カテゴリ:時代もの画

  • 道灌(どうかん)
    [ 2011-06-25 12:07 ]
  • 何度見ても・・・
    [ 2011-02-22 00:04 ]
  • 豆ひろう鬼
    [ 2011-02-03 00:06 ]
  • くらきより
    [ 2011-01-29 01:52 ]

道灌(どうかん)

落語でよくあるパターンだけれど、
悪気のない八っつあんみたいなあわてん坊や、阿呆ダラの与太郎なんかが、
賢い先達のやった通りの、または言った通りのマネを、
それこそ「きいた風な口」でもって、
自分のとこでも演っちゃうという類いの話が好きだったりする。

先週、深川で久しぶりに「道灌」をたのしく聴いた。
「七重八重 花は咲けども山吹の 実のひとつだになきぞ哀しき」
聴きながら、ふと、ご隠居のところに掛けてあった
その「道灌」はどんなお軸だったのかな〜?と思ったら
急に絵が浮かんで、描きたくなったので描いてみた。










どうも私はクソまじめな絵しか描けないのでつまらないが、
もともと真面目な言い伝えから、いったいどこをどうすれば
あんな馬鹿ばかしい面白い噺が生まれるのだろう?
もしも近くに八っつあんみたいな人間がいたりして、
(まあ、多少はた迷惑なときもあるかもだけど)
ドタバタする人間模様を、ユーモアという眼鏡を通して見てみれば
そこから笑いの世界は大きく広がるのである。
・・・って、ホントかな?

*イラストレーションの無断使用及び複製・転載を禁じます

by team-osubachi2 | 2011-06-25 12:07 | 時代もの画 | Trackback | Comments(2)

何度見ても・・・

先週末の金曜は、所用で都心に出たついでに
お気に入りの出光美術館へフラリと寄ってみた。
帝国劇場のすぐ脇にある小さな美術館だけれど
なぜかここが好きで、銀座や有楽町に出て時間があるときには
ギャラリー気分でちょこちょこと足を運んでしまう。

ただいまは「琳派芸術」展の第二部が開催中だ。
さすがに琳派は人気があるからか、平日の昼すぎとはいえ
わりと地味な普段の展覧会よりも人が多かった。

しかし、琳派はいいなあ〜!好きだなあ〜!
ここはわりと小さな美術館ながら、琳派に限らず、
ちょいと渋めのコレクションがよろしくて
小杉放菴や仙厓義梵なんかも大好きだ。
そして、歳をとるほどに、好きなものが少しずつ増えていく・・・。
いいものは何度見てもいいし、好きなものは何回見てもいい。

無料のお茶を手に、この美術館の展望窓から、
旧江戸城(皇居)の様子をぼんやり眺めまわすのも好きな時間だ。
これからも、都心にでて時間があるときには
ちょこちょこ立ち寄りたいものだと思っている。






*イラストレーションの無断使用および複写・転載を禁止します

出光美術館
http://www.idemitsu.co.jp/museum/

by team-osubachi2 | 2011-02-22 00:04 | 時代もの画 | Trackback | Comments(2)

豆ひろう鬼

今日3日は節分の日。
年賀状を出した友だちから、節分の便りが届いた。
嵩山堂製のハガキにお多福さんの絵が刷られていて、
それを見ていたら、浜田廣介原作の「泣いた赤鬼」を思い出した。

子供のころ持っていた「泣いた赤鬼」の絵本が大好きで、
いやしんぼの私は、ことに赤鬼さんが人間のお客のために用意するお菓子が
美味しそうに思えてたまらず、
出来ることなら自分も絵本の中に入っていって
赤鬼さんのお菓子を食べたいものだと熱望していた。

また、それまで見たこともないくせに、
鬼というものは怖いものだと思っていたけれど、このお話を読んでから
なんだ、鬼にもいい鬼がいるんだ〜!というコトが
子供心にも目からウロコだったのを思い出す。
そして、去っていった青鬼さんの優しさに
ついつい(今でも)泣いてしまうんである。





「なんと、このように豆を散らかしてしもうて。
そなたたちも早うひろうてたも」

「へーーーーい」

お多福さんと仲のいい鬼たちって、どこかにいるかもしれない。
お多福さんがこぼした豆をひろう鬼たちがいたっていい。


*画像の無断使用および複写・転載を禁止します

by team-osubachi2 | 2011-02-03 00:06 | 時代もの画 | Trackback | Comments(6)

くらきより

くらきより くらき道にぞ入りぬべき
はるかに照らせ 山の端の月



数日前、あるお人のブログをのぞいてみたら、
和泉式部のこの歌が記されていた。

古典文学に疎い私は、この歌の本当の意味はよく知らないけれど、
これを読んで感じたのは、とかく女のキモチって
千年や二千年たっても同じなのね〜・・・というもの。

ふと、絵が浮かんだので描いてはみたものの、
女の心の奥深くにまで至るような表現は、
私にはとても出来そうにもないなあ〜。
・・・が、たまにはこんならくがきも、また楽し♪

*画像の無断使用および複写・転載を禁止します

by team-osubachi2 | 2011-01-29 01:52 | 時代もの画 | Trackback | Comments(4)