富士山頂でバンザ〜イ!

8月29日(月)/晴れ、風もナシ
一昨年、台風直撃に遭遇し断念した富士登山のリベンジ。
相方にはすでに3回目の登山だが、私はまったくはじめての富士登山だった。
目標は、とにかく高山病にならないよう注意して、
無事に山頂に辿りつくこと!ただそれだけだ。

今回のメンバーは7名で、初の富士登山は私を含め3名(女子は私ひとり)。
日帰り登山なので、須走五合目(標高約2000m)の駐車場には
前夜の11時40分ごろに到着し、少しカラダを慣らしておいてから、
夜明け前の2時45分ごろに登頂を開始。
満天の星空の中、真っ黒にそびえ立つ富士山頂のあたりには
すでに、山頂で御来光を拝もうとする人びとの明かりの行列が見えていた。

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その神々しい御来光を迎えたのは、5時すぎ頃だったろうか、
まだ六合目にも到達していない森の途中の見晴らしのよい場所でだった。
なんてキレイで素晴らしい日の出だろう!
思わず柏手を打ち、世の平安と登山の無事を祈った。

森林限界を抜けたあと、いよいよ本格的に登山道の厳しさが増していった。
見上げれば、富士の頂はすぐそこに見えているのに
なかなかたどり着けないんである。
とにかく焦らずに自分のペースを守ることに集中した。

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八合目(3400m)で、ひとり高山病でリタイアする人がでた。
ここから先、登れる人からどんどん先を行く中、
ちょっとでも自分のペースを無理すると、すぐに症状が出そうになる。

相方と私は、無理せず小休止をはさみながらコツコツと登っていったものの
これが初めての私は、九合目(3600m)から先の
さらに細くて険しい登山道では、まさにぜいぜいひいひい、
あえぎあえぎで一歩ずつ進み、ようやく午後12時28分に
ゴールの浅間大社(3700m)に到着!やった〜あ!!

出発から登頂まで(休止も含み)実に10時間近くかかったことになる。
(ルートマップにあるような登頂までの目安時間は、あくまでも健脚な人向きで、
私のようなへなちょこクライマーがこのペースでいくと高山病は必須!)
はあ〜あ!なんて大変なんだ〜!でも、心は充足感でいっぱいだった。
記念に山頂の「お鉢」でバンザイ・ポーズ!

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山頂でつかの間の昼食タイムをとり、下山開始は午後1時30分。
日帰り登山なので、なんとしても明るいうちに
下山しなくてはいけないということで、頑張って歩いた。
が、登ることばかり想定していた私はいかにも初心者だった。
慣れた人には当たり前のことだが、
登山は無事下山までやって、はじめて成功であるというコトを
このあと、イヤというほど実感させられる羽目に・・・。

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須走ルートの名物「砂走り」は、ジャリジャリした砂利道を
ひたすらに下る道だった。最初こそは面白く思ったものの、
そこから先、いつまでも続く傾斜のキツい砂利道に、
何度も「え〜?まだ〜?!」と根をあげてしまいそうになった。

また下山ルートの最後が、どうやら以前とは
ずいぶんと違うコースに整備されてしまったそうで、
「1時間ほども長くなってる!」と経験者には大不評。
ここでも「まだ〜あ?」とベソをかきつつ、泥のように疲れた足腰を動かし、
帰るためには、最後まで自分の足で歩くしかないという
登山のごく当たり前のことを奥歯で噛みしめながら歩いた。
そうして夕方5時40分、ようやっと全員の下山が完了したのだった。

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車に戻ってサクッと着替えて、荷物を積んで午後6時30分頃帰路につき、
途中で人を降ろしたりして帰宅したのが夜9時40分頃。
前夜に家を出発したのもそれくらいだったから、
ちょうど24時間かけて行って帰ってきた富士登山の旅、ということになる。
いざとなれば、人間30時間くらいは一睡もせずに動けるものなんだなあ〜。

でも、たまたま6月から走りを再開させて、
体力作りを心がけておいたからまだなんとか保ったけれど、
以前のような「さしが入った」ような太ももや、
腹筋も背筋も落ちてしまって、座ってるだけで背中が痛むような腰では、
富士登山はとうてい無理だったろうと思う。

登山の翌日は、相方も私もお休みをとって、
行きつけの整骨院でひと揉みしてもらった。はあ〜・・・極楽ごくらく。
少しだけ太ももに筋肉痛が出たのは登山から一日たってからだった。
さすがにもう、そう若くもないんだなあ〜。

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すごく大変だったけど、素晴らしいお天気にも恵まれ、
日本一のお山に登れた感激とあの苦しさは一生忘れないぞ〜!!と思う。

今年の夏も今日でおしまい。明日から九月がはじまる。
おかげさまでいい夏の思い出ができた。
富士のお山の神サマに、深くふか〜く感謝!!
by team-osubachi2 | 2011-08-31 13:09 | 出かける・見る | Comments(8)

富士山へ無事登頂!

本日、天候にも恵まれ、無事富士山頂上へ登頂!
深夜2時30分ごろに須走口五合目の駐車場を出発し、
参加人数7名中、1名が高山病のため八合目でリタイアした以外は
初参加の3人を含め6人が富士山頂に到着。
神々しい御来光は森の途中の開けた場所でお迎えした。

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午後12時28分ごろ(すでに登頂していた4人から遅れて)
相方と一番のろかった私が山頂の浅間大社に到着。
軽く昼食と休憩をとって、午後1時30分に下山を開始し
(登ることばかり考えていて、下山の過酷さをまったく想像してなかった〜)
なんとかまだ薄明るい夕方5時40分に全員が無事下山完了!

昨夜、家を出てからほぼ24時間ぶりに帰宅。
充実感や達成感はあるものの、さすがにヘトヘトに疲れてしまった。
くわしいお話は、また後ほど記すことにしよう。
by team-osubachi2 | 2011-08-29 23:28 | 出かける・見る | Comments(2)

準備完了!

今日はまず午後に仮眠。
起きてこれから、あらかじめ用意しておいたポークカレーで夕飯にして
それからシャワーと歯磨き。でもって9時ころに出発。
深夜に須走口から初めての富士登山を開始の予定。

準備はオッケー!では、行ってまいりま~す!
by team-osubachi2 | 2011-08-28 18:37 | 出かける・見る | Comments(2)

着物雑誌のカット

秋は着物デビューするにはもってこいの季節です。
なので、着物雑誌やムックでも、
デビュー向けやビギナー向けに、着物の着付けのハウツーや
着こなし方のちょっとしたコツを紹介する記事などが多くなります。

こういうハウツー本では写真説明がメインになりますので、
私の方は、編集記事に添えるちょこっとしたカットや線画イラストなどで
たびたびお手伝いをさせていただいています。

NHK教育テレビで、8月30日から毎週火曜日放送(午後10:25〜10:50)の
「直伝和の極意ーこれであなたも着物美人」のテキスト(DVD付き)です。
まったくの初心者向けの内容となっています。
(わが「着付けノート」のお団子ちゃんもちょこんと出ています〜♪)

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雑誌「美しいキモノ」さんでは、今回は「着付けのコツのコツ」という
付録小冊子がついていて、その中で半襟のつけ方や作り帯などのカットを、
雑誌「きものSalon」さんでは、おしまい近くにある
森田空美さんの帯揚げの結び方のところに補助の線画カットを、
それぞれほんのぽっちりと載せていただいています。
各誌、書店やネット上にて絶賛(?)発売中です。

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今はまだ残暑が厳しい時期ですが、この秋もまた、
一人でも多くの着物好きさんがデビューなさいますように・・・。
by team-osubachi2 | 2011-08-27 00:07 | 着物のこと | Comments(4)

新しいナイフ

これまでに2度しくじっている。
そのたびに、うう〜!しまった〜!となる。
何がといって、空港でナイフを没収されてしまうことだ。
普段からキーケースにつけて携帯しているせいもあって、
うっかりしていたこちらのミスには違いないけれど
まあその悔しいことといったら!

前回しくじってから1年間ほどナイフなしで過ごしてみたが、
ナイフなぞなければないで、なんら問題なく暮らしていけるのだった。
もちろんそんなことはわかっていても、この春のような震災があると、
やっぱりひとつは要るよね〜と思ってしまう。

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ということで、先日ラゾーナ川崎にあるショップへ
新しいナイフを買いに行った。
没収されるまで10年以上も愛用していたVICTORINOX のアーミーナイフ。
もとはといえば、従兄の結婚祝いの引き出物カタログから選んだものだが、
毎日毎日よくもまあこんな重いものを持ち歩いていたなあ〜と思う。
今回は、ちょいと欲張って、その初代ナイフに
さらにハサミもついたものを選んでみた。

が、年々バッグの重みがこたえるようになってきたせいもあり、
今はさすがにこれを毎日持ち歩こうとは思わなくなった。
これはもっぱらアウトドア用にすることにして、
キーケースには、たまたま相方がふたつ持っていた
小さなVICTORINOXをひとつ譲ってもらって携帯している。

あれば、こんなに便利なものはないと思う小さなナイフやハサミ。
今後は、もう空港でしくじることがないよう気をつけなくっちゃ!
二度あることは、三度・・・いえいえ、極力注意いたします!

VICTORINOX Japan
http://www.victorinox.co.jp/
by team-osubachi2 | 2011-08-26 09:42 | 買う | Comments(0)

野の百合

昨日あたりからまた暑さが戻ってきたものの、
それでももう夏のさかりは過ぎつつあって、
秋の気配がそこここに漂ってきているようだ。

うちの集合住宅の隅にあるゴミ捨て場の、猫の額ほどのちいさな土手には
小さな野草がいろいろ自生していて、季節ごとに可憐な花を咲かせる。
今どきは、若い鉄砲百合がポコポコと生えていて、
つぼみでいっぱいだったところへ、なんと昨日、植木屋さんが入って、
大きく育った百合以外はぜ〜んぶ刈り取られてしまった!
ガビ〜ン!花がいっせいに開いたところを撮りたかったのにい〜!!

ゴミを捨てに出て、あ〜ら〜残念!と思っていたところ、
管理人のオジサンが、刈られた百合をバケツにとっておいてくれたようで
「ひと束持っていきませんか?」と・・・。
「うわ〜!喜んで!」と、ありがたくいただいて、部屋に飾った。

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なにもうちのゴミ捨て場の土手でなくても
まわり近所のあちらこちらに、この鉄砲百合が自生していて
暑い空気の中で爽やかな白い花をさかんに咲かせている。
以前住んでいた都心近くではとても見られなかった風景に、
いつも『赤毛のアン』最終巻『アンの娘リラ』に出てくる一場面を思い出す。

ーーーお父さんはあたしのことを労せずつむがずだっておっしゃるの。
それだから、あたしは野のユリに違いないわーーー
(村岡花子さんの名訳は、何度読んでもあきがこないね)

「野のユリはいかにして育つかを思え。労せずつむがざるなり」
聖書の中に出てくる有名な一節だそうだが、
でも、そうはいっても、花を咲かせて、種をこぼすまでは
百合は百合なりに一生懸命にちがいない。

そういえば、ここに越してきてから、花屋さんで切り花を買わなくなった。
引越しの荷物すら奥にまだ少しあり、部屋をいつも雑多に散らかしがちで
心の余裕がないのかなあ〜と思っていたけれど、
どうやら温室育ちの切り花よりも、野に咲く花々を見るほうが
面白くなってしまったからかもしれない。
・・・と思うのは言い訳、かなあ?
by team-osubachi2 | 2011-08-24 10:12 | 日々いろいろ | Comments(6)

秋をほんの少しだけ

今日はこれから楽しい「女子会」へ出かける。
いずれも着物や染織の世界で仕事に従事する女子たちと会うので、
雨が降ったりやんだりと冴えないお天気だけど、
なんといってもこの涼しさ!
夏着物を着て出かけないなんてもったいない、もったいない。

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とはいえ、麻の着物では寒々しいような涼しさだしするから、
前に着物友だちの方からお福分けしていただいた
藍色の夏紬にはじめて袖を通すことにした。
あわせる帯は知念貞男さんの琉球紅型で、
玩具の一種だろうか、軍鶏の函車のようなものが描いてある名古屋帯。

・・・と、着物と帯とを置いて、こうして眺めてみると、
あら〜、もう少しくらい季節感があってもいいんじゃない?
ということで、下には秋草模様のお襦袢を着ることにした。
(帯締めも、いざ着付けてみたら、もっと可愛げのあるのにしたくなり、
白地に細く赤い線が効いたものに変更)

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これは、叔母がむかし娘時代に着ていたという絽の小紋をいただいたのを
自分でほどき、無茶は承知で2〜3度洗って縮めておいてから
(そうしておけば、自分で洗濯できるし)
両袖を手縫いして、市販の二部式襦袢の化繊袖と取り替えたもの。
裾よけももちろん手縫いして、上下二部式襦袢のセットにしてある。

まあしょせん二部式の襦袢では色気に欠けるものの、
誰に見せるわけでもなし、秋草模様を下着にほんの少しもってくると
もうそれだけで気分は初秋になる。
(一人で悦に入ってるだけだけど・・・)

雨具持参はちょいと荷物だけど、
着物でお出かけするのはやっぱり楽しいな〜♫
・・・さて、少しおうちを片付けてから、
ぼちぼち支度をするとしようか。
by team-osubachi2 | 2011-08-22 14:06 | 着物のこと | Comments(6)

仲間入り

なんと涼やかな日であろうか!
昨日、一昨日の大雨のあと、お天気こそは悪いものの
待ちに待った涼風が吹いている。

その涼しさを待って、ブログ仲間の方から
昨日の午前中、山野草を株分けした鉢が送られてきた。
わあ〜〜い、わ〜い♪♫ ようこそわが草むら園へ〜!

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新しく仲間入りした中でも、日本たんぽぽが好きな相方は、
ことに千島たんぽぽが嬉しいようだし、
私は、亡くなられたお茶の先生との思い出があるホトトギスや
以前住んでいた初台の小さなアパートの塀際にたくさん咲いていた
タツナミソウなど、思い出のある草花が手元に来てくれて嬉しい。
うちに到着してすぐ、初めて見るキンミズヒキなど
早速に小粒で可憐な花を咲かせはじめたのも、ひときわ嬉しかったりする。

はたしてどこまでうちの環境に慣れてくれるかわからないけれど、
ちょこんちょこんと手をかけて、見守っていきたいな〜。
株分けしていただいたコトに深く感謝。
by team-osubachi2 | 2011-08-21 15:16 | 日々いろいろ | Comments(0)

思うに、30代という年代は、それまでの自分の体調の変化とともに、
ふとしたキッカケで、これまでの生活パターンを
見直すことが多い年代ではないだろうか。

あるとき、雑誌の特集か何かでだったと思うが
向田さんの「独りを慎しむ」というエッセイを読んだ。
読んでいるうちにハッとして、
これは自分にとっても大事なコトだぞ・・・と感じた。

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ーーー自由と自堕落を、一緒にして、
間違っているかたもいるのではないかと思われるくらい、
これは表裏であり、紙一重のところもあるのです。ーーーー

私にはとても向田さんのような厳しさはないが、
このエッセイから学んだことは、長い間私の中で
独り暮らしのオブザーバーとして働いてくれていたような気がする。

それは二人暮らしになった今も、すっかり忘れてしまったワケではないけれど
でも、この頃はだいぶ崩れてきてしまったような・・・。
どこで慎みの一線をキープしておくかは、
きっとこれからの暮らしぶりで定まってくることだろう。
これからは「独り」ではなく「一人」の人間としての慎みを
忘れないようにしたいものだ。

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます
by team-osubachi2 | 2011-08-20 22:08 | らくがき帖 | Comments(0)

戻しシイタケの炊いたん

先日のこと、姑どのが富山から長野への旅先で見つけて、
「食べてみたら、すごく美味しかったのよ」というので、
こちらにも信州上田の干しシイタケをたくさん送ってくださった。

箱を開けただけで、干したシイタケのい〜い匂いがぷう〜んと漂ってくる。
さっそくお店がつけてくれたレシピでシイタケ煮をこさえてみたけれど、
一点だけ姑どのの訂正があり、お店のレシピ通りではしょっぱいそうで
「お醤油は大さじ2にした方がいいわよ」というので、
その通りにしてみたら、はたして炊きあがりは上々。
白いご飯にちょこっと添えるだけで、こんな暑さでも食がすすむんである。
(って、今までのところ、夏に食欲がなくなったことはないけれど)

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お盆があけた昨日、浅草にある相方の実家へ
二人でちょいと「里帰り」してきた。
今回はどぜうの柳川鍋をこさえてふるまってくれ、
(さすが下町!どぜうは頼んでおけば
ひらいて用意しておいてくれるお店があるのだそうだ)
また、冬瓜となまり節のお汁も鰹の風味がよくて、思わず真似したくなった。

このめちゃくちゃ暑い最中に、暑い台所に立って
せっせと江戸下町の味でご飯を食べさせてくれる姑どの。
どうかこれからもお元気に立ち働いていていただきたいものだ。
そして、今のうちにその味をちょこっとでも教わっておかねば、と思っている。
今回もいろいろとご馳走さまでした〜!!
by team-osubachi2 | 2011-08-18 23:43 | しみじみご飯 | Comments(2)