カテゴリ:らくがき帖( 61 )

平成24年の今年もいろいろなことがありました。
楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、
情けなかったこと、腹立たしかったこと、
それから、ありがたかったこと、・・・等々。

そんな喜怒哀楽を、大小さまざまなビーズにして
歳月という布に縫い留めて、こう眺めてみれば、
この一年の彩りもなかなかにぎやかで(エラいしんどかったけど)、
これはこれで悪くないなあ〜と思うのでした。

加齢なる現象や少々の不調、筋力の衰えなども
記憶の端々に刻まれるようになりましたが、
おおむね健やかに過ごせた今年も、
振り返ってみれば、ありがたく、しあわせな一年間でした。

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イラストは、だいぶ以前に描いたシクラメンです。
・・・ふと、気がつきました。
シクラメンって、まるでおじぎしているような咲き方をしますね。
では、それに習って私もおじぎしながら今年最後のごあいさつ。

今年も一年間、このブログにおつきあいいただき
どうもありがとうございました。(ぺこり)
皆さまも体調万全に、どうぞよいお年をお迎えください。
来年もまた「丘の上から通信」をよろしくお願いいたします ♪

岡田知子


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by team-osubachi2 | 2012-12-28 06:05 | らくがき帖 | Comments(16)

お寒うございます。
この週末も強い寒波が来ているようですが、あたたかくして
どうぞよいクリスマスをお過ごしください ♪


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というところで、今年も「サンタを追え!」です。
すでに日本は通過しちゃいました〜ん。

*今年のサンタ追跡は終了しました

NORAD TRACKS SANTA
http://www.noradsanta.org/ja/
by team-osubachi2 | 2012-12-23 11:26 | らくがき帖 | Comments(0)

今日は冬至

え〜っ、今日はもう冬至ですか〜?!
すでに風邪はちょいやらかしました。
帳簿は滞ったままです。
大掃除、まだ何もやってません。
年賀状も書いてませ〜ん。
毎年姪っ子に贈るクリスマス菓子の用意も忘れかけてました〜。

・・・ああ、神サマ、
少しばかりのお仕事と雑事と、わずかばかりのお遊びとで、
どうして私はこんなにもオラオラなのでしょう?


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あ〜はいはい、うろたえるでない、あわてるでない、
体は急いても、心まで急くでない・・・と、
神サマからではなく、自分で自分に言い聞かせてみる。

まあ、最終的には、なんとかなるものだから。
(てゆーか、なんとかするっきゃないんだけど)

今日は冬至、ゆず湯の日。
せめてお風呂のひとときくらいは、ぼ〜〜っとお湯に浸かりましょ。
ふはあ〜〜〜・・・。


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by team-osubachi2 | 2012-12-21 00:11 | らくがき帖 | Comments(0)

泪ものの笑い

歌舞伎などの芝居で、おかしな場面で笑うことはあっても
泪がでるほど笑った覚えがないのに、
寄席漫才や落語では、なんでだろう、
それこそ腹がよじれるほど、泪がでるほど笑うことがある。

昨日は我らが(?)小三治師匠の一門会へ出かけた。
ひさしぶりに泪をだしながら笑った。

開口一番はろべえさんの「初天神」、続いて三三師匠の「錦の袈裟」。
ずっと以前、扇遊さんでだったか、この「錦の袈裟」をはじめて聴いたとき、
あの与太におかみさんがいる(所帯を持ってる)というだけで
ビックリしたものだけど、それもよく出来たおかみさんぶりに感動(?)し、
当時まだ独身だった私や友だちは、所帯持ちであるこの与太に
にわかに自分の未来への希望すら覚えた(?)のだった。
以来、好きな話のひとつになった。
三三さんの話も(また違うおかみさんぶりだけど)、
いやあ〜、泪がでました。

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お仲のあとは、出囃子のそのじさんがいい喉を聴かせてくれたところへ
仕舞いに思いがけず小三治さんが高座に並んで座り、
そのじさんの三味線でなんと都々逸をひとつ聴かせてくれたのには驚いた。

とおくはなれて きれるとみせて
たぐりゃまたくる たこのいと ♬

ちなみに、小三治さんは
ピアニストの岡田知子さん(私じゃありません)のもとで
歌を習うほどの歌好きである。

切りはその小三治師匠の「禁酒番屋」で会場中が大笑い。
でてくる泪を手ぬぐいでふきふき話を聴かせてもらい、
ゆうべは布団に入るまで、一晩中い〜い心持ちだった。

肚の底から笑うって、なんだろう、
何かいいものが体中をめぐるカンジがする。


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by team-osubachi2 | 2012-10-29 07:48 | らくがき帖 | Comments(8)

銀座の夕暮れ

秋の陽はつるべ落とし・・・とはよく言ったもので、
暑さに気を取られてうかうかしていたら、
あっという間に日が暮れる季節になった。

独身時代、「東京で好きな場所はどこ?」と訊かれたら
「夕暮れどきの銀座」と答えていた。
富山の田舎から東京に出てきて、はじめて銀座に足を踏み入れたのは、
ようやく複雑な交通網に慣れ始めた5月の夕暮れどきだったと思う。
「これが銀座かあ〜!!」
カルチャーショックというものだろう。
片田舎のちいさな町の銀座と名のつく通りとはまるで違った。
時代はバブル直前で、街中にはネオンがにぎやかに灯り、
高いビルに挟まれた通りの細い空に夕暮れどきのきれいな色が見えた。
お金がないデザイン学生には入れるお店も限られていたけれど、
夢と憧れだけは財布やポケットからはみ出すくらいいっぱいあった。

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でも、懐に入りきらないくらいあった夢と憧れも
そのうち現実に見合うだけのものになり、
いつしか自分で自分を支えることにただ一所懸命だった頃も
暮れなずむ銀座の街中を、ひとり孤独を抱いて歩くのが好きだった。

今ではほかにも好きな場所があるから、
ことさら銀座という街に固執しなくなったけれど、
大自然の中とはまた違い、都会には都会の風景の良さがあると思う。
夕暮れどきの空と街の灯りの色が刻々と変化しながら
どんな人間も建物も溶かしてその色の中に包み込んでゆく・・・。
そんな感じが今でも好きだ。


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by team-osubachi2 | 2012-10-04 12:44 | らくがき帖 | Comments(9)

天敬愛人

ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、
いつの間にか九月も今日でおしまいだ。
先日浅草の神社をふたつみっつ取材してまわったときに
いずれの境内にも「今月のことば」とかなんとかで
こんな言葉が掲示板に掲げられていた。

『天敬愛人』

天ヲ敬ヒ、人ヲ愛ス・・・とでも読めばいいのかな?
どこかの聖書にありそうな言葉だな〜と思ったら
西郷隆盛の言葉だと書いてあった。へえ〜、そうなんだ。

こういう言葉は、私たち庶民はもとより、
国の内外を問わず、政をする人たちにこそ届いて欲しい気がするけどね。

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明日10月1日(月)から6日(土)まで
ギャラリーハウスMAYAの「マヤ2」にてピース・カード展があるので
郵送参加するポストカードにこんな絵を描いてみた。

これ、西郷隆盛の言葉だそうだけど、
絵面はなぜか奈良時代の女の人になっちゃった。


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PEACE CARD 2012 TOKYO 展/ギャラリーハウスMAYA2にて
10/01(Mon)〜06(Sat)

http://www.gallery-h-maya.com/schedule/8519/
by team-osubachi2 | 2012-09-30 00:43 | らくがき帖 | Comments(2)

暑中お見舞い

                             
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 暑中お見舞い申し上げます 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

        八月に入ってまだまだ厳しい暑さが続きますが、
   水分と休息を十分に摂りながら、どうぞ元気に夏をお過ごしください ♬



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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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by team-osubachi2 | 2012-08-03 09:37 | らくがき帖 | Comments(5)

さくらさくら

                          
願わくば 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ
                            
                     西行法師




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なんだかんだバタバタしていて、目の前にある
やらなくちゃいけないことをあれこれ片付けようとすると
ゆっくり花見ともいかなかったりする。
でも、わずかな時間でもいいから、
満開となったいまこそ桜花をしっかり楽しんでおかないとネ!


ながむとて 花にもいたく馴れぬれば 散る別れこそ悲しかりけれ
                              
                          西行法師



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by team-osubachi2 | 2012-04-10 00:16 | らくがき帖 | Comments(2)

お団子いろいろ

弥生三月。今日から春、である。
この先はどんなに寒くても、もう春ぅ〜!・・・である。

昨日の雪降りから一転して、今日の朝はいいお天気。
気温もあがるという予報。

陽気がよくなってくると、どこかへぶらりと散歩に出かけたくなる。
藍木綿にこっぽり履いて、下町へブラブラ歩きしに行くのもいいな♬
(確定申告が終わらないと、そんな気分にはなれないけど〜)
でもって、お気に入りの茶屋に入って
お団子なんかをほおばるのが嬉しい季節。

お団子は年がら年中いろいろあるけれど、
ワタシ的には、春になると、なぜか「かじりつきたいな〜」
と思う食べものである。


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by team-osubachi2 | 2012-03-01 07:32 | らくがき帖 | Comments(6)

いとし椿

                   
つらつら つばき はる すぎぬまに

きみもいざ はやゆきて 見よ こせやまの
いさはやと いふ つばきの うつしえを みて

                  「いさはや」水戸光圀



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椿の花が大好きだ。
香りではバラの花に負けるけれど
ある種は華麗さ、またある種は可憐さにおいて、
決してバラに引けを取らないと思う。
個人的には、バラはそう描きたいとは思わないのに
(描くより嗅いでいた〜い ♪ )
椿は何度描いてもまだまだ飽きないでいる。

先だって根津美術館へ『百椿図(ひゃくちんず)』を観に行ってきた。
二巻からなるこの絵巻の華麗さには本当にびっくりした!
燃えるような赤い花の色に感覚がシビレた。
各々の花に添えられた賛もとても素晴らしかった。

ことに手跡が見事な序文の冒頭にはこう記してある。
「此のころ花の中に椿をもてはやす思いをたてて
もろともに競ひもて遊びものとなれり」
江戸時代は園芸の時代でもあるそうだが
1600年代前半の寛永年間に椿の一大ブームが起こったという。
『百椿図』はそうして生まれた綺麗な絵巻物だった。

春を迎えて咲く椿の、その可憐な姿を見れば
自然と愛でずにはいられないではないか。
きっと四百年前の愛椿家もキモチの根っこは同じだろう。


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by team-osubachi2 | 2012-02-10 23:24 | らくがき帖 | Comments(8)