家の近くに書店がないせいもあって
このごろはなかなか雑誌をチェックすることがなくなってしまった。

で、もっぱら美容院で見る雑誌から情報を得ることが多い。

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先日も美容院で見た雑誌「Pen」の特集が素晴らしくいいので
(趣味人のハートをくすぐるのがダントツにうまい雑誌だと思う)
美容院を出たその足で教文館へ行き、バックナンバーをゲット!

お家でゆっくり眺め直して紹介してある本の中から
どうしても気になった一冊を買うことにした。

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若いアヌック・ボワロベールさんとルイ・リゴーさん共著による
飛び出す絵本『オセアノ号、海へ!』(訳 松田素子/アノニマ・スタジオ社)。

飛び出す絵本を手にするのは子どもの時以来かも。

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この本は海が舞台である。
海原をゆく船オセアノ号と、水面下に広がる世界の表現がとてもいい。
ページ数は少ないけれど、見るところが多くて
1ページをめくるごとにワクワクする ♬

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本当なら今日から久米島へ潜りに行くはずだったのだけれど
よんどころない事情でキャンセルに・・・。

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でも、海は逃げないから、
いつかこんな魚たちの群れに出会える機会が
きっとまたいい時期にめぐってくるのに違いないネ。

そう思わせてくれる絵本である。
by team-osubachi2 | 2014-06-30 08:44 | これが好き | Comments(6)

*この展示は終了しました
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昨日、沼袋の友だちと何年かぶりにシルクラブさんを訪れました。
パンフレットに紹介してある写真以上に存在感のある、
美しい布の数々にうっとりとなりながら拝見してまわり、
ことに好きな手紡木綿のところでゆっくりさせていただいて
「十絲の会」の大熊眞智子さんと永井泉さんとお話してきました。

f0229926_0281234.jpg←買って帰った茶棉の篠巻三本を解いて

絹織物ももちろんですが、自然素材の染織は
不思議と太古の神職とどこか相通ずるものがあるように感じます。
(もちろん太古の神様の世界はこの目で見たことはないのですが・・・)
目にはみえないけれど、糸のひと筋、布の一片に込められた
清らなエネルギーのようなもの・・・。
触っていてこんなにも和むのは、元気が出てくるのはなんでかなあ?と
本当に不思議に思います。

f0229926_0305176.jpg←太い一本に巻き直してみました。
ふわふわァ〜♡
このままとっておきます

展示も残すところあと二日間です。
会期中は二階に喫茶室が設けてあって、
おいしいお茶と甘味を味わえるのも嬉しい〜♬
ご興味のある方、お時間のある方はどうぞお出かけいただければと思います。

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6月24日(火)より30日(月)まで、
沼袋にあります中野山田屋シルクラブさんで『いとなみの自然布展III 』が開催されます。

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着物好きの方々には知られたシルクラブさん。
私はたまたま家族ぐるみで仲良くしている友人宅が沼袋にあったことから、
沼袋によく遊びに出かけていましたが、
その友人母娘から教えてもらったのがシルクラブさんでした。

この催しの第一回目がはじまるときから、
木綿織りの永井泉さんからご案内をいただきながら
いまだうかがえていませんが、今回はひょっとして時間ができて
拝見しに行けるかしら?と思っています。

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とても趣きのある立派な建物での展示会・・・。
ご興味のある方はぜひお出かけになってみてください。

いとなみの自然布展 III /中野山田屋シルクラブにて6月30日(月)まで
http://silklab.com
by team-osubachi2 | 2014-06-29 08:14 | 着物のこと | Comments(6)

諸事情でなんやかや来月にかけて予定が不透明になってきたため、
仕事や用事など済ませられるうちに
少しでも進めたり片付けたりしている。

今日は浅草から銀座へまわり所用をすませたついでに
長谷川商店さんへ寄って新しい下駄を一足引き取ってきた。

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糸春という濃い朱地に黒い縦線が細く入った台の下駄が大好きだ。
一台目のこっぽりがお釈迦寸前になってきたので
二台目をそろそろ、と・・・。

夏よりは秋向きかもしれないけどネ ♬
by team-osubachi2 | 2014-06-26 18:44 | 着物のこと | Comments(12)

嗚呼〜!!
日本のW杯ブラジル大会はこれで終了してしまった・・・!

寄る年波か、単なるお祭り(世界大会)好きというだけの
のんきなテレビ観戦者の私でも
個人的に応援しているチーム(日本とポルトガル)の試合は見るのがツライ。
心臓がとても苦しくなる・・・。

その分、どこという贔屓をしないで見ていられる試合はすこぶる楽しい♬

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それにしても、ブラジルのネイマール選手。本当にスゴイね!!
こんな大きな大会で、地元ブラジルの、さらに世界中の
もの凄い期待に応えるような結果を出していくって
いったいどんな運を持ってる人間なの!?

・・・前置きが長くなってしまった。

これも寄る年波で、ここ一年ほどは体内の柔軟剤が切れたように
(ま、そ〜ゆ〜お年頃ですから)
筋肉は縮み、関節は固くなり、あちらこちらがギシギシときしむ有り様。

で、先日本屋さんで平積みになってるのを見て、つい買ってしまった。
長友佑都選手の『体幹トレーニング20』(DVD付き)

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いろんな器具をいっさい使わないで
自分の体重などの負荷だけで出来るところがいいネ。
スイミング(いまや背中の痛みが解消!)と並行して、
おいおいトライしてみようかな。

さて、W杯ブラジル大会はまだまだ続くし、これからが一番面白くなる。
コロンビア、ギリシャ、決勝トーナメント進出おめでとう!
日本代表、下をむくな。
初戦負けのとき、岡田元監督の解説にあったように
これは「今の日本代表に必要なコトが起きた結果」だと思うコトにする。
4年なんてアッという間だ。次のロシア大会なんてすぐにやってくる。

で、4年後の自分の身体は・・・
なんとかして体重と体力はキープしていたいものであ〜る。
by team-osubachi2 | 2014-06-25 09:14 | 買う | Comments(6)

人形は、和洋を問わず「個体」によっては、苦手で怖いと思うものがある。
でも、前々から有名なこの方のは写真で見ても怖くない、と思った。

とはいっても、これまでの私にはまだキッカケがなかった。
実物を見るのは今回がまったく初めてである。
四谷シモンさんの『SIMONDOLL』展。

今回はなぜか相方も興味があるというので、先週末一緒に見に横浜へ出かけた。

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絵画でも舞台でも、なんでもそうだけど
ただの写真では絶対に感じとることが出来ない「存在感」というもの。

この展覧会も、紹介されている写真では決して伝わってこない
清らかで、耽美的で、摩訶不思議で圧倒的な存在感のある
人形たちの世界を拝見してまわった。

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ーーー僕の勝手な想像ですけど、人類はじめての人形というのは
土砂降りで出来た水たまりにふっと映った「我」、
それじゃないかなと思うんです。我という意識すらない頃、
水に映った自分の顔を見たときに「何だろう」と感じた不可思議なもの、
それがまだ形にもなっていない最初の人形かな。
もしかしたら何故作るものが己に似るのかという事に通底する部分かもしれません。
ひとつの人形論、水たまりに映った我、鏡ですね。ーーー(図録より)

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ーーー「人間という生き物はおのれという存在に囚われているのだな、
と思いました。この徹底的な『自己愛』、そして対象が人形であるということ、
これは表裏一体であり、人形を作るうえでテーマになると思い、
現在はそれに取り組んでいます」ーーー(図録より)

絵でも彫刻でも人物作品の顔がなぜか作者に似るという事実に
よく「人生で一番よく見ている顔だから」とは聞くけれど、
四谷シモンさんは世間の通説などよりも
一段も二段ももっと深い洞察や考察がおありなのだろう、
それが人形から伝わってくるもののの中にもそこはかとなく在るような・・・。

ああ、この年齢になってようやく学び知ることがまだまだあるって
とても嬉しいことだ。


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この日はたまたま四谷シモンさんのギャラリートークがあったので
展示会場にも紹介してあった上記のお話を、ご本人自らの言葉で伺った。

私にとっての四谷シモンさんは、人形たちよりもむしろ
久世光彦さんの演出による向田邦子シリーズのドラマに出てくる
あるときは町医者だったり、またあるときは姉の婚約者の男性だったり、
ちょこっとしか登場しないけど、さりげない佇まいが心に残る
不思議な役者さんとしての印象の方が濃い。
華奢できれいな手をしていらして、繊細で穏やかな表情・・・。

近作の、ほんの少し粗めに仕上げられたシリーズのお顔がとても好きだった。


四谷シモン『SIMONDOLL』展/横浜そごう美術館にて7月6日(日)まで
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/14/yotsuya/index.html
by team-osubachi2 | 2014-06-23 00:09 | 出かける・見る | Comments(4)

衣紋道高倉流のお服上げ

昨日の午後、友だちに案内されて青山学院へ出かけた。
学院正門入ってすぐのところにある総研ビルで開かれた
「ビューティ&サイエンス」なる学会を覗き見に行って来た。

f0229926_2237496.jpgお召しになる「お方さま」には吉報の南か東を向いていただき

生まれてはじめて学会などというものを見学させてもらったけれど
徳川美術館の国宝「初音の調度」や「わび茶の美」についての説明や
「平安女性の化粧と髪型」についての学術講演はそれなりに興味深くて
知らなかった名称や単語を知ることが出来て面白かったのだけれど
私が一番見たかったのは衣紋道高倉流の「実演・十二単のお服上げ」だった。

f0229926_22405148.jpgまず単(ひとえ)

衣紋道を最初に知ったのは20代のはじめ、
おそらく円地文子版の『源氏物語』を読んでいた頃だったかもしれない。
絵巻物で見る衣装、いわゆる十二単は美しかったのだろうなあ
・・・と、想像はしてみたけれど、
本当はどんなものかはまったくわからなかった。
(云うまでもなくインターネットなどというものがなかった時代のお話)

f0229926_22411947.jpgそれから五衣(いつつぎぬ)を着せていく

当時、たまたまパルテノン多摩のホールで
高倉流の展覧会があるのを知り見に行った。

f0229926_22414972.jpgこの時は「萌黄」といって濃緑から上へ薄緑と重ねていき

はじめて目の当たりにする衣装や数々の資料は
見るだけでも綺麗で面白くて興味深かった。
そうか、冠はこういう作り、髪の飾りや扇の紐飾りはこういうもの、
直衣はこう、十二単は実際はこういう作りなんだ・・・と。

f0229926_22422466.jpgそれから打衣(うちぎぬ)と立派な織物の表着(うわぎ)、最後に裳(も)をつけ、裳の小紐で重ねた衣を全部おさえておしまい

その後も機会を得ては何度か見に出かけたけれど、でも実際に着付けて
(「お服上げ」と云うのだそうな)
いるところをなかなか見る機会がなかったので
この実演を愉しみにしていたのだった。

f0229926_22424514.jpgこちらは「紅梅の匂ひ」という重ね

着付ける前と後の衣紋者の手順の良さ、
柔装束(なえしょうぞく)とはいえ実際に人が着るとかなりなボリュームがあり
この日のひと揃いで17〜18kgという重量ぶりなど
絵や写真からはわからないところも発見できたりして面白かった♬

f0229926_2371642.jpg未婚女性の袴は濃い色、既婚女性の袴は朱色

こういう衣装や髪型、化粧のことを知るのは愉しい。
いろんな事を知るたびに、読む時代小説の登場人物たちが
いきいきとした彩りを増してゆくからだ。

f0229926_2243932.jpg小物の類い。髪を結ぶ絵元結や金元結などは小指ほどに太い

もちろん絵を描くときの参考になるのは言うまでもない。
(カメラを持参しなかったのが多少残念でもあったけれど)

f0229926_23263395.jpg昭和62年11月の図録

専門的にとかアカデミックに見知るつもりはないし、またその必要もない。
でも、とにもかくにも本当に美しいものは見たり聴いたり
五感に触れるだけでキモチがふっくらと豊かになる。

ゆっくりゆったり時間をかけて日本の文化の奥深さに触れてゆけたら
それでいいかな・・・と思っている。

by team-osubachi2 | 2014-06-21 23:35 | 着物のこと | Comments(2)

新しい伊達締め

着物を着る以前のこと、着付けに必要な小物を用意するよう言われ
伊達締めと聞いて何のことかわからなかった。

腰紐はまだ想像がついたけど「伊達締めっていったいなあに?」だった。

お襦袢や着物の胸元をぴたっと押さえてくれる
広幅の布紐と知ったのは着付けを教わってからのこと。

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母親が用意しておいてくれた伊達締めは
ウレタンゴム製のマジックテープで留めるものだったけれど
着始めて初めて訪れた夏にそれを使うのは止めた。

いくつか試して気に入ったのは結局博多織りの伊達締め。
薄くてぴたっと押さえが効き弛みがこない。
以来、伊達締めは博多もの一辺倒になった。

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一昨年だったろうか、デパートの呉服売り場をうろついていて
あ、いいなと思って久しぶりに買い足した伊達締め(by awai)・・・。

案外使い慣れたものを洗っては使うため、
なかなか消耗しきらなかったのだけど
冬に締めるには寒そうな色目である。

仕舞いっぱなしもいい加減にして、
そろそろおろしましょうかネ ♬
by team-osubachi2 | 2014-06-19 16:54 | 着物のこと | Comments(8)

サバの立田揚げ

どちらかといえば、サバはしめサバよりも
味噌煮や塩焼きなど火を通した方が好きだ。

で、昨夜のしみじみご飯。
主菜はサバの立田揚げにしてみた。

二枚におろしてあるのを買って来て自分で三枚にし、
ちゃんと骨も抜いて小口に切って
酒と醤油、おろし生姜と一緒にポリ袋に入れて漬込む方式。

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揚げる前に、片栗粉も別のポリ袋を使って
まぶしてしまうというやり方は楽チンでいいネ〜。

フライは毎度おなじみ、少ない油で揚げ焼きに・・・。
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なんとかうまく出来ましたん♬

・・・ん?!今急に思い出したけど
サバの棒寿司は・・・大好きだ!
じゃやっぱり半生のサバも好き!・・・ってコトで。
by team-osubachi2 | 2014-06-18 08:57 | しみじみご飯 | Comments(4)

今年の梅ジャム

これが良いコトか悪いコトかは分からないんだけど、
現代はそうそう旬に関係なく、果物や野菜が手に入ったりする。

でも、いくつかはやっぱり時期を逃してしまうと
もう手に入らないというものもあって、
そのうちのひとつが梅の実かなあ〜と思う。

f0229926_157875.jpgゆる〜く下茹でちう♬

今年もスーパーで南高梅を2袋買ってきて
甘酸っぱいバラ科の香りを愉しみながら追熟させること1週間以上。
もういいかな?とタイミングをみて梅ジャムをこしらえた。

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熱々のうちに煮沸して乾かしておいた大小5つの瓶に詰め、
今年のラベルはターナーのポストイット紙に日付を書いて貼って、
我が家の梅ジャム一年分の出来上がり〜♬

これで今年の暑い夏もなんとか元気に乗り切れますように!
by team-osubachi2 | 2014-06-17 15:19 | 食べる | Comments(2)

アリとカマキリ

先週末の朝、日差しがあったので寸暇相方に頼んで
マクロレンズでベランダのちいさな花たちを撮ってもらった。

ヤブコウジの花を撮ってもらったら、いつの間にか
花の茎に少し群れているアブラムシとアリに
被写体の主役を取って替わられてしまったようだ。
(こういうの撮るときはコンパクトカメラじゃ太刀打ちできないなあ〜って思う)

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アブラムシはあまり歓迎しないけど、
少しくらいなら、まあ、いても差し支えないっか。

いくつかの鉢に少しずついるのを、アリたちがさかんに触角で催促して
彼らから甘い汁をいただくのに一所懸命。

f0229926_13275143.jpg←お尻から出る甘い汁をアリが受け取っている瞬間


アリたちは、でも、タダでお甘をいただくのじゃあない。

数日前にも、テントウムシの仲間がある草の葉先にいたのだけれど、
狙っていたのはアブラムシ。
そのアブラムシたちが天敵テントウムシから食べられてしまうのを
アリたちが阻止して護る役目を担ってるんだよ。

ギブ&テイクの絶妙なバランスを取りながら共存しているんだね。

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毎年風にのって我が草むら園にもやってくるカマキリの子ども。

今年はアップルミントの葉っぱにしばしご滞在。。。

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・・・む!・・・殺気?!

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体長15ミリほどのおチビさんでも、にらみはもう十分迫力あるネ♡

どうぞお好きなだけご滞在くださいまし。。。w
by team-osubachi2 | 2014-06-16 14:05 | 生きものの世界 | Comments(6)