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夏の帰省日記3

*7月26日(日)富山/晴れ

昨夜は、黒部川向こうの生地(いくじ)で花火大会があったので
弟、相方と私、名古屋から到着の兄貴とで
村の港の防波堤のところでちょっと見物した。

ちょうど一年前、この花火がドンドンとあがっているときに
うちのおふくろさまは彼岸へ渡っていったので、
今年はゆうべの花火がちょうど一周忌の迎え火ってことだな
にぎにぎしくていいぢゃん!・・・な〜んて思ったりした。

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そんなワケで、この日はおふくろさまの一周忌と
それより7ヶ月ほど前に身罷ったおやじさまの三回忌とを一緒に法事した。

わずか一年の間に両親をいっぺんに送り出したものの
その後の一年なんてホントあっという間だったなあ。
でも、いなくなってからも親であった二人から教わったことがあるような気がする。
そういうのってやっぱりありがたいことだ。

御坊さまの説教もうなづくことたくさんあった。
もっとも話が長すぎて、もう30分短かったらもっと良かったんだろうけど。w

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法事にきてくれたおふくろさまの兄おじさんと弟おじさんは
いよいよ祖父ちゃんにそっくりになってきた。
うちの兄貴と弟もだんだんおやじさまに似てきた。
どうやら私もとうとうおふくろさまに似てきたらしい。
(顔はともかく、体型だけは似ないように努力したいものだが・・・w)

遺伝子って黙ったまんまでスゴイものだなあ〜と感心する。


*7月27日(月)富山・新潟/晴れ

午前中、お隣新潟県の糸魚川で個展をやっている知り合いの会場へと
今日も弟の車で下道を通って向かう。

途中有名な親不知のあたりでちょっといっぷく。

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この眺めは今の私には去年までダイビングのお稽古で通った
「真鶴半島とたいしてかわんない」とも思うのだけど
何が違うって、北アルプスから切れ込む険しい崖地だものだから
近年までこの海岸線を通るしか道がなかった。
なにせ冬場はすさまじい荒波に襲われるこの道なので
古人の苦労は想像に余る。

思えば、古くは奥州へ落ちてゆく義経主従もここを通り、
そしてまた越後や佐渡に流された親鸞や順徳上皇、
そしてかの芭蕉さんも通った道と思うと感慨深いものがあるなあ。

糸魚川で知り合いの個展をのぞき、
近くのフォッサマグナミュージアムを見学してから
その糸魚川駅から北陸新幹線に乗って帰った。
なんだかんだ充実した帰省旅だったなあ〜。

かつて自分が学生時代に東京までかかった時間から思うと
夢のような早さで帰ってこられる。
帰宅したのは夕刻とはいえ、丘の上の暑さは
田舎の暑さよりも数段上増しの暑さだった。うへえ〜〜。
くたびれて夏休みがいっぺんに終わってしまったかのような気がした。


by team-osubachi2 | 2015-07-29 21:11 | 旅をする | Comments(4)

夏の帰省日記1

*7月24日(金)晴れ一時雨

夏休み中の相方とともに富山へ帰省する。

相方にははじめての北陸新幹線。
数分早くホームに出て、先頭車両をパチリ♪

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土用の丑の日ということもあって、
駅弁もうなぎものでにぎわっていたけど、
朝、出がけにしっかり食べたこともあって、
お楽しみの駅弁はひかえめに・・・♪

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「いかめし」のご飯、今回は上手く炊けていたかも。
「三崎マグロの串揚げ」も、あんがいよかったな。

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私の手足のトラブルがまだ治っていないこともあり
実家では、いまや一人暮らしにもすっかり慣れた弟が夕飯の支度をした。
知り合いのおばちゃんに頼んであったという刺身盛り。
大人3人でペロリといっちゃった♪

駅弁、ひかえめにして正解だったかも。w

しかし、この週末は雨降りのあとだったせいか
空気が湿気って、田舎にしては思ってたより寝苦しかったな〜。


by team-osubachi2 | 2015-07-28 15:55 | 旅をする | Comments(8)

Pray for Beautiful Yemen

先週末のこと、とても哀しい報せを受けた。
在日イエメン人の友だちMの従妹さんが二人、
イエメン国内で起きた紛争のため
サウジアラビアからのミサイル攻撃に巻き込まれて
命を落としたとのことだった。

Mの妻であるRがメールで教えてくれて、空爆の写真と動画を送ってきた。
世界中に流されて誰もが見るニュース映像ではなく、
プライベートに送られてきた私には生まれて初めて見る本物の爆撃の動画だった。


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アラビア半島の西南端にあるイエメンを旅したのはちょうど十年前のこと。
行ってみて知ったのは、このイエメン共和国という国は
オイルマネーで潤う周辺の産油国とは異なり、
エネルギー資源に乏しいこともあって“アラブの最貧国”などという
ありがたくない言葉が冠せられることが多い。
実際農業と漁業と観光以外には
国の産業もこれといって思い浮かばない国で、国外へ出稼ぎに行く人も多い。

こういう言い方をしては変かもしれないが、その貧しさゆえか
途中経由した近代的な都市のドバイとは比べものにならないほど
古きよきアラビアの文化と香りがこの国には色濃く漂っていて、
はじめてそれを見た旅人はたちまち虜になってしまうのである。

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天空から射るように降り注ぐ太陽の光、
厳しく雄大な太古の大地と紅海やインド洋の青い海、
腰布に半月刀を帯刀する男たちと、
ヒジャブを被って何か物言いたげにこちらを見てゆく女たちの瞳。

山々の峰をびっしりと覆う段々畑は静かに雨期を待ち、
暑い午後、険しい崖の上に建つ家々や沙漠の摩天楼の街はひっそりとして
港や市場での売り買いのひとときは人々の熱気があふれる。
いくつもの町を見てまわった。
独裁的な支配者の館、昔の富豪の邸宅、古い大学の町。
はるか古代には乳香とコーヒー豆の出荷でにぎわったのもいまは昔、
すでに廃墟の町と成り果ててさびれてゆくばかりのモカの港跡。

山の麓のある街で、夜明けのアザーンを聞いた。
窓辺にいって外を見ると、塔のある街はまだ黒々として暗かったけれど
紫色をした東の空には鳥の爪のように細い月が低くかかっていた・・・。
貧しさとは決して美しさを見いだす妨げになったりはしないものだ。

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けれども、歴史的背景のもと、現在の共和国になるほんの数十年前まで
この国は北と南に分かれて戦争をしていた。
いたるところで当時の傷病兵を見かけたし、
瓦礫に埋もれたままの廃墟もたくさんあった。
戦後の復興は地方まではなかなか適わない。

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国内には鉄道がなく、移動は飛行機やバス、車に頼るしかない。
大きな道路は諸外国の融資で整備されていて
観光業ではトヨタの4WDへの信頼は厚い。
ある日、そのトヨタを運転していたドライバーの一人と喋っていたら
「いつか日本に行って暮らしてみたい・・・」とポソッと言った。
「どうして?」と聞いたら、
「日本にはあらゆるものがあるでしょ?お金もあるし」
「日本だっていいことばかりじゃないよ」
「でもここ(イエメン)よりはいろんなものがあるよ。
・・・ここには何もない」と言っていた。

もしも日本に行ったら失望するかもしれないよ。
イエメンにだって、いいものやいいところがいくつもあるよ。
・・・でも・・・ドライバーの言いたいことがわかるから黙って聞いていた。
旅人とは無責任な人種なのである。


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それでもこの国の空と大地と文化と、
懐かしみのある人々に惹かれて、春と初夏に二度旅をした。
帰国後、日本で暮らすイエメン人の若い新婚夫婦MとRに出会った。
イエメンのご飯が好きで食べたいというと、
初対面にもかかわらずこの若い夫婦はラマダン中ながら夕食に招いてくれた。
以来十年以上のつきあいになる。
初孫の顔を見にきた夫婦の家族にも会い、互いの消息を訊ねたりもする。

いまふたたび国内に広がった紛争のために
そのMとRの家族や親戚、友だち、そして私が旅でお世話になった人たち皆が
現実として危機にさらされている。

Rからのメールの最後にこう書いてあった。
「祈って。Tomoko お願い」
うん、私にも出来ることはそれしかない。

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信仰心に厚く誇り高い、そのくせ人なつっこくて親しみのある人たち。
気難しいようでもいったん受け入れてくれると懐深く受け入れてくれる。
そのだれもが平和でよりいい暮らしを求めているのに、
さまざまな問題が絡みついて紛争は泥沼のようになっていく。

私は、自分が知っている人たちや、ただ一生懸命に生きる人たちの無事と
自分が見た美しいイエメンの平和のために祈りたい。


by team-osubachi2 | 2015-06-09 11:12 | 旅をする

*10月5日(日)曇りのち雨、台風18号接近

この日はまず相方の学生時代からの友人一家を訪ねた。
若い頃、相方が何度もお邪魔させていただいたという多治見のお家には
友人のお父さんお母さんもお元気で、様子をうかがっていると
なんだか相方の親戚の家を訪ねたかのような和みがあった。

その後、友人と夫人、私たちと四人で土岐のアウトレットを見て歩き、
(ここでいよいよ雨が降りはじめた)少しだけ買い物を済ませ、
お昼は案内してもらった美濃焼街道「どんぶり館」でランチタイム。

私と相方はドカーン!と味噌カツ丼にした。
お腹が空いてたせいもあってか、ペロッといける美味しさだった♪

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昼食のあと、友人宅付近でお別れして、
だんだんと雨が激しくなってきた中を、一路浜松に向かってドライブ。

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途中、浜名湖あたりでお弁当やらパンやら食べるものを仕込んで、
浜松のホテルに着いたのは夜7時ごろだったろうか。
嵐が激しくなってゆく中、大人しく部屋にこもってのんびりすごした。

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*10月6日(月)台風18号通過、雨のち晴れ

チェックアウトが11時というコトで、それまでたっぷりと寝た・・・
と言いたいところだけど、未明から明け方にかけて、
相方のと私のiPhoneが何度も災害警報を大音量で鳴らすので何度も目が覚めた。

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寝たような、寝てないような気分で起床。
スマホやテレビで交通情報を見ながら買い置きのパンとジュースで朝食。
(道の駅で買ったベビーピーマンも添えて)

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ホテルを出るころには浜松地方は青空だったけれど、
台風のおかげで東名高速は通行止め・・・って、ありゃりゃ。

でも、せっかくのお天気、急いで帰る必要もないか、と
思いつきで、前々から「いつか伺ってみたいの〜!」と思っていた
ざざんざ織りの「あかね屋」さんを訪ねることにした。

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ドキドキしながら伺う前にお電話をしてみたらば、
台風による被害も特になく「どうぞいらしてください」とのことで
わくわくしながら伺った。

着物好きでも、こと紬好きの人の間でよく知られるざざんざ織り。
今では平松久子さんただお一人で織られている。
(詳しくはまた別記でまとめることにしよう ♪ )

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玄関横のちいさなショーケースに展示してあった小物の中で
私が気になったのはキッパリした棒縞の細長いポーチ ♫
かろうじてお持ち帰りするコトが出来たのはコレだけ。
でもとってもとっても嬉しかった。

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「あかね屋」さんを出た後、まだ通行止めのままだったので
ならば、と当初から「浜松で鰻を食べて帰ってくる」という予定通り
浜松在住の友だちから聞いた「中川屋」さんへ行った。

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昨今はニホンウナギの資源保護が叫ばれているけれど、
こんな風に美味しそうな鰻を目の前にして手を出さない馬鹿がいるかしらん?

「アナタ方、ワタシ達ノ言ウコト、ゼンゼン聞イテナイデスネ」って
WWFの人に叱られるかもしれない・・・な〜んてネ。
暢気に鰻をパクついていられるのも今のうちかもしれないけど・・・。

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スタミナ充分で浜松を出発するも、途中ナビとのコンタクトがうまくいかなかったり
東名が通行止めの影響で下道が大層な渋滞だったり、
途中抜け道に入って駿河の茶畑をキモチよく走ったり・・・と
普通なら3時間ほどで帰れそうなところを、ハプニングを楽しみながら
なんと8時間もかかってようよう帰宅。

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あれこれ細かいことを考えず、多少のことなら行き当たりバッタリもOK、
ただドライブを愉しめればいいという旅もいいもんだなあ〜。

また来年、どこかへ出かけたいものだネ♪
by team-osubachi2 | 2014-10-08 23:02 | 旅をする | Comments(8)

*10月4日(土)晴れときどき曇り

早朝3時に起床。すぐに手早く仕度して、
相方の愛車に荷物を積み込み4時過ぎに出発。
行き先は岐阜県多治見市。

二人暮らしになってから(山登り以外に)
車で旅に出るのはこれがはじめて。
由比ケ浜の手前あたりで夜があけた。自分で運転出来ないくせに
夜明けや日没を走りながら見るのは大好きだ。

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途中休憩に寄るSAやPAでちょこちょことB級フードに手を出す。
だって、これも旅の楽しみだも〜ん♪

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ゆっくり休みをとりながら、多治見市にある
現代陶芸美術館(セラミックパーク)へ到着したのは午前10時半頃。

私が今回訪れたかったのは・・・なんといってもコレ!↓

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今年古田織部の400年忌と知り、その節目に催されるとあって
是非見ておきたいと思った『大織部展』。

残念ながらちょうど展示替えの後で、かの「破袋」は見物できなかったけれど
それでも展示物の数々はすこぶる存在感にあふれていて、
見ているととても不思議なキモチになる。
400年たっても「へうけもの」のパワーは弱まるどころか、
現代の陶芸家の作品を薙ぎふせてしまうほどのエネルギーが
一個一個の物体の中に在り続けるのはどうしてだろう・・・?
不思議だ。物の持っているエネルギーって本当に不思議だ。

さすがに節目の年忌ということもあってか、
あちこちから見物にいらっしゃるお客も多いらしく
残念ながらチラシが早々になくなってしまったらしい。
チラシがないのは残念だったけど、
はじめて織部にふれた相方が図録を買っていた。(しめしめ♪)

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美術館の中にある軽食処で軽くお腹を満たしてから、
この夏、表参道で催された織部400年忌のお茶会でお会いした
安洞雅彦さんという若い陶芸家さんの工房へちょいとお邪魔した。

安洞さんはいま『へうげ十作』のメンバーの一人として
桃山時代の織部をちいさい寸法で再現している。
先日お茶会のさいの展示で豆向附をふたつばかりお嫁にいただいてきたのだけど、
http://okakara.exblog.jp/22796580/
ちいさいからこそ手間のかかる織部を丁寧に作っていて
出来がとても良いの。

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展覧会を見たあとであらためて見てみると
安洞さんの丁寧な仕事ぶりがさらによくわかったような気もした。

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「わかったような気がする」っていうのは、
でも実はわかっていない証拠だなあと思う。
ひとしきり工房も見学させてもらった後、
思いがけず安洞さんの茶碗に絵付けさせてもらうことになった。
あわわ・・・出来るのか〜私?!

というワケで、この世界のムツカシさを
身を以て知る羽目になってしまったのだった。

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結果・・・・・・嗚呼〜うう〜アア〜、
なんでこんな絵になっちゃったんだ〜?・・・である。
ドガ〜ン・・・と落ち込んだ。

あたり前だけど、絵や書のように
紙の上で筆を動かすのとはまるで違うんである。
工房を後にしてからも、この絵付けのことはずっと頭にこびりついていて
今でも「ああすればよかった、こういう絵にしたかった!」と反省しきり。

この茶碗は11月1日に薪窯で焼いてくださるそうだ。
どんな仕上がりになっても受け止められる自分でいられますよ〜に!
・・・なんてね。いや、そんな大袈裟なもんなんかじゃない。
素人は素人らしくいればいいサ〜。

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夕方、工房を後にしてからも、
のどかな多治見の里山の景色が良くてしばらくうろうろした。

何百年も前から周辺の焼き物が集まってきていた
多治見という土地の昔を想像してみた。
町や村々の道すじや建物など文明は随分と変わっても
山並みや谷地などの気候風土はきっとそのまんまだろう。
この地に住まう人たちの気質もそう大きくは変わってないんじゃないかな。
夕暮れ時、畦道の草を刈る農夫のもとから漂う香ばしい草の香りと
山の樹々が放ついい空気を胸いっぱい吸ってから町に戻った。

(続く)

大織部展/10月26日(日)まで/岐阜県現代陶芸美術館にて
http://www.cpm-gifu.jp/museum/01.top/index1.html

*スピンオフ企画「激陶者集団 へうげ十作」 主力作家が参加します
(安洞雅彦さんも出展の)「天祭一○八」のお知らせ
第三回「天祭一○八」10/17(金)〜19(日)増上寺会館3階にて
http://www.tensai108.jp/hyogemono/index.html
by team-osubachi2 | 2014-10-07 18:17 | 旅をする | Comments(4)

母の四十九日法要のために帰省したさい、
実家のすぐ裏の浜辺にある古い元漁師さんのちいさな家の廃屋に
いま仔猫が何匹もいると聞いて、猫好きの姪っ子と見にいった。
(ああ〜、こんなことならカメラ持ってくるんだったな〜。
しょうがないので、iPhoneで写真撮っておこうか)

高潮の被害に遭った元漁師さんの家は廃屋となり
いまや我が村「しんばま」の野良猫屋敷となっている。

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廃屋の隣の駐車場にも何匹もの野良たちがいるのだけれど
いま棲みついているのは2家族8匹らしい。

はじめは見慣れない姪っ子と私にシャーシャーと可愛らしい威嚇を見せて
警戒していたけれど、近所の猫好きさんからほどほどにエサをもらう彼らも
カリカリの入った袋のガサガサという音にはやはり負けてしまうのか
徐々に姿を見せはじめ・・・

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好奇心と食い気の強い仔が最初にやってきた!
きゃあ〜〜〜〜♡

それからほどなくして案外簡単に手に落ちた仔猫たちだった。w

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カリカリのおかげでなつっこい性格の仔は
何匹かはすぐに慣れてくれたけれど
一匹だけ、ことさらにちいさくて目もぐしゅぐしゅの仔は
網の陰にもぐり込んでしまい翌日も顔を見せてはくれなかった。
冬まではたして無事でいられるか心配になってしまう。

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小屋のすぐそばに生えているエノコログサで
元気な仔らをしばしじゃれさせて遊んだ。

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ひゃあ〜仔猫と戯れるのなんていったい何年ぶりのことかしらん?
もう可愛くて愉しくて、とろけそうになる〜♪

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この猫屋敷には仔持ち家族だけでなく、
流れ者のオスや、仔猫らの一年二年上のお姉サン猫もいたりする。

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家ではもうペットを飼わない我が家の弟も
なにかといえばちょいちょい餌をあげたりしているけれど
他にも近所の猫好きさんから(決して多くはいないが)
過保護でない程度に餌をもらっていても、
厳しい冬を一年二年と越せる仔猫はそうはいない。

でも、そういうところが漁村の人と野良猫の
お互い自然な在り方なんだよなあ〜って思う。

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次に帰省するときにはどのくらい生き残ってるだろうか。
人になつくも良し、なつかぬも良し、
これからも頑張って、自由にのびのびと
野良猫として生きていっておくれ。無事を祈ってる。
by team-osubachi2 | 2014-09-14 22:37 | 旅をする | Comments(4)

京都大学で

人との出会い、人とのご縁は面白い。
一昨年関西学院大学のオープンキャンパスのお仕事をいただき、
それがキッカケで、京都在住のakeさんとおっしゃる女性とのご縁がつながり、
以来ブログを通じて交流させていただいている。

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今回、河合隼雄賞の関係で京都へ行く旨をakeさんにお伝えしたところ、
河合先生とも所縁の深い京都大学にある
レストラン「ラ・トゥール」で会食の席を設けてくださったのだった。

おお〜〜!!京都大学でですかっ!!
これまで何十回と京都を訪れてはいても、
かの最高学府へ足を踏み入れるのは今回がまったく初めてデス〜!!

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そして、そのakeさんにお会いするのも
実は今回が初めてだったのだけれど、もうしょっぱなからざっくばらんに
いろ〜〜んなお話をさせていただいた。

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覇気のあるハンサム・ウーマンでいらっしゃる。
ブログのお写真で拝見していたイメージよりも、
はるかに響きのいいお声でお話をされる。
そして人生経験豊富なお話のひとつひとつがスマートで
本音まじりの面白いお話をたくさん聞かせていただいた。

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非常に活動的な方で、着物を着て方々へ足を運ばれる。
この日も大阪でパーティー出席のため、
スッキリと濃紺地の付下げに爽やかな印象の袋帯といういでたち ♪

↓立ち姿はこちらでどうぞ。京都で、着物暮らしPart2
http://kimonokimono.blog17.fc2.com/blog-entry-2874.html

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お互い、夕方からの予定のために、そうそうゆっくりもして居られなかったけれど
かえって濃いおしゃべりを愉しめたかもしれない。
河合先生、白梅さん、鶴見和子先生、そして大好きな着物!
いくつも共通の話題もあり、楽しいひとときだった。

このたびはホントにどうもありがとうございました ♪
またいつか、ゆっくりお目にかかれる機会を楽しみにしています。

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そうそう、今回京都大学でランチするんだ〜♪と相方に言ったら、
「何か買ってきて〜」と頼まれたので
akeさんとレストランでお別れしたあと、売店でちょこちょこお土産を買った。

Tシャツでしょ、AERA京都大学の別冊でしょ、三葉虫のクリアファイル、
ミニ・ゴーフル(上野凮月堂製だけど)でしょ、総長カレーに大学ノート、ね。
ちょい重かったけど、相方にはどうやら好評でよかった。

f0229926_0243188.jpg←これこそホントの
「大学ノート」だぜぃ!

今度また行く機会があったら、フツーの学食も食べに行きたいな ♪

フレンチレストラン「ラ・トゥール」(京都大学時計台記念館1階)
http://www.madoi-co.com/food/la-tour/
by team-osubachi2 | 2013-07-08 00:28 | 旅をする | Comments(4)

祇園で朝を迎える

おはようございます。
今朝の京都は薄曇り。このあと晴れてくるのかな?

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(写真、逆さまになってないかな?)
(がちょ〜ん、また逆さまですか。帰宅したら直します〜)
(写真の向き、直しました〜)

祇園にある白梅さんで迎える朝の楽しみは
ここで長年(本当に長年)働いている
まあまさんが焼いてくれはる出し巻き卵です。
では、ボチボチ、その朝ごはん、
白川のせせらぎを眺めながらいただいてきましょうか。
by team-osubachi2 | 2013-07-06 07:51 | 旅をする | Comments(3)

横浜市民になってまだ3年。
観光地も訪れることがめったにないまま過ぎている。
先週、風もない穏やかな冬のお散歩日和の一日、
生まれも育ちも横浜市の友だちに、ベタな観光地を案内してもらった。

まずは山下公園にある「氷川丸」をはじめて見学。わ〜い!嬉しいな〜♪
入場料わずか200円!それも嬉し〜♪

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1930年(昭和5年)に竣工された貨客船。これで1万2千トンくらい。
1960年まで太平洋を行き来してたんだって。

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いま82歳。引退して横浜でのんびり余生を送る貴婦人って趣きね。
大袈裟じゃないし、品がいい感じ。

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一等食堂のメインテーブル。
氷川丸はとってもサービスの質がよかったらしい。
ホントにこういう船旅をし、
こんなところでお食事してた人たちがいたんだなあ〜。
なんだか映画でしか見たことないような世界。

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一等児童室なんていうお遊戯室もあった。
メインダイニングの横にあって、
天井のふちに、こんな漆喰のこども絵がぐるり、と・・・。

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これは一等客室。
ちいさなクローゼットも備え付けられているとはいえ、
一等でこのコンパクトさ。
この隣に一等特別室があったけど、
そこは浴室もあって、さすがに贅沢な造り。

三等客室はやっぱり狭くて8人部屋。
思ったよりは快適そうだけど、終日部屋にとじこもっているよりは、
やっぱりデッキに出たりして海原を眺めてたりしたのかなあ〜。
富裕な一等客は落ち着く図書室へ行ったり、
贅沢なこしらえの喫煙室やサロンなんかで時間をつぶしてたんだろう。
お客同士、どんな会話していたのかなあ〜。

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柱や壁はもちろんすべて垂直に立ってるけど、
床面は船体の中央から左右両舷にむかって傾斜がついていた。
へえ〜、水捌けの問題でかな?
・・・現代の客船もそうなのかな?
航海中、シケの日なんかはどんな揺れだったんだろう?
経験がなくて想像がつかない。

山下公園と静かな湾をはさんで、氷川丸の向こうに見えるみなとみらい。
今はあちらが商業区の中心。

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操舵室。
いいね〜、やっぱり♪
お祀りしてあるのは、名前の由来でもある氷川神社の神さまだって。

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機関室。
こういうところはもうワクワクする〜!
ここでは見学中ずっと映画『ベン・ハー』のガレー船の船漕ぎシーンと、
『タイタニック』の機関室のシーンがくり返し頭の中をよぎっていて、
縁の下の力持ちたちを想像した。
現役だったころは、どんな音が響いてたのかなあ?

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そんなこんな1時間ちょっとかけて氷川丸をゆっくり見学した。
はあ〜、面白かったあ〜!!

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お昼どきになったので、氷川丸のすぐ向かいにある
ホテルニューグランド一階の「ザ・カフェ」で
ここが発祥だというスパゲッティ・ナポリタンとコーヒーでランチ。

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下世話な話だけど、ナポリタン、お安くはない。(サービス料もかかるし)
・・・でも、これも経験ネ。
なんでもない町の喫茶店のナポリタンの方が私向き。

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そのあと、港の見える丘公園をまわって外人墓地に出て、
洋館のカフェ「えの木てい」で午後のお茶をした。
メレンゲの焦げ目もキレイなレモンタルトとあったかい紅茶。
美味しかった〜♪

インフルエンザ後のお出かけということもあってか、
外気がことのほか美味しく感じられて、
いつも以上に愉快な散歩とおしゃべりだった。楽しいひとときをありがと♪
案内してくれた友だちに感謝した一日だった。

日本郵船(氷川丸)
http://www.nyk.com/rekishi/index.htm
by team-osubachi2 | 2013-02-03 00:06 | 旅をする | Comments(6)

*9月9日(日)曇りときどき晴れ

さて、奥能登ツアー二日目である。
くつろぎとごっつぉ(ごちそう)の「お宿たなか」を後にした一行は
まずは輪島市内にある「輪島工房長屋」へ向かった。

輪島工房長屋
http://ringisland.jp/nagaya/

輪島の漆りは、主には無地と蒔絵と沈金という三種類があるそうだ。
ここの体験長屋の一棟で輪島塗りについて少し説明を受けたあと、
塗りの箸に自分で模様を描く沈金という技法のひとつを体験させてもらった。

f0229926_22545295.jpgphoto by S.Y.

塗りの箸を一膳選んで、それに鉄筆のようなもので
ひっかくようにして線や面を刻むのだが、これがまたムツカシイのなんの。
皆さんそれぞれに格闘していて、ちなみに私は波に千鳥、
相方は子ども時代に考え出したマイ・キャラクターを彫った。

このあと、箸を担当の女性職人さんに渡して
彫った線や面に漆を擦り込んでもらい、次に金を塗り込んでもらう。
一人の職人さんはなんと素手で漆に触れていたけれど
「私は大丈夫なんです。でも皆さんはかぶれるといけないので
この袋から二日は出さないでくださいね」と言っていた。
仕上がってみれば、自分で妄想した出来とは違って
なんだかぼんやりした模様になってしまった・・・。
ま、これはこれでいい思い出の品になるからいっか。

f0229926_22595860.jpg

沈金体験のあと、すぐ隣の長屋で件のお椀を買い、
それから長屋の向こう側にある輪島名物の「朝市」へ移動し、
ここでいったん解散、しばしフリータイムとなった。

輪島の朝市はとみに有名だけれど、
すでに懐がスッカラカンになってしまった私は
購買意欲がもはや湧かなくなってしまい、スルーしてしまった。
とりあえず端っこまで行って引き返そうか、と思ったところで
「オッ!」と叫んだ相方の目が爛々と光りだした。
「?」と思って彼の視線の先を見ると・・・これがあった。永井豪記念館!

f0229926_23193129.jpgphoto by S.Y.

「ここにあったんだ〜!」輪島のどこかにあるとは知っていても
今回は団体旅行だし、個人的に行くのは無理かもと本人諦めていたら、
なんのことはない、朝市の通り沿いにあったのだった。

時計を見たらば集合時間まであと30分弱。
当然の成りゆきとして、残り時間はここで過ごすことになった。
相方にとってはかなり嬉しいひとときだったようである。
私ももちろん付き合って入った。
嗚呼、これでアタシも一人前のオタ嫁(=オタクの嫁)、か・・・うう〜む。

永井豪記念館
http://www.go-wonderland.jp

続いて、有名な千枚田を見に行った。
時期も時期とて、あとは稲刈りを待つばかりの
ニコニコしたような田んぼが斜面を覆っていた。
海沿いの斜面に広がる棚田は、でもいまや後を受け継ぐ農家がないところへ
知恵者がいたようで、現在は「白米(しらよね)千枚田」の
オーナー制度を設けて運営されていて
ボランティアによる田植えや草取り、稲刈りによって
景観維持保存されているということだった。


f0229926_1523910.jpg


斜面の途中にはほんのひと抱え分だけのごくちいさな田んぼもある。
相方はこんな田んぼもすかさずチェックしていた。↓
さすがによく見つけるね〜。

f0229926_15241657.jpgphoto by S.Y.

能登半島は、昨年、新潟の佐渡とともに
「世界農業遺産」というものに指定されたらしい。
詳しいことはよくわからないけれど、能登は豊かな海の幸、山の幸、
それからそれらをいただく感謝と
半島ならではの独特の習俗が残っている土地なんだな〜というのは
サクッと見てまわるだけでもなんとなく空気で伝わってくる。

f0229926_15264614.jpgphoto by Kaori Ishii

千枚田をしばし散策したのち、お昼ご飯である。
案内されたのは、総持寺祖院の門前町にある「手仕事屋」さん。
手打ち蕎麦と手作り豆腐のお店だそうだ。

能登手仕事屋
http://nototeshigotoya.com/index.html

なかなか瀟酒な雰囲気のお店は、
5年前の能登大地震のあとに改築したものだそうな。
そう決心したときは大変だったんだろうなあ〜と想像してみた。
総持寺の界わいもかなり倒壊などの被害が大きかった地域だそうで
門前の通りは家々で申し合わせたのだろうか、
風情ある日本家屋が並ぶ好い雰囲気の町並みになっている。

f0229926_15272656.jpg

さあ!デブ強化合宿(?)も、いよいよこれが最後の食事だ。
ほかにポテトサラダだの、昨日浜からあがった魚を
こちらのご主人みずから一夜干しにした焼き魚だのをいただく。

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仕上げはこれだった!ぐわあ〜ん!一行のメンバーの中でただ一人、
蕎麦アレルギーの私だけがこれを諦めねばならなかった・・・。
い〜んだ、来世でいっぱい食べるんだ!と心に誓う。

ここでも、もう動けない・・・というくらいに食べた一行は
最後にヤセの断崖というところを見に行った。

f0229926_15293118.jpgphoto by Kaori Isii

松本清張『ゼロの焦点』の舞台にもなったというところで
こんな看板が立てられていた。
松本清張センセの作品はテレビや映画でタイトルを聞くだけで
いまだに読んだことがないのだけれど、
こういう場所だというコトは覚えておこうか。
ここの冬は、鉛色の空の下、厳しい景色が広がっていそうだなあ〜。
でも、それこそが日本海のいいところでもある。

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ここも、5年前の大地震のさいに
突端の崖がごっそり崩れ落ちたそうである。おお〜怖っ!

といったところで、駆け足でまわった奥能登ツアーもこれでチョン!
能登空港へ向かうバスの中はシーンと静まりかえっていた。
おそらくみんな爆睡だったんじゃないかな。
私も何度となく涎を垂らしそうになりながら寝て、
気がついたらもう空港の側だった。

ドキュメンタリー映画『ひとにぎりの塩』をご縁に、
石井かほり監督のおかげと、また今回のツアーで案内・同行してくださった
SさんとHさん両氏のおかげで、とても楽しい旅が出来ました。
本当にありがとうございました!!

f0229926_1533171.jpgphoto by S.Y.

能登はまだまだ見てみたいものが満載の地である。
御陣乗太鼓に、能登上布に、能登島の水族館と、
そうそう、近年能登島に定住しはじめたというイルカの親子に
いつかドルフィン・スイムで出会いたい〜♬
そうだ、だからいつの日かきっとまた来よう!!

能登の旅の後ろに流れるテーマソングは、
もちろん石川さゆりさんのあの歌・・・。
♬ 夏から秋への〜〜ォ、の〜と〜はんと〜〜お〜〜♪♬ ・・・である。

能登輪島観光情報/輪島ナビ
http://wajimanavi.lg.jp/www/index.jsp
by team-osubachi2 | 2012-09-22 23:39 | 旅をする | Comments(2)