花粉シーズンの風邪は悩ましい。
花粉症の劇症なのか風邪なのか判別がつかない。
結局、昨日は発熱したので大人しく寝て過ごし、今日は朝から平熱に。
一応確認のためにクリニックへ行ったらば風邪という診断結果。
ホッ!何はともあれ、インフルエンザでなくてよかった。

で、今日もおとなしく家で過ごしている間にテレビで放送されていた
映画『恋におちたシェイクスピア』を見た。
(何度かシーンをチラチラ見ただけで、今回はじめて通しで見た)

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歴史ファンタジーとして見ると面白い。
主演のグウィネス・パルトロウさんの美しさは
ことさら私のブログなんかで言うまでもないことだけど、
この映画を楽しめたのは脇役がとてもよかったからかもしれない。
映画にはたいして詳しくないので今さらながらに調べてみたら、
何人もの好きな役者さんたちで脇がかためられていた映画だったんだなあ。

ことに好きなのは、ベン・アフレックさん。
この人を知ったのは『グッド・ウィル・ハンティング』で。
主役にはちょいと地味かもだけど、“味な”役にはピッタリだなあ〜って思う。

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映画中目に留まった、シェイクスピアが羽根ペンで原稿を書いて
すぐに粉をふっているシーン。・・・この粉はいったいなあに?
ちょこっと検索してみたらば、インクの吸い取り粉とのこと。
16世紀当時の(西洋)紙はインクの染みが
紙裏にまで達するほどキツかったはずで、
そうか、だからインクの吸い取り粉は必要な文具だったのかも・・・と思った。
こういうささいなコトを知るのが、時代物を見る愉しみのひとつでもある。
(衣装は、素晴らしいけれど、個人的には
『エリザベス:ゴールデン・エイジ』の方に軍配あげるかなあ〜)

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失礼ながら、ポートレイトに残されているシェイクスピア氏の前頭部分からは
こういう恋愛がはたしてあったのかどうかまったく想像の外だけれど、
映画のエンディングはなかなか爽やかでよかった。


by team-osubachi2 | 2015-02-27 23:46 | 出かける・見る | Comments(0)

きのうおとといと外出したツケかしらん。
今日は朝からほとんど使いものにならなかった私。

そうなのよ、花粉症の私の春はいつもこんなボケボケ。
ぼやきのひとつもつぶやきたくなるわ。

でも、どうせぼやくんだったら、
清少納言さまにあやかって、枕草子ふうに嘆いてみるワ。

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春はボケもの、やうやう赤くなりゆく目の際、すこしうるみて
ムズムズきたる鼻水のほそく垂れおちたる・・・。


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嗚呼・・・やんぬるかな。w


by team-osubachi2 | 2015-02-25 19:21 | 日々いろいろ | Comments(8)

今日のこと、電車に乗っていて
ふと、隣に座っていた女子が熱心に本を見ている様子に気がつき
チラリとその本を見てみたらば、それは着物や着付けの本でした。

あら、これから自分で着物を着ようと思っているのかしら?
それとも、すでに着付けを習っている途中で、
あれこれ知りたいことがいっぱいある時期かしら?
いずれにしても、着物を好きになってくれたことがとても嬉しく思ったのでした。


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『美しいキモノ』の新刊春号が発売中です。
春号ということもあってか、ひときわきれいな色目の着物や帯に目がいきます。

そして、今号の付録は「最新版きものマナー事典」です。
知っておくと便利な着物まわりのいろんなマナーを
わかりやすくひと通りおさえてあるブックで、
カットでひと手お手伝いをさせていただきました。

ご興味のある方は、書店等でぜひお手にとってご覧いただければと思います♪

美しいキモノ/ハースト婦人画報社
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by team-osubachi2 | 2015-02-24 17:19 | 着物のこと | Comments(4)

わが春は・・・

毎年のことながら、結局去年も領収書を整理しただけで、
帳簿付けは今年に入ってからだった。
でも、早くに始めたおかげで、ゆっくりゆっくり作業をすすめて
昨日無事に確定申告を提出することができた。
やれやれである。

そのあと、この辺り出身だという友だちが情報をくれたので、
税務署からひと歩きしたところにある梅林をはじめて訪ねてみた。

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いったん丘をあがって公園に入ると
今度は丘の頂上から谷地にむかって梅林が広がっていた。
ふわあ〜♪ 何本かの早咲きはもう満開だったけど、
大半はまだ二分咲きといったところ。梅祭りはこれからだそうだ。

夕刻とあって、梅林はふくいくとした甘〜い香りで満たされていて
しばしウットリと過ごした。
むかし杉浦日向子さんのお話でだったか、江戸のころの梅見は
この匂いを小袖や羽織に移して帰るのが風流だったそうだが、
現代のダウンジャケットではそんな風流は望むべくもない。

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ところで、確定申告書は郵送も出来るというのに
(ネットでの申告はまだ信用していないし・・・)
独立以来、毎年わざわざ出かけていって、目の前で
係員にハンコを捺してもらうというのが私の事業のささやかな行事である。
ポンポーン!という音には、
これでまた一年が終わったという快感がある。
そして税務署を出るとき、いつもしみじみと
「さあ、私の春が始まる〜♪」と実感するのであ〜る。


by team-osubachi2 | 2015-02-24 00:41 | 日々いろいろ | Comments(0)

おむすびランチ

週末など、お休みの日は朝ゆっくりと起きるので、
少し遅くなるお昼ご飯は
前の晩の残りものですませることが多い。

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どうしてだか、ご飯の残りはおむすびにすると
普段以上にパクパク食べられるもの。
先週末は、玄米ご飯にゆかりと塩昆布を混ぜて・・・。

実家で家族が集まったときなんか、
炊き過ぎたご飯もおむすびにするとぺろっとなくなっちゃう。
おむすびランチは手軽でいいネ ♪


by team-osubachi2 | 2015-02-23 11:08 | しみじみご飯 | Comments(2)

大和屋さん

ついさきほど、訃報をききました。
嗚呼、坂東三津五郎さんまでもがお亡くなりに・・・。享年59。
先代が亡くなられたあと名を襲われて十数年ほどでしたか。

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新しい歌舞伎座になって、
いったい何人、人柱をたてたのでしょう。
この方にも、ぜひにも戻ってきていただきたかったのに・・・。
江戸前の達者な踊りが好きでした。

心からご冥福をお祈りいたします。
合掌。


by team-osubachi2 | 2015-02-22 21:43 | 日々いろいろ | Comments(4)

ときおり物議を醸すこともある局だけど、
基本的にNHKマニアといっていいくらいにこの局のテレビをよく見る。
正確には、NHK制作のドキュメンタリー番組のファンである。

先日放送の「地球イチバン」
『世界一スカートを愛する島/エストニア・キヒヌ島』はとてもよかったなあ〜。
見ていながら、とても豊かでシアワセな気分になった♡

©NHK 地球イチバン
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旅行会社のパンフレットの写真か何かで見たことがある気がする。
老いも若きもはく赤いしましまのスカートは・・・
そうか、「クルト」っていうんだ。

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この赤いしましまスカートは島の女たちの手による毛織物。
知らなかったけど、この島は世界文化遺産になっている
エストニア国のバルト海の沖にある周囲15キロほどの小さな島だそうな。

600年ほど前から北海の漁師たちが住みはじめたというキヒヌ島。
男たちは一年の大半を留守にしてたそうだから
女たちが島での暮らしを支えて、自然と女社会が強くなったんだろうね。
ガチョウや羊を飼い、夏草を刈ったり土を耕してジャガイモを育てたり、
寒くて気温がマイナス30度にまで下がる長い冬の間には
家の中で手仕事に勤しんだ女たちの暮らし。

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毛綿から糸にして、誰が最初に見つけたのか、
マダラという草の根で毛糸を真っ赤に染めるんだって。

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マダラはひょっとしてアカネの仲間かなあ?
とってもキレイな赤に染まるのね〜♡

あるおばあさんは、その人のお祖母さんのだという130年ものの織り機で
手織りを60年やってるって番組の中で言ってらした。

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普段着には少し抑え気味の赤だけど
若い人や晴れがましい礼装用には鮮やかな赤い色。
キヒヌの女性たちにとって赤い色というのは美しさと幸福の色なんだとか。

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うん、そうだよね。ことさらな説明なんて要らないくらい、
赤はあったかさと元気さ、美しさと目出度さの色だもの。

でも、お弔いのときにはくのは、赤ではなくて青い色のスカート。

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亡くなった娘にかわって孫四人を育てあげたという
あるおばあちゃんは93歳だったそうな。
お葬式に訪れた女性たちはみな青いスカートという姿でお別れしていた。

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50年連れ添った夫を一年前に亡くされたという奥さんは
まだまだ青いスカート姿で毎週ご主人のお墓へお参りに・・・。

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全島民数百名の中に、5年前カナダから移住したという女性がいた。
お祖母さんがこの島の出身だったのだとか。
第二次大戦中にソ連の占領を逃れてカナダへ亡命したお祖母さんも
クルトだけは手放すことはなかったそうで、
スカートは孫へと受け継がれ、お祖母さんの想いと共にキヒヌ島に戻った・・・。

クルトというスカートは、この島の女性たちにとって
たましいともいえるほどの深い意味をもつものなんだなあ〜。

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どうしてだろうなあ、環境は厳しいのだろうに、
よそ者には分からない苦しみもあるのだろうに、
この島の暮らしがどこを切り取っても絵本に出てくる絵のような美しさで
女性たちのキモチが豊かそうに見えるのは・・・。

でも、心の豊かさって、きっと哀しみとか優しみとか、
苦しみもぜんぶひっくるめてのことなんだろう。

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よく見れば、薄型テレビも無線LANによるネット環境も普通に取り込みつつ
昔ながらの手仕事を活かすキヒヌ島の暮らしの美しさ・・・。

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かつて日本にもあっただろうこんな暮らしは
もう自分の国で蘇らないものだろうか。
羨むだけでなく、こういう暮らしをひとりひとりが
そして地域のみんなでやるのは・・・無理なのかなあ?
そんなことを考えさせられた番組だった。

NHK 「地球イチバン/世界一スカートを愛する島 エストニア・キヒヌ島」
*再放送のお知らせ
NHK「地球イチバン/世界一スカートを愛する島エストニア、キヒヌ島」
26日(木)真夜中の午前2:15(水曜の夜あけて木曜) より再放送です。
以下のサイトでご確認下さい。
http://www4.nhk.or.jp/ichiban/x/2015-02-25/21/10910/


by team-osubachi2 | 2015-02-21 16:51 | Comments(4)

花かんざしの花

三寒四温の季節になったのだろうか?
昨日一昨日は寒かったお天気も、
今日は少し風はあるけれど日差しがあってあたたかい。

ベランダに洗濯物を干そうと出たらば、
先月スーパーで百円で売られていたのを連れて帰った
ハナカンザシのつぼみが開いているのに気がついた ♪

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私の手はどうも花を咲かせる能に欠けるようで
なかなか花を増やすことが出来ない手なのだけど
つぼみを持った苗や鉢ならかろうじて咲いてくれるのだった。

可憐なお花だなあ〜・・・嬉しい。素直に嬉しい♡

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ひらきかけた花のひとつを見ていたら、
この間手に入れた本『更紗』の中に
こんな花のカタチもありそうだなあと思った。

文様のお手本はいつどんな時代で本物の花にあるんだネ。


by team-osubachi2 | 2015-02-19 16:02 | 生きものの世界 | Comments(4)

サザエさんちのタマ

先日、相方は仲のいい友だちと横浜へカメラショーを見に行った。
そのあと、二人して日本橋へ足を伸ばし
某デパートで開催されていたサザエさん展へも寄ったらしい。

『みんなのサザエさん展』
http://www.sazaesan45.com
*東京会場は終了しましたがまだまだ全国巡回中

で、帰宅した相方からこんなお土産をもらった。
・・・ご当地タマのストラップ?!

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↑私の出身地である富山は「ますの寿司」が有名なせいか、
「ますの寿司」を容れ物から持ち上げるタマ・・・であ〜る♪

原作ではごくイレギュラーにしか登場しない?らしいタマだけど、
アニメ版ではワカメにひろわれてきてからサザエさん一家の一員になったというタマ。

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来月にはなんとか着物を着てお出かけできそうだし(そう願いたい)、
それじゃあ、サザエさんの手ぬぐいを持って出るときは、
このタマを提げものにしようかな〜 ♪ www


by team-osubachi2 | 2015-02-18 09:03 | これが好き | Comments(0)

田中敦子 編著『更紗』

ふと、花を描きたいなと思う時があって、
現実に咲く花のカタチを描くのもいいけれど、
心にあるイメージ化された花はどう描いたらいいのかなあ〜・・・と
まだ紙に向かうでもなくうすらぼんやりと想い続けているのだが、
そんなときにこの本が上梓されたことを知った。

ついでながら、この本の著者である田中敦子さんが
銀座の教文館で講演されるとうかがい、先週末の土曜にちょいと行ってきた。

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着物をはじめ、日本のさまざまな工芸について執筆され、
またそれら工芸品を紹介もなさったりとお忙しくご活躍されている田中敦子さんが
更紗についてわかりやすくまとめあげられたご本である。

中は綺麗なカラー写真がいっぱいで、花だけでなく鳥や動物や抽象パターン、
制作の過程なども紹介されているので
私にはとてもいい資料になりそうな一冊だ♡

お話をうかがったこの日、田中さんが締めていらした帯も和更紗で
じかに工房にあれこれ相談して誂えたものだそうだ。
ブルーグレイの地色にちょいちょい見えているムラも
あえてそうなるように型紙をこしらえてあるものだそうで、
手仕事の味わいというのか、温もりが感じられる更紗帯でステキだった♪

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そういえば、田中さんのお話をうかがっていて、
今まで考えたこともなかったコトだけれど、
人間はいったいいつから「模様を身につけたい」と思うようになったのだろう?
古代人が肌身にじかに模様や飾りをつけていたであろう時代から、
やがて布というものを生み出し、そこに模様をつけて
身にまとうようになるまでのことなどもお話されていたが、
その時間の流れだとか、布の誕生からこれまでの変遷を想うと、
この本に紹介されている更紗模様の数々も
今までよりもグッと面白く興味深〜く思えてくるのだった。


田中敦子 編著『更紗』/誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=4440


by team-osubachi2 | 2015-02-16 21:59 | 着物のこと | Comments(6)