だいぶ以前のことになりますが、料理雑誌『ELLE a table』さんで
フードスタイリストのマロンさんと
一年間お仕事をさせていただいたことがありました。
素材と出来上がったお料理、見開きの誌面を、
写真をいっさい使わずイラストだけを載せたもので、
今思うとめずらしい企画のお仕事でした。

渋谷区内のキッチンスタジオで、
マロンさんが自在にサササ〜ッとこしらえる料理は毎度楽しみで、
本当に美味しくて面白いお仕事をさせていただいたと思います。

以下は、そのときのお仕事から。


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ちょっと、おまけよォ〜♪

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*イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます
by team-osubachi2 | 2011-11-30 07:34 | 仕事をする | Comments(0)

浅草に行くと、そのときどきの気分で
好きな喫茶店や甘味屋さんへ行ってお茶をする。
でも、お茶をする時間がないとか、席がいっぱいだったりして
お店に入れないときには、お土産を買って帰る。

さすがに真夏には持ち帰ることはしないが
冬場ともなれば、保冷剤なしで持って帰れるので
先日、お酉さまの帰りにアンヂェラスへ寄って
お店の名前を冠したロールケーキを買って帰った。

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飲み物はコーヒーでも紅茶でもいい。
チョコレートがけの黒と、ホワイトチョコがけの白があるけれど
黒を食べると白も食べたくなり、白を食べると黒も欲しくなる。
でも、ふたついっぺんに食べるのは
さすがにちょっぴり重くなってきたこのごろ・・・。

一日にひとつ食べたら、翌日にもうひとつ♪
いっぺんに食べられなくなっても、
それなりに楽しめるのが嬉しい。
by team-osubachi2 | 2011-11-28 20:34 | 買う | Comments(6)

よし田の熊手

昨日は相方とともに三の酉でにぎわう浅草の鷲神社へ行ってきた。
まだ暖かい日差しのあるうちに三ノ輪に着いて、国際通りの行列に並び、
ようようのことでお参りをしてから
神社で授与してくれる熊手を買い求めた。

それから境内で売られている縁起物の熊手を見てまわった。
毎年あちらこちらの酉の市に足を運ぶが、
色とりどりの熊手の出店の様子は何度訪れてもウキウキしてしまう♪
出店は夜の方が照明に映えてキレイだが、
昼間の少しばかりゆったりした様子も悪くはない。
いい熊手を買い求めたお客がご祝儀もはずんで
威勢のいい手打ちがはじまると、
他所ながらついそちらを見てしまったりする。

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そんな数ある酉の市の出店の中でも、
ひときわ特徴のある熊手を売るところがある。
「よし田」という紙絵の宝船熊手を売っているお店だ。
型でくりぬかれた厚紙に、すべて手で彩色された福神サマ達や
目出度い縁起ものがにぎにぎしく熊手を彩っているもので、
(自分ではめったに買えないくせに)
はじめてここの熊手を見て以来のファンだが、
ここのお店には、熊手以上に名物の女将さんがいらっしゃる。

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吉田啓子さんとおっしゃるその女将さんは、
雑誌やテレビなどにもたびたびお出になるから知っている人も多いだろう。
私も何度か町中や友人の結婚式などでお見かけしているが、
この方の着物姿も、本当の江戸を知らない私たちに
江戸の匂いを感じさせてくれるものだ。

この日「よし田」のちいさな別店で、一番ちいさな熊手を求めたさい
女将さんの倅だというおじさんに話を聞いたところ、
女将さんは今年めでたく卒寿を迎えられ、
お元気に今も現役で縁起ものを描いておられるという。
「行ってみなさいよ、今日もあっち(大きい本店)で座ってますよ」
というのでそっちの大店へまわってみたところ、
女将さんは出店の要よろしく真ん中に座って
お客さんや顔なじみのご贔屓さんに笑顔を振りまいておられた。

う〜ん♬ 女将さんのこのにこやかな姿を見られただけで
熊手以上のめでたさにあやかれたような気がしてくるんである。

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去年の酉の市のころもそうだったけれど、
お参りがすんで露天もひやかしているうちに
お日さまが傾いてしまうと風が一気に冷たくなる。
そして露天の明かりが眩しくなる頃、
神社にむかう人出はいよいよ増えていくのであった。

寒い中を歩きまわり、夕方身体も手も冷えきったところで
駒形橋たもとに出て「前川」へ。
ここで舅どの姑どのと待ち合わせして一緒に鰻を食べた。
相方の両親はいまもお元気で、無理のない程度であちこちにも出かけ
また食欲もあったりしてありがたいことである。
食事が済んで、雷門近くでお茶もして
帰宅する頃には鰻のチカラか、身体がポカポカと暖かかった。
何度味わってもいいものだが、
下町の風物やら風情をたっぷりと満喫してきた一日だった。

日本吉を紡ぐ「よし田」
http://info.linkclub.or.jp/nl/2007_11/yoshida.pdf
by team-osubachi2 | 2011-11-27 12:43 | 出かける・見る | Comments(6)

久留米絣に縞の帯ー2

着物好きの人なら、たいてい自分の着物の何枚かには
自分だけが呼ぶ愛称をつけているのではないかと思う。
私が一人勝手に『書生気分』と呼んでいる久留米絣は、
昔ならさしずめ旧制中学校の男子生徒なんかが着れば
しごく似合うんじゃないかなあ〜というようなもので
紺地に白く小さな井桁絣が並んでいるもの。
(・・・もちろんそんな時代は映画や小説でしか知らないけど)

太物とも呼ばれる木綿は、単衣仕立てで年中着られるというが、
寒がりで冷え性の私はあえて袷にして、晩秋から冬の間によく袖を通す。
木綿という気安さで、少しくらいやんちゃに着ても
たいがい平気というところがいい。

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八重山ミンサーの八寸帯もなかなか太物らしく
分厚くてちょいと重いので、これももっぱら寒い季節によく締める。
久留米絣もミンサーの名古屋帯もいまや私の箪笥の古株だ。

明日のお酉さまはこれで行こう。
早めに出かけてお参りが済んだら隅田川沿いにでて、
夕方ちょいと鰻をいただいてくるとしよう♬
by team-osubachi2 | 2011-11-25 18:57 | 着物のこと | Comments(4)

季節のお恵み

同じ横浜市内に住む友人宅から、季節のお恵みが届いた。
ことに今時分、午後の日差しに照らされている柿の実の色は
あったか〜くて美味しそ〜な色をしている。

友人宅のお庭で採れたという甘柿は
甘さも、硬さも、細かい斑の入り具合もすばらしくて、
届いた箱を開けるなり一個取り出して
きゅきゅきゅっと皮をこすってから一気にガブついた。
むふ〜!おいし〜!!なんだか自分の顔色まで、
こんなあったかい色に染まっていくみたい ♬

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季節の食べものというのは、来るべき次の季節を越すための
栄養がいっぱい詰まっているという。
友人の心遣いに心から感謝。
by team-osubachi2 | 2011-11-24 13:06 | 日々いろいろ | Comments(2)

久留米絣に縞の帯−1

昨日は月に一度開かれるTBSの落語研究会の日だった。
着物を着るつもりでいたが、昼間に買い物に出たあと
秋の花粉症が出てしまい、クスリを飲んだらなんだか着替えるのが面倒になり
結局いつものジーンズに履き替え洋服で出かけた。
我ながら「な〜んだ、つまんないの」であるが、
ま、こんな日もある、か・・・。

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昨日で第521回目という、もう何十年と続くこの研究会。
30代のいつ頃だったか、夜なべ仕事のあと、
もうじき夜明けにも近いという時間にこのテレビ放送を見たことがあった。
小三治師匠の「粗忽の釘」。
当時まだ50代で、声も所作も元気いっぱい画面いっぱいにはじけていて、
夜明けに近い時間だったが、お腹がよじれるくらいに大笑いした。
以来ずっと小三治ファンでいる。

あの当時の小三治師匠は、太物みたいに一見ごわっと無骨なような、
お店の堅気モンのようでいて堅気でない縞の紬なんかをよく着ておられ、
それがまたよくお似合いだったように思う。
そうこうするうちに、いつの間にか今の師匠には
黒の紋付羽二重がしっくりと板についていて、
年齢や、芸や、脂の乗り具合で、といえばいいのか、
そういうところで着る着物も変わっていくのだなあ〜と思ったりする。

また、それまでウワサに聞くばかりで、生前唯一この研究会で聴くことが出来た
志ん朝師匠の「愛宕山」。
聴きながらその場面や景色を見るみたいにお腹をよじって笑った。
上方の噺だが、志ん朝師匠のはまるで
幇間をお供に京まで遊山に出かけた大店の旦那みたいな様子だった。
その高座着はたしか白っぽい細縞のお召に
深みのあるい〜い色目の羽織。

勝手ながら自分の中では、同じ縞でも、
志ん朝師匠は染めやお召の細縞、小三治師匠は紬や木綿の無骨な縞
・・・と、そんなイメージがある。
縞は大好きだが、私も染めやお召の縞となると少し難しく、
好きなのはもっぱら織りのきっぱりとした縞。

昨日着そびれたひと揃い、今度の週末
今年最後のお酉さまのときにでも着ようかな〜。
by team-osubachi2 | 2011-11-23 12:29 | 着物のこと | Comments(2)

師匠の蔵書から

過日、我が師匠である灘本唯人先生が、
ご自分の蔵書の整理をなさったので、アシスタントのKさんと
元塾生のSさんと私とで、ちょっとばかりそのお手伝いをした。

長年にわたって収集された先生の蔵書には
もう見つけることが困難な写真集や画集、
洋書の資料本などが沢山あった。
中でも特に好きだな〜と思っていた2冊の本を、先生にお話したら
お手伝いの最終日、ご褒美みたいにして
その本を2冊とも譲ってくださった。わあ〜い!!

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一冊は昭和32年に刊行された宇野千代著『おはん』。
有名な作品だから題名だけは知っているのだが、
実は本文はまだ一度も読んだこともなく、映画も見たことがない。
(・・・たまたま昨夜見たBSプレミアムで
『おはん』に出演していた大原麗子の姿を切なく見た)
むかしの本は、装幀も中身もステキなデザインのものが多く、
パラパラ見ているだけで面白い。
なんでもないようで、とても巧みな線で描かれた挿画は
有名な木村荘八氏のもので、これもおおいに勉強になりそうだ。

もう一冊は、1950年代のパリの女たちを撮った写真集『Women of Paris』。
まだまだ貧しい裏町の行商の女や、最新モードのドレスをまとう女、
シスターや、街娼や、踊り子や女学生などなど・・・。
さまざまに生きる50年代のパリの女たちの表情がとてもイキイキしていて、
思わずモチーフにしたくなる顔がいっぱいある一冊だ。

まだまだお元気ではあるが、先生も80代半ばであるせいか、
ご自身の身辺や蔵書の行方を気にかけておられる様子だった。
どうかこれからもお元気に未熟な私たちの絵をご指導いただきたいもの
・・・と、先生の収集本を眺めながら、不肖の弟子たちは思うのだった。
by team-osubachi2 | 2011-11-22 00:09 | 日々いろいろ | Comments(0)

週末の食卓

昨日はあたたかい日曜日だった。
一昨日、三宿でのアート・ワークショップのあと、
TERRAというパン屋さんへ寄って、
チョコチップ入りのクロワッサンをふたつだけ買って帰った。

で、日曜の朝、それをパン焼き用にしている網で
軽く焙るようにして暖めて、もとの紙袋にいれて食卓に出した。
かじるとパラパラと皮がいっぱい落ちると同時に、
口の中いっぱいにクロワッサンのいい香りが広がる。
むうぅ〜〜ん、お〜いすぃ〜〜い♪

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そのあと、午後から月イチで通うお習字のため、
偶然のことながら前日に続いてまたまた三宿へ行く。
三宿はいまやパン屋の激戦区だそうだが、
この日はどこも寄らずに大人しくすぐに帰宅。
おうちに戻って、夜のしみじみご飯は手作り餃子と中華スープと
魚の立田揚げとカイワレ大根やミツバのサラダ風和え物にした。

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料理が出来なかった相方が唯一手伝えるのがこの餃子作りで、
毎度具をこねるのは彼の仕事である。
ついでに皮を包むのもずいぶん上手くなってきた。
今回はちと焦って、焼き焦しがちょとばかり足りなかったかもだが、
あまり飲めない私も、出来立て餃子とビールを楽しんだ。
ふぃ〜い、週末の餃子は気軽でいいなあ〜♪
by team-osubachi2 | 2011-11-21 00:09 | しみじみご飯 | Comments(6)

今日は朝から一日中雨模様で、午後からは荒れ模様のお天気だった。
気圧がどんどん下がっていったのか
じめ〜っとした空気でなんとな〜く頭が重かった。

そんな中、画家で着物友だちでもあるすいれんさんのお誘いで、
シデナ・マリークラークさんというアーティストのワークショップへ
はじめて参加してみた。

まるで瞑想するかのように、ゆったりとした音楽を聴きながら、
自分のハートとカラダとを一緒にして紙にむかってみる・・・。
最初はまだちょっとどこかで緊張していてぎこちなく、
チラチラと邪な自分がよぎっていったりするのだけれど、
絵の具をいじりながら紙にむかっていると、
ゆっくりゆっくりと無心になっていくようだった。

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描いている間は不思議と偏頭痛のことも完全に忘れ去っていて、
一気呵成に筆を動かすときには呼吸を忘れているのか、
描きあげたあと、ハアハアと少し酸欠になっていたりもする。
終わったあとは、ぐっと下がった気圧のせいか偏頭痛も重くなり、
ヘトヘトに疲れもしたけれど、
家で描くときのように合い間に家事に追われることもなく、
ましてや仕事にもまったく関係なく、良いとか悪いとか評価もまったくなく、
ただ純粋に「自分のため」だけに絵を描く時間・・・
そういう時間を贅沢に、潤沢に使ったな〜という実感があった。

はて?こんなに長い時間集中したのって、いったいいつ以来のことだろう?
おかげで、こないだまで萎縮していたような自分の絵心が
まるでストレッチしたような爽やかな心持ちだ。
あ〜・・・いいキモチ〜♬
今回誘っていただいたすいれんさんに心から感謝。
by team-osubachi2 | 2011-11-19 23:04 | 日々いろいろ | Comments(2)

炊きたてご飯のお供に

我が家では晩に炊きたてご飯をいただいている。
そういえば、実家では朝に炊きたてを食べていたのに、
上京して一人暮らしをはじめると、
自分でも気づかないうち、夕飯炊きのご飯になっていた。

朝はどうしたってバタバタだからゆっくり食べているヒマはない。
だからゆっくりと食べられる夜に炊きたてご飯を
しみじみといただくんである。

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炊きたてのご飯と、そのお供にあったかいお汁と、
もっぱら和食のおかずを2品用意する。
それだけあれば文句なし。
手を替え品を替えしながら、毎日それのくり返しである。

上は以前いただいたお仕事から。

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます
by team-osubachi2 | 2011-11-18 00:05 | 仕事をする | Comments(6)