初春

平成三十年の年が明けました。2018年のはじまりです。

あけましておめでとうございます。

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田中昭夫御大の藍染めの腹掛け「丸に金」の裏側「丸に宝」をいつもの芭蕉布にかけ、
暮れにこさえておいた紙粘土の餅花もどうにか飾りつけ、
鳥越神社の犬張子を真ん中に置けば、どうにか年迎えの飾りらしくなりました。

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「犬」が「竹」で編まれた笊(篭)を背負って「笑う」の字になぞらえて
子供がニコニコとよく笑って健やかであるようにとの願いがこめてある犬張子。

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今年はよく笑い、良い“棒に当たる”一年にしたいもの。
みなさまにとっても幸多い一年となりますようお祈りいたします。

本年も『丘の上から通信』をどうぞよろしくお願い申し上げます。

# by team-osubachi2 | 2018-01-01 01:46 | 日々いろいろ | Comments(10)

どうぞよいお年を♪

三十代のころ砂漠へ行くのに、はじめてハイブランドの小物を買いました。
エルメスのスカーフ「カレ」・・・。

黒地にレモンとオレンジの枝が描かれた一枚目を砂漠で毎日頭と顔まわりに巻いてすごしましたから、
二週間後には砂埃と皮脂(汗はかかない土地なので)まみれになりました。
けれども、一度クリーニングしただけでピカピカになって戻ってきました。

それに味をしめて、翌年中東へ行こうとして、もう一枚だけ「カレ」を買いました。
数ある中から選んだのは、赤いふちどりの中にグレーハウンド犬の素描が描かれたもの。

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白いシャツの衿をたててこれを首にふわりと掛けたり、
細く折りたたんでデニムのベルトループに通して前で結んでみたり・・・。

丘の上にきてからは出番のないままでしたが、来年はまた活躍してもらおうかな♪

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まだ仕事は終わってませんし、年賀状もいまだ宛名もなく絵面描きの途中・・・。

あいかわらずせわしないのですが、それでも、
以前にくらべて元気にすごせることがなんともありがたい今年の暮れです。

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今年も一年、ブログを読んでくださってどうもありがとうございました♡
心よりお礼を申し上げます。
どなたさまもどうぞよいお年をお迎えください。

感謝。

岡田知子

# by team-osubachi2 | 2017-12-28 13:48 | 日々いろいろ | Comments(12)

お正月をまたいで、とある着物本に載せる線画のお手伝いをしている。
いただいた資料のほかに自分でも確認事項として書棚の着物本を物色していて、
ついと指が引っかかって出したのは・・・やあ!懐かしいなあ♪
大橋歩さんの『どきどき着物』と、その続編ともいうべき『きものでわくわく』。
転居する前からしばらくページを開いてみることもなくずっと仕舞われたまんまだった。

『どきどき着物』の初版は1989年。
いっときデザイナーズブランドなどから大正ロマンなる着物がでて
パッと流行った瞬間はあったものの
あの当時はまだまだ着物を着る若い人はとても少なくて、
自分が通いはじめた歌舞伎座でさえ、三階席はいつも空いていて(一階は知らない)、
まわりを見渡しても着物など着て観劇している若い人なんてまずいなかったように思う。
ご年配はいらしたけど・・・。

この翌年だか翌々年にイラストレーターとして独立したさいに
着付けを十回だけ行政区主催の無料講習で習い覚え、
一冊の着付け本のほかに買った着物の本がこの『どきどき着物』だった。

当時いくつか昭和の香りがする着付け本や、老舗看板的な着物雑誌はあったけれど、
こんなにポップで可愛くて愉しくてファッショナブルさを感じさせてくれる本は
大橋歩さんのこの一冊くらいしかなかったんじゃないかしらん?
のちに着物エッセイ本なども出された大橋さんの記念すべき最初のご本だ。

もうどんだけ眺めて、眺めて、眺めまわしたことだろう。
そして、私もこんなのが欲しいな、こんなのが着たいな、こんな組み合わせしてみたいな、
時代裂の「池田」さんって目黒のどこにあるんだろう?(パソコンが普及してない時代だったし)
石川あきさんってあの着物本でコーディネート載せてた人だわ♪・・・などなど、
めくるめく着物世界を妄想しながら日に夜に見ていたせいか
しまいにはボロボロにしてしまったので、引越ししたときにいったん処分して、
でものちにまた見たくなって(たしか古本で)
もう一度手に入れたこれはだから二代目ということになる。

1997年にでた『きものでわくわく』はさらにグラフィカルな見せ方で、
大橋歩さんの好みもはっきりと反映された一冊だ。
(この頃になると、趣味的な着物の本も何冊か世に出ていたかもしれない)

すでに友だちに頼まれて着付けを教えたりしていた私は、
着物を着られるようになってどっぷり深みにハマった友だちと、
お互いに買ったこの本のページを双方でめくりあいながら電話で
「これいいよね〜、あれも好き〜♡」としゃべくりタイムを楽しんだこともいまは懐かしい ♪

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そんなこんな記憶がよぎって机に運び、ページを開いてしまったらもうそれまでよ?!
ああ、暮れのせわしないときについ読みふけってしまった・・・。

『どきどき着物』の文中にでてくる大橋さんのお母さまは当時七十五歳とある。
えっと、それじゃあ大橋さんがこれを出されたときの年齢って?
・・・・・・隔世の感ありあり、である。

# by team-osubachi2 | 2017-12-26 18:20 | 着物のこと | Comments(8)

クリスマスが終わると、いよいよ正月飾りの出番ですね。
さあ!今年も残すところあと六日間のみとなりました。
今年はどんな一年だったかな?などと振り返っている暇もなく、
新年を迎える準備で大わらわになる一週間のはじまりです。

・冬のはがき絵「酉の市とえべっさん」(http://okakara.exblog.jp/28469281/

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*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

# by team-osubachi2 | 2017-12-26 00:25 | 仕事をする

牛蒡と長芋のポタージュ

世間でいうところのクリスマス・イブの昨晩。
我が家ではチキンではなく、お手頃オージービーフでハヤシライスにした。
毎度これもおなじみの人参サラダに、サラダ菜やプチトマト、竹輪キュウリで
お皿にぐるっとデコ盛りのサラダと、ピクルス。
スープは今回はじめて牛蒡と長芋のポタージュをつくってみた。

牛蒡に、長芋に、押し麦を少々と、ちいさなローリエを一枚、ブイヨンを一個。
いつものようにクタクタになるまで煮て、牛乳と一緒にミキサーにかけ、
金ザルで漉して、湯煎であっためて、ほんのひとつまみ塩を加えて味を調えるだけ。

白っぽく仕上がるところが、気分的にクリスマスっぽい?

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なんとも優しいお味で、五十代二人だけのしみじみ洋食にはちょうどよかった。
長芋はもう少し減らしてもよかったかもだけど。

夕食の後、年賀状を描いていたら、予報に違わず夜半から雨が降り出した。
どうりで空気がふっくらしてるはずだわ。
あ〜よかった。この半月ほど、ずっと雨が欲しい!と思っていたところだよ。
草も、木も、土も、お肌も乾いてパサパサだったんだもん。

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一夜明けて、窓をあけたら、たっぷりと雨を落とした雲がちょうど去ってゆくところだった。
空気がピカピカに光ってるね。おかげでお肌もしっとり。化粧水のノリがまるで違う。

さすがはサンタさん!雨のプレゼントをありがとう♡

# by team-osubachi2 | 2017-12-25 15:31 | しみじみご飯 | Comments(8)