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朝ドラ『とと姉ちゃん』・・・個人的には先週からがぜん面白くなった。
平たく言えば、自分の仕事と関わる編集と出版の世界に
とと姉ちゃんが身を置くことになったからってことだけど。

しかし昔の出版社の人たち(編集者さんら)は、
企画し、作家先生に手紙を書き、じかにお願いにあがり、お話をし、
打ち合わせや取材の面倒を見、催促をし、原稿もじかに受け取りにゆき、
(当然手書き)原稿を印刷所に入れる世話もやき、校正、刷り上がりを確認し
配本まで自分たちの「手作業」でやってたことを思うと、
いま現在もその流れはおおよそ変わらないとはいえ、
電話に携帯、デジカメ、メールやインターネットなどなど、
こんなに文明の利器が発達したにもかかわらず
現代の方がもっともっと時間に追い立てられるように
制作(ことに雑誌)している感じがするのはなんでだろう?って思っちゃう。
昔だって締め切りに追われていたことには違いないのに・・・
時代における時間の逼迫感って不思議だなあ〜。

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若いときからこの有名な雑誌の名前と存在は知っていても
実は手にしたことは一度もなく、どちらかといえば
その世界からは遠いところをぐるぐるしていた気がするけれど、
花森安治さんの絵とかデザインだけは気になっていた。

だからかな、数年前に図版ばかりで構成されたこの本が出たとき、
「そうそう、こういうのが欲しかったんだよね〜」と、個人的に嬉しかった。

“ちょっとしたちいさな工夫が大きなよろこびと
ゆたかな愉しさを作りだすことがある”・・・と、帯に記してある。
いまだ本誌には接したことがないくせに
おっしゃっていることはなんとなく分かる気がするこのごろである。
by team-osubachi2 | 2016-06-27 09:57 | これが好き | Comments(4)

お針の時間と茶話会

オトナ女子(ってゆー言い方はもう古語かも?)は日々忙しい。
あえてキッカケを作らないと、なかなか心静かに針を持つ時間もなかったりする。

ひょいと思いつきで、近場の着物仲間三人で
「小帛紗を縫う会、やりませんか?」と声をかけて友人宅に集まった。

あ、そうそう、こんなときには私の旅茶セットも持参して・・・。

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暗黒部屋解除のさいに出しておいた私の「なんちゃって旅茶セット」は
本式のものとはほど遠く、アンティークのジャム瓶に茶を詰め、
もう一つの瓶には金平糖や甘納豆などのお甘入れにして
仕覆なんて高尚なものではなく、手縫いした縮緬の巾着に入れるような代物。
茶杓も手持ちのを切って寸詰めにしたり、
お気に入りのちいさな銀のスプーンを使ったりと、寄せ集めもいいところだけど、
友だちん家やハイキングとかで活躍してくれるんである。
あ、今度ドライブのときに持って行くのもいいな ♪

話を戻そう。

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集まったお宅の女主人Tさんはお姑さんがとっておいたという昔の絣着物地で、
もうひと方のEさんは雑巾として(?)売られていたけれど
雑巾として使うには可愛い過ぎるピンクの布で、
私は先日解いた八寸帯のたれ先から返しの無地部分で
それぞれ小帛紗(または敷物)を縫った。

ふたつみっつポイントをおさえつつ
とっかかりから90分とか100分ほどで、めいめいの小帛紗が縫い上がった。

(お二方それぞれのブログでもどうぞご覧ください)
*胡蝶の夢/http://tomoko358.blog102.fc2.com
*神奈川絵美の「えみごのみ」/http://blog.goo.ne.jp/kanagawa_emi

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お針のあとは、お作法もお点前もカンケーなくお茶を一服点てて
これもおのおの持ち寄りの甘納豆、ゴム玉羊羹、干菓子といった
美味しいお菓子とともに茶話会で締めくくる。
これぞ女子の集まりのたのしいひとときであ〜る ♪

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何十年ぶりに縫った小帛紗。
友人宅の立派な飾り棚でちょっとばかり記念撮影。w


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おそらく編み物もそうだと思うけれど、
無心に、または女同士適当なおしゃべりをしながら針を動かす時間は、
女性の心身に不思議な効能があると思う。
ヒーリング効果とでも言えばいいのかな。
よく言葉だけ一人歩きしてる感がある「いま、ここ」という感じが
お針の時間にはしっかりあるという気がする。
だからかな、面倒くさいと思うわりには、
針を持って縫い物をするのは嫌いじゃない。

まだ布は余っているから、もうひとつふたつは縫えるかな。
大きさ違いで縫っておいて「ははコレ」の土鈴の下に敷くとしよう♪
by team-osubachi2 | 2016-06-23 08:49 | これが好き | Comments(9)

銅鐸の土鈴

今日はお昼前ごろから快晴だけど、
昨日は梅雨らしく雲はどーんと重たげな空だったね。
仕事に取りかかる前、ちょっと気分転換に
飾り棚の置きものを取り替えた。

例によって「ははコレ」から取り出してみたのは
知ってる人にはわかる銅鐸の土鈴。
「銅鐸」って書いて「どうたく」って読む。

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・・・あら?偶然だけど、ここでも「銅」の文字。
なぜかしら、このごろ個人的にやたらと銅のものが身近になっている。

銅の根付け、銅の建水や金盥(自分のお茶遊び用に)、
そして銅製に銀メッキのヴィンテージの
クリスマスプレートが私の手元にやってきて、
でもって無意識に銅鐸の土鈴を選ぶとはね。
いったい銅しちゃったんだ?!アタシ・・・!?(苦笑)

もっともこの銅鐸は泥で出来てて、本物の青銅製ぢゃないけど、
でも、よく焼き締めてあるせいか、揺らすとチリンチリンといい音がする。

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銅鐸という形が古代の生まれのせいか、しっかりした布を敷きたくなり、
津田千枝子さんの小帛紗を敷いたらバランスがとれた気がした。

津田さんとくれば、やっぱり所縁の深い田中昭夫御大の端切れを出してきて
後ろの芭蕉布にちょいと針留めし、
世田谷のボロ市で見つけた韓国製の小瓶子に
間引きした薮柑子を挿して置いてみる。

梅雨どきの空が晴れていようが雨降りだろうがいっこうにお構いなく、
机に座っていつでも振り返ると、なんとなくこちらの気持ちにも
どっしりと重しが効いたような棚飾りになった。

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おまけ:その後の田中御大の様子は毎度「けろ企画」さんのブログでどうぞ。

カテゴリ「正藍型染師 田中昭夫」by けろ企画
http://kerokikaku.exblog.jp/i10/
by team-osubachi2 | 2016-06-17 13:40 | これが好き | Comments(0)

シャツが好き♡

シャツが好きだ。
リネンでもコットンでも白い洗いざらしでもかわいい柄ものでも、
「ブラウス」というより「シャツ」が好きなんだ♪

ほどほどのシワは覚悟の上で洗いざらしで着るのが楽チンで好きだけど、
たまには面倒でもアイロンもかけなくちゃいけないこともある、か。

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自分なりのお洒落をするには、たとえば生地の白さにこだわるとか
アイロンでぴしっとシワのないところとか、
なんだかんだひと手間かかるものなのね。

そゆところは、着物を着るのが大好きだけど
半襟はやっぱり自分でちまちま縫わねばならないのと
同じことかしらん・・・・・・ね?!w
by team-osubachi2 | 2016-06-15 21:16 | これが好き | Comments(0)

少女漫画の月刊誌としては異例の増刷!・・・だそうだ。

そりゃそうでしょ、って言いたくなる。
だって先月28日発売日早々に売り切れ続出で
夕方遅くにのんびりと隣り駅の本屋さんへ行った自分が(うちの近所に書店はない)
いかにもおめでたいバカだったと反省したくらいの売れ行きだったもの。

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意気消沈して諦めモードの一夜が明けて、翌日の朝お相撲を観にゆくのに
秋葉原のホームから階段あがったところにたまたま構内の本屋さんがあって
そのレジカウンターの前でかろうじて3冊残ってた中から買えた嬉しさは
ファンでなければわかるハズもない。・・・かな?w

で、40年ぶりだという「ポーの一族」の新作『春の夢』」を読んでからというもの
YouTubeでシューベルトの歌曲を聴きまくっている。
(物語の中でね、出てくるのです、シューベルトの歌が・・・)

で、知った元歌手のトーマス・クヴァストホフさんの歌声♪

身体の障害などとはまったく関係なく素晴らしい声の持ち主だと思う。
残念ながらもう引退されているそうだけれど、
こんな動画があるおかげで知ることが出来た歌手のお一人。



しかし、シューベルト・・・こんな小糠雨の降る午後に
ゆったりと聴くには本当にもってこいよ。
仕事の途中だというのに、いい心持ちで船も漕げるし・・・?!

増刷分の月刊フラワーズ7月号は11日ころに順次書店に出るそうだ。
(付録の「訪問者」も懐かしい。オスカーファンには・・・♡)
小学館さん、原稿料に添えて、ぜひ萩尾望都先生に
ボーナスを差し上げていただきたく思う。
by team-osubachi2 | 2016-06-07 18:54 | これが好き | Comments(2)

輝けるとき

フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ。
二人の輝けるとき。





こんなフィルムが残されてるんだね。
by team-osubachi2 | 2016-05-27 11:29 | これが好き | Comments(0)

ぬくい腹掛け

今週は「どこへも出かけない」週と決めた。
一週間のうち一日でも出かけると、ついつい家事を後まわしにしちゃうから
そのまんま(家事の)お怠けモードに入ることもしばしば。
・・・ま、いいんですけどネ。w

でも、たまには家事をやっつけたくなるときもあるワケで。
今週はだから、家でほどほどのんびり、
ほどほどせっせと仕事や家事などを片付けている。

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そうこうするうち、季節も初夏に入り、
だんだんに気温もあがって、朝気がつくと
掛け布団から大きくはみ出して寝ていたりする。

さすがに明け方には冷える日もあるので、ひと思案して、
何年か前に手に入れた白井仁さんの手織り木綿のうちくい(風呂敷大の布子)を
腹掛けにして寝てみたらなかなか具合がよかった。
掛け布団をはだけても、お腹まわりにこの布一枚あるだけで冷え方が違う。

手から生まれる一枚の布子にもいろんな使い道があるわよネ ♪
by team-osubachi2 | 2016-05-26 18:26 | これが好き | Comments(2)

朱鷺と雀と室生寺

・・・はい?いったい誰ですか?って・・・わかりませんか?
ほれ、新潟は佐渡島で有名なあたしのこと・・・知りません?

あらやだ、それはコウノトリさんでしょ、ぜんぜん違いますってば!!
わかりませんかねえ〜、この顔。
・・・あ、分かるあなたはえらい!
さいです、あたしはトキです、ト〜キ。

変な顔だ、変な顔だってばっかり言われますんで、
もういい加減わかってくださる方が現われないかと諦めてたところですのよ。
わかっていただけてホントよかったわ〜、ありがとうゴザイマス♪

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・・・今度はわたくしの番でございますか?
はいはい、エエわたくしめはスズメでございます。
あ、言われなくてもわかる?さようでございますか。

・・・はい?となりの?建物みたいなものですか?
エエなんですか、お尻に「室生寺」と書いてあるそうですから
あすこの五重塔かと思いますです、はい。

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手前どもの主人(私のこと)が最初「三井寺」と間違えてたようですが、
あすこ(三井寺)は三重の塔ですから、どう見たってこの五重はおかしいってんで
もっかい見直してみたら「室生寺」って書いてありましたそうで・・・。
とんだ勘違いをしたと言って顔赤くしておりました。

で、手前どもの主人が「お寺のもんなら雀が相方を務めるのがいいだろう」ってんで
今回わたくしめが早々と舞台(?)にあげていただきました次第です、はい。

・・・いえいえ、室生寺さんはお話になりません。
なんせ寡黙な方でいらっしゃいますからエエ。

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いったいいつどこで買い集めたものか、さっぱりわからないけれど
おふくろさまが残した土鈴のコレクション、
人呼んで「母コレ」から私なりに気に入って選んだものを棚に飾ってみる。

見ればぜ〜んぜん初夏の色合いじゃないけど、まあいいわ。
仕事の合間にあれこれ並べてみてはひとり悦に入っている ♪

by team-osubachi2 | 2016-05-25 17:20 | これが好き | Comments(2)

千代紙や楽し

むかし読んだ司馬遼太郎さんの『功名が辻』で、
山内一豊の妻女千代どのが(いわば人質として)京都に留め置かれたときに、
手すさびに市場で美しい端切れを買い集め、それをはぎ合わせて楽しむうち
次第にお針子らにもはぎ合わせて綺羅な衣装に仕立てて、
それを自分が着るのではなく、見目よい下女らやお針子たちに着せて市中を歩かせた
・・・というエピソードが「千代紙」の語源と書いてあったように思うけど
ナルホド、そうと知ってあらためて千代紙を見てみれば
さもありなんって感じよね〜♪って思ったことがあった。

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普段はそうそう使わないけど、何かを包んだり、覆ったり、
思いついたときに千代紙を引っ張り出してきて使うことがある。

お友だちに頼まれた小物や、若い友人に帯留めを贈るのに、
そうだわ!と、手持ちの小箱を再利用して
千代紙をさっと切って貼り付けたりくるんだり・・・。

千代女に習って、綺羅な(布ぢゃなくて)紙をあれこれと
自分だけの楽しいひととき♡
by team-osubachi2 | 2016-05-23 08:55 | これが好き | Comments(2)

憩いの空間にした〜い!

えーっと、懸案事項の部屋の片付けはあいかわらず滞っております。
まあ、相方も忙しいからしょうがないんですけどネ。

段ボールの山を見ていると、だんだん「いらち虫」が頭をもたげてくるので(苦笑)
自分の気に入った空間にする方向にフォーカスする方が建設的ってものですわネ?

和室には仕事机を置いてるんですけど、着物箪笥もありますし、
なんとかしてここを我が家の憩いの和空間にしたいワケです。

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そこで、通販で棚(子ども用の整理棚なんだけど)をひとつ買いまして、
今日の午後、えっちらおっちら和室の段ボールを移動させてようやく棚を設置〜♪

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棚の後ろ壁にある電灯スイッチを隠すため、
ヨロン島でお土産に買った芭蕉布のタペストリーをかけて、
ためしにベランダから盆栽もどきに仕立てた紅葉をもってきて
琉球張り子と一緒に置いてみたところ・・・あら、ちょいといい感じ?

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三年前はヒョロヒョロだった紅葉もいまだに元気でいてくれて嬉しい。
(過去ログ/http://okakara.exblog.jp/20320855/

ま、今日のところはここまで、ですかね。
まだ少しずつ片付けも整理もして
いずれこの棚のそばにちゃぶ台を置き、座布団も敷いて
ゆっくりとお茶を愉しむのが目下のところの目標なんでゴザイマス。

しかし、なんて時間がかかるのかしら、暮らしを整えるのって・・・。ぷはあ〜。
by team-osubachi2 | 2016-05-19 23:01 | これが好き | Comments(6)