丘の上から通信

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2019年 07月 15日

水泳とうなぎとスパム

たまたま近くに美味しいうなぎ屋さんがあることが分かって、
初めていって見たときから、ここ何年か毎夏恒例にしている「水泳とうなぎ」の日。

暑さのない週末の昼過ぎ、まず大きなプールに行ってひと泳ぎする。
全身のコリもほぐれて、ジャグジーであったまって、満遍なく疲れ、
お腹をぺこぺこにしておいてから、夕方まだ明るいうちにいただくうなぎ。

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沁みたーーー♡

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満腹になっていい心持ちになって歩いて帰宅し、
洗い終わった水着やタオルを干してからベッドに倒れこむ。以上。

で、思い切り贅沢した翌日は、うんと倹約して、家にあるものだけで済ませる。

残り野菜のお味噌汁、山芋の塩バター焼き、冷やしトマト、もずく酢、
それから、お土産のスパムがあったので、
薄焼き卵と一緒に小さなスパムおむすびをこしらえた♪

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薄切りスパムのパックは缶入りより便利かも。

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沖縄そば、ゴーヤーチャンプルー、麩チャンプルー、そしてスパムおむすび。
やっぱり沖縄系のご飯に合うんだな〜♪

ごちそうさまでした。


# by team-osubachi2 | 2019-07-15 13:26 | しみじみご飯 | Comments(4)
2019年 07月 14日

青い風の吹く日

梅雨も後半ですが、なんとも鬱陶しいお天気がずっと続いています。
さすがに飽きてきました。

とはいっても、時間とお天気だけは、
どんな国の王様でも、お金持ちでも買うことができませんので、
草木や動植物と同じく、人もジッと晴れるのを待つしかありません。

乾いた風が吹く日が待ち遠しいこの頃です。


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「青い風が吹く日」(c)Tomoko Okada

(イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます)


# by team-osubachi2 | 2019-07-14 17:26 | 人を描く
2019年 07月 14日

そこらの狸

このあいだの金曜日の夕方、買い物へ行った帰り道、
公園の脇でようやくお目にかかった狸親子。

まだ明るい夕方だったけど、一匹は道の真ん中にちょこんと座っていたので、
視線を合わせないようにしてカメラを起動させているうちに茂みの中へ消えてしまった。

公園の端っこまで来たとき、もう一匹の狸が向こうに走っていったと思ったら、
一瞬立ち止まったと思ったら、ふたたび私の方に向かって走って来て公園の茂みへ逃げ込んだ。
見れば向こうから散歩させる人間が二人と犬が三匹。
犬三匹よりは、人間一人(私)の脇を走り抜けたほうがいいと判断したんだろう。

私の横を抜けてゆく一瞬、その狸の首や胸元からお腹までは毛が生えていたけど、
腰から先は毛がなかったのを確認できた。

公園のそばにお住まいのお茶の先生に聞いた話では、
この春、親子三匹の狸のうち、一匹は疥癬か首からの体毛が抜け落ちて禿げていたそうだから、
私の横を走り抜けていった一匹はその子狸かもしれない。
・・・そうか、回復してきてるならよかった。

生まれて初めて見た野生の狸。
夏毛のせいか、痩せっぽちで思ったより小顔だった。w

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うちの長屋のゴミ捨て場の土手が彼らのテリトリーの端っこなのか
土手の一角に溜めフンされるのもあんまり嬉しくはない。

とはいえ、彼らのお粗相は、いってみれば「野生の理屈」のものだからしょうがないけど、
この日もスーパーへの道の途中に二ヶ所も犬のお粗相がそのまんまなのを見ると
犬ではなく、人間(飼い主)の側のだらしなさを思う。

何年か前に、どこのエリアからやって来た親子だろう?
この公園界隈を拠点に縄張りをはって数年。
生きてゆくのも大変だろうけど、また、たまには顔見せてよネ♪


# by team-osubachi2 | 2019-07-14 16:12 | 生きものの世界 | Comments(2)
2019年 07月 12日

そして、布は残る

昨日、友人や知人のグループ展や個展、そして物産店での買い出しなど
銀座界隈だけで数件ハシゴしてまわった最後に、
交通会館で開催していた「出羽の織座」さんの自然布展を拝見してきた(会期は終了しました)。

お昼どき、何人ものお客さまでにぎわっていたけれど、
展示物の一角に今年身罷られた田中昭夫御大の正藍型染の作品も
(だいぶお嫁入りしたあとながら)まだ少し残っていて見ることができた。

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その帰り道、御大ひとりで染めてきた大量の布の行方に思いをめぐらせた。

それぞれにお求めになった人たちのもとで、大切に扱われる布もあるだろうし、
やがて着古されて使命を終える布もあるだろうけれど、
その中から、持ち主が変わり、時代も変わっても生き残る布がかならず出るのだと思う。

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そういう一途で懸命な仕事をしてきた中で、
どれほどの苦労や、どのくらいの失意があったかなんて外野の人間には想像もつかない。

人からうかがったところによれば、ずっと以前、御大が交通会館で個展を開いたとき、
お客さまがいらっしゃらない会場に御大が一人でポツンといたなんてこともあったそうだけど
昨日(その時と同じ交通会館での)展示会場にいらした着物姿のご婦人たちが
「ネットで知ったんですけど、こうだったんですってね、ああだったんですってね」と
御大の仕事ぶりについておしゃべりしながら見ていらした。

晩年になって、思いがけず何人もの人の助けを得て、
大勢の人が御大が染めたものを求める様子をその目でじかに見たときの気持ちは想像するに余りある。
「俺は運がいい」と口をついて出たというのも、
ふたたび染めようと熱量があがったのも自然なことというか、無理もないという気がする。

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もう何百年もの昔から、時間と空間も超えてなおも
人を強く惹きつける布を生んできた幾多の名もなき職人たち。
田中昭夫という人も、職人の中では数少ない名前が出たお一人だと思うけれど、
たとえ名前は時代とともに忘れ去られても、染めた布そのものは後世までずっと残るんだと思う。

彼岸の向こう側に渡って、御大は、そういう仕事をしてきた
古の職人衆の仲間入りをなさったのだなあ〜・・・と、そんなことを思った一日だった。

羽ばたいていった布たちに幸いあれ。


# by team-osubachi2 | 2019-07-12 12:50 | 着物のこと | Comments(4)
2019年 07月 11日

お運びの男性(ひと)

若いときに、都内の小さな映画館で観たフランス映画があります。
イブ・モンタンさん主演の『ギャルソン』です。
パリのブラッスリーでお運び(給仕)として働くアレックス(イブ・モンタン)。
彼には小さな夢があって、その夢のためにコツコツと働いているのですが、
彼を取り巻く世界に登場する人物は、当時の私にはいずれもずいぶんな大人に見えました。
「あんな(中年の)年代でも夢を抱いて働いたり、恋をしたり、するんだなあ〜」と
いかにも若造の私は当時思ったのでした。

20年ほど前、ポルトガルを一週間ほど旅したとき、
入った飲食店の(厨房はもちろんのこと)フロアで働く男性は
若者というよりは、中年男性が多かったように見えました。
(むしろアルバイトと思しき若い女子たちの役立たずぶりにうんざりもしましたが)
揃いの給仕服を着て、または前掛けのようなエプロンをして、
きびきびと働くおじさんたちの姿が私にはとても好ましく映りました。

日本でも、かつて「喫茶店」と言われた類いのお店よりも、
現代ならではの「カフェ」の方が今や数を増やしている感がありますが、
若者だけでなく、揃いの制服姿で、きびきびと立ち働く
“おじさんたち”がもっといても良いのでは無いかしらん?と思うこの頃です。



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「お運びの男性(ひと)」(c)Tomoko Okada

(イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます)


# by team-osubachi2 | 2019-07-11 18:41 | 人を描く