2017年 07月 11日 ( 1 )

*7月5日(水)曇りのち雨

結局橿原の夜は拍子抜けするほど台風の影響はなかった。
夜明けに大雨の音がしていたけれど、ホテルを出るころには空は小雨模様といった程度だ。
(この日、九州北部に甚大なる大雨の被害がでた)

朝食のあと、少し早めに出発。
昨日酒船石のところで、酒船石と亀型石造物、石舞台、
それと高松塚古墳壁画館のセット券を買ったので、今日はまず高松塚古墳へGO!!

訪れてみて知ったのだけど、あたり一体はきれいに整備された公園になってるんだね。

高松塚古墳/国営飛鳥歴史公園

駐車場脇にあった石碑に彫ってあるのは・・・
ああ、星の宿りを写し取ってあるんだね〜、素敵だなあ〜♡
「星宿(せいしゅく)」っていう言葉の響きだけでもゾクゾクっと古代天文のロマンを感じる。

f0229926_12431400.jpg

・・・で、かの有名な古墳はどこかな?

きれいに手が入れられた公園の奥に足を踏み入れると、
のどかな里山に囲まれた一角に、それは天を仰ぐようにして在った。

おお〜・・・これが!?

f0229926_12203375.jpg

それまで小雨まじりだったお天気も、このときだけ雲の合間に青空が見えた。
そのせいか、なんだかこの丘、もとい古墳は、どこか天に通じる「場」のように見えなくもない。
ますますミステリアスでロマンティック感倍増だわね♪
うん、ここへも来られてよかった。本当によかった ♪

綴りのチケットを手に、高松塚壁画館に寄る。

高松塚壁画館/あおによし

f0229926_12214068.jpg

ちんまりした館内には、石室内部の様子が説明されていた。
もちろん壁画の本物はここにはないのだけど、
レプリカだけでも充分に想像力を刺激してくれるし、愉しめる。

藤原京の時代の服装・・・知っている人は知っていると思うけど、
この当時、いまの着物とちがって衣服の前の合わせは逆だった。

天武・持統朝女官朝服/日本服飾史

こんな壁画が描かれた当時へタイムマシンに乗って訪れてみたい、
やんごとなき人々から下層庶民までの暮らしを透明人間になって見てみたいと思う。本当に。

先を急ごう。

続いて少しだけ北上して亀石なる巨石を見に寄る。

亀石

ここもどこにそれがあるのかまたしても不明で雨の中を右往左往。
結局近くのコンビニでレジのおねえさんに訊ね、
すぐそばの民家のわきにあることを教えてもらってようやくたどり着いた。

へええ〜!面白いじゃん!!
なんでもない田んぼと民家のすぐ脇にまたこんなデカイ石があるってところが面白いんだ。

しかし、亀・・・てゆーか、蛙てゆーか?笑

f0229926_12215477.jpg

旅で訪れるには、明日香村はいいなあ〜♡
のどかで、まろやかで、ほんにまほろばな感じがする。

ほかにも訪ねたい石はいっぱいあるけど、今日はここまでだ。

昨日に続いて、ふたたび「雷(いかづち)」という
なんとも素敵な響きの地域交差点の道を通って聖林寺へ移動。

聖林寺

f0229926_12225792.jpg

近江から奈良をよく知る友だちからのLINEで
「聖林寺の十一面観音、オススメです」のひと言で寄ってみる気になった。

しとどな雨がかえって山寺の風情を感じさせてくれる。
子安延命、子授けのお寺さんだから本堂のお地蔵さまは
たいそう大きくてどかーんとしていらっしゃるけれど、お顔はなんとなくユーモラスだ。

国宝・十一面観音像は奥の高台の特別なお堂の中にいらっしゃった。
天平時代の観音さまは、そのお顔以上に立ち姿が本当に優美でお美しい♡
これが拝めただけでも、雨の中立ち寄った甲斐があったというものだ♪

正午ころ、奈良を離脱するようナビ嬢に指示を仰ぎ、
最終目的地の沼津へと車は走り始めた。

ところで、この道はなあに?
どう見ても元は高速道路だったとしか思えない道が無料のまま。
ずっと走っていたけど、なかなかパーキングが現われない。

結局奈良を抜けて、途中から有料になり、
御在所SAというところがあったので、そこに寄ってようやくお昼御飯にありつけた。
四日市名物のとんてき定食一人前1000円なり。

f0229926_12232747.jpg

こってりとんてきの後は、カバ印の柳川アイスキャンデー♪

f0229926_12234130.jpg

食後さらに東に向かって走っていたら、
道の向こうにジェットコースターだの観覧車だのがチラリと見えた。・・・なんだろうか?

f0229926_12242076.jpg

あ?!・・・あれ、ナガシマスパーランドだね?
そうだ、ナガシマスパーランド!・・・うわ〜!懐かしい響きだ〜!

子供のころ「長島温泉」のコマーシャル、私の郷里の富山でもよく流れていて
近所で行って来たという人たちの話をきいて羨ましく思ってたんだよ〜。

富士山がきれいに見えるサービスエリアでちょっとひと休み。
季節はすっかり盛夏だ。蝉の声を聴きながら富士山の夕景をカメラに納める。

f0229926_12243640.jpg

日が沈み切ってから沼津のホテルに到着。

夕飯はホテルに置いてあった手作りチラシに記してあった
宿泊客に人気第一位の居酒屋「あやみ屋」さんへ入ってみた♪

あやみ屋

f0229926_12245951.jpg

枝豆だとかのほかに、刺身は、マグロの三種盛りと、おしつけ(手前)を頼んだ。
ん?おしつけ?・・・おしつけってなんだ?(アブラボウズっていう魚だって)

この刺身のほかに白飯を一椀お願いして、熱々のご飯の上に
ワサビ醤油に浸した刺身をのっけてほおばる口福!

むう〜〜〜ん!美味すい〜〜〜い〜〜♡♡♡

f0229926_12252019.jpg

たらふく食べていい心持ちでホテルに戻り、その晩もぐっすりと寝た♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*7月6日(木)晴れ

ホテルをチェックアウトしてまず向かったのはすぐそばの沼津駅。

改札の北口から南口へ抜けるためだけにまたしても右往左往し、
ようやくの思いで沼津名物を手に入れておいてから、念願の沼津港深海水族館へ!!

沼津港深海水族館

f0229926_12253474.jpg

こじんまりしてるわりに入場料は少々高いかもしれないけれど、
この施設の魚たちと職員さんたちのためと思えば決して高くはないし、
好きなダイオウグソクムシが動くところも見られたし、
いくつも面白い発見があって楽しかったなあ〜!うん、来られてよかったよね ♪

水族館は沼津港の魚介を食べられる施設エリアにあったけれど、
見終わったあと、あえて近くのベンチで沼津駅で買ってきた
桃中軒さんとこの「港あじ寿司」と「天城紅姫あまご寿司」をいただく♡

この寿司弁当の秀逸さは、生わさびと醤油の受け皿が
おろし皿になってるところじゃないかなあ〜♪

桃中軒

f0229926_12262708.jpg

じつは駅弁の売り場はすでに売り切れていたのだけど、
旅の途中でわざわざ買いに寄った話をしたら、売店のおばちゃんが
「ひとつだけならあるかも」と、どこか別の売り場に電話をかけて確認してくれて
そのおばちゃんが走って受け取りに行ってくれてゲットできたこの日最後のあじ寿司であった。

おばちゃん!ありがとう!!おかげで美味しさも倍増だよ〜♡
感謝をこめてここに記しておこう。
(ちなみに沼津駅よりも、新幹線が通っている三島駅の方が多く入荷するそうな)

f0229926_23184809.jpg

腹ごしらえをしてから沼津を離れ、ようやく帰路についた。
途中ちょっと仮眠もとったりして、あわてずゆっくりと運転してもらって
日が沈むかというころ、スーパーに寄って少しだけ食材を買ってから帰宅した。

もう外食は充分だったから、簡単に支度した湯豆腐をつつきながら夜は家で寛いだ。
はあ〜、ホッとする〜う。

・・・そう。旅のいいところは、最後に家へ帰るということだ。
雨風猛暑に台風、そして晴天。いいドライブ旅だった ♪

(おわり)

by team-osubachi2 | 2017-07-11 14:03 | 旅をする | Comments(6)