北陸の味をちょこっと

昨夜は金沢へ移動して一泊した。
でもって夜は、繁華街の片町にあるビジネスホテルからほど近い
木倉町通りの割烹居酒屋で、北陸の味をちょいと堪能した。

旬も最後のホタルイカのお造りに刺身の盛り合わせでしょ、
能登の岩もずくは素晴らしい歯ごたえで買って帰りたいくらいだった。
それから加賀野菜の天ぷらでしょ~♬
治部煮もいきたかったけど、さすがに胃袋にも限界があって
今回はあきらめた。

甲殻類アレルギーの相方には申し訳ないけれど、
ここで食べずして帰らりょ~か!の白海老の唐揚げに、甘エビの刺身。
仕上げは冷た~くした越中の氷見うどんをツルツルッとたぐって満腹満腹。
そりゃ富山の実家でも甘エビをしこたま食べて、
氷見うどんも大門素麺も買えるんだけど、
やっぱり板さんの手にかかったお造りや天ぷらや
冷たいうどんと汁の味わいってもうぜんぜん違うんだも~ん。
しこたま食して、歩いてすぐのところに
ホテルのベッドがあるとはありがたかった。

昨日今日は金沢もいいお天気。
これから相方の所用で野々市市へ移動。
おっとその前に、バス停前の香林坊の大和百貨店で
加賀麩をお土産にいろいろ買い込む。
冬場であれば「かぶら寿し」という、
麹漬けにした魚とかぶの珍味も買いたいところなんだけどね。

あとは夕方、小松空港で見るとしましょうか。
好物の「あんころ餅」も食べたくてしょうがないんだけど、
これは早々と売り切れてしまうから無理かもしれないな~。
もっとも、日持ちしないあんころ餅は
今日中には食べられないかもしれない。
どこかへ行くたびに、胃袋が小さくなっていくのを実感する。

・・・とまあ、どこへ行くにしても、
いやしんぼの考えることなんて、そんなところである。

# by team-osubachi2 | 2012-05-27 10:28 | 旅をする | Trackback | Comments(0)

帰省の途中

東京駅から上越新幹線に乗り込み、
ただいま駅弁を楽しみながら移動中。
こちらは五目のわっぱ飯、相方は深川めし。

ごく普通程度に駅弁が好きで、
列車の旅のさいの楽しみのひとつにしているが、
食べながら、ふと、世界の駅弁事情をしりたくなった。
ネット検索していくつか読んでみても、
もちろん日本のようなお惣菜弁当の文化はない。

あれはポルトガルを旅したときのことだったっけ。
リスボンからオビドスへ列車で移動したときのコトを思い出した。
リスボンの駅の売店で、朝食がわりのサンドイッチを買いに行った友達2人は、
20分近くかかったのち、なんと手ぶらで
荷物番をしていた私のところに戻ってきた。
売店のアルバイトらしき女子店員が、てんで役立たずで、
拉致があかないというコトだった。

え~!そんな~!この日の朝、ホテルから食べずに出てきて
移動する列車の中で空腹なのは耐えられな~い!!
というコトで、友達と交代して今度は私が売店にいき、
3人分のパンを注文しようとしたところ、
若い女子店員はニヤニヤするだけで、こちらの注文にまったく動こうとしない。

やっぱり拉致があかないコトに業を煮やした私は、
下手な英語で、しまいには怒鳴りつけてオーダーを言ったところ、
そのとき、奥からベテランらしき女性が登場して
テキパキと捌いてくれ、なんとか発車に間に合ったのだった。

どこのどんな飲食店でも、お兄さんやおじさんたちが
テキパキと気持ちよく立ち働く姿と、何を食べても美味しかった
という印象があるポルトガル。

でも、このときばかりは、車内で食べたサンドイッチの味よりも、
この役立たずな若い女子店員(それが2人もいたんである)のことが
ポルトガルの列車旅の思い出になってしまった。
・・・ま、いいけどね。

こんなことを綴っていたら、列車はいつの間にかあの長いトンネルにいた。
さて、そろそろ越後湯沢駅である。
乗り換える準備に入る。

越後湯沢。棚田は田植えを終えたばかり。
今日は肌寒い雨。

# by team-osubachi2 | 2012-05-25 12:44 | 旅をする | Trackback | Comments(0)

東京、富山、金沢

週明け、相方の親戚に不幸があって、
今日と明日の二日間、そのお別れに出かける。

この週末は年に一度の里帰りにサクッと富山へ行って、
そのあと相方の所用ついでに金沢へ移動して、人とお会いする。



丘の上に戻るのは日曜の夜。
今週は、はなはだ慌ただしい・・・。


# by team-osubachi2 | 2012-05-23 09:05 | 日々いろいろ | Trackback | Comments(2)

初屋さんのキモノ販売会

デザイナー時代の先輩を通じて知り合ったのが
初屋のえりちゃんでした。
いつだったか、そのえりちゃんがギャラリーなどを借りて、
期間限定でアンティーク着物を売っていることを知ったのも
もうずいぶん前のことです。

今回は、神楽坂のアユミギャラリーさんで、
「初屋の ステキなキモノと 帯やいろいろ」展、
明日からはじまります。

リサイクル着物やアンティーク着物に
ちょいと思白いものがあるのはもちろんですが、
以前こちらで求めた冨山麻由子さんの花とみつばち模様の
麻の半幅帯が今も夏場に大活躍してくれています♬
http://okakara.exblog.jp/13984332/

ご興味のある方は、神楽坂を散策がてら、どうぞお出かけください。
アユミギャラリーさんの古い洋館も面白い見物です。





初屋の ステキなキモノと 帯やいろいろ展
5/25(金)〜/30(水) 11:30〜19:00(最終日は17:00まで)
神楽坂アユミギャラリーにて
新宿区矢来町114 TEL:03-3269-1577
http://www.ayumi-g.com/

# by team-osubachi2 | 2012-05-23 09:00 | お知らせ | Trackback | Comments(0)

『日本橋』の帯のひと

あいにくのお天気になるようだけど、
今日、巷間の話題をさらうのはコレ・・・だろうなあ〜。
祝・開業!東京スカイツリー!!

オープンなんてま〜だまだ先だと思っていたのに、
「もう?!」というのが正直なところだろうか。



昨日は金環日蝕のあと、さくっと着物に着替えて浅草へ行ってきた。
(単衣の大島紬に、はやばやと麻の帯をあわせて快適だった〜♬)
ブログで知り合って、今回はじめてお会いしたRさんは、
明るい淡緑色の紬の単衣に、こんな帯を締めて登場なさった。



「・・・!」帯を見て、一瞬息をのんだ。
この帯を見てすぐにわかる人は、
泉鏡花か小村雪岱のファンだろう。(私は後者の方)
いわずと知れた泉鏡花の名著『日本橋』の装幀が
なんと帯になっているではないの〜〜?!

ネットオークションで落としたばかりというこの帯、
自称“鏡花マニア”でいらっしゃるRさんが「呼ばれた」のに違いない。
アンティークと思われる布はもとは何だったものだろうか、
上手にはぎあわせて帯に仕立てられていて、
しかもところどころ刺繍も入って、近くで見てもとてもよい出来。
思わず橋つながりで吾妻橋の横に並んで撮らせてもらった。



洒落た『日本橋』の帯には、こんな下げものがぶらさがっていた。
「たぶん“飴売り”だと思うんだけど、顔のとこ見て〜♬」



うわあーー?!スゴ〜〜イおもしろ〜〜いっ!!

昔の根付けには、異形のものなど個性的で面白いモチーフが多いけれど、
傀儡ものっていうところも洒落てる上に、
こんな遊びを効かせるなんて、昔の人はホントに茶目っ気があって、
でもってそれを形にしてしまう職人もいて、たいしたもんだなあ〜!
・・・と、嘆息。



昨日はそんなRさんと、Nice guyな息子さんの3人で
ヨシカミで浅草洋食を堪能し(ひさ〜しぶりのオムライスぅ〜♪)、
川べりのカフェ・ムルソーでお茶をしながら着物話に花を咲かせたり、
和装小物をちょこんちょこんと買い物していたら
あっという間に夕方になって、
いつかまたの再会を口ずさみながら散会した。



着物好きも筋金入りのRさん。
「好き!」なもののひとつひとつが個性的で存在感があって
それを身につけてすんなり装えるというのも、
やっぱりその人その人なりの人物の器というのか、色というのか、
それこそが個性なんだなあ〜、と
シャキシャキッとして小粋な “R姐サン” を見て感じた。

この間、向田邦子のエッセイ『お軽勘平』を読んでいたら
こんなくだりがあった。

ーーー「人間はその個性にあった事件に出会うものだ」
という意味のことをおっしゃったのは、たしか小林秀雄という方と思うーーー

ナルホド。
人はその個性にあった着物(や帯)に出会うものなのだな
・・・と思ってしまうのは安易すぎるかしらん?
いずれにしても、この『日本橋』の帯は、
間違いなくRさんのお出会いものである。

R姐サン、T君、昨日はホント楽しいひとときを
どうもありがとうございました〜♬

# by team-osubachi2 | 2012-05-22 07:32 | 着物のこと | Trackback | Comments(4)

金環日蝕デー

今回の金環日蝕(「日食」よりも「日蝕」のほうが好き)、
はたして見るコトが出来る・・・かな?
丘の上の我が家のベランダはほぼ真東向き。
今回の時間帯はうちにいて見られるハズだけど、
お天気が・・・びみょー・・・。



朝7時半すぎの中心蝕の5分間だけでいい。
どうか雲が晴れてくれますように!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(数時間後)

うへ〜、よりによって、この時間帯に分厚い雨雲・・・。
・・・が!!ほんの一瞬、雲のすき間から・・・!!



この一瞬が、金環日蝕の記憶の一生分。

# by team-osubachi2 | 2012-05-21 08:36 | 日々いろいろ | Trackback | Comments(4)

“ 市民の森 ” でつかまえて

今日は朝からいいお天気。
でも、昨日のこともあるから、空の様子を見つつ洗濯物を干す。

もう半月も前の、五月五日のこどもの日もいいお天気だった。
この住まいへ越してきてはじめて、近くのT市民の森公園という小山へ
軽いハイキング、というか、散策しに行ってきた。
うちのベランダからも眺められるこんもりと樹木が茂った小山は
さすがに我が家では見られないくらい虫たちがたくさん生きている場所だ。



まずはフタホシテントウを見つけた♪
・・・と思って調べてみたら、ハムシの仲間だった。
(ヘリグロテントウノミハムシ・・・って長っ!)

裸眼はすでに老眼がはじまって、それこそ虫眼鏡が要るんだけれど
よ〜く見ると、足先がまるで靴をはいているかのように見えて
むっちゃカワイイ 〜♬



農家には嫌われ者のゾウムシ。
私には2種類だけ見つけることができた。
帰宅してから調べてみたけれど、これは何ゾウムシかわからずじまい。
体長わずか数ミリのチビだけど、お目めがつぶらだった。



これは西洋ミツバチ、かな?
いまどきは、東京都内などでも
養蜂をなさっている方々がいらっしゃるけれど、
自分のところでハチミツが獲れるなんて羨ましいコトだ。
・・・でも、刺されるのはアレルギー持ちにはちょっと難だから
虫はただ眺めて楽しみ、ハチミツは買って楽しむことにする。




森の中の地面は落ち葉が豊富で、地べたの虫たちもたくさん活動していた。
ダンゴムシは、人にもなじみ深い地べたの虫の代表選手。
写真を撮ろうと、ちょこんと触ったら、
顔をこちらにむけて団子状態になったので、そこをパチリ!

一眼デジカメのマクロレンズにはとうてい敵わないまでも
この春に買い替えたNikon COOLPIX P310でも
なんとかここまでは接写できる。
私にはまあ、これくらいで十分だろう。

この間、テレビで久しぶりに『風の谷のナウシカ』を見たけど、
あの王蟲(オーム)たちを見ていると、
ついダンゴムシを思い浮かべてしまうのは私だけではないだろう。
あらためて虫たちと森の関係を思った。



この市民の森のふもとに、一軒のおおきな民家が残されている。
立派な門の前を通りかかったところ、中から出てきた
ボランティアガイドさんに声をかけられ、中に入れてもらった。

この界わい一帯の大地主 I 家は、なんとこの地に来てからも400年!
それ以前は金沢区に住んでいたという古い家柄だそうだ。
それって関ヶ原以前からの家柄じゃん!
それがわかっているだけでもスゴイことだ。
古い民家には現在人は住んでいないが、
ときどき地域ボランティアの方がこうして敷地内を案内しているそうだ。
敷地の横の小山の裾に、I 家のお墓がたっていた。

古くは相模の国の温泉場だったという
この界わいのむかしを想像してみた・・・。
うんと昔、ここは桃が名産だった時代があるそうな。
いまはホントにただの住宅街になっている。

またいい時期に、カメラ片手にぶらりと散策に行きたい森である。
おだやかでいいお天気に恵まれた一日だった。

# by team-osubachi2 | 2012-05-19 12:47 | 生きものの世界 | Trackback | Comments(0)

タンポポの綿毛

朝はあんなにお天気がよかったのに、
お昼ごろ、にわかに天かき曇り、風吹き、
(ここであわてて干していたお布団や洗濯物を取り込む)
稲妻とどろき、雨が激しくたたきつけてきた!

簡単に用意したお昼ご飯を食べ終わるころには
すでに雨はやみ、またところどころ青空が覗いてきた。
でも、風はひんやりと冷たい・・・。
空気が入れ替わって、北の空から寒気が入ってきたのを実感する。
さくら前線はいま北海道に到達してゴール間近だと朝刊にあったっけ。



うちの千島タンポポは、まあるく可愛いらしい綿毛を開いた。
直径2cmくらいの、なんだか生きものみたいな毛の色をしていた。
友だちに種を分ける約束をしたんだ。
まだまだつぼみがいっぱいあるから、いいかな?
飛び去ってしまう前に、そっと摘ませてもらう。
ありがと・・・♬

# by team-osubachi2 | 2012-05-18 14:21 | 日々いろいろ | Trackback | Comments(0)

青もみじの帯留め

性分というのか、または相性というのか、
帯留めは陶製のものか木彫のものが多い。

北陸は越中富山の米どころの出身である。
父親は木工を扱う建具職人で、母親は農家の出であった。
そういう生まれ育ちだからだろうか、
着て落ち着くのは紬や木綿といった類いのものばかりで、
それもどちらかといえば、今流行っているような
細い糸で織られたモダンな光沢感のある現代風紬よりも
ゴツゴツしてちょっぴり無骨で素朴さのあるものに惹かれる。

そうなれば自然と似合う帯留めなどの小物も決まってくる。
どことなく田舎風の装いに、飾り職人の手による精緻きわまりないような
彫金の帯留めを持ってきても収まりが悪いんである。
というか、着ている自分のキモチが落ち着かない。

たとえば、生まれも育ちもちゃきちゃきの江戸っ子で
都会育ちの友だちは、逆に珊瑚や貴石といった石ものか
金属製の帯留めでないとどうもいけないという。
実際、彼女が大ぶりの珊瑚や彫金の龍なんかをつけていると
これがまたよく似合うんである。
なるほどなあ〜と思う。相性というのはそういうものらしい。



青もみじの帯留めは、5月から大暑のころまで活躍してくれる
お気に入りの帯留めのひとつ。
着物や帯に季節の模様がないところへ、ほんの一カ所、
こんな四季の飾りものを持ってくるのは
ほかの誰のためでもない、自分だけのささやかな楽しみである。

# by team-osubachi2 | 2012-05-17 11:24 | 着物のこと | Trackback | Comments(2)

ヘチマで作る帯枕

あいかわらずお天気が安定しない五月が続いていますが
着物を着るとじっとり汗ばむ季節になりました。
汗っかきの私は、一昨日も着物で出かけたさい、
おたいこを支える帯枕には、通気性のいいヘチマの帯枕を使いました。
これはずっと以前に自分で手作りしたものです。

着物を着始めて2〜3度目の夏をむかえたころだったでしょうか、
某着物雑誌のインタビューで、着物歴の長い女性が
「夏場はヘチマの帯枕にしています」とおっしゃっていたのを読んで
さっそく自分でも作ってみたのでした。

今ではヘチマの帯枕もだいぶ出回っていますので、
手に入れやすくなりましたが、
当時はヘチマの帯枕なんて自分で作るしかありませんでした。
(今のようにネットで検索して
ポチッと買える社会ではありませんでしたから)

市販品のように、まる一本を帯枕の形に整えるのはなかなかムズカシイので
こちらはタテ半分に切ってかまぼこ型にしています。
そのぶんだけ格段に通気がいいので、暑い盛りの頃はことに重宝します。
以来10年以上にわたって、5月から10月ころまで
私はこの手作りのヘチマの帯枕を愛用しています。

もしも気が向いたら
自分で手作りしてみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに、腰布団もヘチマを工夫して手作りしてみました。
暑い季節に汗をかくのはいいコトですが、
着物を着るときはちょっぴり難です。
汗の季節には、重宝この上ないヘチマの小物です。







*イラスト画面をクリックすると大きく表示されます
*個人使用に限りプリントアウト可
*イラストの無断転載をかたく禁じます


# by team-osubachi2 | 2012-05-16 00:04 | 着付けノート | Trackback | Comments(8)

< 前のページ 次のページ >