前にも書いたけど、ビーズバッグが好きである。
そんな私が昨日Facebookをみていて気になったトピックがコレ↓

昭和に流行った「ビーズバッグ」は捨てちゃダメ。その理由に驚かされる!/Dounut News

着物のリサイクル店やアンティーク店などでも見かけると、つい手にとって見てしまうくらい好き♡
とくにコレクションはしてないけど、心惹かれるお洒落アイテムのひとつである。

以前実家の片付けで整理したさいに出てきた白い花のビーズバッグはどうしたかな?
たしか姪っ子のところへいかなかったかしら?
そして、たぶん祖母から母に下がって持ってた紫色のものはコンディションもよかったので
自分で手入れして、いま使っている。

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それと、もうひとつ私の手元にあるのは、二十代の後半に
友だちが帝国ホテルで結婚披露宴をあげるというので、銀座へバッグを探しに行き、
「白牡丹」さんでだったか「くのや」さんでだったか(いまやそのどちらもなく・・・)、
見事なものはとても私なんかが手が出せる値段じゃなかったけれど、
それでもぐっとお手頃な(全面ビーズで埋められていない)ものを見つけて嬉しかったなあ。
すでに時代は平成になっていたものの、
佐賀錦にビーズが刺してあるってだけで、なんだか昭和なイメージ。

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結局使ったのはその披露宴のときと、なにやらのパーティーのときとか、
せいぜい二、三回だけど、これはなぜか持ってるだけでシャーワセ〜♡なバッグだから
今回写真を撮るのに出して、しばし愛でてから箱に戻して棚の奥へ仕舞っておいた。

そういえば以前NHKの「サラメシ」でビーズ工場のランチタイムを紹介していて、
そのときはじめて粒々のビーズがどうやって造られているのかを見たけど、
丁寧に造られたキラキラしていて本当に綺麗だったな〜♪

工芸ライターの田中敦子さんからいただいた情報によれば、
首都圏では『柏ビーズ』さんがまだがんばっていらっしゃるとのこと。

柏ビーズ(浅草オレンジ通り店)http://orange-st.jp/shop/asakusa-kashiwabeads/

おお〜♡ことさらなコレクターじゃないけど、次なるターゲットはビーズのがま口かなあ〜♪

昭和の古いビーズバッグ、どうか捨てずに保存してもらうか、
または素材として活かせる道があるといいなあ〜って思う。

by team-osubachi2 | 2017-05-30 13:17 | これが好き | Comments(6)

古い漆喰壁

先週末は墓参のため、ちょっとだけ帰省した。

いまや(悠々じゃないけど/笑)自適な独り暮らしの弟が住むだけの実家は
建てられてから半世紀以上になるのだろうけど、
浴室とトイレ、車庫以外はずいぶん古びている。

幼いころ、たぶん保育園児のころだったろうと思うけれど、
親のいぬ間に鉛筆で玄関の入り口の漆喰壁に思いっきり落書きをしたことがあった。

手前に卵くらいの丸を描き、中をぐちゃぐちゃに塗りつぶしてから
長短さまざまなクネクネの放射線を走らせはじめ、仕舞いには左手で柱につかまり
鉛筆を持つ右手を伸ばせる限り遠くまでクネクネと大きく描いて
「へびのたまご」という“大作”を描いた。
自分でほれぼれするほど、伸びやかで大きな線だと思ったものだ。

たぶんあとで親からこっぴどく叱られたハズだけど、そこはまったく記憶にない。
残念なことに(?)、しばらくしてその大作は、
左官さんによってまた白く塗りつぶされてしまった。・・・ま、いいけど。w

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塗り直されてからももう数十年がたった我が家。
温暖化時代のおかげで近年は豪雪の重みからかろうじてまぬがれ、
どうにかこうにかよく持ち堪えてくれている。

もうあと何年か・・・そうね、
弟が人生をまっとうするまではがんばってもらわなくちゃネ。

by team-osubachi2 | 2017-05-29 12:54 | 日々いろいろ | Comments(2)

先だって描いたRehabilitation-12『灯火がひとつあればいい』では
それまで打ち上げ花火みたいな恋をくり返してきた自分が、もうこりごりして、
派手でなくてもいい、自分にはいつもそっと照らしてくれる灯火が
ひとつあればいいのだと思ったことを描きました。

その灯火は、きっとどこか知らない町にいる「お相手」の灯火ともつながっていて、
いつか必ず出会えるとかたく信じていました。
やがて時期が訪れ、自分が信じた通りにその場所へと誘われ、出会い、今に至っています。

今回、その Rehabilitation-12 で描いた絵を、ひとつの試みとして、少し整理し、
ふたつに分けてあらためて描いてみました。

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『どこか知らない町の灯りと』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

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絵として成功したかはまったく分かりません。むしろ失敗しているかもしれません。w
でも、いいのです。これは数年前に罹った手足の病を脱し、
再出発するために描いた自分のためのリハビリ絵なのですから・・・。

このふたつの絵を描き終えてしばらくしてから、面白いことに、
これは単に恋愛ばなしのひとつとして、どこか知らない町にお相手がいる
・・・ということだけでなく、仕事であれ、友だちであれ、
これから先出会うかもしれない様々な人たちの灯火とも
自分の灯りは繋がっているんだろうという考えが浮かんできました。

きっと、心に浮かぶ通りに、これからの私はまたあらたにいろんな人たちに出会い、
たくさんのことを体験してゆくのだろうと思います。
絵の中はまだ夜ですが、自分の中ではこれは夜明け前なのだという気がしています。

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『わたしの灯り』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

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一年以上かけて描いてきたRehabilitationシリーズはこれでおしまいになります。
拙い作品ですが、これまでご覧くださった方々にこころからお礼を申します。
一連の作品を見てくださって、どうもありがとうございました。

そして、さあ!次の章へと歩みを進めることにいたしましょう!

感謝をこめて

岡田知子

by team-osubachi2 | 2017-05-26 08:11 | らくがき帖

昨日はふた月に一度通う美容院で髪をさっぱりさせたあと、
表参道に移動し、DEE'S HALLで開催中の前川秀樹さんの像刻展を見に行って来た。

前回の展示ではじめて知った作家さんなのだけど、
はじめてみたときから前川さんの作品が持つ不思議な世界の虜になってしまった。
禍々しくて、そのくせどこか透明感があって美しくて・・・。

「人間臭い」というのとは違う。なんていうか天使と悪魔の混在というか
ぬめる泥田に咲く美しい蓮とか、濃い影の中にぐっと差し込む一筋の光明だとか、
そういう相反するものが同時に内在してる感じが好きなのかなあ?自分でもよくわからない。
でも、たとえ小さくても強い存在感と美があって、とても心惹かれる像刻たちなんである。

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その中に、もしも今、私に甲斐性があったら、これを連れて帰りたいなあと思った一点があった。
伐採木ならではの自然に割れて裂けた細く長い一本の木に先に彫られた
(卵くらいの大きさの)白いお顔は、これから観音像に生まれる一歩手前のような、
または観音像の役目を終えたかのようななんともいえない表情をしていて、
蓮か睡蓮と一緒に飾れたらさぞ美しいだろうなあ・・・と。

コレクターが多くいらっしゃるに違いなく、
開催二日目にしてすでにいくつもの作品に印がつけられていた。
どんなところに嫁ぐのかな?ご縁があった先ではどういう空間に鎮座させるのかな?
そんなことまで妄想して愉しんだ午後のひとときだった。

そのあと一件立ち寄ってから外苑前のいつもお世話になっているギャラリーへ顔を出した。
つい最近あたらしくやってきたという「ごんちゃん」に会いたくて♡

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年もまだ一才ちょっと。「二つ目」前の「前座」といったところか?
新参者にてただいま行儀見習い中だけど、賢そうな、でもいたずらっ子のような・・・。
はたして「真打ち」までイケるかは不明。w

またちょいちょい顔出して可愛がってあげよっと。珈琲、ごちそうさまでした♪


*前川秀樹 像刻展「月の居ぬ間に」/5月30日(火)まで表参道のDEE'S HALLにて開催中

by team-osubachi2 | 2017-05-25 08:23 | 出かける・見る | Comments(4)

ブリューゲルのバンダナ

先週末、相方が美術好きの従弟さんと見に行って来たというブリューゲルの『バベルの塔』展。

まあ、内容等については見ていないので知らないのだけど
本丸にたどり着くまでに前座が長すぎというウワサもきこえてくる。

個人的には、相方の買ってきた図録に付いてた
実寸大「バベルの塔」の折り込みポスターで見られただけで良しとしよう。

で、相方がお土産に買ってきてくれたのがブリューゲルの版画のバンダナ♪
アラ!なんかいいじゃないの?!コレ〜!!

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ブリューゲルの前に開催してた版画の展覧会、見ておけばよかったなあ〜。
(去年か一昨年だったかな?なんて調べてみたら、もう7年も前のことでビックらこいたー!)

ふと思いついて、私に似てるコはいるかなあ?と天眼鏡片手に探してみる。

・・・およ?・・・これかしら?・・・犬?子羊?w

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相方に似てるのも探してみようかな?

・・・・・・あ?!・・・これ、似てるかも。虫ね?虫。w

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うーむむ、ブリューゲルってやっぱり変わり者だわ。

いろんなモチーフ見て愉しめそう。
使い勝手のよさそうなバンダナ、どうもありがとう!


by team-osubachi2 | 2017-05-24 19:59 | これが好き | Comments(2)

着物がらみのお知らせをいくつかまとめておこうと思います。
ご興味のある方、お近くへお出かけの方は、ぜひお立ち寄りいただければと思います。

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*ぬぬぬパナパナのぬぬ2017

沖縄をはじめ、全国にいらっしゃる織り手さんの作品の展示の場ですが
今年は大阪展のみの開催になります。

5月24日(水)〜29日(月)/大阪阪急百貨店うめだ本店9Fアートステージにて
詳細はHPでご確認ください。
ぬぬぬパナパナ/http://nunupana.com
(播磨藍の村井弘昌さんのリレー日記も好評です)

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*追記

浦 令子さま

いえ、ちゅうさん
はじめてぬぬパナの会場を訪れたとき、白井仁さんのうちくいなどを眺めていたら
「あなたも仁さまファン?あっちの壁にかかってるあれもそうよ」と
気さくに声をかけてくれてありがとう♡
「ちょっと、お茶してく時間ある?」と誘ってくれて、ラ・ケヤキの前庭の設営カフェで、
一服しながらいきなり腹を割ったお話してくれましたっけね。

今年のご案内をいただいたあと、手紙を書こうか何度も頭をよぎっていて
大阪展が終わったら、ねぎらいのお手紙にしようなんて暢気に思ってたところだったのに・・・。
その大阪展のご盛会をお祈りしていますね。

あふれるような緑の中で、はじめて出会ったときの格好イイ着物姿、忘れません。
心からご冥福をお祈りいたします。合掌


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*キモノハイスタイル 東京2017春ー初夏のそよおひあそびー

質の良いリユース、リサイクル、ヴィンテージ着物を扱うことでよく知られる
「きもの今昔処 和楽市」さん、「きものはちす」さん、「きものなかむら」さんによる
合同販売会が開催されます。

5月26日(金)〜28日(日)/自由が丘の大塚文庫にて
オープン時間が各日により異なりますのでご注意ください
キモノハイスタイル/http://kimonohighstyle.com
*画像をクリックしていただくと、大きく表示されます

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*灯屋2 夏の企画展

夏もののアンティーク着物や帯などの展示会です。

5月27日(土)〜6月4日(日)/灯屋2銀座店にて

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*第1回カタコトの会展

型彫り、型染めを手がける方々の会の会員の方々によるはじめての展示会です。
会期中、いろんな実演やトークイベントがあります。(14:00〜15:30/無料)

5月30日(火)〜6月4日(日)/江戸からかみ東京松屋4階にて
*画像をクリックしていただくと大きく表示されます

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*映画『ふたりの旅路』ーKIMONOが、あの人を連れてきてくれた。ー

桃井かおりさんとイッセー尾形さん主演の映画です。ラトビアの風景が気になります。
6月24日(土)から渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。

映画『ふたりの旅路』HP/https://www.futarimovie.com






ご興味のある方はぜひお出かけください ♪

by team-osubachi2 | 2017-05-23 09:17 | お知らせ

「うん。だいたい分かった。『じゃ、自分はどうなのよ?』ってことだよな」
今から十数年前、その人は私の個展を見にいらして、こう言いました。
私の顔に一瞬はてなマークが出たのを見て、その人はもう一度穏やかな口調で言いました。
「自分はどうなの?ってことなんだよ」

この時の個展では過去に旅した国々で出会ったり見かけたり人たちを描いて発表したのですが、
思いがけずその人はお祝いのワインを片手に一人でふらりとギャラリーに現れ、
ざっと作品を見てまわってからそう言葉を残して去ってゆかれました。
言われた言葉に戸惑いつつも、ひと言も言い返せないくらい何か核心を突かれた
・・・ということだけはハッキリとわかりました。

個展の二年ほど前だったでしょうか。
思いがけず広告業界の大御所コピーライターのその人からご指名いただき、
とても大きな仕事をさせていただいたのですが、
室内の雑貨小物や料理などを描いたシリーズ第一弾は好評だったのか
思いがけず第二弾も発生したまではよかったのですが、
今度はモノのほかに人物も描いてもらわないといけないが、岡田さんは人物が描けるの?と
間に入って仕事をすすめてくださったデザイナーさんを通して訊かれました。

ドキン!としました。当時の私は、人物は「形は描けるけど、どうも苦手」だということが
自分でもだんだんわかりはじめていたころでした。
私が描けるのはせいぜいお人形みたいな「形」だけ。
それならいくらでも描けるのに、どうして「人間」は描けないのだろう?
人物を描くことに腰が引けるほど、それはいつの間にか大きなコンプレックスになっていました。

けれどもこれは新聞広告の仕事でしたから、すでに締め切りは待ったナシ。
どうにかこうにか人物も描いて提出し、二度にわたる大仕事は無事に完了しました。
結局その大御所先生とは一度もお会いすることもなく終わったのですが、
のちに個展をひらくさい、ご案内だけでもと大御所先生にもDMをお送りしておいたのでした。
お忙しいだろうし、たぶんダメだろうと思っていたのに、案に相違してその人は来てくださいました。

「あの第二弾のときに、実は俺はデザイナーに“このコは人物描けないよ”って言ってたんだよ。
作品ファイルでも人物描いてあるの見た事ないしね。
で、来てみたんだけど、うん、今日見て、だいたいわかった。
やっぱり『自分はどうなの?』って事なんだよな」とお話してくれました。

よくわからないけど、なんだか禅問答みたいだなあ・・・と思ったその言葉は、
ずっとずっと私の心の中にピンで留めたメモのように貼り付いていたのですが、
数年後、とある失恋をキッカケにはじまった“自分と向き合う日々”の中で、
ある日アパートの台所に立って夕飯の支度をしている最中に
突然言われた言葉の意味が分かったのでした。

「自分を見失っているような者に、人間など描けるのか?」

瞬間、顔から火が吹き出たかと思うくらい真っ赤になったのがわかりました。
自分の裏側を完全に見透かされてしまったことの恥ずかしさ!
“穴があったら入りたい”とはこういうことを言うのでしょうか?!
一人きりの台所で、恥ずかしさのあまりしゃがみ込んでしまったほどでした。

いつからそんなことになっていたのでしょう?
気がつかないままのコンプレックス、上昇志向や見栄、または背伸びというものでしょうか。
私は、私という人間の本心をどこか遠くにすっ飛ばして、
何年も自分の中を空っぽにして、頭だけ小賢しく働かせてきたようなのでした。

いったい私の本心とはどういうものなのでしょう?どこにいっちゃったのでしょう?
考えてもさっぱりわかりませんでしたが、ありがたいことに「本心の私」は
はるか遠い空中に追いやられていても、細い細い糸の先に必死につかまって、
ちゃんと私に繋がっていてくれたようでした。

顔から火が出る思いをしてひと月ほどたったある朝、
これも突然、本心の私がシュッと私の中に戻って、あ!ひとつになった!と思った瞬間がありました。
ああ〜、自分が自分に戻ってきてくれた!ありがとう!本当にありがとう!
不思議なことに、歓喜と熱い感動が私の中で起こりました。
そして、もう自分から目をそらすのはやめよう。どんなに気に入らないところがあっても、
自分だけは自分の味方になってあげよう!と、そのとき心に決めました。
すでに不惑の四十代に突入して数年がすぎていました。

たぶんもう覚えていらっしゃらないだろうなあ〜と思いつつも、
個展のときにいただいた言葉と、その後ようやく言われたことの意味を悟ることが出来た
感謝の気持ちをしたため、お礼のはがきをのちにその人へお送りしました。

ーーー『じゃ、自分はどうなのよ?』ってことだよなーーー

そう言ってくださったのはコピーライターの仲畑貴志さんです。
あのとき仲畑さんからからいただいた言葉は、私の宝もののひとつとなっています。


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『私と本心』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

by team-osubachi2 | 2017-05-21 20:27 | らくがき帖

虹と、笑いと、音楽

*5月18日(木)晴れ一時雷雨

朝のお日様はどこへいったやら?
お昼ごろ、急激に曇ってきたと思ったらいきなり激しい雷雨。

窓の外を見てみたら、あ!お隣の戸建ての軒下には洗濯物が・・・?!
ああ〜あ、あれはもうアウトだわ。
なんだかね〜、近年は気温の上がり下がりも、雨もいきなり土砂降りってことが増えたわねえ?

夕方着替えようとして、何気に外を見たら、今度は、あ!虹・・・?!

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うわあ〜!きれ〜い!それもダブルで。まるで虹の架け橋ねえ〜・・・。

思わずベランダに出てパチリ!
だけどスマホなんかじゃ画面に全部入らなかったから、虹の端は別撮りにした。

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あの虹の端・・・レインボーズエンドにはどんなラッキーがあるのかしらん。
それが見られたってだけでなんだかずいぶんと豊かな気持ちになるじゃない?

その夜は、友だちと小三治師匠の独演会へ行った。

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小三治師匠は77才になったんだそうだ。
私の場合は師匠が50代のころから聴いてきた。
70代に入られたころか、ひところ、一言言い間違えたら
自分へのペナルティー感が一瞬顔に出たように思ったこともあったけど、
でも、このごろはひとっつふたつ単語を間違えて言い直しても
もうお話の登場人物が間違えたかのように聴こえる。

ずっと以前「肩の力が抜けたような落語ができるようになりたい。
でも、まだだ。肩に力が入ってしまう。難しいもんですねえ」って、
まくらでそんなことを仰ってたことがあったけど、このごろはどうですか?

もう以前のようには追っかけられなくなったけれど、
師匠の落語で、こちらは肩に入ってる力がほぐれるように笑ってすごしましたとさ。

夜は肌寒く、コットンショールをぐるぐると巻いて帰った。

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*5月20日(土)晴れ

今日は全国的な夏日。いきなり猛暑なみのところもあったみたい。

午後、すみだトリフォニーホールへサン=サーンスの交響曲第3番オルガン付きなどを聴きにいく。

例によって門外漢なので、心地よい音と旋律に耳を澄ませて聴き入るだけだ。
初めて聴く曲もピアノのデュオもとても気持ちよく聴けた。

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クラシック音楽に限らず、生の音源による良い音楽に身をゆだねていると
凹んでいたり、ささくれてたりする心が滑らかに、平らかに鎮めてくれる気がしてくる。

ここんとこひとつのことに凹んでいたのだけれど、音楽もやっぱり
深く低く沈んだ音や激しい音に揺さぶられたあとに喜びが奏でられるんだなあ、
旋律のどちらが欠けてもひとつの作品が成り立たないんだなあって思ったら、
「うん、大丈夫だ」って思えてきた。

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すみだトリフォニーホールのロビーにその舟越桂さんの作品「水のソナタ」があった。

ちょうど昨晩Eテレで見た『SWITCHインタビュー 達人達』で
長塚圭史さんと舟越桂さんのお話がとても面白かったんだけど、
まさにこの彫刻の雛形が舟越さんのアトリエに在るのをたまたま見ていたその翌日に
実物大の作品を見られたことに感激した♪

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このごろ自分は「花」と「手」に惹かれているせいか、作品の手に目がいく。
どんなソナタを奏でる手だろうか・・・美しい指であった。

虹と、笑いと、音楽に・・・感謝♡

by team-osubachi2 | 2017-05-20 23:50 | 日々いろいろ | Comments(2)

琉球のユッカヌヒー

私が持っている琉球紅型のものは帯が一本だけ。

すでに故人となられた知念貞男さんという方が染められた琉球張り子「闘鶏」。
この染め帯と出会ったことで知ったのが旧暦で祝う沖縄のこどもの日「ユッカヌヒー」。

今年の旧暦端午の節句は5月30日。
なので「ユッカヌヒー」はその前日の29日だそう。

「ユッカヌヒー」とはつまり「四日の日」。

子供たちの健やかな成長を祝う端午の節句の前の日は、
琉球の子供たちにとってはおもちゃを買ってもらえる日なんだそうな。
今もそうなのかな?知りたいな。

そんなワケで、今月の後半は「ユッカヌヒー」をお題に棚を飾る。

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上段には現代の琉球張り子作家・豊永盛人さんの張り子を置く。

背景に下げた四角い布は、もともと八寸帯だったのを切ったもの。

・・・え?帯を切った?

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・・・です。もうクタクタで締められないなあと思ったもので。

でも、このすくいで織りだされた枇杷の柄がとても好きで、
なんとかそこだけは活かせないかと、お太鼓と前柄部分だけ切って手元に残しておいた。
で、これもようやく場を得て飾れるようになったというワケ。

二段目に置いたのは、おむすびの上にのったユーモラスな雀と、
黄色い、これは鳩・・・かな?

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三段目には、無病息災にちなんだ黄鮒(宇都宮)の土鈴の下に、
これも切った枇杷帯の前柄部分を敷いて、と。

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最後に万両の葉っぱを上段の両脇において、ちゃらら〜ん!

手作り金太郎に続いて、沖縄の端午の節句飾りの出来上がり〜♪

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今年は沖縄が返還されて45年になると知ったのはつい3日前のこと。
かの地も抱える問題は山ほどあるんだろう。

どこのどんな子供たちも、みんなみんな、どうか健やかであれ。

by team-osubachi2 | 2017-05-18 14:44 | これが好き | Comments(2)

今週末から、我が親愛なるいやしん坊(?)友だちでもある
白洲千代子さんの個展が始まりますので、そのお知らせです。

京王井の頭線 久我山にあります「ギャラリー藍」さんにて
今週末の5月20日(土)から24日(水)まで
正午12時〜午後7時まで(最終日は午後4時まで)

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遊び心あふれる手作りジュアリーやアクセサリーです。

こちらは↓羽織紐です。

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今回は羽織紐もちょっとあるそうなので、夏の羽織などにいかがでしょう?

ご興味のある方はぜひお出かけください ♪

by team-osubachi2 | 2017-05-17 18:41 | お知らせ