カテゴリ:生きものの世界( 110 )

今年のツユクサ

お空が重い。梅雨が戻ったというよりは、秋雨がずいぶん早くにやってきたのか?
そんな冴えないお天気が続いている関東地方。
それでもベランダのツユクサの青い花が元気に咲いている。

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都心部に住んでいたころは路地の雑草でも見られなかったツユクサが
いまの住まいに越してきて、そこここに少し茂っていたのを見つけたときは嬉しかった。

茎を切って水にさしておけばすぐに根が生えてきて、
ベランダの鉢でもすぐ育つくらい丈夫と思いきや、
知らぬ間に世間からひっそりと姿を消していたりする野の草のひとつ。

これからもこのベランダで咲いていて欲しいから
どんどん茎を伸ばして鉢の外で種が実ってこぼれたのを、しれ〜っとまた同じ鉢に戻しておく。w

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お日さまがお顔を見せないせいか、お昼近くになるまで青々ときれいに咲いていたりする。
おかげで、ちょっと花器にさして棚に飾っていられる時間も少しのびて嬉しい朝だった。

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おまけ:ツユクサに添えた人型は、2004年の春に訪れたシリアの首都ダマスカスの
歴史博物館のミュージアムショップで買ってきたお土産品。
たぶんメソポタミア時代の遺跡からの出土品かなあ?男女の青銅人型のミニ・レプリカ。
この間ちょっと掃除しようと握ったら片手がもげちゃって・・・ガビーンちょ!

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また一般人がシリアへ観光してまわれるような日はいつになったら来るのだろう?
自分はもう再訪できなくったっていい。
シリアに平和がふたたび訪れることを祈りたい。

by team-osubachi2 | 2017-08-15 15:42 | 生きものの世界 | Comments(2)

苔むしむし

台風5号はさしずめ牛歩の歩み・・・といったところか。
まだ東北のあたりをゆっくりと北上しているらしい。

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このたびの台風による被害に遭われた地域の方々に、心からお見舞いを申しあげます

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異常気象だとか、今までの夏と違うとか、
これまでに比べて夏の天気がどんどんおかしくなっているとか、
そういう言葉がさかんに使われるようになっているけど、
地球としては、わずかに平均気温が上がった事象に「とても自然に反応して」
こういうお天気になってしまうってだけのことなんだわね。
でも、地球規模でいえば、ほんのちょっとした変化でも、
人間にとってはもう一喜一憂どころではないくらい大変な出来事になってしまう。

その気温上昇の原因になっているらしい自分たち人間の生活環境の変化については、
何万年って人類の歴史の中ではいうまでもなく、
少なくともこの数十年だけでも「大激変!」していることになかなか意識が向かない。

そういう人間のあずかり知らないところで、
自然界の動植物もこの気象の変化に適応しようと一生懸命なんだろうな。

春からずっと近所の道端や塀のすき間などで苔の動きを見ているけれど、
雨が少なかったせいで干涸びてしまっているものが多かった。
うちの盆栽もどきであるモミジの足元にも、近所で採取してきた苔を敷いてみたものの
野の草たちと一緒で、一見こちらの云うコトをきいてくれそうでいて
なっかなか思うようにいかず、水やりしてもだんだん枯れ色に変化しつつあった。

が、最近この台風5号からやてくるじめじめ湿気った風が続いたおかげか
ここへきて復活傾向にある。・・・へええ〜♪
苔って空気中から水分を摂取するってホントなのかな?

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台風が過ぎた今日日中は、風はよく吹いていたので、湯冷ましの水を飲みつつ
あえてクーラーは入れず扇風機だけで過ごしたら、案外快適だった。
もちろん一日中クーラーつけっぱなしという日もあるし、
現代文明の利器も活かしつつ、なんとかこの身体を自然環境に慣らしてゆかねば。

明日は猛暑になるらしい。はあ〜、思いやられるなあ・・・。
でも苔は元気だ。湿気った南風をたっぷり受けて、ますます苔むしていってくれ〜い♪

by team-osubachi2 | 2017-08-08 21:32 | 生きものの世界 | Comments(2)

女郎花

昨日はちょっと埼玉伝統工芸会館なるところへドライブ。
相方の同僚の叔父さま夫妻による刻書展を観にでかけてきた。
自由闊達で見事な刻書板や書画作品に感銘を受ける。
自分の知らないところで深くて大きくて立派な作品を生む方々って
世の中にいっぱいいらっしゃるのだろうなあ〜、観に来てよかった。

その展示会場のある場所は小川町の道の駅になっていて、
見終わったあと,物産販売のお店で野菜などを物色。
レジのそばに女郎花の花が一束180円で売られていたのでひとつ買って帰った♪

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女郎花のちいさなちいさなお花の直径は3ミリほど。
ポロポロとこぼれ落ちる花をルーペで見てみればなんとも可憐な姿をしている。

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ベランダに生えているチガヤの葉っぱとちょろっと活けてみる。

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明日七日はもう立秋。
九州を襲っている台風のせいもあってか湿気って、今日も暑い一日だった。

by team-osubachi2 | 2017-08-06 18:41 | 生きものの世界 | Comments(3)

八月の朝顔

ここんとこ関東や首都圏はお天気が冴えない。
いまごろやり残した宿題みたいに梅雨の末期みたいなお天気だ。

でも梅雨と違うのは、エリア全体というより、
狙い撃ちみたいに急に雨雲が発達して、局地的に大雨になるところかな。

もうアジサイはとっくに終わってるし、
いま時分お外へでると目に飛び込んでくるのは色鮮やかなのはアサガオだ♪

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昨日までは気温が高めで蒸し蒸し。
今日はいきなり過ごしやすくひんやりした空気に入れ替わっていた。
するとカラダって急にお眠りモードに入る。

おかげで今日は朝からもうねむねむヨ。
寝ちゃダメだ。寝ちゃダメだ・・・・・・ダメよ、ダメだってば。

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こんなとき、夏休みの宿題がなくてよかった〜!って思う。
(仕事の締め切りはまた別モノですから)

お天気は曇天のままだけど、さあ!珈琲でも淹れて、午後はシャッキリといこう!!

by team-osubachi2 | 2017-08-02 13:17 | 生きものの世界 | Comments(0)

翅休め

関東では、梅雨の前半は毎年のように雨はそう降らないものだけれど
それにしても今年の梅雨は雨が少ない気がする。

それでもシトシトと小糠雨が降る日の午後、ちょっと丘を下る途中、
笹やぶのところで、ちょこんと翅を休めていたキハダカノコガをみつけた♡

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翅を休めるっていいね。
翅を伸ばすっていうのもいいけど。w

ちょっとの間、ブログをお休みいたします。


by team-osubachi2 | 2017-07-02 06:31 | 生きものの世界

バイバイ、ブブたん2号

*6月24日(土)夕方、晴れ

銀座で着物仲間とランチしたあと、皆さんから離脱して
横浜の赤れんが倉庫方面にむかって移動した。

暑さにやられてか、一人になったとたん急にヘトヘトになったけど、
とにかく「このコを無事里親さんにお渡しするまでは!」の一心で、
この日某所で里親さんがいらっしゃる虫の講座イベントの会場へ向かった。

月曜にどういうご縁か飯倉片町の交差点で捕獲しちゃったカブトムシさん。
命名「ブブ2号」。
相方が独身時代、この丘の上の長屋のベランダに飛んで来たカブトムシを捕獲し
飼育中にケージの中で羽をひろげた羽音から「ブブ」と名付けたそうな。
我が家にやってきたカブトムシの2匹目ということで「ブブ2号」なんだけど
私的には「ブブたん2号」って呼んでお世話してさしあげた。w

里親さんが決まって今日まで数日間お世話しながら観察してみたけど、
通常より小型で、また瞳がつぶらでなんとも可愛いらしく、
毎日新鮮剥きたてリンゴの「お食事」を差し上げたり、
お粗相した「シーツ(キッチンペーパーね)」をお取り替えしたり、
お世話するのがもう楽しくて楽しくて♪

夜行性なので、当然のことながら夜に運動なさる。
ある晩、クリアファイルにベルトの穴あけ金具でいっぱい穴をあけたフタで
いま流行り(?)のボルダリングをなさったり、
またある晩、拾ってきた枯れ枝で遊んでさしあげたところ、
1分間ばかり和室でのフライングも愉しまれたご様子。w

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うわ〜、小型ながらもブーンと力強くていい羽音〜♡
さすがはブブたん!「ブブ2号」の名にふさわしい翔びっぷりだわあ♡・・・という親バカぶり。

しかし、翔んでしまったブブたん、どう収容したらいいかしら?・・・と思案していたら、
さいわい私のリネンジャケットに軟着陸したので、枯れ枝に移動していただき、
(無理にはがそうとすると大層抵抗なさるので自ら枝に移るよう仕向けた方がスムーズなんである)
無事お部屋にお戻りいただいた。ふう〜・・・。

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そんなこんなでお世話したぶんだけすっかり情がわいてお別れするのが淋しかったけど、
お会いした里親さんがとてもいい青年で「この人なら大丈夫だ」と、安心してお渡しできた。

じかに見てもらったところ、結局ブブたんは、どうも交雑種ではなく、
よくいる日本のカブトムシの小柄な個体ということらしいけど、
カラダの美しさは天然ならではということらしい。
その天然ブブたんの小柄ぶりも里親さんは気に入ってくださったようだ。よかった♪

バイバイ、ブブたん2号。
お世話した間、面白く観察させてもらったし、楽しい時間をどうもありがとう。
優しい里親さんのもとで、どうか良い余生を送ってネ!


by team-osubachi2 | 2017-06-27 11:03 | 生きものの世界 | Comments(0)

昨日の午前中青山で打ち合わせのあと、麻布台のギャラリーに一件立ち寄った。
ちょうど飯倉片町交差点あたりを歩いていたら、ふと街路樹に目がいった。

どうしてか、私はよく“ふと目がいき”見つけてしまうことが多いのであるが、
・・・・・・あれ?カブトムシ?
・・・あっ!カブトムシ!?
うわ!カブトムシだ〜!!

なんと東京のド真ん中でカブトムシと出会ってしまったのだった。

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どうしてこんなとこにカブトムシが?と思いつつ、
「こんなところにいてもダメでしょう、チミ。そうだ、ひと晩だけ観察させてよ。
そしたらうちの近くの森に解放してあげるからさ。コナラもクヌギもあるしね」
と、街路樹からひっぺがえして家に連れ帰った。

それからはお昼ご飯も後回しにして大わらわだった。
小ぶりの段ボールに、穴をあけたクリアファイルでフタをし、急ごしらえの「お宿」を用意。w
コナラやクヌギの枯葉や小枝と一緒に「お部屋」も整え、
リンゴをちょっとむいて「お食事」もご用意し、お部屋に入っていただいた。

で、遅いお昼を食べながら、このコのことを調べてみた。

発見したときからフツーのカブトムシとはちょっと違うと思ってはいたけれど、
よくよく観察して何件か検索してみたらば、どうもある地方固有の
(天然は捕獲禁止につき飼育され売買されている)カブトムシとの交雑種?
・・・という気がしてきて、簡単に野に放っていいかどうか疑わしくなった。

はて、瞳がつぶらなこのお客さま・・・これからどしたらいいん?

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そこへFacebookの投稿を見た動物や昆虫にくわしい知人が助け舟を出してくれ、
専門的に飼育できる人を紹介してくれることになり、無事里親さんが見つかった。
こゆときFacebookは便利だなあ〜と思う。
というわけで、一泊の予定がもうあと数日我が家にお泊まりいただくことになった。

独身時代にクワガタムシを飼育経験のある相方がお客さまを見るなり
「こりゃ脱走系だな」とひと言。
うん、隙あらば逃げようと動いてるよ。もしかしたら、どこかからの脱走犯なのかな?
それとも、自然児かな?とっても元気でポジティブ、力も強いんである。

カブトムシの寿命は一年限りだそうだから、本当なら黙って野に放して、
ひと夏を彼なりに謳歌して貰いたいけれど、なまじSNSに投稿してしまったのが運のツキ。
虫飼いの世界にもルールってものがあるのだろうから、そこは素直に従っておこう。

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カブトムシさんはただいま朝食タイムちう。
剥きたてリンゴにかぶりついていらっしゃる。可愛いなあ〜♪ 見てて飽きないんだ。

無事に里親さんへお渡しするまで、いっぱい可愛がってあげるからネ♡

by team-osubachi2 | 2017-06-20 09:08 | 生きものの世界 | Comments(2)

毒を矯する「毒矯み」と書いて「ドクダミ」と読む。
個人的にはひらかなで「どくだみ」って記す方が可愛い気がするけどネ。

なんとはなしに人からあまり好かれてはいないようだけど、私はこの花の大ファンだ♡
ちょっと摘んだだけなのに、夜お風呂に入った後までも消えない強烈な匂いも決して嫌いじゃない。
なんといっても花のキュートさ、茎から葉と花にいたる造形の美しさは
初夏の野の花の代表としてトップに名をあげたいくらい。

この丘の上界わいではもう盛りを過ぎつつあるので、ちょっとあわて気味に
どこかしらのアパートの柵の脇などに咲き乱れているのを摘んできてスケッチを愉しむ♪

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モデルをつとめてもらったあとは、一輪挿しに挿して飾り棚へ・・・。
一本だけでも充分絵になるんだけど、もったいなくてつい何本も挿してしまう。

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花言葉は「白い追憶」だって。

うん、たしかに鼻腔に記憶された匂いは可憐な花の白さと常に一対になってるもん。w
え?そゆことじゃないのかな?いーのいーの、私の中ではそゆコトにしておこう ♪

by team-osubachi2 | 2017-06-06 17:29 | 生きものの世界 | Comments(4)

青紅葉と苔

近くの公園の脇道の電柱の横から、まるで陽の目を求めて手を伸ばすかのように
ひょろひょろとした枝にちいさな葉っぱが三枚。
そんなモミジを見つけてサルベージし、盆栽もどきに育ててまる四年がたった。

あくまでごっこ遊びで育てているせいか、盆栽というには情趣に欠けている。
それでも、こんな風に飾り棚へ置くと
それなりに憩いを提供してくれるから好きなんだよね〜♪

一度だけ取材で訪ねたことがある奈良の室生寺。
いまごろはあのあたりも青紅葉でいっぱいかなあ?なんて思いながら
添えた土鈴は、母コレから室生寺の塔。

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この春は降雨が極端に少なかったから、
いつもスーパーへ行く道ばたに生えてる苔もなかなか元気がなかったけど、
先日採取してきていま我が家で絶賛養生中。

・・・うん、数日で新しい緑色がどんどん出てきたね♪

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この間買って来ておいた新しい陶製の容れ物にモミジを移し替えたら、
この青い苔をのっけてみようかな〜♪と思っていて。

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なかなか上手くいかないけれど、出来ればこのモミジさん、
秋には赤く染まるところを見てみたいものだ。いきなり茶色になってしまうその前に・・・。

たとえば、そうね、去年の秋、このモミジの親木が赤く染まったように。
そうしたらまた飾り棚へ置いてあげるからね〜♪

ってたいして世話もしないくせに、そういう願望だけは持っている。w

by team-osubachi2 | 2017-05-15 08:19 | 生きものの世界 | Comments(2)

シランのおおいなる謎

私がボランティアで草取りをしている丘の上のこの長屋(マンション)のゴミ捨て場を取り囲む土手。
そこに咲くシランとシロバナシラン。
いうまでもなく、これは彼らが勝手に生えてきたものだが、
このふたつは混ざりあうことなく、赤紫と白、いまそれぞれが花の盛りだ。

何年か前、そこからシロバナシランの根をもらってベランダで育てていた。
それがもう鉢から根が盛り上がって溢れるようになってしまったので、
育ちはじめていた葉は花芽をつけていたけれど、無理を承知で植え替えた。

すでにひとつ花が咲き出した一本の茎は、切って一輪挿しにさしておいた。

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すると、その日の夕方、不思議なことがおきた。

花とつぼみがなんとイチゴミルクのような色になっているではないか?!
へええ〜?なに?どういうこと?

もしかして・・・怒ってるとか?・・・まさかね?

でも、この花にとってはたいそうなストレスがかかったのは間違いない。
ごめんね、無理強いしちゃって。

翌朝、起きて見てみたらイチゴミルクのような色は褪めて、
かすかに赤みが残ってはいたけれど、ほぼいつものシロバナに戻っていた。
(夜でも証拠としての写真は撮っておくべきだったなあ〜)

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花芽をつけたまま無理矢理植え替えをしたシロバナシラン。
一本の花芽をつけた株をちいさなポッドに植えて
お隣のおばあちゃんにもおすそ分けしたところ、
その株はお隣さんちの玄関ドアの前で清楚な白い花を咲かせていた。
ああ、どうやら元気でよかった♪

ところが、である。
元株である我が家のシロバナシランのいちばん小さな花芽は・・・
数日後、なんとただのシランになって赤紫色の花を咲かせた!!

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えええーーー?ちょっとちょっと!これってどういうこと〜?

同じ株だのに、植え替えしたら一方では白い花が咲き、一方では赤紫の花が咲いた。
知らない人がみたら、これが同じ株から咲いたとは誰も信じまい。
謎だ!・・・私にはおおいに謎だ。

親株として残された葉にはもう花芽はない。来年咲くのは果たしてどちらだろう?

「そんなこと、わしゃシラン」

そうよねえ。私かて知らんわ。

by team-osubachi2 | 2017-05-11 10:36 | 生きものの世界 | Comments(4)