あと一週間

昨日の午前の晴天はどこへ行った???
ゆうべから寒い。体調管理がムズカシイ。
気を許すとまた一気に決壊して風邪をひきそうだ。
個展まであと一週間。
ダメでもいい、一枚でも二枚でも、最後の最後まで私はまだ粘り隊。
(・・・?パソコンの変換って)
まだまだ粘りたい。
# by team-osubachi2 | 2010-09-27 10:03 | 日々いろいろ | Comments(3)

油断

さぶい・・・。夏からいきなり晩秋になっちゃったようなお天気。
毎年こんな時期は、急激な気温変化に何を着たらいいのかわからなかったりする。
・・・で、油断した。

昨日の朝、鼻水がチラチラしているから
季節の花粉なのか、風邪なのか様子を見るうちに
夕方、ついに鼻がぐしゃぐしゃに決壊してしまった!
風邪、だな〜。はあ・・・やれやれ。

こうなるともう頭はストップして仕事にはならない。
葛根湯を飲み、軽く食べて、
医療用マルチビタミンをひと粒飲んですぐに寝た。

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夜中に一度着替えたときには、だいぶ鼻は回復。
今朝はもうだいぶ落ち着いたものの、まだ無理は禁物かな。
今日は一日あったかくして、ゆるゆると仕事することにしよう。
# by team-osubachi2 | 2010-09-25 09:36 | 日々いろいろ | Comments(0)

余韻にひたりながら

昨日はときおり激しく雨が降るなか、
リネンのコートにエンジニア・ブーツで装備し、
まず新宿の世界堂へ、額装のためのマット紙をオーダーがてら
不足の画材を買いに行き、その足で銀座と碑文谷をまわって
ふたつの作品展を見てきた。

「銀座もとじ」さんへ足を踏み入れるのは何年ぶりだろう?
前に入ったことがあるのは、今の場所にお店を構えるずっと以前だ。
今回は吉田美保子さんの作品を見るために、
はじめて「和織」のお店に行ってみた。

たいそうな雨にもかかわらず、初日をむかえたお店の中は
何人ものお客さん方でにぎわい、明るい照明に、吉田さんの作品が
ポウ・・・と、光をふんわり反射していた。
色や面がやわらかく、そこへところどころ
キリッとシャープなラインが交差していたりして
見ていると、まるで楽譜を見ているのとおなじようなリズムと旋律をもって
おのおのの作品が、または作品にこめられた「何か」が
こちらに響いてくるようだった。

「何か」とは何か、きっとそれは見る人それぞれに感じるものだろうが、
私には、それは心のこもった布に共通して感じる
「生命力」というようなものではないかという気がする。
吉田さんの作品もまた、見て、触れて、
こちらが元気になってくる、そんな布だなあと思う。

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その吉田さんとお会いしたのは、実は今回がはじめて。
襟足の短い髪がうらやましいほどうなじに添う、ショートカットがお似合いの、
気性がサッパリして心根のあったか〜い織り姫だった。
でも、ハートのどこかに湿り気を帯びている・・・そんな印象も受けた。

お店をでてから、歩きながら、心の湿り気のことを考えてみた。
和の創作物には、気候風土からくる湿り気が必要不可欠であるように
心の湿り気も、おおいに関わっているのではないだろうか。
けれども、よい作用ばかりではないだろう。
ときには、本人も持て余すくらい重くのしかかるような負の作用もある。

それでも、心の湿り気というのは、もしかしたら
織り物をする女性にはことに必要な部分なんじゃないだろうか。
そこから醸される優しさが、お蚕さんの絹糸とともに
人を包み込む美しい布に生まれ変わる。
そんなイメージがわいてくる。
心が乾いている女性の手では、糸が切れてしまいそうだ。
・・・なんて、素人勝手に、そんなことを思ったりした。

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そのあと、銀座から東横線の学芸大学駅へ移動し
碑文谷にある陶ギャラリーの「宙(そら)」さんへ行った。
いまここで展示会をなさっている
染織家の仁平幸春さんの作品に私が感じるのは、
夜であり、影であり、深い闇のようなイメージなのだけれど、
これには優しさや温もりを伴っている。
だからか、月光のような光もあたたかく見える。

以前、テレビで、深海数千メートルのはるか深いところ、
マリンスノーが降り積もった、なめらかな砂漠のような海底に、
角がとれてやや丸みのある四角い「あるもの」が、
まっすぐ一列に並んでいるのを見たことがある。
それは、死んだクジラの背骨だけが残って海底に沈んだものだった。
いっさいの光がささない静寂そのものの世界。
・・・と、深海の小さなエビが一匹、その骨にいた。
私がそのとき、その画像から感じたことは、
“あたたかい闇”というものもあるんだなあ、ということだった。

私が仁平さんの作品に感じるのは、
そういう“あたたかい闇”と似通ったものかもしれない。
彼の作品で、ことに好きだなあ〜と思うのは、
花や土中の虫や夜の月を描いた染めの額絵のシリーズだ。
仁平さんはもしかしたら、たとえば土中に長くいる虫の幼虫の世界にも
彼らの楽しさや平安さを感じとれる人なんじゃないだろうか。
あたたかな闇の世界からは、光が自然とにじみ出てくるんである。

・・・などと、まあ、
雨降る帰り道に、それぞれの作品の余韻にひたりながら
そんなことを思った一日だった。


some origin /吉田美保子さんのブログ
http://someori.cocolog-nifty.com/

dye works Foglia /仁平幸春さんのウェブサイト
http://www.foglia.jp/ja/
# by team-osubachi2 | 2010-09-24 13:47 | 出かける・見る | Comments(2)

十五夜の初もの

22日の宵の口、日もすっかり暮れたころ、
ベランダから見える東むこうの陰影深い竹林の丘から、
十五夜の月が、まさに「はなやかにさしのぼって」きた。
ホントならうっとりとしずかに眺めていたいところだが
今夜はそうそうに引っ込んで台所へむかい、しみじみご飯の支度をした。

週一回届けてもらう野菜箱に今日入っていたのは、わが家では初ものの栗だ。
なので、十三夜にはまだひと月あるけれど、今夜は栗ご飯を炊くことにした。
この栗は無くん蒸のため、すぐに下処理をしないといけないらしい。
ひい〜、この忙しいときに手間のかかるう〜・・・。
生栗をむくのに手指を傷つけないか、それも心配だ。

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でも、ちゃんと楽にむく方法が紙に記して添えてある。
なになに?鍋に入れた栗がかぶるくらいの水で、沸騰後15分ほど中火で茹で、
水で粗熱をとって、お尻からむくといいらしい。
そうして荒皮渋皮、ほぼきれいにむけた栗で、
たっぷりとした栗ご飯が炊きあがった。むふふ、おいし〜っ!

一人暮らしのときは、わざわざ栗ご飯なんて炊かなかった。
こうして少しずつ献立の幅がひろがってゆく。
食べてくれる相手がいるというのは、とてもありがたいことだ。
手間はかかるけれど、結局は自分でも食べたいものを作るので、
いやしん坊根性も、献立とともに満たされ肥えてゆくようである。
ああ〜、秋だなあ〜。
# by team-osubachi2 | 2010-09-23 01:05 | しみじみご飯 | Comments(0)

自分の着物デビューが秋だったせいもあって、
秋は着物を着始めるにはとてもいい季節だと思います。
今年もまた、浴衣から本格的に袷の着物に目覚めるような
そんな「着物好き」さんが増えるといいな〜。

これも昨年のものですが、農文協さんの「うかたま」でいただいたお仕事から。

*イラストレーションおよび文章の無断使用及び複製・転載を禁じます

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# by team-osubachi2 | 2010-09-22 00:28 | 着物エッセイ | Comments(4)