろ流行りの干しもの作り。
はたして上手くいくのかな?と、半信半疑でトライ。

柿ジャーキー_f0229926_8182383.jpg

自分が生まれ育った日本海側とは違って、太平洋側は乾燥が激しい。
干した柿はみるみる水分を失っていき、ひからびて(?)いく。
その姿カタチは、どうみても「干し柿」ではなく「柿ジャーキー」だ。

10日間ほど干してみたらば、干し柿らしい甘みがあるものの、
シブが消滅するまで、あともう少し時間がかかりそう。
が、ちょこちょこっと味見しているうちに、
数が減ってきてしまっているから、完全にシブが抜けきるころには、
もうお腹に納まってしまっている・・・かもしれない。
by team-osubachi2 | 2010-12-12 09:51 | 食べる | Comments(0)

イラストレーター岡田知子の、暮らしと、着物と、お絵描きの日々


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