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越前米ノの海へ

*8月13日(月)晴れ時々くもり、夕方より大雨

出発前から天候大荒れの予報だし「引き返しもあり?」覚悟で
正午の便で羽田から小松へ飛んだ。
午後、なぜか横浜在住の相方が長年お世話になっている
石川県某所にあるAダイビングショップへ行き、翌日潜るための手続きなど済ませる。
・・・と、その最中に突然ビカッ!ドドーンッ!と雷鳴と強風と豪雨の嵐!
ひょえ〜!この嵐はちょっと凄かった。

夕方、雨がいったんおさまったところで、
ショップからもほど近いビジネスホテルに移動して1泊。
明日に備える。

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*8月14日(火)くもりのち晴れ

早朝、Aダイビング店の大型ワゴン車で移動。
福井県越前町の米ノ(こめの)海岸に午前9時ごろ到着。

ここは先月スノーケルしに行った三浦半島の荒井浜と
同じぐらいこじんまりした磯浜で、浜から入れることもあってか、
ダイビングを体験してみようという私みたいな人間や
初心者にも海に入りやすく、ベテランも楽しめるところらしい。

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夏の日本海がわの海は太平洋がわよりも綺麗なのだそうだ。
ゆうべの荒天のうねりも濁りもおさまってきているとのことで
午前中にブリーフィングをした相方たちは
さっそく支度して一本目を潜りにいった。

私はその間、同じく体験ダイビングを受ける男子高校生と一緒に
担当のベテラン・ダイバーでオーナーであるTさんに
説明DVDを見せてもらいながらレクチャーを受ける。
それからほどのよいところで、いざ体験ダイビング〜♬
(くわしくはまた後ほど)

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私につきあって潜った相方は、お昼ご飯を食べてから
その間待っていてくれた若いインストラクターS君(写真上)に案内してもらって
この日の三本目を潜りにいった。

私もお昼ご飯を食べてひと休みしてから、
面白いところいっぱいの入江でスノーケルをして楽しんだ ♪
いつかイルカと泳いでみたいから、もっと素潜り、上手になりたいなあ〜。

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夜はAダイビング店が、提携している民宿の軒先でバーベキューをやってくれて、
しこたま飲んで食べての数時間を過ごした。

海の民宿で泊まるのなんて、いったいいつ以来のことだろう。
パリッとキモチのいいシーツとカバーがかけられた薄い夏がけの布団の中で
海の中の景色を思い出すと、カラダがゆら〜りゆらりと
水中で浮かんでいた感覚が蘇ってきて、
それを思い出しながら眠りに落ちた。
by team-osubachi2 | 2012-08-16 16:53 | 旅をする | Comments(10)

ふたたび北陸路

初夏に帰省して以来ふたたび北陸路。
今回は石川から福井の越前海岸へ。

心配した一昨日の大雨を尻目に、
昨日は越前米ノ(こめの)の磯で初めての体験ダイビング♫
夜は浜辺の民宿で、ダイバーさんたちとバーベキュー。

今日は金沢に移動して、これも初めての近江町市場。
能登の海女が採ったアワビを炊き上げたあわびめしでお昼ご飯。 ♪( ´θ`)ノ
今回の旅もデブ強化合宿のようなものだ。

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これから市内観光を少しだけして今夜帰宅の予定。
近江町市場のあと、金沢の古い家がそこここにある裏道を通って
市場からほど近い泉鏡花記念館へ。
今日はこれまで、かな。
by team-osubachi2 | 2012-08-15 12:50 | 旅をする | Comments(2)

三浦半島の海へ ♪

昨日はじめて三浦半島へドライブ&スノーケリングに行ってきた。
今週は相方が夏休みで家にいて、
月曜の晩になって急に「明日行こう!」というコトになって
バタバタと用意して、早く寝て、でもって昨日の朝はやくに出発。

途中トイレ休憩で寄ったPAで
よこすか海軍カリーパンとコーヒーでちょっとブレイク。
横須賀名物(?)のレトルトの海軍カレーは、
唯一好きなインスタントカレー。
お土産に2パック入りの箱をひとつ買っておいた。

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昨日の目的地は、油壺マリンパークのすぐ脇にある「荒井浜海水浴場」という磯浜。
ちいさな砂地の海岸の両脇を、弧をえがくようにして岩場が囲んでいる
なかなか可愛らしい海水浴場だった。

昨日は気温が午後になるにしたがってぐんぐん上がり、
薄曇りから晴天になっていくちょうどいいお天気で、波もおだやか。
寒かったお天気続きだったせいか、人も少なめという抜群のコンディション。
(ちょっと海水温は低かったけれど)


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いずれダイビングの認可証(Cカード)を取得するのを目標にしてはいるものの、
スノーケリングでさえこれがやっと3回目というチョー初心者の私。
でも、そんなビビリー(?)スノーケラーには
ここはもってこいの磯浜だった。

岩場にいたのは、キュウセンやホンベラ、
クツワハゼ、ゴンズイ、などなどいわゆる「雑魚」がいっぱい 。
ジッと見ていると、海藻を食べていたり、小突きあってたり、
砂地にトンと身体をぶつけていたり、見ていて飽きない。
わ〜い、雑魚の観察も楽し〜い ♬
(でも「雑草」とおなじで、ひと口に「雑魚」といっても
ひとつひとつ名前がちゃんとあるけどネ)

f0229926_18231036.jpgphoto by S.Y.

三浦半島の入り組んだ海岸線と深い森。
帰りに寄った観音崎灯台にほど近いスパでは
沖をゆく大型船舶が幾艘も行き交う風景を見ながら露天風呂に入った。
う〜ん、いいなあ〜こんな日帰りの旅!
まだまだ知らないトコだらけだけど、いいトコいっぱいあるぢゃん、神奈川県!
by team-osubachi2 | 2012-07-25 11:07 | 旅をする | Comments(8)

加賀友禅の宮腰さんちで

ゆうべ金沢から帰宅して、この5日間バタバタに過ごしたこともあってか
さすがに疲れを感じ、すぐにお風呂に入って寝た。

ところで、金沢へ移動した日の午後、このブログを通して知った方で、
加賀友禅をなさる宮腰一恵さん宅へちょこっとお邪魔した。
今年の大型連休しょっぱなのころに金沢のギャラリーで個展をなさり
そのときに展示したお着物や、お人形さんの振袖などを
いろいろと見せてもらったのだが、
このちょっとした「お人形遊び」が思いがけず面白くなり、
お許しをいただいて勝手にポーズをつけて写真を撮らせていただいた。

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加賀友禅の世界に入られて30年になるという
宮腰さんの手で描かれた花たちには、
北陸の匂いだけではなく、どこかに洋風の香りがする。
だからだろうか、娘さんが制作したというこんな金髪のお人形さんが
「振袖えらび」をする場面をこしらえてみても
しっくりなじむんである。

それにしても、だ。
すべて手描きの加賀友禅のお振袖をこ〜んなに持ってるお人形さんは
このコだけじゃないかなあ〜?それらの衣装の綺麗なことといったら!
私だったらどれを着たいかな〜♬ などと言いながら
お人形さんと遊んだのなんて数十年来のことで、
夢中になった自分にちょっとばかり驚いた。
いくつになっても、やっぱり女子にはあるんだなあ〜、そんな部分が。

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仕事部屋にぐるりとある宮腰さんの蔵書もかなり面白そうで、
目についた『芹沢銈介全集(全31巻)』の一部だけ見せていただいた。
発刊当時一冊ずつ購入なさったとかで、染織愛好家には垂涎ものの書籍だろう。
他にも面白そうな画集や全集がいろいろありそうで、
あれこれ見せていただこうなんて思ったら、ほんのちょっとの訪問などでは
とうてい時間が足りないくらいに魅力的な書棚だった。

この日、宮腰さんの車でご案内いただいたカフェでの美味しいランチや、
お宅訪問や、さらには面白い雑貨家具屋さんなどを見て歩き、
楽しいおしゃべりをしていたら、あっという間に時間がすぎていった。

宮腰さん、このたびは大変お世話になり、どうもありがとうございました♬
またいつか、そのファンタジックで優美な加賀友禅を
拝見できる機会を楽しみにしています。感謝!

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ってことで、最後におまけ。
宮腰さんちの二匹いるうちの一匹。
黒くて(クロネコ大好き!)愛想よしのヨナちゃん♬

染工房ソラカラ(宮腰一恵さんのHP)
http://somesorakara.web.fc2.com/
by team-osubachi2 | 2012-05-28 07:36 | 旅をする | Comments(2)

北陸の味をちょこっと

昨夜は金沢へ移動して一泊した。
でもって夜は、繁華街の片町にあるビジネスホテルからほど近い
木倉町通りの割烹居酒屋で、北陸の味をちょいと堪能した。

旬も最後のホタルイカのお造りに刺身の盛り合わせでしょ、
能登の岩もずくは素晴らしい歯ごたえで買って帰りたいくらいだった。
それから加賀野菜の天ぷらでしょ~♬
治部煮もいきたかったけど、さすがに胃袋にも限界があって
今回はあきらめた。

甲殻類アレルギーの相方には申し訳ないけれど、
ここで食べずして帰らりょ~か!の白海老の唐揚げに、甘エビの刺身。
仕上げは冷た~くした越中の氷見うどんをツルツルッとたぐって満腹満腹。
そりゃ富山の実家でも甘エビをしこたま食べて、
氷見うどんも大門素麺も買えるんだけど、
やっぱり板さんの手にかかったお造りや天ぷらや
冷たいうどんと汁の味わいってもうぜんぜん違うんだも~ん。
しこたま食して、歩いてすぐのところに
ホテルのベッドがあるとはありがたかった。

昨日今日は金沢もいいお天気。
これから相方の所用で野々市市へ移動。
おっとその前に、バス停前の香林坊の大和百貨店で
加賀麩をお土産にいろいろ買い込む。
冬場であれば「かぶら寿し」という、
麹漬けにした魚とかぶの珍味も買いたいところなんだけどね。

あとは夕方、小松空港で見るとしましょうか。
好物の「あんころ餅」も食べたくてしょうがないんだけど、
これは早々と売り切れてしまうから無理かもしれないな~。
もっとも、日持ちしないあんころ餅は
今日中には食べられないかもしれない。
どこかへ行くたびに、胃袋が小さくなっていくのを実感する。

・・・とまあ、どこへ行くにしても、
いやしんぼの考えることなんて、そんなところである。
by team-osubachi2 | 2012-05-27 10:28 | 旅をする | Comments(0)

帰省の途中

東京駅から上越新幹線に乗り込み、
ただいま駅弁を楽しみながら移動中。
こちらは五目のわっぱ飯、相方は深川めし。

ごく普通程度に駅弁が好きで、
列車の旅のさいの楽しみのひとつにしているが、
食べながら、ふと、世界の駅弁事情をしりたくなった。
ネット検索していくつか読んでみても、
もちろん日本のようなお惣菜弁当の文化はない。

あれはポルトガルを旅したときのことだったっけ。
リスボンからオビドスへ列車で移動したときのコトを思い出した。
リスボンの駅の売店で、朝食がわりのサンドイッチを買いに行った友達2人は、
20分近くかかったのち、なんと手ぶらで
荷物番をしていた私のところに戻ってきた。
売店のアルバイトらしき女子店員が、てんで役立たずで、
拉致があかないというコトだった。

え~!そんな~!この日の朝、ホテルから食べずに出てきて
移動する列車の中で空腹なのは耐えられな~い!!
というコトで、友達と交代して今度は私が売店にいき、
3人分のパンを注文しようとしたところ、
若い女子店員はニヤニヤするだけで、こちらの注文にまったく動こうとしない。

やっぱり拉致があかないコトに業を煮やした私は、
下手な英語で、しまいには怒鳴りつけてオーダーを言ったところ、
そのとき、奥からベテランらしき女性が登場して
テキパキと捌いてくれ、なんとか発車に間に合ったのだった。

どこのどんな飲食店でも、お兄さんやおじさんたちが
テキパキと気持ちよく立ち働く姿と、何を食べても美味しかった
という印象があるポルトガル。

でも、このときばかりは、車内で食べたサンドイッチの味よりも、
この役立たずな若い女子店員(それが2人もいたんである)のことが
ポルトガルの列車旅の思い出になってしまった。
・・・ま、いいけどね。

こんなことを綴っていたら、列車はいつの間にかあの長いトンネルにいた。
さて、そろそろ越後湯沢駅である。
乗り換える準備に入る。

越後湯沢。棚田は田植えを終えたばかり。
今日は肌寒い雨。
by team-osubachi2 | 2012-05-25 12:44 | 旅をする | Comments(0)

シリアのマヘル

'04年の3月にちょこっとだけ中東をまわってきた。
ヨルダンからシリアに入ってレバノンに抜ける中東3カ国の旅だった。

シリアでのガイドはマヘルといった。
当時まだかろうじて30代だった私より、ひとつふたつ若い人だったと思うが、
見た目には「柔和なおじさん」のようだったマヘル。
少人数でも、ご年配の方々が多い一行の中で最年少だった私には
同年代の親しみからか、いろいろおしゃべりしてくれたガイドさんだった。

日本語をまだまだ習いはじめたばかりだったようだが、
「日本語(のガイド)が出来ると稼ぎがよくなるので頑張りたいです」
と言っていた。
シリアの地図を持っていっていたので、彼に差しあげた。
ダマスカスに到着したその日、ホテルまでの仕事を終えて
市内にある自宅へいったん帰宅する前に
「ありがとうございます」とふたたびお礼を言いにきた。

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ダマスカスの大きなバザール(市場)で自由行動をとったとき、
添乗員女子とマヘルと3人で、バザールの中にあるチャイハネでお茶をした。
「ここは私がおごりますから」といって、
ピスタチオのアイスクリームをゴチしてくれた。
広い店内には、甘いものがだ〜い好きなおじさんたちのグループや
家族連れでガヤガヤわいわい賑わう中、
ほぼ同年代の私たち3人は、いろいろなコトを話した。

マヘルには数年前に婚約者がいたそうだ。
でも、その婚約者は、旅から旅で家を留守にして
自分の側にいてくれないガイドという仕事に不安を抱いたことから
マヘルとの婚約を破談にしたのだそうだ。
以来、マヘルは独身のままだった。

シリアでのわずか数日の観光も終わり、
ダマスカス市内でバスを降りてもよかったのに、レバノン国境まで
私たち一行を(自費で)見送りに来てくれた優しいマヘル。
今度はきっといい女性に出会えるといいね!と思った。
ダマスカス市内で母親と暮らしていると言っていたけれど、
こんな酷い嵐が吹きすさぶ中で、いま、どうしているのだろうか・・・。

また、シリア沙漠の奥地にある世界遺産『パルミラ』を訪ねたとき、
遺跡の古い塔の上で、家族でピクニックに来ていた
若いシリアの女子と目が合ったとおもったら、突然
「シリアはどう?」と真顔で質問されたことがあった。
一瞬、どんな意味でそんな質問をしてきたのだろう?と思ったけれど、
シリアはすでにアメリカなどから激しく目の敵にされていた。
すぐに「いいよ!人も自然もすっごくいいところだよ!私は好き!」と答えたら、
その女子は急に表情が和らいで「ありがとう」と言った。
(そうだ、この子の母親がまた“おっかさん”ってカンジで
とってもいいお顔をしてたんだ〜♬)

そんなちいさな思い出が、中東の旅にはいくつもある。
どうか一日も早くこの嵐がおさまって、彼の地の人たちに、
本当の平和と穏やかな日々が訪れますように・・・。
そう祈らずにはいられない。
by team-osubachi2 | 2012-05-12 00:32 | 旅をする | Comments(4)

赤い実を食べた?

冬の京都を訪れるたびに、不思議に思うことがひとつ。

なんで京都の南天は、こんなにたわわに実るの・・・?

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関東じゃこんなに実ってない気がする。
寒くなって、実が赤く色付くころには、
肝心の実がなくなってしまっている枝もたくさんある。

土が違うからかな?
種類が違うんじゃないの?
そうかな?・・・そうかもなあ。

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赤い実がいっぱいあるね。小鳥は食べないのかな?
おいしくないんじゃない?

私が小鳥だったら食べたいなあ〜!
そんでもって、真っ赤っかな羽になるといいなあ〜。

赤い鳥、小鳥。なぜなぜ赤い、ってね。

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でも、おいしくなかったら、やっぱり食べない・・・か。
じゃ、湯どうふにしとこ。
by team-osubachi2 | 2012-02-23 10:37 | 旅をする | Comments(2)

はじめての京都体験は、ご多分に漏れず中学時代の修学旅行。
世の大人たちが言うように、あの年代では古都など鑑賞するどころではない。
“修学旅行” は大人になってからがいいんである。

ということで、先週末に旅した京都。
修学旅行らしくいくなら、まずはやっぱり清水寺から。

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ああ、この舞台・・・!
下りてからドーン!と太い柱組みを見あげると胸が躍る!
宮大工の技や意気にドキドキする。
(買い物でそんなスリルはもう味わいたくないけど・・・)

茶わん坂を下りようとして、相方が何かを見つけたらしく、
すぐ脇の土産もの屋さんに吸い込まれていった。
手裏剣を買うという。・・・ん、手裏剣ね、手裏剣。
男子はいくつになっても男子だなあ~。

じゃ、私は二年坂の茶わん屋さんで、
野点用のちいさなお抹茶茶碗をふたつ・・・。自分へのお土産は以上。

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今回の京都で、相方は何十年ぶりに銀閣寺を見たいと言っていた。
せっかく冬の京都だし、どうせなら「雪の銀閣寺」が見れるといいな~。

そんなことを思っていたら、ホントにそうなった。
こりゃ、お天道さまに感謝しないといけないね。

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実は旅の準備をしていて、ほんのいっとき
「着物で京都に行こうかな?」と思ったのだが、
移動の多さと手荷物の重さを考えてやめた。
やめて正解だった。

街中はよくても、雪の石段や雪解けで水溜まりのあるお寺の境内は
少し歩いただけで足元はえらい泥はねだらけになった。
履き慣れたブーツでちょうどよかった。

雪の東山方面をちょこちょこ楽しんだ翌日は、
金閣寺と龍安寺をまわった。

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うちの母親が、戦後修学旅行へ行ったさいには
例の放火事件で消失したあとだったそうだが、
後年、昭和の大修復のあとのキンキラ金閣寺を一緒に見た。

私はそのとき以来の金閣寺だが、相方にはまったくはじめてで
「宇宙船みたいだ!」と感激しながら言っていた。
・・・ん、宇宙船か。ナルホド。

しかし、これまで冬の京都もひと通り経験したつもりでいたけれど、
今回は本当に冷えがきつかった!!

歩けば平気だと思って油断していると、
たいそうな冷えが全身を襲ってくるんである。
ああ、歳だなあ〜。「時間と体力」を節約するために
タクシー利用もやむなしであった。

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日曜の晩、海からの風が流れ込むあたたかい横浜に帰ったら
『そうだ京都、行こう。』の宣伝で
枝垂れ桜が満開の龍安寺石庭が映っていた。
龍安寺は、枝垂れ桜もキレイだけれど、
境内の池のまわりをぐるりと囲むユキヤナギも本当に見事なところだ。
でも、その爛漫な春にはまだちょっと遠く、
凍りつく石庭を楽しんできた。

今回は寒さがきつかったけど、くっきりとした冬を味わえて、
いい修学旅行だった。
やっぱり京都は何度訪れてもいいところだ〜!!
by team-osubachi2 | 2012-02-22 18:48 | 旅をする | Comments(8)

ぎをん白梅

                           
かにかくに 祇園はこひし 寝るときも
枕の下を 水のながるる                   
     
                     吉井 勇

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京都の祇園界わいでも、この白川沿いを歩いた人なら
かならず見るであろう有名な歌碑が通りの中ほどにある。
料理旅館の白梅さんは、その歌碑よりもちょいと西がわの、
白川にかかった小橋をわたったところにある祇園のお宿だ。

2月17日のこの日、関西学院大学の見学を終えて、
相方と共に阪急電車で京都入りしたあと、
このお宿にいったん荷物を置いて、
“大人の修学旅行” よろしく清水寺あたりを散策し、
夕暮れどき、あらためて明かりの灯った白梅さんに入った。

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若いころからたびたび安い切符と体力を駆使して京都に通い、
ある時期からは、この白梅さんにも
何度となく泊めていただいているのだが、今回通されたお部屋は二階の
これも前から知っている部屋のハズ・・・なんだけども、
仲居さんに部屋の奥を案内されて、あれえ?と思った。
「奥に部屋?・・・ここ、お風呂とトイレ、ついてましたっけ?」

前回白梅さんを訪れたのは、'07年に亡くなられた
河合隼雄さんのお別れの会以来なので
数えてみればあれからもう4年以上たっていて、
きけばこの数年の間にまた改修して、今の部屋割りになったのだという。
仲居さんは、床暖房も入ったことを教えてくれた。
へえ〜!ほんわか温もる畳は初めての経験だ。

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外歩きですっかりこわばった顔とカラダをほぐそうと
夕ご飯の前にお風呂に入ることにした。
お部屋にもお風呂がついてはいるのだが、
すでにお湯の支度が整っている階下の広めのお風呂に入ろうと、
浴衣に着替えて階下へ下りると、女将の姿がお帳場の横に現れた。
思わず「朋ちゃ〜んっ!」と声をかけ、
久しぶりの再会をハグして喜びあった。

これもつくづく不思議なご縁なのだけれど、
白梅さんの女将は自分と同年の友だちで、
かれこれもう20数年来のつきあいになる。
初めて出会ったころ、私はまだペーペーのグラフィックデザイナーで、
かたや彼女も某航空会社に入社したて、
近く客室乗務員としてデビューすべく、日々特訓中の身だった。
(あのころはスッチーとも呼ばれた花形職でしたねえ〜)

そんな女将が10数年前、結婚・出産を期に
彼女の実家である白梅さんに戻り、若女将として働きだしてから
ときどき泊めてもらうようになったのだが、
初めてこの場所を訪れたときにはビックリしたものだった。
ひょえ〜!ここが実家あ〜?!

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生まれつき、華のある人である。
(私の写真ではぜんぜん伝えられないんだけど・・・)
国際線の客室乗務員として世界中を飛び回っていたころは
大輪のバラを背負って歩いているようなオーラがあった。
それが今は少し変化して、白梅のようにしっとりはんなり、
生まれも育ちも京のおなごはんである。

そのしっとりはんなりの女将と仲居さんのもてなしで、
お風呂あがりに美味しい京料理をいただいた。
美味しいお酒と、節分と立春、新しい年が盛り込まれた
目にも麗しいお料理の数々に
もうたちまちほわわ〜ん♬ といいキモチになってしまった。

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お料理の途中で、「ほんの気持ちばかりどすけど、お祝いに・・・」
といって、お赤飯が出てきた。

実は今回の京都訪問は、長いこと独り身だった私が
ようやく人生のパートナーを得て、その相方を朋ちゃんに紹介すべく、
入籍から2年たってようやっと実現した京都旅である。
私の阿呆なムスメ時代もよく知っている朋ちゃん。
また、私のそれまでの人生でいちばんきつかったあるときも、
側でささえてくれた朋ちゃんなのである。

ふと気がつけば、この日の床の間の飾り炭には
年も、私も、「新しい春」を迎えて紅白水引の結び切り・・・。
相方ともども女将の心入れに深く感謝した。

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新しい床暖房システムのおかげできつい底冷えもなんのその、
こころゆくまで美味しいものを味わい、ふにゃふにゃになったところで
奥のお部屋に敷いてもらった鴇色ちりめんに梅模様のお布団にもぐりこんだ。
そうして朝までぐっすりと眠り呆けて、
起きたらあたりは一面の雪だった・・・。
ああ〜、なんて素晴らしい冬の京都!!

雪見障子越しに、祇園白川の眺めを楽しみながら、
昔から白梅さんで働き続けている
大ベテランのおばちゃん・まぁまさんが焼いてくれる
だし巻き玉子をほおばった。う〜ん、極楽だあ〜♪
久しぶりに訪れて、顔なじみだったおばちゃんたちが
今も元気で働いているのも嬉しかったし、
朋ちゃんと出会うキッカケになった懐かしい方々の消息も聞けて、
ああ、よかったな〜と思った。

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祇園という花街にあって、料理旅館の女将などという仕事の大変さは
私のような素人には想像の外だけれど、
朋ちゃんの若かりし頃のことを思い出すと、家に戻るまでには
彼女なりに思うところもいろいろあったに違いない。
けれども、今現在の女将のもてなし方や、堂に入った挨拶の仕方や、
女主人として切り盛りしている様子をうかがっているうちに
「・・・ああ、お客さまなんだ」と思い至った。

朋ちゃんが女将の器を持って生まれたことは当然としても、
それを磨いてくださっているのは、やはりお客さま方なのだろう。
なにも良いお客さまばかりではない。
中には困ったちゃんなお客さまもいて、それがまた、
女将の器を磨くチカラになっているんだろうなあ〜と思った。

そして、彼女の口ぶりから察するに、
奮闘する彼女をそっと後ろ側で支えているのが、
ご主人と子供たちの存在なのだろうなあ〜、と
今ごろになってそんなコトも感じたりした。

古を今に活かしつつ、朋ちゃんのこれまでの経験や感性をフル回転させて、
お祖母さんや、大女将のお母さんの時代よりも
さらに快適に、日々進化し続けている白梅さん。
ここはいついかなるときも、のれんを一歩くぐった先には
心からのおもてなしという一輪の白梅の花が咲いているのである。

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さあ、私もまたがんばろう!
朋ちゃんに負けないように、小さくてもいいから、
いつかきっと、イラストレーターとしての「自分の花」を咲かせよう!
そしてまたコツコツとお小遣いを貯めて、京都へ遊びに行こう!


料理旅館 白梅
http://www.shiraume-kyoto.jp/
by team-osubachi2 | 2012-02-21 08:12 | 旅をする | Comments(10)