カテゴリ:らくがき帖( 54 )

思うに、30代という年代は、それまでの自分の体調の変化とともに、
ふとしたキッカケで、これまでの生活パターンを
見直すことが多い年代ではないだろうか。

あるとき、雑誌の特集か何かでだったと思うが
向田さんの「独りを慎しむ」というエッセイを読んだ。
読んでいるうちにハッとして、
これは自分にとっても大事なコトだぞ・・・と感じた。

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ーーー自由と自堕落を、一緒にして、
間違っているかたもいるのではないかと思われるくらい、
これは表裏であり、紙一重のところもあるのです。ーーーー

私にはとても向田さんのような厳しさはないが、
このエッセイから学んだことは、長い間私の中で
独り暮らしのオブザーバーとして働いてくれていたような気がする。

それは二人暮らしになった今も、すっかり忘れてしまったワケではないけれど
でも、この頃はだいぶ崩れてきてしまったような・・・。
どこで慎みの一線をキープしておくかは、
きっとこれからの暮らしぶりで定まってくることだろう。
これからは「独り」ではなく「一人」の人間としての慎みを
忘れないようにしたいものだ。

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by team-osubachi2 | 2011-08-20 22:08 | らくがき帖 | Comments(0)

夏の実り

暑かった昨日は、午後からふたたび梅ジャム作り。
前回よりも追熟がすすんだせいか、
青梅がやや多かった前回のものより
渋みがかすかに少ない味わいになったようだ。
ま、どちらにしても、この梅ジャムと
レモンのハチミツ漬けで暑い夏を乗り切るつもりでいる。


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果物にしても、野菜にしても
夏の実りは、これからの暑い夏を健やかに越すための
元気の元が仕舞い込まれているようなカンジがする。
作物っていうのは、そういうところが
ホントによく出来ているなあ〜といつも感心する。

(小鳥と実りの絵はむかしの作品から)
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by team-osubachi2 | 2011-06-23 07:36 | らくがき帖 | Comments(2)

夏至

本日、夏に至る。
夏至という漢字にぴたりと合いすぎるほどに暑い一日だった。

我が家のベランダは東南東向きのため、午前中だけ日差しが入る。
ベランダとは反対側の窓を開けると、
さいわいなコトにとてもよく風が通るし、
冷え性のカラダなので、夏はなるべくクーラーなしで過ごすことが多い。
(さすがに仕事中は腕の汗が紙に禍いするので
若干稼動させることもあるけれど・・・)


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とはいえ、こんな暑さが急激にやってきちゃうと、
みんなが心がけている家庭での15%削減(例年比?)の「節電」は、
相当強く意識してやらないと、
実際にはかなりムズカシイのでは?・・・という気がした。

さてさて、今年の夏はいったいどんな夏になるのだろう?
願わくば、去年のような酷暑よりも、
どうか人にやさしい気温であって欲しいものだ。

(日照りの絵はむかしの作品から)
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by team-osubachi2 | 2011-06-22 23:09 | らくがき帖 | Comments(2)

正岡子規の俳句から

なんとはなしに、ネットでいま時分の俳句をダラダラと見ていたら、
正岡子規の句が目にとまった。

『姉が織り 妹が縫ふて 衣更』 子規

誰の姿を句に詠んだのかは知らないけれど、
ふと、この姉と妹はどんな姉妹だったのだろうか、と
しばし妄想していたら、どうも裕福でない家の婦女子のように思えてきた。
でも、その姉妹の慎ましいような暮らしぶりに
ほんのりと清らかさを感じるのは、
子規の人を見つめるまなざしにある優しさ・・・なのかな?

織った布はきっと太もの(木綿)だったんじゃないだろうか。
仕立て上がったばかりの単衣ものに袖を通す喜びや嬉しさ。
女心のそういうところは、時代がだいぶ違ってはいても、
今もまったく変わりないという気がする。


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by team-osubachi2 | 2011-06-03 00:53 | らくがき帖 | Comments(2)

いつか届きますように

ある日、Twitterで知った福島県のある女子高校生の手紙。
その手紙には、被災者でなければ言い表せない
深い悲しみと、激しい怒りと、そして心からの強い願いが記されていた。

まだわずか十数年の人生で、
こんな青春がやってくるなんて誰が想像しただろう?
私の高校生時代とあまりに違う境遇にいるあなたよ。
今うずまくあらゆる出来事や感情のその先に、
こんな経験をしたあなただからこそ手に出来るしあわせがきっとある。
いつの日か、かならず、そのしあわせをつかむ日がやってきますように。
そう信じて願わずにはいられない。

いわさきちひろさんの言葉から

ーーー人間はあさはかなもので、身にふりかかってこなければ、
なかなかその悲しみはわからない。
若い、苦しみに満ちた人たちよ。
若いうちに苦しいことがたくさんあったということは
同じような苦しみに堪えている人々に
どんなにか胸せまる愛情がもてることだろうーーー

私に出来ることは、こんなコトでしかないけれど
あなたのために心をこめて祈りたい。

『いつか届きますように』

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by team-osubachi2 | 2011-04-28 00:06 | らくがき帖 | Comments(2)

野菜と果物

30代半ばのあるとき、春の日差しのもと、
鏡に映った自分の顔色が冴えないことに気がついた。
ええ〜?ちょっとなに〜?このシミ、くま、顔色のくすみ!
そういえば20代のうちからトイレもやたらに近く、
カラダも疲れやすくなっていて・・・。

それまでたいした不摂生をしてきたつもりもなかったけれど、
たまたま漢方にからむお仕事をしていた友人がいたので相談してみたら、
某社の某漢方薬をすすめられ、試しに服用してみたら
それが見事に効いて、2週間で顔色が変わったのがハッキリとわかった。

そこから自分なりに調べて、これまでの食生活の偏りやら、
生活習慣やらのツケがたまってか、自分がかなりの冷え体質で、
それがカラダに祟りはじめていたことを知った。

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ほんの少しずつだけれど、食べるもので
カラダが受ける影響のことを調べたりして
(何を食べると冷やすだとか、温めるだとか)
漢方のチカラを借りつつ、ゆっくりと体質改善をめざした。

以来、意識してよく食べるようになったのが野菜や果物だ。
スローだの、エコだの、ロハスだの、マクロだの、完全有機無農薬だの、
そんなくっきりとした主義・主張は性格的に向いていないし、
たま〜にインスタント食品も食べちゃうことだってある。
好きなようにマイペースでやっているに過ぎないが
それでも食べるものって大事なんだな〜ということを
野菜や果物(お肉やお魚や卵とかも)が教えてくれたかもしれない。

矢野顕子ちゃんの「You Are What You Eat」という歌にもある。
食べたものがあなたになる♪♩♫
まさにそんなカンジ・・・。思い込みかもしれないけれど、
キレイな食べものは、私をキレイにしてくれるんである。
by team-osubachi2 | 2011-01-26 10:26 | らくがき帖 | Comments(6)

赤坂のスタバで

先日のこと、赤坂の歯科へマウスピースを作りに行ったあと
スタバでお茶とスケッチ。
そのとき、急に思いついて表参道の美容院へ電話して、
少し重くなっていた髪をスッキリと夏向きに軽くしてもらった。
それだけで気分がいい。
もういい加減、梅雨空には飽きてきたし、
夏本番が待ち遠しい。

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by team-osubachi2 | 2010-07-12 22:27 | らくがき帖 | Comments(0)

渋谷のカップル模様

今朝、某テレビ番組を見ていたら、
七夕の日に雨が降ったら、カササギがやってきて
橋渡しをしてくれるらしいコトを聞いた。へえ〜エ!
じゃあ、雨の七夕でも、織り姫さまと牽牛の逢瀬に心配はないんだね〜。

もう去年の7月のことになるが
渋谷のカフェでランチをとりながらスケッチしたところ
場所柄か、いかにも渋谷系のお洒落をした女子と
それよりは気合いの入っていない格好の男子のペアが数組いた。

つき合い始めたばかりのようなカップルもいれば、
または、初々しくまだつき合う前のデートらしいペアや、
ちょこっと見ただけでは、私なんかには判断がつかないペアもいたけれど、
女子のお洒落への気合いの入れ方はかなりなもので
なかなかカワイイ着こなしをしてたりする。


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あれから一年たって、このときの男子たちと女子たちは
今はどうなっているのかなあ?
もし訊けるものなら、あのお洒落女子たちに
あのときの男子とはどうなったの?なんて、ちょこっと訊いてみたい気がする。
カササギの翼がかかるのを待つなんて
そんな悠長な時代ではないってコトだけは確か、かな?
by team-osubachi2 | 2010-07-08 15:50 | らくがき帖 | Comments(0)

高田馬場に落ちた天使

梅雨らしく蒸し暑かった火曜日、高田馬場へ出かけたときのことだった。
目的の用件を済ませたあと、駅前のカフェで
一杯のコーヒーを飲みながらボーッとしていたとき、
目の前を“妙なもの”が通っていった。

それは、年のころはおよそ40代だろうか、
色がすっかり褪めて、首まわりがゆるゆるのピンクTシャツに、
どことなく薄汚れたピンクのトランクス姿の「天使」・・・だった。

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さすがに見た瞬間は、一瞬凍りついたけど、
マ、コンナ陽気ダモノ、ショ〜ガナイヨネ。
周りがどう思おうと関係ない。誰に迷惑をかけるでなし、
世の中にはこういう人もいていいヨ、と思った。
なぜなら、このおじさんはとても充実しているような顔をしていたから・・・。
人生では、それがとっても大事なコトなんだ。

・・・て、ホントにいいかな?
うん、ま、いいんじゃないかな。そゆことにしておこう。

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by team-osubachi2 | 2010-06-24 12:13 | らくがき帖 | Comments(0)

タバコを吸う女

銀座へでかけたときのこと。
四丁目の角からすぐの歩道に面した大きなウィンドウの喫茶店に入り、
ひとしきりおいしい紅茶とケーキと一緒にスケッチを楽しんだあと、
ふと見上げた窓から歩道わきの喫煙ポイントで
タバコを吸う人々の様子が見えた。

場所柄もあってか、サラリーマンにまじって
スタイリッシュな若い男女もけっこういたのだけれど、
集まる人の半数は若い女性だった。

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ケータイ片手におしゃべりしている方はまだ笑顔もあり楽しげだが、
もう一方の、仕事で移動途中と思われる女子は
わずかな弛緩のひとときをむさぼっているように見える。
その背中には「だからさ、女もいろいろ大変なのよ」と書いてあった。
・・・ような気がした。

今日も東京のどこか街中で、
孤独と疲労とをスケさんカクさんのように連れ従えて
がんばっているのかもしれない。

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by team-osubachi2 | 2010-05-19 10:25 | らくがき帖 | Comments(0)