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あらま、今日で九月もとうとうおしまいに?いつものことだけど、ちょっと参るなあ〜。
やらなくちゃいけないこといっぱいだ。
今日はまた曇ってしまっているけれど、昨日は朝からいいお天気だったので
夏の間に首巻きにしていたショールなどを洗って干した。

田中昭夫さん、通称「御大」の藍染めの端切れを防寒布としてひと夏使ってみたら、
薄手の手織り木綿だからかバッグの中でもかさばらず
首や肩に巻くとクーラーの冷気からしっかりと守ってくれるし、
お出かけのときやスーパーへ買い出しに行くときなどとても重宝した。

私は首の冷えに弱く、グラビア写真みたいに、
襟元や肩にゆったりと羽織るように掛けるのはできない性質だものだから、
ぐるぐると襟首に巻けば、それだけ汗や皮脂汚れは避けることができないワケで、
ちょこちょこと洗わなくてはいけないのだけど、こんなときにも御大の藍染めの堅牢度を実感する。

手ぬぐいよりはしっかりとした木綿だけど、すぐに乾いて、きれいさっぱりした布を見ていたら、
なんだかむくむくと、このナミナミ模様に秋の帯留を並べてみたくなり、
しばし筆を置いて、また帯留でごっこ遊びして逃避した・・・(^ ^;;

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でも、いーのよ。逃避しても。ちゃんと戻ってくれば・・・ねえ?

年のせいだろうか?
最近「いーの、いーの」が増えてきている気がしないでもない。

by team-osubachi2 | 2017-09-30 14:42 | 着物のこと | Comments(2)

あら、奥さま、一週間は早いですわねえ、今夜はわたし暢気に一人飯でしたの。
え?いいえ〜、そりゃあ奥さま、私にだってありますんですよ、
「今日は面倒くさ〜〜い」っていう日も。(笑)

ええ、ですからね、今夜はあすこのスーパーに売ってる、ほら、あるじゃございません?ナムルの詰合せ。
あれ買ってきて、チンしたご飯にのせましてね、ええ、そこへ湯煎の落とし卵と
コチュヂャンもちょこんとのせただけのご飯にしましたんですよ。
なんて言いましたかねえ、韓国風のまぜまぜご飯。

それと、お豆腐と小松菜のあったかいお汁だけはこさえましたけども。
ええ、もう手抜きもいいとこ。おっほっほ、洗いものも少なくて済みますしねえ〜。

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一人飯なんてそんなものでございますよ。ぐうたらするなら今のうちってなものですわね。
ただ、ねえ、奥さま、むかし読んだ本でね、向田邦子さんが書いていらっしゃったように、
「独りを慎む」って言葉がね、こんなとき頭によぎるんでございますよ。
プラスチックの容器から食べるようなことは決してやるまいと思いましてねえ。
せめて、こう、ちゃんと器に盛りつけくらいのことはね。

「独りを慎む」ね、この言葉を読んでから、気に入った器を
ひとつひとつ買うようになったんでございますよ。
いえ、高いものはございませんで、ただ好きかどうかってことで、ねえ。

あら、またすっかりお話が長くなっちゃって、はい、はい、どうも、ごめんくださいまし。

by team-osubachi2 | 2017-09-29 23:31 | しみじみご飯 | Comments(0)

*いずれの展示も会期終了しています
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銀座で催される展示の会をふたつばかりお知らせいたします。

ひとつは、きれいな色の石やビーズなどのパーツを
自由自在に組み合わせてジュエリーやアクセサリーを作る白洲千代子さんの個展です。

本日から10月4日(水)まで、銀座の石川画廊さんにてはじまりました。

白洲千代子ジュエリー展〜収穫祭Ⅱ〜
9月28日(木)〜10月4日(水)/銀座石川画廊にて
平日10:30〜18:00/土日11:00〜17:00/最終日は夕方17:00まで

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もうひとつは開店当初からアンティーク着物の扱いに定評のある
「灯屋2」さんの秋の企画展『秋はソナチネ』展です。

私自身は染めの着物や帯は着る機会もご縁もあまりないのですが、
見るのは大好きで、写真で紹介されている数々の着物や帯の模様や色はとても勉強になります。

企画展『秋はソナチネ』/銀座灯屋2にて(https://m.facebook.com/akariya2/
10月1日(日)〜9日(月・祝)/11:00〜20:00/日祝は19:00まで

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銀座へお出かけのさいは、ぜひお立ち寄りいただければと思います♪

by team-osubachi2 | 2017-09-28 12:12 | お知らせ

帯揚げで遊ぶひととき

今月もそろそろおしまいに近づいてきたけれど、
抱えている仕事はようやく折り返しといったところで、カンヅメは継続中。
そーゆーワケで、今月は一回も着物を着ずに終わりそうだ。
でもそれはいいの。織りの単衣なんて、十月にも着られるんだし。
てゆーか、十月早々袷に袖を通せるほどにはまだ涼しくない。

でも、来月は着るどー!
もう予定もいくつか組んじゃったもんね。

先日遠方の着物友だちより譲られた浦野理一さんの縦節紬の無地の帯。
煉瓦色に少しローズを混ぜ込んだようなこっくりしたあたたかい色のこれ。
これをね、ぜひ締めてみたいの♡

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以前買った写真集の中に似たようなのはないかな?とページを開いてみると・・・

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ほら!あるじゃない?!・・・これ、近いかも?

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ん・・・・・・これも?かなり近い?

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頭の中であれこれ手持ちで組み合わせを考えてみているけれど、
十月の前半はまだ暑い日もあるだろうから、ひとまず弓浜絣(単衣)にあわせてみようか。

帯留は、まぜデビュー戦ではもうこれをあわせてみたいな♪・・・と思っているのは
勝手に「ビスケット」と命名した陶製の帯留は二十年以上も前に『池田』さんで買ったもの。

そこまで決めてしまえば、あとは帯揚げをどうするか。
これはどうかなあ?これは違うなあ。これはイケるかな?などとつぶやきながら帯揚げで遊ぶひととき。

たとえば枯れゆく艸の葉先に見えるようにして、金茶色の綸子とか・・・♪

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草影からちらっと見えるフジバカマみたいにして、薄紫の加賀小紋とか・・・♪

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まあ、好みとしては、秋の日なたの道端みたいにして、
薄い灰茶色のちりめんなんかを合わせるのが好きかなあ〜♪

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着物や帯は別にして、もともと小物あわせで色がたくさん散らかるのは苦手な方なんだけど、
写真集の小物あわせを見ても、グッと抑え気味なのところは個人的には好ましく思ってしまう。

分厚いようでも、案外軽くてしなやかな縦節の無地帯。
ああ〜、どんな締め心地か今から楽しみ〜〜♡

・・・って、あらら、もうこんな時間?
こんな組みあわせごっこなんてやって逃避してる場合じゃない!
さっさと珈琲を淹れて机に向かうべし!
自分で自分のお尻をたたきながら、あわてて着物やら帯やら小物を片付ける。

by team-osubachi2 | 2017-09-27 13:36 | 着物のこと | Comments(6)

Facebookを流し見していたら、Yahoo!ニュースの
『なぜ白髪染めをやめる人が増えているのか』というトピックにあたった。

『なぜ白髪染めをやめる人が増えているのか』/Yahoo!ニュース

本当にいま世界で白髪染めをやめている人が増えているのか、
実際にはどうなのかわからないけれど、自分もすでにそういう年齢のせいなのか、
または、ただ単にナチュラルグレイの人を周りに見るせいかはわからないけれど、
以前よりは多少増えたような気がしないでもない。

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私自身は体調の激変、それも皮膚のトラブルがキッカケだったせいもあり、
三年ほど前から染めるのをやめた。

それまで数年間染め続けてきたのをやめるときに、現実の白髪、
つまり現状の白髪の量を知るというのは、正直、ほんの少し勇気が要った。
自分のゴマ塩の頭を直視するのは、ちょっとばかりショックかもしれない。
でも、もともと私にはふたつみっつ白い髪の理想型が脳裏にあったので
「いつかやめるつもり」の、その「いつか」が体調の変わり目だったというだけの話である。

むかし銀座線渋谷駅を降りたら、前方の人混みの中に
長い髪のほとんどが白い細身の女性が、なんと真っ赤なパンツスーツを着て
まっすぐな姿勢で歩く姿を見て衝撃を受けた。
後を追いかけてはみたものの人混みで追いきれずお顔を拝見することはできなかったけれど
でも、当時まだ若かった私はその後ろ姿に完全にノックアウトされた。
「かっこいーーー!!」ああいう白髪スタイルもあり!だ♪

着物を着ていても、そもそもが着物の似合うおばあさんが理想だったせいもあり、
ミドルエイジだったころの稲葉賀恵さんがグレイヘアのまま着物を着こなす姿も憧れの筆頭だった。

「白髪は老けて見える」という先入観があるかどうか。
たしかに髪の色は黒や褐色の方が若く見えると私は思うけれど、
似合う似合わないという顔立ちやキャラの違いもあるだろうし、
また職業柄(たとえば花街・・・とかね)ということもあるだろうから、
誰もかれも白髪染めをやめる必要はないと思っている。

大事なのは、老いても清潔感があって、黒かろうが白かろうが、
その人の顔がいきいきしているかどうかということだよね。

私個人でいえば、髪を染めなくなってからは、
心身ともに解放感でいいっぱいである♪・・・髪に関しては、ね。w

by team-osubachi2 | 2017-09-25 12:33 | 日々いろいろ | Comments(4)

はがき絵を描くー5

千も万もあるさまざまな花の中からひとつを選ぶのはとても難しいことですが、
個人的にいちばん好きなのは椿の類かもしれません。

見ていると、自分の“目が喜ぶ”ような気がしてきます。
描いていると、飽きもせず、夢中になって花の線を追う自分を発見します。

専門的なことは何も知りませんが、
日本海と東シナ海をぐるりと取り囲む温暖な地域で自生した花のようで、
西洋ではカメリアといわれる名前は、
ドイツ人宣教師カメルさんという人が東アジアの植物を欧州に紹介したことから
のちの植物学者がカメルの名をとってカメリア(椿属)を名付けたんだとか。

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冬場から春先にかけて使っていただけるように・・・と描いた椿のはがき絵。

黄色などで花芯を描いておいてから、仕上げに金彩をほどこしました。
写真や四色刷りの印刷では出ない色ですが、
自分の喜び(悦び、かな?)のために差す金の色です。


*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

by team-osubachi2 | 2017-09-24 16:16 | 仕事をする

クレーの天使のように

昨夜おそくのこと。
お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かし終えて、ふと洗面台のふちを見たら・・・

あ、本日のスマイル、みっけ♡


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ハラハラとドライヤーに吹き飛ばされた木の葉髪が描いたスマイル。

iPhoneで写真を撮りながら、何かを思い出すなあ〜、と思っていたら

・・・あ、パウル・クレーの天使だわ♡


f0229926_07323745.jpeg©Paul Klee

今日もお疲れさま。いい夢を・・・って言われたみたいだったなあ〜♪

どなたさまもどうぞ素敵な週末をお過ごしください。

by team-osubachi2 | 2017-09-24 07:53 | 日々いろいろ | Comments(4)

朝のうちはまだ日差しがあったのに、お昼ごろから急に空が重たくなってきた。
洗濯物を取り込もうとしてベランダに出たら、くるっくーくるっくー♪と声がするので
お隣の建家の方を見たら、電線上でハトが恋のアピール中?・・・だった。

あら、今ってつがう時期なの?
それともフリーのハトは今のうちからパートナーを見つけておく時期?

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テレビなどで、だけど、いろんな鳥たちの生態を見てきて思うのは、
人間の恋愛・結婚のさまざまなパターンのすべてが
鳥類のつがい方や産卵・子育てのパターンの中にあるということだ。

生涯添い遂げて、巣作りから子育てまでを一緒にする鳥もいれば、
一瞬だけペアを組んであとはお互い無関心という鳥もいる。

生涯連れ添うフリをして、じつは旦那がちょっと家を空けてる隙にしれっと間男するメスもいるし、
好きな相手を見つけて産みさえすれば、あとは父親になるオスにまかせて去ってゆくメスもいるし、
他所ん家(巣)にたくみに忍び寄って自分の子だけ育てさせる強者のメスもいるし、
ほかのメスたちの卵も一手に引き受けて自分が代表として温め、
孵化させもし育てもするそのかわりに、自分の卵だけは巣の中心に置いて、
まわりの卵はもしもキツネなどの天敵に襲われても文句を言わせないメスもいる。

オスたちも負けてはいない。
のど自慢なんてのは可愛いらしいもので、かならず魚のプレゼントを用意してメスにアピールしたり、
チョー派手ハデな衣装に魅惑的なダンスまでしてにメスにアピールするのもいれば、
せっせと家(巣)を用意し、産卵したあとは自分でかいがいしく卵を温め
孵化したのちは子育てもする健気で涙ぐましいオスもいる。

ゴシップ記事などでいろんな人間模様をみるたびに、
鳥にもいるよ、そんなのが、と思うのは私だけかしらん?
なにせ鳥類の方が人類よりもはるかに先祖が古いだけのことはあるかも・・・ね?

電線のハトはというと、かなり接近して、あともうちょっとでキスくらいは交わせそう!
・・・ってところで、あら、あっさりフラレて二羽の間には距離が出来てしまっていた。。
オスはまだカラダを膨らませたまま、くすぶっているようだった。
残念だったね。また次のチャンスに頑張りたまえ。

さて、珈琲を淹れて、また机に向かうとしようか。

by team-osubachi2 | 2017-09-22 14:14 | 生きものの世界 | Comments(4)

煮干しの水出汁

今月は忙しい。
遊びに出かけたには、月のあたまに二日ほど。
相方と深谷の書道家夫妻を訪ねたのと、
また別の日に着物友だちと松濤美術館へ古い更紗布などを観に行ったくらい。

あとはひたすら缶詰め状態で仕事と家事の日々。
気晴らしは近所のスーパーへ買い出しに行くことくらいかなあ〜。
丘を降りたり登ったりは運動不足対策でもあるけど。

まだ多少の残暑はあっても、もう秋だ。
お味噌汁の出汁も鰹節だけじゃなんだか物足りない気がするときは
煮干しの水出しの出汁を使う。

夕方、お米をとぐ前に煮干しを丸ごと水に浸しておいて小一時間。
ほんのり黄金色の出汁が出たところでふやけた煮干しを取り出し、
頭と骨とワタのところを取り除いた身をサッと洗って、
ほぐした身は味噌汁の具材と一緒にお汁にしていただく♪

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ゆうべは厚揚げとネギのおつゆ。
椀の底を箸で探れば、厚揚げとネギの下からちょろりと現れる小魚をみるたびに、
落語「味噌蔵」の中で、具なし汁を食べながら主のケチぶりをけなす
お店の者たちの台詞が浮かんでしまうんだよね。w

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八月のあたまに築地場外での火災があったけれど、
それ以前にもうお店を閉めてしまった乾物屋さんがあった。

姑どののご指南で知ったお店で、おじいさん三人で切り盛りしていたのだけれど、
諸事情があったのかなあ、ついに閉店してしまい、
次に買い出しに行ったらどこで煮干しを買えばいいのかわからなくなった。

そろそろ削節もきれる寸前だし、来月あたり姑どのを誘って
(といってもあちらから誘われることの方が多いんだけど)ひとっ走り行ってこなくちゃね。

by team-osubachi2 | 2017-09-21 13:43 | しみじみご飯 | Comments(4)

はがき絵を描く−4

春向きのはがきに、小袖を召した女性をひとり、モチーフに描きました。
この女性にはあえて彩色は施されません。

が、まわりに花を描いたあと、女性の顔に少し紅をさしました。
素っ気なかったような顔が、ほのかに華やかになったように思います。

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私自身のことでいえば、若かりしころにはむしろさけていた赤い口紅でしたが、
このごろめっきり女っ気(?)が失くなってきたせいでしょうか、
ともすればオヤジっ気の方が全面に出てしまいそうになります。

せめて着物を着たときくらいは・・・と、赤の色味が強い口紅をうすく使うようになりました。
ことさらなメイクはしないのですが、口許にわずかな赤い色があるだけで
頬まで照り映えて顔全体が明るくなるような気がします。(錯覚ではないことを願いつつ・・・笑)

ごくわずかな面積でも、赤の効用は大きいですね。


*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

by team-osubachi2 | 2017-09-19 14:02 | 仕事をする