いや〜〜、開幕式のご臨席たまわったご来賓や招待客がスゴイ!
昭和天皇陛下と皇后陛下、皇太子殿下と妃殿下(美智子さま♡)、
(おそらくこどもの日にあわせてか、幼い浩宮さまと礼宮さまもご来場)
それから首相は佐藤栄作でしょ、もちろん設計の丹下健三氏にかの岡本太郎氏でしょ、
思いがけず川端康成センセのお顔もあって・・・。
参加国のコンパニオン女性らのご挨拶・・・着てるコスチュームがなんとも
70年代に描かれた近未来的コスチュームはおされだし、
フォークロアはあくまでベタな民族的衣装でとっても可愛いんだ〜♪
日本の着物もすごい素敵なの。
私好みの、もろ昭和的好みが見てとれる着物で、晴れ着の色合いの美しいこと!
当時人類の叡智と科学の最先端を謳った万博ではあっても、
オープニングのショーは今のものとは違い、手作り感満載ってところがなんともイイの。
世界の国々がはるか遠くの見知らぬ国々だったころの万博・・・。
映像に残されたあっちこっち各国のパビリオンの様子や、
何より来場した観客みんなの様子の面白さったら、書きだしたらきりがない。
じつに正味137分の感動巨編(?)である。
当時の私はといえば、富山の片田舎に住み暮らすまだ保育園ひよひよの小児で、
そもそも「日本万国博』というもの自体が何なのかわからなかったのだから、
クラスメイトに一人か二人行った子がいたように思うけれど、
それが羨ましいとも何とも思っていなかったんである。
何十年も後になってこんな記録映画を見ることになるとは思いもしなかったなあ〜。
カバーにある通り、これってまさに見るタイムマシーンだわ。
そうそう、これが話題だったのは、子ども心にも記憶にあるわ!
「月の石」・・・?!
太郎ちゃんの太陽の塔の内部のオリジナル映像もある。
・・・・・・行け?
やっぱり?この半纏着て行け?
でも、すでに4ヶ月先まで予約でいっぱいらしいよ。
ま、この映像を堪能できただけで私はいっかな〜♪
それにしても、なんだろうなあ〜、そりゃ公害とか汚職とか社会的な問題は
今と変わりなくいーーっぱいあったろうけど、元気がなくて覇気もない今現在の日本より、
この1970年の映像からは、夢と希望がいっぱいで、
はち切れそうな勢いみたいなものを感じるのはなんでかなあ〜?
ちょっとしたタイムカプセルを発見したようなキモチになる記録映画である。
いいもの見せてもらったな。ありがとさん♪