2017年 01月 09日 ( 1 )

若いとき

昨夜は嵐のような雨と風だったけれど、
午後になって丘の上から見える空はだんだん澄んだ青色になってきた。

今日は成人の日。新成人のみなさん、おめでとうございます。
また新成人の親御さま方もおめでとうございます。

昨日、押入れの紙挟みから、こんな写真が現われた。

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ひゃあ!びっくりしたあー!
引越しのときなどにひょいと出てきたのを見るたびびっくりする。
この頃の自分が若くてまぶしくて・・・。w

デザイン学校を卒業し、南青山にあったデザイン事務所に
アルバイトからそのまま入社し、20歳のおしまいから働きはじめてもう何年になるのかね?

これは23歳のときに、取引先のカメラマンさんが
すぐ近くの青山学院大学のキャンパスを背景に撮って
大きく焼いておいてくれたものだったから、記念に捨てずにとっておいたもの。

たしか月給は手取り10万円からスタートしたのだった。
井の頭線沿線にあったちいさなアパートの家賃は5万4千円だった。
6畳一間にキッチン、お風呂とトイレ付き。

お給金のほかに、遅くなる日は夕食費は出たけど残業代なんて出ないのがあたりまえ。
月末に家賃を払うと、残りの額はほぼ一週間から10日ほどで消えてゆく。
ほとんど毎日が終電近く、世の中の大半が日曜だけの休日だったし、
アパートで過ごす時間よりもデザイン机の前に座ってる方がはるかに多かった。
家具を雨風から守ってくれるし眠るための部屋ではあったけれど
家賃って何の為に払うんだろう?って思ったこともたびたび。

バブリーな時代で、深夜にタクシーで帰ろうにも、
当時の夜中のタクシーは若いコムスメが手を上げたくらいじゃ止まってくれず、
むしろスピードをあげて通り過ぎてゆき、大通りなどで手を上げる
(遠くへ帰宅しそうな)中年男性客目当てに流していたりしてたっけ。
2時間ほどもつかまらず、事務所で深夜3時ころまで時間をつぶしたこともあった。

そんな広告業界でもやっていられたのは、
たぶん泊まり込みで仕事をこなしていた事務所のボスをはじめ、
いい大人の人たちに恵まれていたからじゃないかって思う。
ペーペーの新人以上に働く大人たちに囲まれ、その姿を見、
教えられ、助けてもらってたからなんだな〜って今思う。

これから社会人になる若い人たちよ、どうかいい大人たちに恵まれんことを祈る。
社会で出会う大人たちは、なにもいい人ばかりじゃない。
最初は小煩く面倒くさいと思うことも多いだろうけれど、
でも、そんな大人たちの社会でかならず助けてくれたり教えてくれる大人はいるのだから。

世の中のただ甘いのとは違うことや、理不尽や無茶、
厳しいこともいっぱい学び揉まれながら、
時には適当にサボり、怠け、そしておおいに遊びながら
じっくりと大人になっていってもらいたい。

若いときに戻ることは二度とない。
でも、そこでいつも思うことだけれど、
二度とあのときに戻れないって、なんて素晴らしいことだろう!
反省はくさるほどしてきたつもりだけど、でも、後悔することなんてひとつもない。
私自身もまだまだ学びの途中。今日もこれからも・・・。

by team-osubachi2 | 2017-01-09 16:20 | 日々いろいろ | Comments(2)