紺定の金太郎

私の飾り棚には端午の節句に飾れるようなものがないなあ〜と思っていたところ、
この春ちょっとした出会いがあって、今月になってにわかに動きはじめた私。

まずはスケッチを描き起こしてみる。・・・うん、まあ、こんなところかな?

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続いて、前に別件に使うつもりで買っておいた子供用の紙粘土を物置き棚から出し、

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ペットボトルの底を切って土台にし、紙粘土をねりねりコネコネ・・・っと。
紙粘土をいじるのなんて、子供のとき以来だけど楽しいもんだネ〜♪

あんまりキッチリ造り込まないところで切り上げておく。
少しくらい歪んでる方が素朴さが出るもんね。

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数日乾燥させたら手持ちのガッシュで彩色。

このあたりを塗ってる間はまだ鼻歌が出るくらい余裕ぶっこいてたけど・・・

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お顔を描くときはむちゃくちゃ緊張しちゃった〜〜!!

私のじいじの天眼鏡使わないととてもじゃないけど細かいところは描けない。

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一気呵成に色をつけたら、またひと晩乾燥。

そして今日、朝から飾り付けにとりかかった。
まず、押入れから取り出したるは、ジャーン!田中御大の「紺定の金太郎」!
・・・の腹掛けですね、正しくは。

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これと出会ったおかげで、何か置き物を自作しようと決意したのであ〜る♪

なんてね、ホントは最初は可愛い金太郎さんはいないかな?と
ネットで探してはみたものの、気に入るようなものはひとつもなかった。
どこか出歩いてわざわざ探すような時間もないし、正直言うと予算もない。
だったら自分で作ってみようか?材料ならうちにあるし・・・。

ーーー かえぬなら こさえてみせう きんたろう ーーー

せっかくなので、紺定金太郎の布につけてある白い紐も活かしたくて、
近所の公園から拾ってきた竹を切って紐通しに通し、
首ひもをりぼん結びにしてみたら、いいアクセントになった気がする。

友だちからもらった麻布の端切れを敷いて、その上に紙粘土の金太郎を置き、
菖蒲がないのでベランダの鉢に生えていたヒメヒオウギの葉を切ってきて花器に挿し、
金太郎の両脇に置いたら、はい!端午の節句飾りの出来上がり〜♡
一応大人向けにシックにしたつもり。w


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金太郎さんのお顔、見てるとなんだか自分も赤ん坊のときは
こんな顔してたんじゃないかって気がしてきた。

銭湯で湯上がりポンポンしてもらってるときでも、
「あれえ〜♪なんちゅうかいらしい坊やかねえ」・・・と言われていたらしいから。

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どうかこのお顔に自分で飽きませんように。w

ともあれ、なんとか季節に間に合ってよかった、よかった♪
御大の紺定金太郎以外はぜんぶ手持ちで賄えたところがなんともありがたい。

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連休中はとくにこれといった予定もないし、
この棚の前でちゃぶ台出して、柏餅でも買ってきてゆっくりお茶でもしようかな♪

さあ、明日から大型連休ですね。
どなたさまも、どうぞ楽しい連休をお過ごしください。

by team-osubachi2 | 2017-04-28 18:12 | これが好き | Comments(8)

感想文を記しておくのがすっかり遅くなってしまった。
先週末いつものように相方と観に行ったレイトショー。今回のお題は実写版『GHOST IN THE SHELL』。
まあ、実写版って言ってもCGの合成画像だらけではあるんですけど。

士郎正宗さんの原作漫画も、シリーズとしての『攻殻機動隊』も見た事がないくせに
私がハマったのは押井守さんのアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と
続編の『INNOCENCE』の2本だけ。でも私にはそれで充分。

そのDVD2本をくり返し見ていたから、ちょっと興味あったんだ、この実写版。

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あ、そうそう。まずは『GHOST IN THE SHELL』のテーマソングを貼っておこうかな。
(えっと、こんな大きく表示されなくてもいいんだけど今のところ縮小の仕方がわからない)

揃いの黒紋付を着て堂々とステージに立つ西山社中(民謡グループらしい)のおねえさん方が謳う
「吾が舞えば麗し女酔ひにけり(あがまえば うるはしめ よひにけり)・・・」
という不思議な旋律がいいの。そんな謡の中でも
「遠神恵賜(とおかみえみため)」と独唱する西山和枝さんの声が素晴らしいね。

川井憲次さんが創造するこの音楽を聴きながら書こう。



物語の筋は説明の仕様もないのだけど、ひと口でいえば
ロボットなボディに人間の魂(ゴースト)が入った人物たちのハードボイルドなお話ね(よね?)。
人造人間とか、脳移植の義体(ロボット)だとか、SF映画好きとしてはこのシリーズ、
あの『Blade Runner』の前時代的なお話だよね?って勝手に結びつけちゃう。

アニメーション版は、一生命体とはなんぞや?一個の人格とはなんぞや?っていう
時空を超える生命進化みたいなものがテーマの底辺に感じられるんだけど、
実写版は、もっと生身の人間らしい部分を、たとえば家族だとか恋人だとか
そんなのに絡めて表現していて、まあ、そうだなあ〜、どっちもありだと思うけど、
個人的にはアニメーション版の方がもっと泥臭くて哲学的なところが好みかな。

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前情報は何も見ないせいか、北野武さんが出てるくらいは知ってたけど、
桃井かおりさんも出ていらしたとはぜんぜん知らなかったよ。

しかし素子のあの肉襦袢、もとい、ボディスーツはなんとかならんスかと思いつつ、
草薙素子(実写版でははじめミラって名前)役のスカーレット・ヨハンソン♡さんの
すばらしく綺麗なお顔を見てるだけでもファンとしては充分楽しい映画だった〜。
ヘア・メイクも感じが出ていて巧かったわ。

それにしても、今の世のAI とロボット化の動きも想像より加速的に進化してるみたいだし、
ロボットと生身の人間との軋轢は将来本当に起きるのかもしれないな。
『Blade Runner』や『銀河鉄道999』みたいな
架空世界と思われたこともやがて現実に起きるんだろう。
だって、科学の最前線の報道を見ていると、フィクションでない世界が
遠からずやってくるんだろうってくらいは想像できるじゃない?

まずは人間がやっていた仕事をロボットに取って代わられる時代は
もう目の前にきてるみたいだし、そのとき人はどうするのかなあ?
・・・って、おそらくその時代には私はたぶんもう生きてないし、
ひとまずまだ起きていない事で頭を悩ませることはしないでおこう。
それでなくても今は悩ましい問題山積みだものね。


『GHOST IN THE SHELL』公式サイト

by team-osubachi2 | 2017-04-28 00:09 | 出かける・見る | Comments(2)

昨日、着付師をしている友だちから一冊の本をもらった。
あ!これ、近いうちに買おうと思ってた本なんだよ。わあ〜、ありがとう!

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淡交社さんの『なごみ』で連載していた青木奈緒さんの紀行エッセイが一冊にまとまったもので、
目次をざっと見ただけでも、藤山千春さん、竺仙さん、冨田潤さん、
小岩井カリナさん、臼井織布さん、大西實さん、西川はるえさん、藤井礼子さん、
野原俊雄さんなどなど、着物好きにはよく知られた方々のお名前が並ぶ。

スタッフの一員として関わった友だちのこぼれ話の中で
ことに興味を持ったのが手織物流通士の山田標件さんのこと。
まずはこの山田さんの章から読んでみようかな ♪

「これから先 きものはどうなるのだろう?」と帯紙にもあるように
青木奈緒さんの視点を通して、自分も着物の今とこれからのことを少し考えてみたいな。
何が出来るというワケでもないけれど・・・。


『誰が袖わが袖』青木奈緒/淡交社

by team-osubachi2 | 2017-04-27 10:20 | 着物のこと | Comments(2)

春は鯛

今年になってから、いつも行くスーパーで
その日その日で、スチロールの箱に氷入りの鮮魚が売られるようになった。
(イワシなどは場合によって頭とワタを取ったものもあるけど)
魚好きにはスチロールパックにのっかってるのより食をそそられるせいか、
以前よりもっと魚を買うようになった。

昨日の鮮魚コーナーに、中くらいのナントカ鯛がいたので二尾ゲット。
夕飯の支度を後回しにして、我が家に小出刃で鱗をとり、
ワタとエラをとり除きながら、頭の中にかつてのおふくろさまの姿が浮かぶ。

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そういえば、近所の漁師さんとこからボウルに入った鮮魚を貰ったりすると
おふくろさまも台所に立って、こんな風にバリバリと鱗を取り、ワタをとり、
流水できれいに洗って下拵えしてたけど、お肉であればそれがごちそうだったから
子供心に「今日はまた魚かあ〜」と思いつつも、そういう姿を見てたんだなあ〜。
誰に教わるでもなく、同じことをしている自分についつい親の姿がかぶってしまう。
・・・さて、と。このあと鯛を塩焼きにしてから冷凍しておいた。

来週の連休はことさらどこかへ行くという予定もないし、
お互い少しの仕事と家の片付け(滞ったままの・・・)と、
せいぜいどこか日帰りでドライブへ行けたらそれでいいので、
あとは家でゆっくりと過ごすつもり。そんなときに土楽鍋で鯛めしでも炊きましょ♪
季節はもう青葉だけど、高い鰹よりはおつとめ品の鯛よネ。いやしん坊バンザイ♪

by team-osubachi2 | 2017-04-25 22:34 | しみじみご飯 | Comments(2)

足首

昨日は風はわずかにひんやりしていたけれど、
空は見事な日本晴れ!・・・だった。

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お習字へ行くのに、正座もしやすいダボダボなサルエルタイプのデニムの裾を巻きあげ、
お気に入りのルコックのスニーカーで・・・ルン♪

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この春ようやく出した足首。
いーのいーの、出遅れてても。冷え性にはおされよりもまずは防寒よ。w

慌てなくても、これからいくらでも夏履きシーズンだもん。
(左足に無理はさせないように気をつけながら)今年こそは履くどー!サンダル♪

by team-osubachi2 | 2017-04-24 16:15 | 日々いろいろ | Comments(2)

それはどこか見知らぬ海辺の岬のはしっこ、、、といった景色でした。
よく晴れていて、春めいた淡い空色に雲がいくつも流れていきます。
心地よい海風に足もとの草がそよぎ、そこにポツンと座る自分の後ろ姿がありました。

あるとき、いつまで海の向こうばかり見てるんだろう?・・・と不思議に思いました。
以前のように崖から暗闇の谷底へ転落した時期とは違い、
まわりの景色はおだやかで明るくのんびりしているのに、
自分の後ろ姿はひとりぽっちで水平線のはるか向こうを見てばかり。
そんな心象風景が何日も何日も続くうちに、そうか、
今の自分は静かにしみじみと孤独なんだ・・・と気がついたのでした。

そうこうするうちに、巡り巡っていまの相方に出会ったのちのある日のこと。
いつものように岬の端っこに孤独そうな後ろ姿が見えているなあと思った次の瞬間、
私自身がその孤独そうな自分にむかってズンズン歩いていき、
手をかけたと思ったら、その後ろ姿を軽々と持ち上げ去っていったではありませんか!?
えー?どゆこと?
今まで見ていた孤独な後ろ姿は、なんとただの「書き割り」でした。
なんだ、この孤独な姿って自分で描いていたのか?!
自分の中の心象風景といえども、その展開に思わずポカーンとしてしまいました。

そこで思ったことは、孤独とは、他によってではなく
“自分で自分をそのように描いている”だけなのかもしれないなあ〜ということでした。
もちろんケース・バイ・ケースでいろんなパターンがあるのだろうと思いますが、
そう、自分の孤独なんて、まわりの人間には関わりのないことですし
近しい家族や親しい友人たちでもときには手に余る代物ですから、
出来ることなら、自分で描いた孤独は(もちろん周りの手助けを受けながらも)、
いつか自分自身で片付ける方がいいのですよね。
、、、なんて、十年ほど前、そんなことを実感した時期がありました。


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『孤独を描く』© tomoko okada

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

by team-osubachi2 | 2017-04-23 09:59 | らくがき帖

これも昭和な藍木綿

昨日は友だちのおうちへ行って、ほんの少しだけ断捨離のお手伝い。

そして、「あなたに似合いそうなのが出てきたのよ」と
友だちのお祖母さんのだったらしい藍木綿の単衣を一枚いただいてきた♡

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桐の花とおぼしき模様と、これは何菱というのか幾何学模様が
緯(よこ)糸の絵絣で織られていて、ふ〜む、おそらくは弓浜あたりかな?
または山陰地方のどこかの出かしらん・・・と推察する。

私が自分で誂えた平成の弓浜絣とは糸がまるで違う。
たぶん昭和の中後期あたりに織られたのかな?ふっくりとした手紡手織の糸の様子も、
正藍の絣脚の色もとてもきれいで、丁寧な仕事だなあって思う。

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寸法を計ってみれば、なんと身丈は私よりも大きい。裄も充分。でも普段着物らしく袖丈は短め。
どのくらい袖を通されたのか、まだまだしゃんとしているから
また洗い張りに出して、仕立て直してもらおうかな。
とはいえ、いったいいつ着られるようになるかは毎度のことながらまったく不明・・・。

こういうおおらかで素朴さが感じられるような紺絣が好きで、
(とはいえ、もしも自分で選ぶとしたら男っぽい小絣になっちゃうけど)
自分で言うのもなんだけど、元が田舎の出身だからか、
こういう田舎風(?)の紺絣は私の顔によく似合うんだ〜。w

ごく普段に着るなら無地や縞の八寸帯とかを合わせるといい。半幅帯ならもっと気楽でいい ♪

そうね、たとえばこんなのとか。
人さまからいただいた八寸帯のなみなみ模様を活かしたくて自分で半幅にかがったもの。

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同じく友だちのお祖母さんのリバーシブルの無地帯だったものを半幅に直したもの。

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大好きなミンサー帯ならどれも全部も合うわ〜♡

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田舎風の絣も、白い博多でキリリと辛口にするのもいい。
これもいただいた博多帯の単帯を自分で半幅にかがったもの。

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はあ〜、愉しいなあ〜♡こんなことしてると時間を忘れちゃう。

で、昨日はめずらしく朝からわずかな目眩と頭痛で調子があがらず、
(もしかしたら前日水分補給に失敗して、ごく軽い熱中症予備軍に?)
たいして断捨離の役にはたてないくせに、食欲は問題ナシだものだから
友だちのママさんに美味しいランチをごちそうになり、
さらに着物までしっかりもらって帰ってきて、
はて、私はいったい何しに行ったんだ?・・・という一日だった。w

by team-osubachi2 | 2017-04-21 11:46 | 着物のこと | Comments(6)

明日「GINZA SIX」オープン

東京で一番好きな街はどこですか?
・・・ってきかれたら、「銀座♡」って答える。
田舎から上京し、はじめて歩いたその日から、今も変わらず銀座が東京で一番好き。

買い物が出来るとか出来ないとかじゃなくて、
「歩いていてわくわくする ♪」ただそれだけの事なんだけど。

去年まで歯抜けになったようだった銀座四丁目の交差点から六丁目がピカピカな春ですね。




明日オープンする「GINZA SIX」・・・今度出かけるついでに
もしも時間があって、そうですねえ、気が向いたら、そっと覗いてみましょうか。

by team-osubachi2 | 2017-04-19 08:38 | お知らせ | Comments(2)

肉らしい豆な姑?!

昨夜のしみじみご飯。主菜は乾物をメインにしてみた ♪

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パッと見、豚肉と間違えそうになるけど、
わかる人にはすぐわかる、いわゆる“畑のお肉”っていう“もどき食品”ですね。

むかし表参道にあったデザイン事務所へ勤めていたころ、
「ナチュラルハウス」さんで買うお弁当によく入っていて、それで知った“畑のお肉”。
どこの誰が考え出したのか知らないけど、実によく出来た乾燥大豆食品であ〜る。
玉葱と炒めて、醤油と味醂と擦り生姜とで甘辛く味付けたものが好き♡

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良いんだか悪いんだか、このネーミングセンスについヤラレてレジへ。w
(ちなみに『肉らしい豆な嫁』ってゆー鶏肉もどきもあり、Amazon等でも購入可能)

甘辛いお料理以外にどんな調理方法があるのか、ちょっと調べてみようっと♪

by team-osubachi2 | 2017-04-18 14:27 | しみじみご飯 | Comments(0)

山、笑ふ。

いったい何からそんなことを思うようになったのかは忘れてしまったけど、
若かりしころ、別荘というものはどうも維持管理が大変そうだから、
そうだ、仲良しになる人が別荘を持っていてくれるのがいい、
で、ときどき呼んでもらいのがいいな〜♪・・・なんて甘いことを考えたものだ。

そんな都合のいい思いがはからずも実現し、
先週末、仲良くしてくださっているおじさんが、
二年ほど前に建てたという山荘へご招待してくれたので、
甲斐駒ケ岳と八ヶ岳にはさまれたところにある山荘へ一泊でドライブ旅をしてきた。
(もちろん運転は相方の担当)

早朝家を出るもいきなり事故渋滞にまきこまれるわ、分岐を間違えて引き返すわで、
出だしからずいぶん遅れてしまったけど、
おかげで助手席から里山の春の眺めをたっぷりと楽しむことが出来た ♪

山里の春はいままさに盛り・・・「山、笑ふ」とはよく言ったものだなあ〜。

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桜も我が家付近はもうおしまいだったのが、標高がわずかにあがるだけで、
散り際の桜並木から満開、四分咲き、開花直後、そしてまだ固いつぼみへと時間を遡るようにして
お昼過ぎに、春まだ浅い山の赤松の茂る森の一画にあるおじさんの山荘へ到着。

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おじさんが地元の大工さんと相談しながら建てたという山荘は、
言って見れば「男の隠れ家」ね。

本業の合間に通っては、自分で床板や腰板を塗装したり、
部屋のインテリアも、家具はもとより照明や雑貨小物にいたるまで
全部自分が気に入るようにコツコツと手がけてきて、
趣味を最大限に活かした山荘はたいそう居心地のいい空間だった。

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お好きな葉巻を喫するための小部屋、写真集だけを書棚に置いたブース、CDだけの壁面、
テレビはないけどDVDを見るためのブース、写真の額や鏡の配置は絶妙で、
午後はその山荘の内外をあれこれ見学したり、市場へ地元の野菜などを買いに行ったり。

夜は山荘近くの欧風料理店へ。
前菜・・・ニシンの酢漬け、大好き〜♡ いいお味だった。

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アニス入りのブロックのようなパンも香ばしくてとても美味しかったなあ〜♡

前菜1、前菜2、スープ、メイン(魚かお肉か)、デザートと飲み物。
たいそうなボリュームでこのお値段?!
・・・大丈夫ですか?と余計な心配してしまうくらいだ。

春まだ浅きところのレストラン。これから夏場が忙しくなるんだろう。

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食後は山荘に戻って、ろうそくを灯し、薪ストーブの前でのんびり暖をとった。
薪は小屋を建てるときに伐採した赤松やなんかをぜんぶ薪にしてとってあるんだそうな。

いやあ〜、やっぱり薪のストーブってあったかいね〜!

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どうしてだろう、薪が燃える炎に見入ってしまう・・・。
魔法のようにゆらめく炎を見ながら、おじさんオススメの洋酒を楽しむ相方。
私は冷蔵庫の某ハイボールで充分であります。すいませんね、氷だけ入れていただいて。

途中テラスに出てみると、木陰の上の夜空に星が強く瞬いていた。

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翌朝、少しゆっくりと起きて、お礼に私が麦こがし入りのパンケーキを焼き、
朝の日差しが入るダイニングで三人で朝食。
(今回奥様はおうちで猫ちゃんとお留守番とか)

朝の日差しも、窓辺に置かれたガラスのポットに反射してきれいだ。

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敷地の奥、おじさんがいま手がけてるちいさな小屋は図書室にするつもりだそう。
地元の大工さんが建てて、おじさんがペンキを塗っていて、完成はまだ先。

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この可愛らしい小屋の向こう側には馬道があり、朝に夕に人馬がゆくのを見られるそうで、
この日の朝も、どこか近くの牧場から歩いてきた四人連れが白馬らにまたがって
小鳥のさえずりが響く中、ゆっくりと優雅に赤松の森を歩いてゆくのに遭遇した。
ひゃあ〜♪

ベランダから思わず手を振って「こんにちは〜!」と互いに声をかけあった。
・・・ただそれだけのことでもむっちゃ楽しい♪

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パンケーキを食べ終わったところでおじさんからの提案で、
お昼はこれまた近くの蕎麦屋へ案内してもらうことになった。

そそくさと片付けをして山荘をあとにし、おじさんの案内で田んぼの真ん中にある蕎麦屋へ。

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蕎麦専門店とのことなので、アレルギー持ちの私は天ざるの「天」だけ食して、
蕎麦はおじさんと相方に半分ずつ食べてもらった。

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見るからに美味しそうなお蕎麦だったなあ・・・ううう〜。
今生はあきらめたから、その分、来世は思う存分蕎麦切りも楽しむことにする。

前の日は風が強く雲も多くて見えなかった甲斐駒ケ岳と、反対側の八ヶ岳も
この日は山頂まできれいに見えた。

ああ〜、なんてキモチが清々する眺めだろう!山の神様、ありがとうございます!

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途中のサービスエリアまでおじさんの車と一緒に帰り、ひと休みの後それぞれの家路についた。

おじさんはこれからも山へ通い、さらに手をかけて
自分の城であるこの山荘を完成させてゆくんだろうな。
図書小屋が完成したら、またいつか遊びに行かせてください。
このたびは、ありがとうございました ♪

by team-osubachi2 | 2017-04-17 21:14 | 旅をする | Comments(2)