2018年 01月 19日 ( 1 )

わが青春時代のヒーロー

二十歳前後の青春まっただなかの私にとってクラシックバレエとNASAは二大関心事だった。
まったくもってばかばかしいことではあるが、
そのころの私の将来の夢(妄想ともいう)のひとつは、
もしも結婚したら男の子を一人と女の子一人を産んで
女の子はバレリーナに、男の子は宇宙飛行士にする〜♪・・・というものだった。

科学好きでもいらっしゃるフリーアナウンサーの楠田絵里子さんが
当時原宿の竹下通りのわきにある通称(?)「ブラームスの小径」に
天文と宇宙開発のグッズを輸入販売していたお店を開いていらして、
上京した私は一人で原宿にでかけ、住所を頼りにそのお店を探し、
ときめきと共にお店へ行ってはスペース・シャトルのプラモデルだの、
海外の星座表ポスターや月面ポスターを買い、部屋に飾って悦に入ったりもした。

ときどきそのお店で科学者さんらを招いてトーク会やミニ講演会もあったりして、
たま〜にそんな会でお話を聴いていた私が心ひそかに妄想していたのは
「いつかジョン・ヤングさんが来日して講演するときには
絶対行ってお会いするわ!」ということだった。

月面に二度も降り立ち、スペースシャトル・コロンビア号の最初の船長であった
ジョン・ヤング元宇宙飛行士は、二十歳のころの私のヒーローだったから。

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©NASA

おかしなことに、もう一方の私のヒロイン、憧れのバレリーナ森下洋子さんと
ひょんなことから青山の隠れ家のようなバーでお会いできたという事も重なったせいで
「心に強く思えば願いは叶う♡」ものだとかたく信じていた。

でも、いつしか私の関心事も移り変わってしまって、
その後ジョン・ヤングさんを想うのは、宇宙開発の大きなニュースや
話題の映画に触れたときくらいのものになってしまった・・・。

年が明けたばかりの1月5日のこと、
わが青春時代のヒーロー、ジョン・ヤングさんが亡くなられた。御歳87。

とうとうお会いすることが叶わずに終わってしまったけれど、
この丘の上の空から、はるか遠くヒューストンへむかってご冥福をお祈りする。

NASA Mourns the Passing of Astronaut John Young / NASA

by team-osubachi2 | 2018-01-19 08:28 | これが好き | Comments(0)