カテゴリ:らくがき帖( 56 )

天敬愛人

ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、
いつの間にか九月も今日でおしまいだ。
先日浅草の神社をふたつみっつ取材してまわったときに
いずれの境内にも「今月のことば」とかなんとかで
こんな言葉が掲示板に掲げられていた。

『天敬愛人』

天ヲ敬ヒ、人ヲ愛ス・・・とでも読めばいいのかな?
どこかの聖書にありそうな言葉だな〜と思ったら
西郷隆盛の言葉だと書いてあった。へえ〜、そうなんだ。

こういう言葉は、私たち庶民はもとより、
国の内外を問わず、政をする人たちにこそ届いて欲しい気がするけどね。

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明日10月1日(月)から6日(土)まで
ギャラリーハウスMAYAの「マヤ2」にてピース・カード展があるので
郵送参加するポストカードにこんな絵を描いてみた。

これ、西郷隆盛の言葉だそうだけど、
絵面はなぜか奈良時代の女の人になっちゃった。


*イラストレーションの無断使用及び複製・転載をかたく禁じます

PEACE CARD 2012 TOKYO 展/ギャラリーハウスMAYA2にて
10/01(Mon)〜06(Sat)

http://www.gallery-h-maya.com/schedule/8519/
by team-osubachi2 | 2012-09-30 00:43 | らくがき帖 | Comments(2)

暑中お見舞い

                             
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 暑中お見舞い申し上げます 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

        八月に入ってまだまだ厳しい暑さが続きますが、
   水分と休息を十分に摂りながら、どうぞ元気に夏をお過ごしください ♬



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〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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by team-osubachi2 | 2012-08-03 09:37 | らくがき帖 | Comments(5)

さくらさくら

                          
願わくば 花の下にて春死なむ その如月の望月のころ
                            
                     西行法師




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なんだかんだバタバタしていて、目の前にある
やらなくちゃいけないことをあれこれ片付けようとすると
ゆっくり花見ともいかなかったりする。
でも、わずかな時間でもいいから、
満開となったいまこそ桜花をしっかり楽しんでおかないとネ!


ながむとて 花にもいたく馴れぬれば 散る別れこそ悲しかりけれ
                              
                          西行法師



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by team-osubachi2 | 2012-04-10 00:16 | らくがき帖 | Comments(2)

お団子いろいろ

弥生三月。今日から春、である。
この先はどんなに寒くても、もう春ぅ〜!・・・である。

昨日の雪降りから一転して、今日の朝はいいお天気。
気温もあがるという予報。

陽気がよくなってくると、どこかへぶらりと散歩に出かけたくなる。
藍木綿にこっぽり履いて、下町へブラブラ歩きしに行くのもいいな♬
(確定申告が終わらないと、そんな気分にはなれないけど〜)
でもって、お気に入りの茶屋に入って
お団子なんかをほおばるのが嬉しい季節。

お団子は年がら年中いろいろあるけれど、
ワタシ的には、春になると、なぜか「かじりつきたいな〜」
と思う食べものである。


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by team-osubachi2 | 2012-03-01 07:32 | らくがき帖 | Comments(6)

いとし椿

                   
つらつら つばき はる すぎぬまに

きみもいざ はやゆきて 見よ こせやまの
いさはやと いふ つばきの うつしえを みて

                  「いさはや」水戸光圀



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椿の花が大好きだ。
香りではバラの花に負けるけれど
ある種は華麗さ、またある種は可憐さにおいて、
決してバラに引けを取らないと思う。
個人的には、バラはそう描きたいとは思わないのに
(描くより嗅いでいた〜い ♪ )
椿は何度描いてもまだまだ飽きないでいる。

先だって根津美術館へ『百椿図(ひゃくちんず)』を観に行ってきた。
二巻からなるこの絵巻の華麗さには本当にびっくりした!
燃えるような赤い花の色に感覚がシビレた。
各々の花に添えられた賛もとても素晴らしかった。

ことに手跡が見事な序文の冒頭にはこう記してある。
「此のころ花の中に椿をもてはやす思いをたてて
もろともに競ひもて遊びものとなれり」
江戸時代は園芸の時代でもあるそうだが
1600年代前半の寛永年間に椿の一大ブームが起こったという。
『百椿図』はそうして生まれた綺麗な絵巻物だった。

春を迎えて咲く椿の、その可憐な姿を見れば
自然と愛でずにはいられないではないか。
きっと四百年前の愛椿家もキモチの根っこは同じだろう。


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by team-osubachi2 | 2012-02-10 23:24 | らくがき帖 | Comments(8)

新しい春

本日、立春。
新しい春の到来だ!
でも、今はまだまだ寒さが厳しい。

かつて私が郷里にいた昭和50年代の後半くらいまでは
この寒さがあたり前なくらいに雪はよく降った。
それから暖冬の年が多くなり、気候の変動をどこかで危ぶみつつも、
(老いた親たちが)くる日もくる日も道の雪かきや、
屋根の雪降ろしをせずに済むことを
やはりありがたいと思ってしまうのだった。

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でも、雪国の春はその厳しさゆえに素晴らしい。
冬の到来とともにずっと空を覆っていた雪雲もだんだん晴れてきて
眩しい光に照らされた雪が溶け出す。
そして、残雪のすき間や、水でぬかるんだ道の表面が
うっすらと乾くような頃になると、
地面も木々もいっせいに芽吹きはじめる・・・。

もうそんなに遠くない。あと少しの辛抱だから。
どうかこれ以上の犠牲者が出ませんように。
そう思いながら、毎日大雪のニュースを見ている。


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by team-osubachi2 | 2012-02-04 00:24 | らくがき帖 | Comments(0)

節分

本日は節分。
古い年に、さようなら。新しい年に、こんにちは。

昨日仕事をしながらラジオを聴いていて、
若いお母さんリスナーからのお便りで、ちょいといい話を聴いた。

幼い息子が、自分も恵方巻きをやると言い出したので
様子を見ていたら、なんと絵本をバーッとばらまき始めたという。
・・・・・・えほんまき。
思わず、ぷっ♪
その坊やは「恵方巻き」を「絵本撒き」と聞いたのだった。



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関西から始まったと聞く恵方巻きも
いまやすっかり関東にも定着したようだ。
私自身はいつだって太巻きが大好きだから、
ことさら節分に恵方巻きを食べる事はしないけれど、
「絵本撒き」かあ〜・・・ウフ、いいなあ〜♫

その坊やのお母さんは、
クスッと笑って坊やを抱きしめてあげたそうな。


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by team-osubachi2 | 2012-02-03 00:23 | らくがき帖 | Comments(10)

別珍の足袋

寒がりである。くわえて冷え性である。
こんな真冬には、ジーンズの下にタイツや長靴下を履き、
加えてブーツを履いて出かける。
だのに着物の足元は、慣れだろうか、素足に足袋を履き
草履・下駄をつっかけて出かけて案外平気にしている。

・・・いや、ホントは平気ではないのかもしれない。
本人には見えない部分だが、着物を着て階段をあがるときに
裾からチラリと見えてしまう足首やふくらはぎは
断然素足がいい、と思っている。
スカートの下に見えるストッキングは平気なくせに、
着物の裾から見えるストッキングやタイツには
我慢がならないとはどういうコトだろう?

・・・ヤセ我慢かもしれないなあ、と思う。
着物を着るさいの自分だけの意気地、ヤセ我慢である。


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まあ、この先も歳はとるいっぽうだし、
いつまでこんなヤセ我慢が通せるかはわからないけれど、
通せるうちはそれでいくよりほかないではないか。

先日落語を聴きに出かけたさい、
真綿の紬にあわせて履いたのは別珍の足袋。
いかにも普段向きで垢抜けないけれど、
こんな冷え冷えとする季節には、まったくもって心強い味方である。

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by team-osubachi2 | 2012-01-17 08:02 | らくがき帖 | Comments(6)

住吉大社の初辰猫

関東は年の暮れに酉の市などへ出かけるが、
関西では年が明けての初えびすがやっぱりおなじみだろうか。
残念ながらまだ訪れたことはないが、
今年もこの9日10日と大阪の住吉大社は“えべっさん”こと
初えびすでおおいに賑わうのだろう。

むかし手に入れた古い泥人形などを集めた本で
なんとも愛嬌のある招き猫を見つけ、
何年か前、絵はがきのモチーフに描いてみた。
ネットで調べてみたらば、住吉さんとこのこの泥人形の招き猫は
初辰の招福猫「はったつさん」といって、
年のはじめの辰の日まいりに売られていた縁起物らしい。



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今ももちろん「はったつさん」の招き猫は買えるようだが、
現在のものは浅葱水玉模様の裃に袴すがたで、
古くはうちの資料本に見られるような羽織姿だったそうな。
写真で見る古い「はったつさん」は
なんとも愛らしい姿の泥人形である。

今年の最初の辰の日は20日(金)らしい。
辰の年の初辰まいり、いつも以上に賑わうのかな。
もしもまた描く機会があるなら、
(左手をあげているのは『家内安全』だそうで)
今度は右手をあげた『商売繁盛』招きにしよう!

初辰まいり(住吉菓庵さんのHPより)
http://www18.ocn.ne.jp/~kikuju/hatutatu.html

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by team-osubachi2 | 2012-01-09 00:01 | らくがき帖 | Comments(4)

寒の入り

本日6日は二十四節気の小寒。
寒の入りです。
これからますます寒さは厳しくなりますが、
どうぞくれぐれもご自愛くださいますよう。


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寒さは厳しくても、
すでに日は一日一日と長くなってきていますね。
・・・春、遠からじ。


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by team-osubachi2 | 2012-01-06 11:08 | らくがき帖 | Comments(6)