丘の上から通信

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2019年 02月 23日

私の旅茶セット

毎夜毎夜の夜なべ仕事。
安いベトナム製の籠にチビチビと作業してきた一閑張りがようやく完成した♪
(実物はもっと濃く染まってるのだけど、この写真じゃ色が出ないね)

しかし、無臭の柿渋って素晴らしいわ〜!
おかげで塗りの作業もサクサクと進められたし。
あの強烈な臭いの元を濾過することを考えた人に心から感謝したいキモチ。

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中も半紙を張っておいたから、
物を出し入れするときに手指や布が引っかかる心配ナシよ。

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そして、この一閑張り籠に詰めるのは・・・これ↓

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時間をかけて少〜しずつ集めてきたお道具で用意した私の旅茶セット〜♡

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実際戸外でお茶を喫することを考えると、まずはお湯を入れた水筒が絶対に要るワケだし、
その場ですすぎを捨てる建水もいるし、
デコボコした地面でも点てやすいようお盆もあるといいのよねえ〜。
そんなこんなを考えて寄せ集めたマイ旅茶セット。

そんな中で、以前お友だちがくれた仕分けポーチ↓・・・これが秀逸でね。

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ちいさな菓子盆と(菓子敷きにしてもいい)杉板、お懐紙、茶巾、
(無理くり短くカットした(^ ^;;) 茶杓、銀の匙、菓子切の黒文字がコンパクトに収まるの。

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ピクニック向きの季節になったら、友だちと一緒に公園へ行くときとか、
どこかドライブへ行くときとか、こんな風にセットしておいて、
出かけた先で野点を楽しみたいな〜♡

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真新しくて、立派で、傷つけるのがこわいようなお道具じゃなく、
普段着のまま気軽に扱えるお道具の寄せ集めだけど、
すぐに出せて、すぐに片付けられる、そのために用意した一閑張りの籠。
気軽さと軽さ重視で、紐もあえてそのままに。

桜が咲いたら、おままごと気分で、まず近くの公園でデビューさせてみたいな〜♪


# by team-osubachi2 | 2019-02-23 13:14 | これが好き | Comments(2)
2019年 02月 21日

本番中

おぼろげな記憶ですが、あれは何年生の時でしたか、
おそらく小学校の秋の学芸会ででしょうか、クラスで劇の発表会をしたときに、
講堂のステージに一度だけ立ったことがありました。

脇ながら役をあてがわれて半纏を着るように言われましたから、
日本の民話ものだったかもしれません。
端役も端役、一言だけ台詞もあったのか、なかったのか。
お芝居の中身よりも、また、緊張したであろう出番よりも、
記憶の大半を占めているのはなぜだか薄暗いステージ裏の、
例えばそれは跳び箱やマットといった体育用具の独特な匂いなのでした。

大人になって、お芝居を観ていても、
表舞台以上にバックステージに興味が湧くのは今も変わりありません。


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「本番中」©Tomoko Okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます


# by team-osubachi2 | 2019-02-21 16:23 | 人を描く
2019年 02月 20日

展示会と販売会のお知らせをふたつ

今日はあたたかい日ですね。
お雛さまの姿も見えているせいか、まだ二月であることを忘れてしまいそうです。
(いえ、机の上の領収書の束と、私の会計係であるDELL嬢とにらめっこしている身には
今がもう三月であってはいかんのですが・・・)

すでに本日から始まっている展示会と、
今週末の販売会のお知らせをふたつばかりお知らせです。

*画像をクリックすると大きく表示されます

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「染織iwasaki」さんご夫妻の織りものは、色合いになんとも言えない優しみがあり、
ですけれども、織りの技術のカチッとした確かさに
いつも目が惹きつけられてしまいます。

染織Kawasaki

岩崎さんご夫妻の作品のほか、お仲間の方々五組による展示会が今日から始まりました。
伊勢丹新宿店にて26日(火)まで開催中です。

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もう一つは、このブログでは毎度お馴染みの「初屋」さんの販売会です。
今回は自由が丘駅からすぐのギャラリー「るなん」さんにて、
21日(木)から25日(月)まで開催されます。

フェイスブックに上がる写真を見ていて、次はどんな面白いものが登場するか
いつも楽しみにしているのですが、今回は私も会場までちょっと見にいける、かな?

初屋(Facebook)

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お近くへお出かけになられる方、ご興味のある方は、
日時と場所をご確認の上、どうぞぜひお立ち寄りください♪


# by team-osubachi2 | 2019-02-20 14:15 | お知らせ
2019年 02月 19日

桃の花もひらいて

さすがに去年はまったくそれどころではなかったのだけど、喪もあけたので、
二年ぶりにお出ましいただいた・・・私のお雛さまたち♡

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私の齢と変わりないはずだけれど、すずやかなお顔だけはまだまだ綺麗で
シミ・シワひとつない。(←あったら怖いわ)

でも、よ〜く見れば傷みがきはじめてる。
女雛さまの髪飾り、ビラビラの一枚がポロリと外れた・・・!
ルーペで見てみたら、留具が錆びて切れてしまったようだった。
仕舞うときにでも手当てを考えようか。

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おおきな立ち雛の足下に飾ったのは、京都土産に連れ帰ったちいさな立ち雛。

こういうちいさな人形も、やっぱり京都のものは丁寧に作ってあって
色柄も繊細で雅びやかで綺麗ね♡

どことなく眠気を誘われるお顔だけど。w

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二段めには奈良絵のお扇子を置いて、これも京都土産に買って帰ったお豆な雛段を。
この豆雛も眠たそうなお顔だけど大好き♪

三十年は経ってるけど、案外元気ね。
一緒に飾ろうと銀座の伊東屋で買ってきた
粘土細工の菱餅、桜と橘、雪洞の方が先に古びてきたようだ。

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三段めには母親や友だちママが手遊びにこしらえた
ミニお手玉や、ガチャの玩具もついでに並べちゃえ♪

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棚にお人形だけ飾り終えてみたら、何かが足りない気がした。

夕方の買い物ついでに、スーパーで桃の花を買ってきて
ちいさな瓶子に挿して両脇に置いてみたら、
ふわあ〜っとお人形たちの顔に生気が宿ったみたいになった。ほおお〜・・・。

古い人形(ひとがた)ほど、そのそばには生きている花を飾ったほうがイイのかも。

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蕾ばかりの枝だったのに、室内の暖かさのせいか、
縮こまっていた蕾もじきぽんぽんに膨らんできて、朝には花がひらいていた。

今日は「雨水(うすい)」だそうな。
節気の通り、朝から曇天で、夜には雨が降るらしいけど、
この部屋の隅だけ一足早く華やかな春気分〜♪


# by team-osubachi2 | 2019-02-19 14:15 | 日々いろいろ | Comments(0)
2019年 02月 18日

一周忌にあれこれ思う喪の装い

昨日、無事に姑どのの一周忌の法要が済んだ。
自分が歳を重ねるごとに、数年が束になって過ぎて行くように感じるようになったのだけど
その速度でいえば、一年が経過する速さなんてまたたく瞬間みたいなものだ。

まさに糟糠の妻を失い、その失意の直後に肩の骨折だの手術、入院だのという時期を乗り越え、
穏やかにマイペースで本来の生命力を(年相応に)持ち直した舅どのが仕切って、
ごくごく身内だけのささやかな一周忌の法事だ。

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もう全身真っ黒である必要もないだろうし、四十九日の時と同様、帯は軽くして参列した。
着物を着ていくと、舅どのの妹であるおばちゃんが喜んでくれる。

帯締めは江戸紫でもよかったかな?と思わないでもない。

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去年、姑どのは急逝したこともあってバタバタのご葬儀で洋服にしたのだけど、
たしかにあちらこちらのご葬儀に参列して見渡してみれば、
ご遺族ご親族はやはり洋装が圧倒的に多い。

そんなご葬儀に、もしも親族ではない自分が着物で参列するとしたら・・・?

何年か前、恩師と仰いだある方のお通夜に、着道楽でもいらっしゃる落語家のS師匠が
茶系統の濃淡の着物と羽織姿で参列なさってらしたのを見て、
着物好きでもいらした故人は、このいかにも芸人さんらしいアカ抜けた喪の装いを
きっと歓迎なさったに違いないという気がして、
同じことは出来ないまでも(どだい無理!w)、参考にしてみたいものだと思った。

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洋装なら簡単に済む話なのだけど、せっかく持っている喪の和装ひと揃い。
着物を着られる気力体力があるうちは活かしたい。

黒一色の中で、ご遺族よりは控えめに。でも、礼を失しない、悪目立ちしない装い。
大正・昭和に定まったと思われるルールに、
あまりきっちり縛られなくてもいいんじゃない?とも思うし、
う〜ん、まだまだ思案してみたいところである。

備忘録:「着物で迎える喪の装い」/着物と悉皆みなぎ


# by team-osubachi2 | 2019-02-18 10:26 | 着物のこと | Comments(2)